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Netflixドラマ『ウェンズデー』のネタバレ・感想を鑑賞者が解説!

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Netflixドラマ『ウェンズデー』のネタバレ・感想を鑑賞者が解説!

https://youtu.be/MwbXDl6_QoM



2022年11月23日からNetflixで全9話公開されたコメディ・ホラー・ミステリードラマ『ウェンズデー』

『アダムス・ファミリー』の人気キャラクター「ウェンズデー・アダムス」が主人公。

  • 主役:ジェナ・オルテガ
  • 母・モーティシア役:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
  • 学園の校長役:グウェンドリン・クリスティー
  • 学園の寮母役:クリスティーナ・リッチ
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昔のV系バンドにどっぷり浸かっていた、ゴス大好きなアラフォーの筆者。

子どもの頃、1991年版の『アダムス・ファミリー』をビデオ録画していて、もう何度観た事かわかりません!

本作は、当時ウェンズデーを演じた、クリスティーナ・リッチが登場する事でも話題となりました♪

この記事では、Netflixドラマ『ウェンズデー』について筆者のように「気になるけれど、どんな作品なの?」と内容を知りたい方や、シーズン2に向けて復習したい人へ、1話ごとにネタバレ解説&感想をご紹介します。(途中まではネタバレ無しなのでご安心を♪)

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『ウェンズデー』の評価&感想

『ウェンズデー』ティーザー予告編 - Netflix

  • 感動度
    4
  • 脳トレ度
    5
  • 再鑑賞度
    4
  • サプライズ度
    5
  • 話題性
    5

『アダムス・ファミリー』は、ホラーなのにコメディタッチの多い作品で、長きにわたり愛されて来ました。

小学生の筆者が繰り返して観たほどなので、昔から老若男女に受け入れられていた事でしょう。

本作『ウェンズデー』も、本家の魅力をしっかりと受け継いでおり、古参ファンからも指示を得たと思います。

何より、見た目は可愛いのに3度の飯より血が大好き、偏屈な秀才・ウェンズデーというツンデレキャラを、見事に演じ切っているジェナ・オルテガが素晴らしい!!

ウェンズデーの魅力のひとつである鋭い眼差しは、演じていて相当疲れた事と思います。笑

頭を使うストーリーも相まって、観ているこちらもいつの間にやらしかめっ面になっていました。(なのでイッキ見したら疲労困憊でした…)

再生したら止まらなくなる本作は、ホラーというより、ファンタジー・スクールミステリーといったストーリー仕立て。たまに甘酸っぱいラブ・シーンもあり♪

学園に次々と襲いかかる謎をウェンズデーが解いて行くのですが、最初は孤独で死をも心待ちにしている彼女が、家族の愛やクラスメイトの友情を知り、成長して行く過程に魅力を感じました!

本作を執り仕切ったティム・バートン監督(1〜4話の監督を担当)はエグゼクティブ・プロデューサーも兼任しており、彼の得意分野である、不思議で、ダークで、繊細で、ちょっぴりキュートな世界観がたっぷりと楽しめます。

『アダムス・ファミリー』ファンならずとも、ミステリー好きなら観る価値あり!

