2014年4月19日公開のアニメ映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』。
映画『クレヨンしんちゃん』第22作目で、第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、テレビ朝日開局55周年作品。
長らくクレしん映画の制作・絵コンテなどを手掛けて来た高橋渉さんが、初めて監督を担当。
ストーリーは野原ひろしがメインで「父親」をテーマとしており、本作は「2010年代を代表するクレヨンしんちゃんの映画」として、今でも評価の高い人気作です。
ゲスト声優で、段々原照代役・武井咲さん、頑馬博士役・コロッケさん、鉄拳寺堂勝役・大和田伸也さんが出演しています。
以前ママ友から勧められ観て号泣し、別のママ友に筆者がオススメして、近所中に感動が広まっていた本作!
ハイスペ父・ひろしをメインとした脚本が本当に素晴らしい。これこそ笑いあり涙ありの傑作です♪
今回は、映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の動画視聴方法、主題歌、あらすじ、感想をご紹介いたします!
『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のあらすじ
とーちゃんがロボットになって帰ってきた。それは、弱い父親たちの力を取りもどそうとする"父ゆれ同盟(どうめい)"の、いんぼうだった! 野原一家の運命は!?
『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』で流れる曲
オープニング
きゃりーぱみゅぱみゅ - キミに100パーセント
オープニングで流れる曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの『キミに100パーセント』です。
アニメ版にて、2012年10月19日〜2017年7月7日、2017年10月13日〜2018年6月29日まで使用されていたOP曲。
『クレヨンしんちゃん』のために書き下ろされた曲で、長期間OPテーマとして使用されました。
アクション仮面、ぶりぶりざえもん同様クレしんには欠かせないヒーローキャラ「カンタムロボ」が登場!
中々派手な映像のアバンタイトルですが、ギックリ腰になったひろしの「腰がぁー!!」という雄叫びでOP曲が始まります。
きゃりーちゃんのキュートなメロディが、コミカルなOPにピッタリですね!
ロボひろしの口からラジオが出て来るシーン
のはらひろし(藤原啓治) - 北埼玉ブルース
ロボひろしの口からラジオが出て来るシーンで流れる曲は、のはらひろし(藤原啓治)の『北埼玉ブルース』です。
作者の臼井先生が作詞した原作・アニメで登場する演歌で、ひろしのカラオケの十八番。よしなが先生がよく聴いている事でも知られる挿入曲。
一瞬しか流れないのですが、ファンの中では有名な曲で、藤原啓治さんの美声を思い切り堪能出来ます♪
そんな藤原さんは、2020年にご逝去。追悼の意を表したクレしんアニメ版で「オラの父ちゃんは世界一SP」が放映された際、この曲がエンディングを飾り、涙を流した人が多数いました。
巨大五木ロボットが登場するシーン
五木ひろし- 契り
巨大五木ロボットが登場するシーンで流れる曲は、五木ひろしの『契り』です。
クライマックスでは、まさかの超巨大「巨大五木ロボット」が登場。
ものまねタレントのコロッケさんが披露するレパートリーのひとつ「五木ロボットひろし」がモデルで、チラっと歌声が聴こえます。
ネタにしても良いレベルを超えていると思うのですが、五木さん優しいなぁ。笑
ギャグカットなのですが、このあたりから察しの良い筆者は涙腺がゆるゆるに…。
身を挺して戦うロボとーちゃん、最高にイカしています!!
エンドロール
きゃりーぱみゅぱみゅ - ファミリーパーティー
エンドロールで流れる曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの『ファミリーパーティー』です。
OPも担当するきゃりーぱみゅぱみゅ。「家族の絆」をテーマにした曲で、映画に合わせた歌詞とポップでキャッチーなメロディが特徴的。
クライマックスのロボとーちゃんの最期、ロボとーちゃん目線で家族を観るのがなんとも心を揺さぶります。満足そうな表情で事切れるカットも、涙無しには観られない名シーンでした。
感傷的になるしっとりとしたエンディングでしたが、この元気な曲が爽やかな気持ちにさせてくれます!
また、アニメ放映当初から園長先生を演じてきた納谷六朗さん(2014年没)の最後の映画作品となりましたが、ほんの一瞬しか出演していなかったのがちょっと寂しかったです。(映画公開後に亡くなりました)
『アッパレ!戦国大合戦』『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』などに並ぶ傑作との呼び声が高い本作。ぜひ家族で観て頂きたい!!