2023年10月2日から放送が開始されたアニメ『MF ゴースト』。
しげの秀一先生による漫画をアニメ化した作品で、過去に連載していたカーレースバトル漫画・アニメ『頭文字D(イニシャルD)』の近未来が描かれています。
『MF ゴースト』は2017年から連載中。『頭文字D』は、1995~2013年まで「ヤングマガジン」で連載されていました。
この記事では、アニメ『MF ゴースト』をリアタイ視聴した筆者が、流れる音楽をご紹介しています。
※ネタバレを含みますので、まだ観ていない方は注意してくださいね!!
毎話更新!アニメ『MFゴースト 2nd Season』で流れるOP/ED/挿入歌を解説!
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アニメ『MF ゴースト』で流れる曲
オープニング
芹澤優 - JUNGLE FIRE feat. MOTSU
OP曲は、芹澤優の『JUNGLE FIRE feat. MOTSU』です。
2023年10月8日第2話から使用。※第1話のOPはナレーションとインストのみでした。
アイドルグループ・i☆Risのメンバーで、声優でもある芹澤優さんと、『頭文字D』ではほぼ全ての主題歌を担当した「m.o.v.e」の元メンバー・MOTSUさんのフューチャリング曲。
アゲアゲなユーロビート・テクノロックからは、懐かしさが感じられると共に、本シリーズでも熱いレースが展開されるのだとワクワクさせられます!
OP映像は、こちらも車に乗っている気分になれるような、リアルで疾走感のある映像となっていますよ♪
エンディング
Himika Akaneya(茜屋日海夏) - Stereo Sunset (Prod. AmPm)
ED曲は、Himika Akaneya(茜屋日海夏)の『Stereo Sunset (Prod. AmPm)』です。
茜屋日海夏さんは、OPを担当する芹澤さんと同じく、アイドルグループ・i☆Risのメンバー。
優しいバラードと、透き通るような歌声が魅力的です!
映像は、切ない恋心・ドキドキ感が伝わって来るような、恋がメインとなっているアニメーション。
恋の、はにかむ表情や寝顔、セクシーショット全てがキュート♪ (全カット顔が赤いのもカワイイ笑)
壮大な風景の中走る86がまた素敵で、クールダウンにピッタリなEDテーマです。
シーズン1・1話/カナタ(片桐夏向)が86GTに乗り込むシーン
ノーマ・シェフィールド - DO YOU REALLY WANNA LOVE ME
カナタ(片桐夏向)が86GTに乗り込むシーンで流れた曲は、ノーマ・シェフィールドの『DO YOU REALLY WANNA LOVE ME』です。
「元祖・ユーロビート界の歌姫」と呼ばれたノーマ・シェフィールドの楽曲。
カナタが、実在する車「トヨタ86GT・前期」に乗り込みレースがスタートするシーン。
2008年にリリースされたユーロビートが流れるエンディングは、『頭文字D』の世界観そのまま!
当時の主人公・藤原拓海が乗っていた「AE86」を思い起こさせる展開に、胸が熱くなったファンも多いのではないでしょうか♪
また、ヒロインの恋は第1話ですでに、イケメンハーフのカナタへ恋心が芽生えてしまったようですね。レースだけではなく二人の距離も楽しみです…!
シーズン1・2話/カナタが追い上げ、順位を上げるシーン
Mega NRG Man - RED LIGHT AND SEX
カナタが追い上げ、順位を上げるシーンで流れた曲は、Mega NRG Manの『RED LIGHT AND SEX』です。
メガ・エナジー・マンは、ユーロビートのレーベルであるA-Beat Cが、ロック要素を取り入れたユーロビート路線を製作する時のボーカル名義。『頭文字D』でも多くの楽曲を提供していました。
MFGの創始者「リョウ・タカハシ」が登場するシーン。この後ろ姿の医者キャラ。『頭文字D』を観た事がある人なら、あの人だ…!とわかるハズ。
まだ明かされていませんが、きっと「高橋兄弟」の兄・高橋涼介の事でしょう!!約束を守って医者になったんだね、涼介…。
声優も高橋涼介役・子安武人さんなので、これは胸アツです♪
カナタは「藤原拓海の教え子」という事も明かされたので、ドライブテクにますます見入っちゃいますね!
シーズン1・2話/カナタが濃霧の中、さらに追い上げゴボウ抜きして行くシーン
カナタが濃霧の中、さらに追い上げゴボウ抜きして行くシーンで流れた曲は、Mega NRG Manの『Break Out Fire』です。
「リョウ・タカハシ」が登場するシーン同様、攻撃的かつキャッチーなメロディがアガるユーロビートが流れます。
濃霧が立ち込める難所で、次々と他者を追い抜くシーンは圧巻・爽快!!