以下より重要なネタバレを含みます。

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『ウェンズデー』のネタバレ

第1話/水曜生まれの悲哀

黒い洋服を身に纏い、一際目立っている無表情の少女・ウェンズデー。彼女は小説を書くのが趣味である。

ある日、高校で弟のパグズリーがいじめられているのを目撃し、プールにいる相手に対してピラニアを放つ…という復讐をした。

それがきっかけとなり高校は退学に。そして両親(父・ゴメズ、母・モーティシア)は、自分達の母校である「ネヴァーモア学園」に入学させる。

その学園は、海の怪物セイレーン、人狼、吸血鬼など、特別な能力を持った「のけ者」達が集まる、社会から疎外された特異な学校。

校長のラリッサ・ウィームスとモーティシアは旧友。ウェンズデーは裁判所から、キンボット博士のセラピーに通う事を命令されていた。

ルームメイトで人狼のイーニッド、人の心を操ることが出来るセイレーン族のビアンカなどと出会うも、関係を築かないウェンズデー。

突然、そんな彼女を目掛けて像が落ちて来たが、ゼイヴィアという「自分が描いた絵に命を吹き込む能力」を持った少年が間一髪で助けた。

何者かに狙われたウェンズデー。両親は、彼女の監視役として「ハンド」を送り込んでいた。

ある日、ウェンズデーに見付かり脅されたハンドは、彼女の相棒となる。

ーー

ネヴァーモア学園の近くでは、遺体がバラバラに喰い千切られるという、連続猟奇的殺人が発生している。

明らかに人間の仕業ではないと見た保安官のドノバン・ガルピンは、学園の生徒達が怪しいと目を付けていた。

その保安官の息子・タイラーは、カフェに勤務している時にウェンズデーと出会い、好意を寄せている様子。

強制参加の収穫祭を利用し学園を脱出しようと目論んだウェンズデーは、タイラーに連絡をして駅まで送るように頼んだ。

しかし途中でクラスメイトのローワンとぶつかり、幻視能力で彼が何者かに襲われて死ぬ映像を視る。

森へ逃げるローワンを追うと、突然彼の能力で拘束される。彼は、ウェンズデー似の少女が描かれた破けている絵を見せ「予知能力を持った母が描いたこの少女が、学園を滅ぼす。皆を守るのが僕の義務だ」と言い、ウェンズデーを殺そうとする。像を落としたのも彼だったのだ。

すると、突然怪物がローワンに襲いかかる。彼を八つ裂きにすると、ウェンズデーに危害を与える事なく去って行った。

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ウェンズデーを取り巻く、様々なキャラクター達が登場した初回。

ペットのサソリを亡くしたため笑顔を消したウェンズデーと、どこまでも前向きで明るいルームメイトのイーニッドという、正反対な2人が築き上げる人間関係がどんなものになるか、楽しみですね!

タイラーとの恋の行方は…?なんて能天気な事を考えていると、早速とんでもない化け物が出て来て驚きました;

 

第2話/一人ぼっちの哀愁

ウェンズデーの目の前で、恐ろしい化け物に惨殺されたローワン。

保安官率いる多くの警官達が来たが、そこにあったはずの死体が無くなっている。しかも、明朝にはローワンが普通に登校していた。

ウェンズデーの手元には、あの破れた絵が残っている…。

学園を去る事が決まったという彼は、寮母・マリリン・ソーンヒルの車に乗り去ろうとしていた。そこへハンドが登場し、車に忍び込みあとを追う。

トイレに入ったローワンを追いかけると、男性が出て来る。中を見るとローワンはいなくなっていた。ハンドは慌てて外に出るも、直前に見かけた男性もいない。

実は、擬態能力を持つ校長がローワンに扮していたのだ。

ーー

ウェンズデーは、ハチを操る能力を持つユージーンの養蜂クラブを利用し、学園を抜け出して調査を行う。

ひょんな事から、ゼイヴィアがローワン事件に絡んでおり、ビアンカがゼイヴィアと元恋人同士だった事を知った。

ーー

ネヴァーモア学園では年に一度、寮生達によるボートレースが開催される。

ビアンカ率いるセイレーングループが毎年優勝しているが、それは姑息な手段を使って得ているものであった。

彼女を気に入らないウェンズデーは、イーニッド率いる人狼グループに入る。ハンドを利用したり機転を効かせたりして、優勝をもぎ取る事に成功した。

ウェンズデーは小説を書きながら、幻視能力で見た映像などを熟考し、学園内にある隠し図書室を見付ける。

ローワンが取ったであろう預言書を見付けて部屋を出ようとすると、突然何者かに黒い袋を被されてしまった。

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校長の能力が明かされた第2話。こんな事が出来たらチート過ぎる!

彼女がローワンに扮したのは、学園を守るためにやった事なのでしょうか?アダムス家とも因縁がありそうですし、謎が謎を呼びます。

そしてレトロでオシャレな隠し図書室。学園ものならではの展開にゾクゾクしますね!

