2025年7月24日から放送されたアニメ『カラオケ行こ!』は、和山やまのマンガが原作の作品。変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実(声:堀江瞬)に、ヤクザの成田狂児(声:小野大輔)が声をかけるのが物語の始まりです。組内のカラオケ大会で最下位を避けたい狂児と聡実による奇妙な関係に注目です。※2024年に綾野剛主演の実写映画も公開され、話題を呼びました
この記事では、アニメ『カラオケ行こ!』で流れるオープニング、エンディング、挿入歌曲をご紹介します。※登場人物・ストーリーなどのネタバレを含みます
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映画『カラオケ行こ!』で流れる曲をシーンごとに解説!全18曲
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カラオケ行こ!で流れる曲(オープニング編)
カラオケ行こ!1話からのオープニングはAyumu Imazuの『HOWL』
Ayumu Imazu - HOWL
1話からのオープニングで流れた曲は、Ayumu Imazuの『HOWL』です。
雨模様から始まり聡美と狂児が映し出される中、おしゃれでリズミカルな音楽と歌が流れるのが特徴的。ネオンの色合いがキレイだなと思いつつ、ノリの良い歌に引き込まれました。
聡実と狂児の関係性がどうなるのかともいつつ、基本的に笑って見れるお話しが良いアニメですね。
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カラオケ行こ!で流れる曲(エンディング編)
※1~3話にエンディング曲はありませんでした!
カラオケ行こ!で流れる曲(挿入歌編)
第1話「出会い」で聡実が合唱コンクールで部員と歌うシーン
混声合唱(または重唱)とピアノのための<ヒスイ>
聡実が合唱コンクールで部員と歌うシーンで流れた曲は、『混声合唱(または重唱)』です。※エンドロールには「歌唱 府中第四中学校合唱部」と書かれていました
梅雨の時期の雨の降る中、「ふれあい市民ホール」で、聡実は部長として最後の大会(コンクール)で森丘中学校の部員と共に歌いました。ゆったりとした流れるようなピアノではじまり、ステージ上で聡実たちが歌います。
そんな中、誰かに見られていると感じる聡実に意外な展開が…銀賞を取ってあとは帰るだけかと思いきや、スーツを着た狂児が「カラオケ行こ」と言いに来るのにある意味ハラハラしますね。
※この曲は第3話「別れ」で狂児が聡実に出会う際を思い出して話す際にも流れます
第1話「出会い」で狂児がカラオケで歌うシーン
X JAPAN-紅
狂児がカラオケで歌うシーンで流れた曲は、X JAPANの『紅』です。
カラオケに連れてこられた聡実は「成田狂児」と書かれた名詞を見つつ、恐縮した様子…どう見てもヤクザですから納得です。狂児は聡実に歌の先生になって欲しいと言い、1曲だけ聞いて欲しいとのこと。勝負曲を聞いて率直な意見を聞かせてもらいたいようですが…まさかのX JAPANの『紅』を選ぶとは驚きです。
40秒越えの前奏からの英歌詞をしっとり歌う狂児。そのパートが終わって高音の激しいパートへ移ります。裏声で熱唱した狂児に対し、聡実が「終始裏声で気持ち悪い」と言うのは笑ってしまいました。
第1話「出会い」で狂児がカラオケで歌の練習をするシーン
クレイジーケンバンド - タイガー&ドラゴン
狂児がカラオケで歌の練習をするシーンで流れた曲は、クレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』です。
毎週火曜と金曜、聡実は狂児に呼ばれてカラオケ天国にてフリータイム…カラオケ地獄だと言い表しつつ、狂児がクレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』を歌います。
「俺の話を聞け~♪」と熱唱する狂児の歌が終わるとカラオケの得点は98点越え!この歌を推奨する聡実ですが…組長の前で歌うとまずい可能性があると話す狂児は真剣でしたね。
第1話「出会い」で狂児が雨に濡れた聡実を車で送るシーン
森田公一とトップギャラン - 青春時代
狂児が雨に濡れた聡実を車で送るシーンで流れた曲は、森田公一とトップギャランの『青春時代』です。
聡実は声変わりがまだでしたが、夏の合唱祭(ガラスの小箱を歌うようですね)に向けての練習が始まります。雨が降って来て声に悩む聡実を見つけた狂児は彼に傘を渡すのが印象に残るシーンとなりました。
そうして車で送られる際にラジオで流れる歌に合わせて狂児は森田公一とトップギャランの『青春時代』を歌います。「青春時代は~♪」とノリ良く歌いますが、聡実に音程が外れていると言われて意外そうでしたね。雨模様の中、心が少し晴れるような1話が終わりました。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う1曲目
米津玄師 - Lemon
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う1曲目で流れた曲は、米津玄師の『Lemon』です。
カラオケ天国に連れてこられたカラオケの先生として組員の曲を聞くことに…1人目は『Lemon』を歌い、「きっとこれ以上~♪」というパートからサビにかけて歌います。聡実は「リズムに乗れてないので音をよく聞いてください」と伝えると組員は元気よく返事をしました。
