Appleは、2020年秋にiPhoneの新しいバージョンiOS14.0をリリースする予定だ。
この14.0のバージョンではiPhoneの大幅なアップデートが実行され、ホーム画面にアプリウィジェットを設置できたりする。いわゆるAndroid化といったところだ。
そして、Apple Musicにはいくつかのアップデートがあり、今回はそれを実際にiPhone11で使ってみたのでご紹介していく。
iPhone iOS14.0のApple Music
iOS14.0でアップデートされたApple Musicは、以下の3つです。
- ホームメニューの変更
- iPhoneのホーム画面にウィジェットを設置
- 一部若干のデザイン変更
ホームメニューの変更
まずApple Musicのアプリ側のアップデートで、これまであった『For You』が『今すぐ聴く』に変更されており、一番左側に位置しています。

この『今すぐ聴く』はこれまであった『For You』と同じようなメニューですが、より個人にパーソナライズされています。
おすすめの音楽、おすすめのステーション、最近の再生、おすすめのプレイリストという新しい音楽を発見するための表示がメインになっており、自分がよく聴くアーティストに似た曲やよく聴く曲に似た曲にアクセスしやすくなっています。

デザインもAppleらしいシンプルで無駄がなく、ジャケット画像にちょったした動きを入れたりしてリッチなメニュー画面となっています。
iPhoneのホーム画面にウィジェットを設置
次に、Apple MusicだけでなくiPhoneの中で最も大型となるアップデートがこの『ホーム画面にウィジェットを設置できる』ことです。
Androidを使ったことのある人ならイメージ付きやすいかと思いますが、iPhoneのホーム画面にこれまでは左にスクロールすることで表示されたよく使わないウィジェットがホーム画面に自由に設置できるようになります。
ベータバージョンではAppleのアプリだけですが、SpotifyやAmazon Musicなど様々な音楽アプリがウィジェットを出すと予想されます。
Apple Musicはというと、大中小の3つのサイズのウィジェットが設置できます。
このApple Musicのウィジェットでは、最近聞いたアルバムやプレイリストが表示され、このホーム画面からすぐにタップしたアルバムやプレイリストにアクセスすることができます。
サイズが大きくなると表示される数が増え、大きいサイズは9個、中くらいのサイズは5個、小さいサイズは1個となっています。
こんな感じで、タップしたプレイリストの画面が表示されるようになります。

このウィジェットのおかげで、Apple Musicを開いて音楽を聴くまでに少ないタップで曲を再生できるようになりました。
これまでは、
- Apple Musicのアプリ「ミュージック」をタップして開く
- 目的のメニューへ移動
- プレイリストを開く
- 曲の再生
と曲を再生するまでに最低でも4タップ必要でした。
しかし、ウィジェットを利用することで、
- プレイリストをタップ
- 再生する
とたった2タップで曲を再生することができるようになります。これまでの半分の時間で曲が再生できます。
ベータバージョンでは、ウィジェットが使えるのはApple製のアプリだけのApple Musicだけしか試せませんが、正式にアップデートが公開されるとSpotifyやAmazon Music、LINE MUSIC、AWA、Youtube Musicなど様々な音楽サブスクのアプリがウィジェットに対応することでしょう。
そちらは正式にアップデートされ、情報がわかりましたらご紹介していきます。
一部の若干のデザイン変更
一部デザインも新しくなっており、プレイリストやアルバムを表示すると、これまでとは若干のデザインに変更があります。

まとめ
iPhoneの新アップデートiOS14.0は2020年飽きを予定しております。
ホーム画面にウィジェットが設置できる大型のアップデートのため、Apple Musicだけでなくその他の音楽アプリでもウィジェットが登場することでしょう。
引き続き、新情報がありましたら報告します。
現時点(2020年7月)では、まだiOS14.0はベータバージョンのため、現時点での新Apple Musicになります。
正式にiOS14.0がリリースされ、修正や変更点がありましたらその時にお知らせします。