 

第3話/友情の苦悩

ウェンズデーを拘束したのは、ビアンカ、ゼイヴィアなどが所属するネヴァーモア学園の秘密組織『 ベラドンナ・クラブ 』だった。

約30年前に事故があり解散した組織だったが、大金持ちの生徒がいるため校長が黙認し、学園のエリート達が集う社交クラブとして存在していたのだ。

預言書やゼイヴィアからの情報を調べたところ、ジェリコ街の開祖で、ピルグリムの指導者「ジョセフ・クラックストーン」の存在を知る。

ローワンは預言書を持ち出しクラブを脱退させられ、ウェンズデーを殺害しようとしていたらしい。

ーー

「ジェリコ街との交流会」で、ウェンズデーは森の奥深くにあるピルグリムの集会所跡地などに行き、さらなる情報を集める事に成功した。

1600年代初頭にジェリコ街を開拓したクラックストーンの、何かの書物が盗まれていた事。

幻視能力で視たウェンズデーに似ている白い少女が、ウェンズデーの祖先・グッディ・アダムスだという事。

400年前にクラックストーンが、ひっそりと暮らしていた「のけ者」達を火炙りにして虐殺し、グッディだけは生き延びる事が出来た事。

クラックストーンが行った酷い所業を知り、怒りに震えるウェンズデーは、街にそびえ立つクラックストーンの銅像を燃やすのであった。

ーその夜。

ピルグリムの集会所跡地に住んでいた、ホームレスの男性があの化け物に襲われる。

彼が持っていた古いカメラがシャッターを切り続けており、それを現像した保安官が、ついにその姿を知った。

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クラックストーンにまつわる様々な事実が浮き彫りになった第3話。

ここまでテンポ良く進んでいますが、学園の生徒達の情報もかなり多くなって来たので、登場人物達をおさらいしたほうが分かりやすいかなと思いました!

ジェナ・オルテガはグッディ・アダムスと二役を兼任していますが、雰囲気が全く違っていて正義感溢れる知的な少女に見えますね。(どちらにしてもキュート!)

保安官がやっと化け物の正体を見たので、今後どうウェンズデーと関わって行くかが楽しみです。

 

第4話/すばらしき夜の憂鬱

ウェンズデーは、街にある遺体安置所へ侵入。化け物に襲われた被害者達が、身体の様々な部位を奪われていた事を知る。

学園では、生徒達が土曜日に行われる「レイヴン」というダンスパーティーが開催される事に浮き足立っていた。

しかしウェンズデーは全く興味を持たず、ゼイヴィアの首元に爪の跡を発見し、彼のアトリエを覗きに行く。

そこには化け物のアートがたくさん描かれており、その正体がゼイヴィアなのではないかと疑うのであった。

さらなる調査で、ユージーンと共に化け物の洞穴を突き止める。そこには、化け物が拘束されていたような痕跡があった。

レイヴンの夜にユージーンとその洞穴を見張る約束をしていたが、ハンドの策略によりタイラーとパーティーに行く事になってしまう。

ウェンズデーはユージーンに見張りは中止し帰るよう促すが、彼は誰にも言わず1人で洞穴へと向かってしまった。

レイヴンでは、様々な恋心が錯綜している。ウェンズデーも、彼女なりにダンスを楽しんでいた。

しかし町長の息子であるルーカスの企みで、スプリンクラーが作動し赤いペンキが降り注ぎ、会場は大混乱に陥る。

誰かにぶつかったウェンズデーは、ユージーンが化け物に襲われる場面を視てしまい、急いで彼の救出に向かった。

しかし時すでに遅し、血だらけの彼を見付けるのであった。

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登場シーンから地味に好きだった濃ゆいキャラのユージーンが、化け物の餌食に…。

ウェンズデーが誰とぶつかったのか気になってリピートしまくりましたが、何もわかりませんでした。笑

ついにウェンズデーに近しい人物が攻撃された事により、緊張感の走る展開になって来ましたが、レイヴンで起こったあちこちの恋愛模様も気になるところです♪

 

第5話/悲運の因果

化け物に襲われたユージーンは、奇跡的に一命を取り留めた。

安堵したウェンズデーだが、父・ゴメズが過去に「ギャレット・ゲイツ」という人物の殺人容疑で捕まっていた事を知る。

そんな中、生徒達の両親が集まる保護者会が開催され、久しぶりにアダムス一家が揃う事となった。

同じ頃、遺体安置所の医師が自殺し、遺書に「32年前のギャレット・ゲイツの事件で、嘘の検視報告をしてしまい罪悪感に駆られていた」と書かれていたため、保安官はゴメズを再逮捕する。

モーティシアがギャレットの墓参りをしているのを目撃したウェンズデーは、留置所にいるゴメズを問いただすと、「ギャレットはモーティシアを好いており、嫉妬に駆られた彼に殺されそうになって、正当防衛で殺してしまった」と話した。

