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映画『ノートルダムの鐘』で流れる10曲をシーン別にご紹介!

beersy

ディズニー映画『ノートルダムの鐘』で流れる10曲をシーン別にご紹介!

https://youtu.be/QNQZa-YagKU



1996年8月24日公開の映画『ノートルダムの鐘』。

  • カジモド声優:英語版/トム・ハルス、日本語版/石丸幹二
  • 監督:ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ
  • 音楽:アラン・メンケン

原作は、1831年に出版されたヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」で、差別や権力などが渦巻いた悲しく救いようの無い物語。

しかしディズニー映画では、醜い外見を持って生まれた鐘つき男・カジモドが、恋や友情を知りながら悪徳最高裁判事・フロローに立ち向かうストーリーにアレンジされ、ハッピーエンドとして描かれています。

この記事では、アニメ映画『ノートルダムの鐘』で流れる10曲をご紹介します。

※以下ネタバレ有り


日本語版『ノートルダムの鐘』を聴く

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『ノートルダムの鐘』で流れる曲とは?

オープニング

英語版

日本語版

光枝明彦 - ノートルダムの鐘

オープニングで流れる曲は、ポール・カンデル、光枝明彦の『The Bells of Notre Dame/ノートルダムの鐘』です。

鐘つき男・カジモドの出生が語られるオープニング。

ジプシーを排除しようとするフロローの凶悪さと、何の罪もないカジモドの母が殺されるという衝撃的で辛い内容…。

冒頭からトラウマになりそうな悲劇とノートルダムの石像の目から、幼い頃の筆者は目を背けていたように記憶しています。

ここでは、暗いシーンをダークに盛り上げる迫力満点のオーケストラが流れます。

 

カジモドが大聖堂の外への憧れを歌うシーン

英語版

日本語版

石丸幹二 - 僕の願い

カジモドが大聖堂の外への憧れを歌うシーンで流れる曲は、トム・ハルス、石丸幹二の『Out There/僕の願い』です。

石像の、ユーゴ・ヴィクトル・ラヴァーンに促され外に出ようとするも、フロローに咎められるシーン。

それでも、1日だけ街に行って容姿も気にせず楽しみたい…と強く願います。

とにかくカジモドが気の毒過ぎて何も言えない!母に捨てられたと言いくるめられ、支配されている様子に心が痛みます。

しかしここで歌われる曲はとても前向きで、壮大なメロディになっています♪

 

街で「道化の祭り」が行われているシーン

英語版

日本語版

光枝明彦 - トプシー・ターヴィー

街で「道化の祭り」が行われているシーンで流れる曲は、ポール・カンデル、光枝明彦の『Topsy Turvy/トプシー・ターヴィー』です。

民衆が浮かれて踊り狂っているシーン。「道化の王様」にカジモドが選ばれます。

言い換えれば「醜い人選手権」なのに、讃えられた事で嬉し涙を浮かべる彼にまた胸が締め付けられました。

明るいシーンのはずですが、やっぱり辛い気持ちになってしまいます。

くるくると場面が切り替わり「あべこべの世界」の歌と演出には、ある種の不気味さも感じるシーンでした。

 

エスメラルダが、ジプシーの悲しい生き方について歌うシーン

英語版

日本語版

保坂知寿 - ゴッド・ヘルプ

エスメラルダが、ジプシーの悲しい生き方について歌うシーンで流れる曲は、ハイジ・モーレンハウアー、保坂知寿の『God Help The Outcasts/ゴッド・ヘルプ』です。

移動型民族として生き、差別を受けているジプシーの辛さ、儚さを切なく歌うシーン。

富と名声を欲しがる人々とは違い、「普通の暮らし」だけが欲しいと願う気持ちは純真そのものです。

同じ神の子であれば、貧しい人々も救って欲しいですよね…。まさにゴッド・ヘルプ!!

エスメラルダの声優を演じているのは『ゴースト/ニューヨークの幻』でお馴染み、女優のデミ・ムーア。

歌唱部分は違う方ですが、ちょっとかすれたセクシーな声が素敵ですよね♪

 

カジモドが、エスメラルダへの想いを歌うシーン

英語版

日本語版

石丸幹二 - 天使が僕に

カジモドが、エスメラルダへの想いを歌うシーンで流れる曲は、トム・ハルス、石丸幹二の『Heaven's Light/天使が僕に』です。

強く美しいエスメラルダに、カジモトが初めての恋心を抱くシーン。

街にいる恋人達への憧れを歌いますが、とにかく自分を卑下した歌詞が切ないです。

この後、エスメラルダが傷ついたフィーバスを大聖堂に連れて来て看病し、カジモドの目の前でキッスをする失恋シーンでもチラっと歌われますが…かわいそう!!!

