「あのDJって年収いくら稼いでるの?」
「DJの年収ランキングを知りたい」
このページは、フォーブスが2017/08/08に公表した「世界で最も稼ぐDJランキング」を元にDJの稼ぎランキングとそれに加えて、そのアーティストの活動やリリースした楽曲などをご紹介していきます!
*このランキングはフォーブスが2016年6月から1年間のアーティストの収入を推測したものです
世界で最も稼ぐDJランキング
ランキングは10位から1位の発表です
1位:Calvin Harris 4850万ドル(約53億円)
2位:Tiësto 3900万ドル(43億円)
3位:The Chainsmokers 3800万ドル(42億円)
4位:Skrillex 3000万ドル(33億円)
5位:Steve Aoki 2950万ドル(32億円)
6位:Diplo 2850万ドル(31億円)
7位:David Guetta 2500万ドル(27億円)
8位:Marshmello 2100万ドル(23億円)
9位:Martin Garrix 1950万ドル(21億円)
10位:Zedd 1900万ドル(20億円)
では、1位のCalvin Harrisから順番に1年間の活動やリリース曲、過去とのランキングの伸び率など詳しく見ていこう!
1位:Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)
前年度のDJ稼ぎランキング:1位(−10億円)
2016年DJランキング:16位
堂々の1位に輝いたのは2位と10億円もの差をつけ、さらに5年連続で首位を守ったスコットランド出身の33歳、Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)です!
5年連続で首位は守ったものの、前年度と比べてみると10億円も減少しているんです。前年度の稼いだ額は6,300万ドル(約63億4,800万円)ですからとんでもない化け物だ!
Calvin HarrisがラスベガスでDJを一回行うだけで40万ドル(4300万円)も稼ぐと言われ、世界一聴く価値のあるDJとも言われており、5年連続で首位を勝ち取った
2016年6月から2017年6月までにリリースした楽曲でヒットした楽曲は、、
Calvin Harris / My Way
Calvin Harris / Slide
「My Way」は世界32ヶ国のチャートにランクインし、イギリスでは4位、アメリカでは24位を獲得。Youtubeでは2億再生以上を記録しヒットしました。
2016年の集大成としてリリースした「Funk Wav Bounces Vol. 1」も大ヒットしそこに収録されている「Slide」は世界中で流されるヒット曲になった!
Calvin Harrisの大ヒット曲「Summer」や「This Is What You Came For」と比べてしまうと「My Way」や「Slid」以外の曲はあまりヒットせず、減収の要因かなと。
しかし、5年連続で首位を守りきったことは世界一価値があるDJだと証明し、また新しく一つの歴史を作った。
稼ぎまくってるCalvin Harrisでした
2位:Tiësto(ティエスト)
前年度のDJ稼ぎランキング:2位(+1億円)
2016年DJランキング:5位
前年度から1億円アップし同じく2位にランクインしたオランダ出身の48歳 Tiësto(ティエスト)です!
前年度の約100回より数が増え、年間134回ステージでDJをしたことで前年度よりも収入がアップした
そのステージに立った時のライブ映像がこちら
Tiësto / Ultra Music Festival 2017
Tiëstがこの期間にリリースした楽曲の中で人気なのが、、
Tiësto / On My Way
Tiësto / Boom
EDM界を引っ張っているベテランDJは、ライブ活動も数多くこなしているため2位の座を守りきったのだろう。それにてもTiëstoの人気はいつまで経っても衰えを知らない!
EDM界の皇帝 Tiëstoでした!
3位:The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)
前年度のDJ稼ぎランキング:ランク外
2016年DJランキング:18位
2016年一番ノリに乗っているのはアメリカで生まれた二人組DJ、The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)だろう!
2016年7月リリースの「Closer」は世界38か国チャートにランクインし、20のチャートで1位を獲得!Youtubeでは17億再以上を記録したモンスターナンバーを生み出した!
2017年2月に発表されたグラミー賞 ダンスミュージック部門で最優秀ダンスレコーディング賞を「Don't Let Me Down」が受賞し、歴史を作った!