何者かが検視官を殺し、真相究明を妨害している。そしてモーティシアから、様々な事実を聞き出した。

クラックストーンを殺したのはグッディである事。

学園の秘密組織「ベラドンナ」は、元々クラックストーンに対抗するための組織だったという事。

実はギャレットを殺してしまったのは自分で、ゴメズは庇って殺人容疑をかけられたのだという事。

その後ウェンズデーがギャレットの墓を掘り起こして幻視を見たところ、ギャレットの父・アンセル・ゲイツが、のけ者達(=学園)が先祖の土地を奪ったと思い込んで恨み、ギャレットに毒を持たせ生徒全員の抹殺を命令したが、彼が誤って毒を摂取してしまったという事が分かった。

2人は当時保安官をしていた現町長・ウォーカーに会いに行き、彼がゲイツ家の支援を得て町長に成り上がったため、事件をもみ消した事を暴く。

晴れてゴメズは釈放され、家族の心はひとつにまとまった。

モーティシアに自分の能力の事を相談するウェンズデー。制御の効かないその能力を助けられるのは先祖のグッディだけだが、彼女は復讐心にかられ身を滅ぼした存在なので、気を付けるように…と忠告される。

その後、ウェンズデーは校長が擬態能力の持ち主で、ローワンに扮していた事を知り問い詰める。「学園を守るためにやった」と話す彼女と益々対立して行った。

2人が言い争っている時、外が騒がしくなる。校庭に「炎の雨が降る」という不気味な文字が炎によって描かれていた。

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学園の過去にまつわる因縁が浮かび上がって来ましたね!

同時に、アダムス一家のハートフルな展開にはほっこりさせられました♪モーティシアを頼り、ちょっぴり素直になって近付くウェンズデーが尊い…。

しかし、真犯人は一体誰なのか?物語も佳境に近付き、その正体が益々気になります!

 

第6話/悪意の代償

母の助言を聞き、グッディを降霊させようと試みるウェンズデーの部屋に、謎の手紙が届く。

怯えるイーニッドと共に指定された深夜の霊廟に向かうと、イーニッド達がサプライズでウェンズデーの誕生日を祝ってくれた。

イラつくウェンズデーは、校庭に描かれた文章と同じ「炎の雨が降る」と刻印されたラテン文字を発見。触れると、グッディが現れゲイツの家を探るよう助言した。

後日ゲイツの家に向かうと、町長の姿がある。何かに気付いた彼は、電話で保安官と会う約束をする。しかしその夜、保安官とウェンズデーの目の前で突然現れた車に轢かれ、死んでしまった。

ウェンズデーは、イーニッドとタイラーを騙して再びゲイツの家を探る。ある部屋には、「ロール・ゲイツ」と書かれた小物入れと、まだ新鮮な花があり、また別の部屋には、化け物に殺された人々から奪われた身体の一部が保存されていた。

すると突然化け物が現れ、タイラーが負傷。次の日、保安官達がゲイツの家に行くが、証拠となるものは全て消し去られていた。

怖い思いをした上に、騙されてショックを受けたイーニッドは、ウェンズデーから離れてしまう。

さらに、校長に学園を窮地に立たせた事を糾弾されたウェンズデーだが、それでも学園を守るのが私の役目だと、我が道を行くのだった。

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ウェンズデーの非情な部分が浮き彫りになった回。イーニッドは根っからの良い子で、だからこそ溜まっていたものがあったのでしょうね。

さすがにウェンズデーは、「信念を貫く」という信条だけでは済まされない事をしてしまったと思います。

初めて孤独を「寂しい」と思う彼女は、どう成長して行くのでしょうか…。

それにしても、小物入れとバラの意味はなんだったのか?スピード感のある後半戦に、ワクワクしますね!