藤原拓海の「超高速四輪ドリフト」と同じテクニックを観た登場人物達が、湧きあがります。
それにしてもカナタ、天才でイケメン過ぎません?恋でなくても恋しちゃいますね!!笑
第1話から『頭文字D』の時の人気キャラ達が少しづつ登場するので、ワクワクが止まりません♪
シーズン1・3話/カナタが最終ストレートを通るシーン
カナタが最終ストレートを通るシーンで流れた曲は、Dejoの『Wilder Faster Louder』です。
ここで流れるのは、イタリアの作曲家&音楽プロデューサーのアンドレア・レオナルディが設立した、ユーロビート・レコードレーベルの曲。
カナタが猛追するも、0.019秒差で16位となるシーンで使用されました。(『頭文字D』でも楽曲提供していたそうです!)
86は元々パワー不足なので、それが顕著に現れてしまう直線では、さすがに神スキルをもってしてもスピードを上げるのは困難でしたね。
しかし!なんと、レギュレーション違反者が出たため、カナタは15位に繰り上がり。決勝進出となりました。
(16位っていう事でなんとなく予想はしてたけど)いや〜ハラハラした!!ヒリヒリする胸熱なシーンでした♪
そして、恋ちゃんはというと何故かカナタを思いっきりビンタ。その後お風呂で「なんであんな事しちゃったんだろう…」コッチのセリフや!!
相葉パイセンとカナタの絡みギャグも笑っちゃいます。
また、物語に大きく絡んで来そうなミハイル・ベッケンバウアー(CV:神谷浩史さん)も登場しましたし、ワクワクして来ましたよ〜!
シーズン1・4話/決勝レースがスタートするシーン
決勝レースがスタートするシーンで流れた曲は、ジェイ・レアの『HI LOVE エクステンデッド・バージョン』です。
ここで流れるのは、イタリアのユーロビート・レコードレーベル「SCP Music」の曲。浜崎あゆみ、SPEEDなど日本のアーティストのリミックスもリリースしています。
カナタを含む「神フィフティーン」が一斉にスタートするシーン。
レストランでは、新キャラの八潮翔(CV:田邊幸輔さん)、北原望(CV:芹澤優さん)が登場。今後どのように絡んで来るのか楽しみな、少々ヤンキーっぽいキャラです。
そして、実況席には『頭文字D』で、主人公・藤原拓海と死闘を繰り広げたライバル・小柏カイ(CV:神奈延年さん)の姿が!
藤原にも劣らないドライビングテクと、男らしい性格も相まって人気のあるキャラですよね♪
カナタの機転やレース展開の見通しが天才的で、じわりと後方から攻めているので続きがとても気になります!
アツいレースが始まりましたし…なんかもう恋とのやりとりはちょっとどうでも良くなって来ました。笑
シーズン1・5話/カナタがコーナーで前園和宏を突き放すシーン
カナタがコーナーで前園和宏を突き放すシーンで流れた曲は、Dejo、BRATT SINCLAIREの『In the Eyes of a Tiger (Extended mix)』です。
3話でも挿入曲を担当した、ユーロビート・レコードレーベルの曲。
サバイバーの名曲「In the Eyes of a Tiger」を、見事にノリノリのユーロビートへとアレンジしています♪
カナタの神がかったドリフトが炸裂!!自信たっぷりだった物理博士号を持つ前園和宏(CV:宮園拓夢さん)が、「なぜなんだ!?」と慌てる様子が爽快!!
ついに、藤原拓海の片鱗が見えましたし、後ろ姿も公開されましたね。
『頭文字D』ファンが益々アツくなって来ましたよ♪
シーズン1・6話/ベッケンバウアーが石神を抜くシーン
レスリー・パリッシュは、ユーロビートレーベル「Delta」の女性歌手の名義で、この曲はイタリアの歌手、ソングライター、プロデューサーのクララ・モロニが歌っています。
ベッケンバウアーが意図的に石神のマシンに接触。そんな荒々しい手法を取るとは…。
端正な顔立ちなのも相まって、不気味さが増します!恐るべし「シュミレーター世代」「ミスをしないサイボーグ」。小柏、うまい事言う〜!
今後、「突然変異の新種」カナタとも良きライバルとなりそうな予感ですね!!
