世界的にも超有名なハッカー集団のアノニマス や DJのNicky Romero(ニッキー・ロメロ)の「Toulouse」という曲のPVで話題にもなったあの仮面
こちらの仮面なのですが、ご存知でしょうか?
なんとも不気味で気味悪いですよね。。
世間的には、ハッカー集団のアノニマスの仮面だと認知している方も多く、アノニマスの仮面をNicky RomeroがPVで利用していると思っているではないでしょうか。
↓ Nicky Romeroの「Toulouse」はこちらです ↓
https://youtu.be/KrVC5dm5fFc
実はこの仮面はアノニマスのものではなく、モデルとなった人物が存在し、まったく違った理由で製作されたのです!
この記事では「アノニマスやNicky Romero/Toulouseで有名な仮面の正体」をご紹介していきます!
仮面のモデルはガイ・フォークスという人物
1570年 ~ 1606年
イングランド出身
カトリック教徒
ガイ・フォークスは、火薬陰謀事件の実行責任者でありました。
この火薬陰謀事件とは、イングランド国教会優遇政策の下で弾圧されたカトリック教徒のうちの過激派によって計画されたもので、
上院議員の地下に仕掛けられた大量の火薬を用いて、開院式に出席する国王のジェームズ一世らを爆殺する陰謀を企てた事件を言います。
結果的には、実行直後に見つかり失敗に終わってしまいましたが、、、
この事件で逮捕されたガイ・フォークスは、当初は名前も名乗らず、共謀者の名前も明かさなかったのですが、拷問のすえに共謀者を自白し、全員逮捕されました。
ガイ・フォークスは、絞首台の上に上った後、自らか事故かは定かではないのですが、落下して息絶えたといわれています。
ちなみに、英語の「Hey Guy」や「タフガイ」「クールガイ」などの「ガイ」は彼の名前から来ているそうです。
マスクの名前は「ガイ・フォークス・マスク」
このマスクは、映画「Vフォー・ヴェンデッタ」の中で、独裁国家の党員を次々と血祭りにあげている体制を揺るがす謎の男Vがこのマスクを被っていました。
それが、このマスクが誕生したきっかけでした。
もともとは映画のアイテムとして製作されたのです
この「Vフォー・ヴェンデッタ」の映画では、正義のために体制と戦う男の象徴としてガイ・フォークスをモデルし、この仮面を作成したようです。
このマスクの意味
それが現代では、アノニマスやウィキリークスのジュリアン・アサンジなどの活動、抗議活動などで使用されており、正義や自由を勝ち取るために「抵抗と匿名の国際シンボル」として世界的に定着したようです。
Nicky Romero / Toulouse PVの意味
https://youtu.be/KrVC5dm5fFc
Nicky Romero - Toulouse
噂では、アノニマスのテーマソングだという説が出回っているようです。
確かにPVの内容は、仮面をかぶって踊っている怪しい人のターゲットになってしまった人は、仮面をかぶり踊りに参加してしまいます
つまり、ターゲットにされた相手をウイルスに感染させるようなイメージでしょうか。
ハッカーのアノニマスを思い浮かぶような感じですね。
音楽もなんだかウイルスに感染させられるような中毒性を感じます。
最後のシーンでは、夢のようであって夢じゃないようなシーンになっており、短い映画を見ているような奥の深い完成度の高さになっています。
音楽が社会や世界に何かを発信していくのは、とても影響力があるとも感じれます。
アノニマスは、いくつもの声明文を出しており、人類に警告も出しています。
その警告を知った時になんだか「Nicky Romero - Toulouse」のPVと関連があるような感じがしたのでご紹介しておきます
アノニマスの警告文はこちらのYoutuberの方が詳しく解説していたので、見てみてください
Nicky Romeroは、なぜこの曲を制作して、このようなPVにしたのか本当のところが気になるところです。
こういった都市伝説的な話には詳しくないのでなんとも突っ込んだ話ができないのですが、とても面白かった情報だったので記事にしてみました。
詳しいことを知っていたら、ぜひ教えてください!!