 

第7話/苦渋の決断

ウォーカー町長の葬式に出席するウェンズデーは、人影を見付けて追いかける。

その正体は、銀行強盗をして逃走中のフェスターおじさんだった。彼はウェンズデーの良き理解者であり、協力者となった。

ことの顛末を話すと、彼は「化け物の正体は人間の別人格が変身した怪物『ハイド』であり、ベラドンナの隠し図書室でその日記を見た」と明かす。

調べると、ネヴァーモア学園の創設者「ナサニエル・フォークナー」の日記が、その正体を記していた。

ハイドは執念深く、強いショックか薬物、催眠で解放されるまで休眠し、解放した者を主人とみなし服従する。そして恐ろしい凶器となる事が書かれていた。

それによって、ハイドの主人…一連の騒動の首謀者がいる事が明らかになった。

疑っているゼイヴィアに探りを入れていると、彼がキンボット博士といるところを目撃する。首謀者がキンボット博士だと断定したウェンズデーは、彼女のセラピーを受ける約束を取り付けた。

ーー

タイラーがウェンズデーにデートのやり直しを提案。クラスメイトに見放され、孤独を感じているウェンズデーは、どこまでも優しい彼に心を開いて行く。

デートのあと部屋に戻ると、ハンドが刺されて動かなくなっていた。ウェンズデーは涙を浮かべながらフェスターと蘇生を試み、ハンドは生き返る。

校長はハイドの存在を知りながらも黙っていて、ウェンズデーとさらに溝を深める。町長の事件を追うルーカスやビアンカとは、いつしか協力関係になっていた。

その後ウェンズデーはキンボット博士を問い詰めるが、直後に彼女は化け物に殺されてしまった。

意を決したウェンズデーはゼイヴィアのアトリエへ行き、証拠品を置いて保安官を呼び、逮捕させる事に成功。

さらにイーニッドが戻って来てくれて、少々の平和が訪れた。

ウェンズデーは想いを伝えようと、タイラーの元へ行きキスをする。

すると、実はタイラーが化け物であった幻視を視てしまうのだった。

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フェスターおじさんが出て来た!と、アダムスファン大感激の回で、コメディ要素が多く加わりました。

しかし、まさかのハンドの負傷…(なぜか不死身だと思っていた)

辛い回ではありましたが、ウェンズデーが取り乱す姿を観られた唯一の回でもありました。

しかも、やっと訪れたラブシーンだ!!と思いきや、タイラーが化け物だったとは…。最終回に向けて盛り上がって来ました!

 

第8話/闇の中の殺意

ベラドンナの面々と共に、タイラーを自白させようと拘束したウェンズデー。

しかし、非情なタイラーのやり方に付いていけないビアンカ達は、校長に通報しライターは父(保安官)に保護される。

投獄されたゼイヴィアに謝罪するも、そのやり方が酷かったため彼からも協力は得られなかった。

一連の騒動により退学を言い渡されたウェンズデー。

失意の中、ユージーンを見舞いに行くと、洞穴に火を付けたのは赤いブーツを履いた人物である=真犯人は寮母のマリリン・ソーンヒルである事が判明した。

連れて来たタイラーが全て自白したと言うと、マリリンは自供する。

しかし、そのタイラーは校長が変身した姿であり、それを知るや否やマリリンは校長を殺害。ウェンズデーを拘束してさらなる真実を話す。

クラックストーンはゲイツ家の先祖で、のけ者達を怨んでいた。マリリンもその子孫であり、クラックストーンを甦らせるために屍人の身体の一部を奪っていたのだ。

彼女の手で蘇ったクラックストーンは、学園を滅ぼそうとするが、ビアンカ達の協力を得ながら、ウェンズデーはクラックストーンを消し去る事に成功した。

しかしマリリンは銃でウェンズデーだけは殺そうとする。そこへユージーンの操る蜂が襲来し、マリリンを倒したのだった。

ーー

イーニッドをはじめ、ビアンカやゼイヴィアの友情の美しさに気付いたウェンズデー。

休校した学校を後にすると、ゼイヴィアから贈られたスマホに奇妙なメッセージが届く。

まだ事件は終わっていなかったのだ。

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まさか、元・ウェンズデーが真犯人だったとは!!!!!!脚本家もニヤニヤしながら書いた事でしょうね!?

とはいえ、明らかにメイン級のキャストなのにウェンズデーの良き理解者で脇役…というポジションだったので、何かして来るだろうなとは思っていました。

それがこういう結末だったとは、驚きましたね。

そして、ウェンズデーの(人間としての)成長もしっかりと観られる作品でした。

人を信じられなくなった少女が、やがていつの間にか仲間になった者と共に協力して、悪に立ち向かう…。

ホラー・サスペンスながらも、ハートフルなストーリーの多い作品に仕上がっていて、とても見応えがありました!

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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)