シーズン1・6話/カナタが、まさかのタイミングで八潮を抜くシーン
カナタが、まさかのタイミングで八潮を抜くシーンで流れた曲は、THE DREAM FIGHTERSの『ARE YOU READY TO FLY』です。
ドリーム・ファイターズは、イタリアのユーロビートレーベルを設立したユーロビート・アーティスト、ダヴィデ・ディ・マルカントニオの別名義。
経験者が誰も予測出来ない、カナタのコーナーでの追い抜き!ついに11位に躍り出ました。
筆者はレースのことは何も分かりませんが、実況席の小柏の興奮した解説から、その凄さが伝わって来ます!
シーズン1・6話/カナタがスリップストリームを利用するシーン
カナタがスリップストリームを利用するシーンで流れた曲は、Annerleyの『Crazy Love』です。
アナリー・ゴードンは、イギリス出身・イタリアで活躍するボーカリスト、ソングライター、パフォーマー。
ヤジキタ兄妹のロータスとアルファロメオを利用し、「スリップストリーム」現象で86の弱点をカバーするシーン。
空気の流れを利用した高度な技術を、なんなくやってのけたカナタ!クールなのにアツイ。
今回は、『頭文字D』藤原の「その後」が語られた重要な回でした。
大怪我を負って引退していたとは…昔のファンにはショッキングな情報でしたね;
シーズン1・7話/赤羽海人が柳田拓也を抜くシーン
赤羽海人が柳田拓也を抜くシーンで流れた曲は、Cherryの『ANYWAY,ANYMORE』です。
Cherry(クララ・モローニ)は、90年代のユーロビート界の歌姫と呼ばれている、イタリアの女性ヴォーカリスト。
赤羽海人(CV:諏訪部順一)が、体当たりをしながら柳田拓也(CV:坂田将吾)を少々強引に抜き、6位に踊り出るシーン。
また、カナタはコンディションの悪い道を果敢に攻めて行き、ヤジキタきょうだいにプレッシャーをかけます。
抜いて抜かれてそれぞれの想いが錯綜し、観ているこちらも力が入ってしまうアツいレースシーンでした!
シーズン1・7話/赤羽海人が大谷洋介を抜くシーン
赤羽海人が大谷洋介を抜くシーンで流れた曲は、DEEMOの『THE SPIRIT OF THE NIGHT(FULL MIX Version)』です。
DEEMO(Francesco Palmieri)は、クララ・モローニらが設立したイタリアのユーロビートレーベル「Delta Music Industry」、同国のレーベル「Gabrielli Roberto Eurosound」に所属するシンガーソングライター。
赤羽海人がイケイケの勝負強さを見せ、5位にまで上昇するシーン。3位グループへ上がるのも時間の問題!
そして、大石代吾はジャクソン・テイラーを接触スレスレで抜き去ります。
タイヤにもっとも負荷がかかる、悪夢の874mダウンヒル。藤原拓海が得意としていたダウンヒルでのカナタの走行を、見逃せない展開に!!
「let's go!」とアクセルを踏む彼から、目が離せません;
シーズン1・8話/カナタが八潮を抜くシーン
カナタが八潮翔を抜くシーンで流れた曲は、JAGERの『BECAUSE OF YOU eurobeat version』です。
イタリアのレーベルSCP Musicがリリース。JAGER(Filippo Cordioli)は、アーティスト兼ソングライター。
カナタが一瞬の隙をついて北原望を抜いたあと、ヤジキタ兄妹の「サンドイッチ・フォーメーション」をかいくぐり、翔までも抜き去るシーン。
二人の間に挟まれ大ピンチ!?と思いきや、「藤原先生」の教えを思い出しながら攻略。
望が「車が横に瞬間移動した…」と驚きます。本当にピャン!と横に移動しておる。どうやったの?
幅ギリギリの狭いインコースに移動し一瞬で抜き去る姿、観ていてスカっとします!!
シーズン1・8話/カナタがジャクソン・テイラーを抜き、9位に躍り出るシーン
カナタがジャクソン・テイラーを抜き、9位に躍り出るシーンで流れた曲は、Hotbladeの『FACE DOWN』です。
イタリアのレーベルSCP Musicがリリース。Hotblade(Gabriele Gozzi)は、ユーロビートアーティスト。
視界を遮られる濃霧(デス・エリア)の中、カナタが仕掛けて無理やり抜くシーン。
緒方に前を走る車との時間差を音声カウントしてもらい、自分の位置と前の車との位置関係を把握し、頭の中でシミュレーションを行う。そして1秒に縮まったところで「ファイブ・フォー…」と自らカウントダウンし、一瞬で並びました。
いやカッコ良過ぎるでしょ…!!あまりに無謀で危険な駆け引きに、テイラーは9位の座を明け渡しました。
ついにTOP10内に入ったカナタ、どこまで追い上げるのか!?