彗星の如く現れたThe Chainsmokersは、2016年から大ブレイクしているだけあって、前年度はランキング外でしたが、今回のランキングで3位まで一気に上り詰めた
この調子だとCalvin Harrisの1位の座を奪うのはすぐかもしれない
The Chainsmokersがこの期間にリリースした人気曲は、、
The Chainsmokers / Closer (Live version)
The Chainsmokers × Coldplay / Something Just Like This (Live version)
2016年に大ブレイクし絶大な人気を誇っているDJ、The Chainsmokersでした!
4位:Skrillex(スクリレックス)
前年度のDJ稼ぎランキング:7位(+10億円)
2016年DJランキング:9位
前年度から10億円もアップし、7位から4位に上昇したアメリカ出身のSkrillex(スクリレックス)です!
2016年に公開された映画「スーサイド・スクワッド」のサウンドトラックとしてリリースされヒットした
Skrillex / Purple Lamborghini
EDM界に新しいジャンルを作り、トップを走り続けているSkrillexでした!
5位:Steve Aoki(スティーブ・アオキ)
前年度のDJ稼ぎランキング:5位(+6億円)
2016年DJランキング:7位
前年度から6億円アップし、2年連続でベスト5に入った日経アメリカ人のSteve Aoki(スティーブ・アオキ)です!
年間約200回もDJプレーをしていると言われており、その稼ぎには納得がいく
この期間にリリースした楽曲でヒットしたは、、
Steve Aoki / Back 2 U
Don Diabloとコラボした「What We Started」
Louis Tomlinsonとコラボした「Just Hold On」
ライブでのケーキを投げつけるパフォーマンスで人気を集めているSteve Aokiでした!
6位:Diplo(ディプロ)
前年度のDJ稼ぎランキング:6位(+6億円)
2016年DJランキング:23位
DJとしてもプロデューサーとしても活躍しているアメリカ出身のDiplo(ディプロ)は前年度と同じく6位でした
SkrillexとのJack Üや「Lean On」で爆発的に人気のなったMajor Lazerを手がけるDiploは、DJ業だけでなくプロデューサー業でも稼いでいるのだ
この期間に自身が手がけたヒット曲は、前年度のDJ稼ぎランキングで10位だったベルギー出身のDJ、Dimitri Vegas & Like Mikeとコラボした「Hey Mama」
Dimitri Vegas & Like Mike × Diplo / Hey Mama
他にもMajor Lazerとしても、Justin Bieberとコラボした「Cold Water」や「Know No Better」のヒット作をリリースしている!
Major Lazer × Justin Bieber / Cold Water
Major Lazer / Know No Better
EDMには欠かせないヒット曲を連発しているヒットメーカープロデューサー、DJのDiploでした!
7位:David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)
前年度のDJ稼ぎランキング:3位(−3億円)
2016年DJランキング:6位
今回のトップ10の中で最高齢の49歳、フランス人DJのDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)です!
前年度の稼ぎは、2800万ドルで3位にランクインしていていましたが今回は300万ドル減の2500万ドルで7位に入っている。
しかし2500万ドルというのは、もし前年度がその額だとしても4位のZeddの2450万ドルを上回り3位にランクインすることになる
ということは、今回のDJの稼ぎは全体で見てみると、前年度よりも大幅に稼ぎはアップしているということだ!
David Guettaのリリースしたヒット曲は、、
Robin SchulzとCheat Codesとコラボした「Shed A Light」
Afrojackとコラボした「Another Life」
ラスベガスにあるクラブの専属DJとしても活躍しているDavid Guettaでした!
8位:Marshmello(マシュメロ)
前年度のDJ稼ぎランキング:初ランクイン
2016年DJランキング:28位
2015年にいきなり出てきた巨大なマシュマロの仮面を被っている謎のDJ、Marshmello(マシュメロ)です!
今回のランキングで一番の目玉は、The Chainsmokersの大躍進。
そして、二番目の目玉となっているのがMarshmelloのランクインだろう。
2016年にリリースしたデビューアルバム「Joytime」はiTunesのチャートで1位を獲得し、アメリカのビルボードのチャートでも5位を獲得した!
またMarshmelloのギャラは一晩で数十万ドルとも言われており、ライブ活動を頻繁に行ったことや曲を高ペースでリリースしたことでランクインを果たした
Marshmelloのヒット曲は、、
Marshmello最大のヒットソング「Alone」
Marshmelloの人気を後押ししたヒット曲「Keep It Mello」と「Ritual」
Marshmello / Keep It Mello
Marshmello / Ritual
謎多きDJですがその人気は急上昇中。マシュマロを被ったMarshmelloでした!
