2004年4月17日公開のアニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』。
映画『クレヨンしんちゃん』第12作目で、テレビ朝日開局45周年記念作品。
ドタバタギャグの多かった前作に比べ、シリアスなストーリーで重い描写が多いのが特徴的。
シリーズ初・かすかべ防衛隊がメインとなっており、「友情」や、しんのすけの「恋」などにフィーチャーしています。
しんちゃんの切ないガチ恋、かざまくんをメインとしたかすかべ防衛隊の友情など、大人が心から楽しめるストーリーが盛りだくさん!
笑って泣けて、迫力のあるアクションシーンもあって、本作を「隠れた名作」と呼ぶ声も多いそうです♪
今回は、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』の主題歌、あらすじ、感想をご紹介いたします!
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』のあらすじ
なぞの映画館で、全員が映画の中にすいこまれた! もうひとつの世界に長くいるほど、前の生活を忘れてしまう。しんちゃんたちはもとの自分にもどれるのか!?
『嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』で流れる曲
オープニング
野原しんのすけ(矢島晶子)- オラはにんきもの
オープニングで流れる曲は、野原しんのすけ(矢島晶子)の『オラはにんきもの』です。
アニメ版にて1993〜1995年まで使用されていたOP曲で、9年ぶりに使用されました。(映画公開当時のアニメOP曲は、華原朋美さんの「PLEASURE」)
『お願い!ランキング』「みんなのアニソンベスト15 クレヨンしんちゃん編」では1位を獲得した、ファンの中でも人気の曲です。
前作に無かったアバンタイトルが復活。いつものドタバタギャグかと思いきや、ちょっと不穏な雰囲気が漂いワクワクしました!
クレイアニメも野原家ではなく、かすかべ防衛隊(しんのすけ・ネネちゃん・かざまくん・マサオくん・ボーちゃん)がメインとなっており、珍しい始まり方に期待大です♪
エンドロール
NO PLAN - ◯(マル)あげよう
エンドロールで流れる曲は、NO PLANの『◯(マル)あげよう』です。
NO PLANは、バラエティ番組『内村プロデュース』から派生したグループ。メンバーは、内村光良、さまぁ〜ず、TIM、ふかわりょう。
本作は、現実と映画の中で微妙にキャラの作画が違うなど細部にまでこだわっており、また、終盤に出て来た7人のガンマン役が、1960年に公開された西部劇『荒野の七人』の吹き替えを担当していた、レジェンド声優の方々だという力の入れようにも驚きました!
恋愛の絡む脚本だと中々ハッピーエンドにはしてくれないクレしん映画ですが、『アッパレ!戦国大合戦』同様、不思議と爽快感が残ります。
エンドロール、ワルツ調の曲に合わせてしんのすけとつばきが踊っている映像(しかもつばきはきちんと靴を履いています)には、思わず笑みがこぼれ心が温まりました。
この映画、家族だけでなくカップルにもオススメですよ♪