原曲は静かなピアノとやわらかな音、控えめなドラムが進んでいき、声は落ち着いているのが冒頭の特徴です。サビで高く伸びるように歌いつつ、音楽も盛り上がります。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う2曲目
バルーン(須田景凪) - シャルル
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う2曲目で流れた曲は、バルーン(須田景凪)の『シャルル』です。
組員の2人目が歌ったのは『シャルル』です。「愛を歌って歌って♪」と歌うと、聡実は「良いと思います。言うことないです」とのこと。組員は意外そうに返事を返しました。
原曲は歯切れのよいギターの刻みと、跳ねる速めのリズムが曲を引っぱっていき、言葉数が多く、息を切らさず一気に畳みかける歌い方が特徴的ですね。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う3曲目
米米CLUB - 浪漫飛行
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う3曲目で流れた曲は、米米CLUBの『浪漫飛行』です。
組員の3人目が歌ったのは『浪漫飛行』です。聡実は「声が続いていないので体力を付けてください」と助言します。組員は「体力…」と言いながら、うな垂れるのでした。
原曲は明るい曲調で手拍子をしたくなるまっすぐなノリ。ヴォーカルの歌は力みすぎない前向きな雰囲気がありますよ。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う4曲目
中島みゆき - 地上の星
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う4曲目で流れた曲は、中島みゆきの『地上の星』です。
組員の4人目が主にサビのみ歌ったのは『地上の星』です。聡実は「ビブラートのクセが強すぎます」と言うと、組員は「ごめんなさい」と即答するのでした。
原曲の歌い出しは穏やかな語りかけのようで、静かに耳を引きつけます。その後にじわりと力強い波が押し寄せてくるような構成と、女性ヴォーカルの歌声が特徴的ですね。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う5曲目
星野源 - 恋
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う5曲目で流れた曲は、星野源の『恋』です。
組員の5人目が歌ったのは『恋』です。「いつか見えなくなるもの♪」とワンフレーズ歌うのみでしたが、聡実は「ピッチが不安定です」とスパッと言いましたね。組員は「ピッチ?」とハテナを浮かべているようでした。
原曲はエレキギターの刻みと手拍子のようなアクセントが軽快に続き、弾む感じです。歌は言葉をはっきり置きながら、笑顔で語りかけるような雰囲気が特徴です。
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う6曲目
安全地帯 - プルシアンブルーの肖像
第2話「悪夢」で組員がカラオケで歌う6曲目で流れた曲は、安全地帯の『プルシアンブルーの肖像』です。
組員の6人目が歌ったのは『プルシアンブルーの肖像』の「離さない♪」というワンフレーズです。聡実が「声が汚いです」とピシャリと言いました。
原曲は落ち着いたテンポで始まり、シンセとギターが静かに寄り添います。低めで艶のあるヴォーカルが丁寧に言葉を運び、サビでは力を込めて伸びる感じ…「離さない♪」と歌うパートを聞き比べると聡実の意見に納得かもしれませんね。
※この後も2人歌いますが、一言以下だったので曲名は明確に分からず…エンディング時に書いてあった劇中使用曲を見ると、大塚愛の『さくらんぼ』とKing Gnuの『白日』なのかなと思われました!
第2話「悪夢」で聡実の父がテレビを見ているシーン
寺尾聰 - ルビーの指輪
第2話「悪夢」で聡実の父がテレビを見ているシーンで流れた曲は、寺尾聰の『ルビーの指輪』です。
聡実は家のリビングを通りかかると、父がテレビを見ていましたね。その際に流れていたのが『ルビーの指輪』でした。独特なリズムと歌い方が特徴的でしたね。聡実はなんて曲名か聞くと父は教えてくれて、次の狂児のカラオケレッスン日を迎えます。
その際に聡実は狂児に歌いやすい曲として『ルビーの指輪』を教えました。狂児の音域に合っていて無理せず歌えそうなリストを作ってくれる聡実の優しさが伝わってきます。
※リストには『ルビーの指輪』、『歩いて帰ろう』、『マシマロ』、『少年時代』、『キスしてほしい』、『勝手にしやがれ』が書かれていました。
第3話「別れ」で狂児が聡実に会った日を思い出すシーン
マイバラード
第3話「別れ」で狂児が聡実に会った日を思い出すシーンで流れた曲は、『マイバラード』です。
いつも通りで聡実はカラオケ天国で狂児とレッスンをし、調子が悪そうな狂児に「声だけでなく喉を開いて歌うように」と言いました。そうした帰りの車で狂児の回想シーンがあり、横断歩道を渡る女子学生たちが「心燃える歌が歌がきっと♪」と歌っていましたね。
狂児は彼女たちを見て、聡実の合唱コンクールの会場に行き着いたという経緯があったのです。キッカケが意外でしたね。
※エンドロールには「歌唱 府中第四中学校合唱部」と書かれていました
サウンドトラック
※サントラが配信されたら記載します!