9位:Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)
前年度のDJ稼ぎランキング:9位(+3億8千万円)
2016年DJランキング:1位
前年度よりも3億8千万円アップし、トップ10の中でも最年少のオランダ人DJ、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)です!
2017年5月で21歳になったMartin Garrixは、このランキング最高齢49歳のベテランDJ、David Guettaとは28歳も差があり、
2016年の世界のDJランキング「DJ MAG TOP 100」では最年少ながら1位を獲得したことでも新たな歴史を作り、世代交代という声を上げさせている張本人、若き天才DJだ!
この期間にリリースしたMartin Garrixのヒット曲は、、
Martin Garrix / In the Name of Love
Martin Garrix / Scared to Be Lonely
また「Seven」と「The Martin Garrix Collection」の2つのアルバムもリリースしている!
世界No. 1DJにも輝き、若干21歳ながら年間20億円以上も稼ぐ若き天才DJのMartin Garrixでした!
10位:Zedd(ゼッド)
前年度のDJ稼ぎランキング:4位(−6億円)
2016年DJランキング:35位
コラボするアーティストがとても豪華で、日本でも根強い人気を誇っているロシア出身のZedd(ゼッド)です!
前年度より6億円もマイナスで、4位から10位まで下降してしまいました
背景として、DJ全体の収入が上がったことでZeddよりも人気があるDJがより稼いだこと。
そして、前年度はアルバムをリリースしたことやライブ活動を頻繁に行うなど精力的に働いたことと全体的に収入が低かったことが重なり4位に上り詰めたんじゃないかなと思います。
今回のランキングではヒット曲こそ出していますが、それ以上に前年度のZeddの盛り上がりが今回よりすごかったため、今回は10位に落ち着いたと思われる。
この期間にリリースしたZeddのヒット曲は、、
Zedd / Starving
Zedd / Stay
日本のCMに楽曲が使われたり、テレビ番組で流れたりと日本での知名度や人気がこのトップ10の中でも特に強く、一番身近に感じられるDJではないでしょうか?
「曲を出せば瞬く間にヒットする」くらいの勢いでヒット曲を作り出しているDJのZeddでした!
前年度との比較
今回のランキングの合計金額は2億9800万ドル(324億8200万円)になり、前年度の2億7050万ドル(294億8400万円)よりも2750万ドル(2億9975万円)の増加であった。
2位:Tiesto:3,800万ドル
3位:David Guetta:2,800万ドル
4位:Zedd:2,450万ドル
5位:Steve Aoki:2,350万ドル
6位:Diplo :2,300万ドル
7位:Skrillex:2,000万ドル
8位:Kaskade:1,900万ドル
9位:Martin Garrix:1,600万ドル
10位:Dimitri Vegas & Like Mike:1,550万ドル
↑こちらが前年度のDJの収入ランキングになります(フォーブス)
2位:Tiesto 3900万ドル
3位:The Chainsmokers 3800万ドル
4位:Skrillex 3000万ドル
5位:Steve Aoki 2950万ドル
6位:Diplo 2850万ドル
7位:David Guetta 2500万ドル
8位:Marshmello 2100万ドル
9位:Martin Garrix 1950万ドル
10位:Zedd1900万ドル
↑今回のランキング
1位のCalvin Harrisの収入は相当減っていますが、全体的に見ると収入は底上げされているのがわかります
また順位に変動は見られますが、基本的にはランクインしているDJの顔ぶれは同じで、今の時代で確固たる人気を集めているアーティストだということもこのランキングから見て取れますね
いかに世界的に人気を集めているかが収入面で見ても証明されていますね!
DJ 稼ぎランキング まとめ
一番の注目は、やはり今回初ランクインを果たしたThe ChainsmokersとMarshmelloでしょう
彗星の如く現れ、一気に人気を勝ち取っていきスパースターの座にたどり着いた彼らの今後の活躍には目が離せないですね
これは2017年にアメリカのマイアミで開催したUltra Music Festivalの映像なんですが、やはりこんなにも大規模でこれだけの人を虜にできるDJ達は、それなりに稼ぎまくっていたんですね!納得できます。
この記事は「世界で最も稼いでいるDJの収入ランキング」をご紹介していきました!
次回のランキングが発表が楽しみですね