彼は木彫りの名人でもあるし、他にも色々と出来る事があるのでは?と応援したくなる楽曲です。

 

フロローが自分の欲望を歌うシーン

英語版

日本語版

村俊英 - 罪の炎

フロローが自分の欲望を歌うシーンで流れる曲は、トニー・ジェイ、村俊英の『Hellfire/罪の炎』です。

歴代ディズニー・ヴィランズの中でも、救いようのない悪・フロロー!

戦闘能力があったり妖術を使う訳ではないですが、権力を振りかざし悪用しているこの人間性が、現実世界でもかなりリアル。

そのため、より腹の立つキャラとなっているんですね。エスメラルダの臭いを嗅ぐシーンも見た目も嫌っ!!

そんな彼のミュージカルシーンは、炎が生きているかのような恐ろしい演出で迫力満点です。

 

ユーゴ・ヴィクトル・ラヴァーンが、恋するカジモドを応援するシーン

英語版

日本語版

治田敦 他 - ガイ・ライク・ユー

ユーゴ・ヴィクトル・ラヴァーンが、恋するカジモドを応援するシーンで流れる曲は、ジェイソン・アレクサンダー、治田敦 他の『A Guy Like You/ガイ・ライク・ユー』です。

石像達が、ユーモアたっぷりにカジモドを持ち上げるシーン。

脇役キャラ達のミュージカルシーンは、ディズニー映画の見どころのひとつ!

この作品はずっと暗い気持ちで観ていましたが、思わずクスっと笑ってしまうような演出にやっとほっこりしました。

ちなみに、おばあちゃん石像・ラヴァーン役のメアリー・ウィックスは『天使にラブ・ソングを…』に出て来る、お茶目&堅物指揮者の「シスター・メアリー・ラザラス」を演じていた女優さん。今作が遺作となってしまったそうです;

 

カジモドとフィーバスが、奇跡の法廷で囚われるシーン

英語版

日本語版

光枝明彦 - 奇跡の法廷

カジモドとフィーバスが、奇跡の法廷で囚われるシーンで流れる曲は、ポール・カンデル、光枝明彦の『The Court of Miracles/奇跡の法廷』です。

このちょくちょく出て来る奇妙なキャラは、クロパンという美味しそうな名前の人形遣い。

ジプシー達を匿う人物ですが「奇跡の法廷」ではかなりの権限を持っています。脇役だと思っていたので驚きました!

二人の話を聞こうともせず処刑をしようとしますが、それほどこの場所を厳しく守っているのですね。

ここでは、クロパン達が「奇跡の法廷」について歌っています。

 

エンディング

英語版

※日本語版サントラ配信無し(光枝明彦 - ノートルダムの鐘)

エンディングで流れる曲は、ポール・カンデル、光枝明彦の『The Bells of Notre Dame(Reprise)/ノートルダムの鐘(リプライズ)』です。

最終的に初恋は実らなかったものの、人々に讃えられ嬉しそうに歩いて行くカジモド。

ずっと手に入れたかった街での生活を満喫することでしょう…♪

エスメラルダとフィーバスの仲を心底祝福しているような、晴れやかな表情が印象的でした!

「誰がモンスターで誰が心ある人間か」このキャッチコピー通り、最高裁判事フロローが根っからのモンスターであると分かって、神の怒りに触れ落ちて行くシーンにはスカっとしました。

 

エンドロール

Someday (From "The Hunchback of Notre Dame"/Soundtrack Version)

All-4-One - Someday

エンドロールで流れる曲は、All-4-Oneの『Someday』です。

オール・フォー・ワンは、アメリカのR&B・ポップグループ。代表曲は「ISwear」「So Much in Love」など。

ディズニーにしては珍しく、薄暗くて悲しいシーンの多かった今作は、ちょっと大人向けのお話でした。

(幼少期はカジモドの容姿もちょっと怖かった…)

興行収入も低めで人気作とは行きませんが、パリ・ノートルダム大聖堂の描写や、カジモドがロープを使って空を仰ぐシーンなどの映像は素晴らしく、また音楽の評価も高いそうです!

エンドロールではしっとりと優しいR&Bが流れ、ディズニーらしい華のあるメロディで締めくくられました。

 

サウンドトラック

英語版

英語版『ノートルダムの鐘』を聴く

 

日本語版

日本語版『ノートルダムの鐘』を聴く

 

カテゴリー - 挿入歌・サントラ
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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)