2008年4月19日公開のアニメ映画『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』。
映画『クレヨンしんちゃん』第16作目で、双葉社の創立60周年記念作品。
監督は、『ヘンダーランドの大冒険』などを手掛けた本郷みつるさんに再度変更。脚本も担当しています。
前作同様、ミュージカル風の演出がなされており、社会的風刺の効いたファンタジー・ストーリーが特徴的。
前作に続き、つい口ずさんじゃう子どもウケしそうな曲が出て来るのに、公式の音源が無いというかなり残念な本作。
ヒーロー映画のように、しんのすけが戦うシーンにはワクワクしました!
今回は、映画『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』の主題歌、あらすじ、感想をご紹介いたします!
『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』のあらすじ
地球に暗黒の世界がせまっている。でもそのことに気がついているのは、しんちゃんだけ。なぞの少年マタと力を合わせて、いざ地球を救うために立ち上がれ!
『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』で流れる曲
オープニング
野原しんのすけ(矢島晶子)- ユルユルでDE-O!
オープニングで流れる曲は、野原しんのすけ(矢島晶子)の『ユルユルでDE-O!』です。
アニメ版にて2004〜2009年まで使用されていたOP曲で、使用期間はシリーズ最長。
どこぞのヒーロー映画か?と思うほどにクールなOP。
『ちびまる子ちゃん』のヒロシ役でお馴染み、屋良有作さんのシブいナレーションが良き!
屋良有作さんは、終盤で出て来るオネエ系キャラ「ドンドン」の声優も担当しています。演技の幅が広くて驚きました!
ちなみに冒頭に出て来る「マック・ラ・クラノスケ」役は、『文豪ストレイドッグス』森鴎外、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』中川圭一役などで有名な宮本充さん。
本作は、茶風林さんや佐久間レイさんが脇役で出演したりと、有名どころの声優さんが起用されていますよ!
エンドロール
DJ OZMA - 人気者でいこう!
エンドロールで流れる曲は、DJ OZMAの『人気者でいこう!』です。
「氣志團」の綾小路翔さんが扮するDJ OZMAが、本作の主題歌を担当。
しんのすけの子どもらしい一面が観られる、ほっこりとしたエンディングにピッタリの明るい楽曲です。
本作は、ファンタジーたっぷり、不思議な世界観のアニメーションが魅力的。そんな中、突然微妙な(笑)CG映像が出て来たのには驚きました!
ストーリーは抑揚があまりないので、全体的にはややぼやけた印象。
それでも、しんのすけとマタの友情には可愛くて癒されました。
マック・ラ・クラノスケやマタが歌う曲、小島よしおさんの『ビバビバズンズン体操』といった劇中曲は、公式の音源が無くここではご紹介出来ないのが残念ですが、魅力的な曲がたくさん歌われているので、音楽も一緒に楽しめますよ♪