名前 | 生年月日 | 国籍 |
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Madonna (マドンナ) | 1958年08月16日 | アメリカ合衆国 |
- 学生時代は非常に優秀な成績を残りており、ミシガン大学在学中も優秀でダンス奨学金を得ていた。
- 1978年に大学を中退してニューヨークへ行ったが所持金は35ドルしかなかったと言われている。学費と生活のためにダンキンドーナツ(日本のミスタードーナツ的なお店)でバイトをしていた。客にジャムを吹きかけて解雇されたとか。他にもヌードモデルとして働き写真の発売もされている。
- ニューヨークに行ってから給料が良いことからミュージカル劇場のオーディションを受けたが、歌の訓練をしていなかったためオーディションには落ちている。
- 1989年にリリースされた「Like A Prayer」のミュージックビデオは、宗教的な象徴が原因で論争を呼び、当時契約していた飲料メーカー「ペプシ」との契約解除の原因となった。一部のカトリック教徒から強烈に批判された。
- 1996年公開の映画「エビータ」では演技でゴールデングローブ賞女優賞を受賞しており、女優としても活躍。
- これまで28回のグラミー賞にノミネートされ、アルバム『Confessions on a Dance Floor』など7回受賞している。また、2008年にはロックの殿堂入りを果たした。
絶対に聴いておきたいマドンナの人気曲・隠れ名曲
- Like a Prayer
- Vogue
- Material Girl
- Like a Virgin
- Hung Up
- Bitch I'm Madonna
- La Isla Bonita
- Beautiful Stranger
Like a Prayer
1989年にリリースされた同名4枚目のスタジオ・アルバムに収録されている楽曲。
当時は出演の映画が評判的にも、商業的にも失敗しており、離婚や母親が亡くなった年でもあり、感情的な混乱期にいたMadonna。
そんな状況下で何か新しいことに挑戦する必要があると、「Like a Prayer」の名前を冠したアルバムを制作した。
また「Like a Prayer」の楽曲は、当時契約していた飲料メーカーであるペプシのCMでリリース前に放送される予定で、これは今では当たり前の手法だが当時音楽業界では初めての試みだった。
Vogue
1990年にリリースされたアルバム『I'm Breathless』に収録されている楽曲。
Madonnaを聴くなら絶対に知っておきたい一曲で、これまで600万枚以上を売り上げており、当時のMadonnaの楽曲の中でも最も売れた一曲だ。
これまでリリースされたアルバム『The Immaculate Collection』(1990年)、『Celebration』(2009年)、『Finally Enough Love: 50 Number Ones』(2022年)にも収録される人気曲。
また、第46回スーパーボウルのハーフタイムショーで披露もしており、Madonnaの代名詞的な楽曲でもある。
Material Girl
1984年にMadonnaの2枚目のスタジオアルバム『Like a Virgin』に収録された楽曲。
1953年の映画『紳士は金髪がお好き』で流れる楽曲『Diamonds Are a Girl's Best Friend』のミュージックビデオに登場するマリリン・モンローのパフォーマンスをパロディ化している。
この曲のリリースでMadonnaには「マテリアル・ガール」というニックネームが付き、2022年にはアメリカのラッパー、Saucy Santanaと「Material Girl」をマッシュアップしたコラボした楽曲『Material Gworrllllllll!』をリリースした。
Like a Virgin
1984年にリリースされたこの楽曲は、Madonnaの代表曲のひとつで、同時期にリリースした『Material Girl』とはどちらをアルバムのリードシングルとしてリリースするか迷ったくらいだ。
Elton John(エルトン・ジョン)がカバーをしたり、1992年公開の映画『レザボア・ドッグス』や2001年公開『ムーラン・ルージュ』などのサントラにも収録されている。
Youtubeでは1億再生を超えるなど80年代の楽曲・アーティストとしては驚異的な記録を残している。
Hung Up
2005年にリリースされたMadonnaの10枚目のスタジオアルバム『Confessions on a Dance Floor』に収録。
この楽曲は、ABBAの人気曲「Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)」をサンプリングしており、Madonnaが個人的に許可を取りに行ったほどだ。
80年代にリリースした楽曲がMadonnaの代名詞的でもありますが、この「Hung Up」リリースをきっかけに2000年代にもMadonnaがカムバック。41 ヵ国のチャートで最高1位を記録し、2007年のギネス世界記録に登録されるほど人気を獲得した。
Bitch I'm Madonna
2015年にアメリカのラッパー、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)とコラボしてリリースしたのがこの『Bitch I'm Madonna』。
この時Madonnaは57歳。曲名といい、ミュージックビデオといい、歌詞といい、クレイジーさはとてもクールな一曲。ある意味元気とパワーをもらえるすばらしい一曲だ。
またこのミュージックビデオには、ディプロ、リタ・オラ、クリス・ロック、マイリー・サイラス、ビヨンセ、ケイティ・ペリー、カニエ・ウェストなどそうそうたるメンツが出演しているのでミュージックビデオのチェックも面白い。
Madonnaの楽曲でありながら、Madonnaの次男で当時8歳のデヴィッドがダンスするシーンではMadonnaが画面隅の方に映っており、彼女の親としての一面が垣間見える。
Youtubeでは、Madonnaの楽曲の中でもトップ5に入る人気曲だ。
La Isla Bonita
1987年にリリースされた『La Isla Bonita』は、Madonnaの公式Youtubeで最も再生回数を記録している人気曲。
ラテン文化の影響を受けており、キューバのドラムやフラメンコギター、マラカス、ハーモニカを使用したラテン調の楽曲。
曲名「La Isla Bonita」はスペイン語で「美しい島」という意味で、ラテンアメリカ人への賛歌であるそう。
Beautiful Stranger
1999年にリリースされた一曲で、5度目のグラミー賞となるビジュアル・メディア最優秀楽曲賞を受賞した。
映画『オースティン・パワーズ:デラックス』のサウンドトラックとして使用されたマドンナの楽曲でもある。
サイケデリックなポップとディスコが融合した一曲で、Madonnaの音楽的多様性と彼女がポップカルチャーに与えた影響の大きさを示す一曲なのでぜひ聴いてもてほしい。
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