シーズン1・9話/3位グループを走る3台が競り合うシーン
3位グループを走る3台が競り合うシーンで流れた曲は、GO2の『Gotta Go (ext.vers.)』です。
GO 2[FASTWAY vs ACE]は、ユーロビートレーベル「SCP」所属アーティスト(FASTWAY/DUSTY)の初期のユニット名。
クラッシュすれすれ!死がよぎるほどの最終・カマボコストレートでの接戦で、疾走感のある迫力満点なユーロビートが流れます。
300キロを越えるスピード…もはや公道でコレって正気の沙汰ではない!!ドキドキしますが、相葉先輩がしっかりとオチを付けてくれますよ♪
シーズン1・9話/カナタがジャクソン・テイラーを抜き、9位でフィニッシュするシーン
テイラーのポルシェに抜かれ、カナタもここまでか…と思いきや。
なんと、ブレーキングポイントをずらし、高速のまま最終コーナーを…曲がったあぁああ!!!(←映像観ながら叫んだ人いますよね?笑)
あまりにも人間離れしたスキルに驚き。相葉先輩の凡ミスという伏線を、カナタがクールに回収してくれました!
シーズン1・9話/MFG第1戦の決勝レースが終わるシーン
MFG第1戦の決勝レースが終わるシーンで流れた曲は、MEGA NRG MANの『ROCK ME』です。(MEGA NRG MANに関しては第2話を参照)
MFG第1戦「小田原パイクスピーク」の表彰式後、実況が挨拶をして終わるシーン。
予選からカナタが魅せた、藤原譲りの実力には本当に驚かされましたし、他キャラ達の闘いっぷりにもアドレナリンが出っ放しでした!
また、『頭文字D』に登場していたキャラや車が出て来て、古参ファンはノスタルジーにも浸れたのではないでしょうか。
途中からすっかりどうでも良くなっていましたが、恋ちゃんの恋の行方も見守りましょう♪
シーズン1・11話/青いアルピーヌがカナタを抜くシーン
青いアルピーヌがカナタを抜くシーンで流れた曲は、DERRECK SIMONSの『BE MY QUEEN』です。
DERRECK SIMONSは、MEGA NRG MANの別名。イタリアのユーロビート・アーティストのジーノ・カリアが使用していた名前でもあります。
『頭文字D』では、神奈川県の『チーム・スパイラル』のナンバー2として藤原と対決した事のある、奥山広也がカナタの86の足回りをセッティング。
カナタはその走りやすさや技術に唸ります。昔はかな〜りトガっていた奥山ですが、ものすごく丸くなっちゃってそして頼もしくもありますね!!
その後、青いアルピーヌが瞬時にカナタを抜き去るシーンでこの曲が流れます。
前回、レースに参加していないレーサー、沢渡光輝のドライビングテクもキレッキレ!欧州ではカナタをライバル視していたという事で、今後の絡みが楽しみです。
シーズン1・11話/沢渡がコースレコードを出すシーン
沢渡がコースレコードを出すシーンで流れた曲は、DAVID DIMAの『BAD LOVE』です。
DAVID DIMAは、イタリアのユーロビート・アーティスト「David e Di Marcantonio」の別名。イタリアとタイを主軸にしているユーロビートレーベル「Dima Music」の創始者です。
第2戦・芦ノ湖GTの予選で、沢渡がいきなりレコード記録を打ち立てるシーン。
ハンドルを握るとイケメンですが、17歳の女の子しか愛せないという変態沢渡。なんだかカナタとは正反対で、かなり濃ゆいキャラですね!
そして変わらず「7番ちゃん」に目がない、真面目な表情の相葉先輩はどのような走りをするのか…?予選から目が離せません!
シーズン1・12話/カナタが予選の最初のチェックポイントを、13位で通過するシーン
沢渡がコースレコードを出すシーンで流れた曲は、GO2の『Spitfire』です。GO2に関しては9話を参照。
カナタが芦ノ湖GT・予選に登場し、最初から攻めて行くシーン。
探りを入れようとブースに入っていた相葉先輩が、カナタの圧巻の走りに驚愕します。
まるでエンジンを変えたかのような早さに、実況席もヒートアップ!
カナタには「目で見たものを記憶に留めておける能力」がある事が判明し、彼の強さの秘密に少し近付きましたね。
ここでシーズン1は終了ですが、来年のシーズン2にも期待です。(中途半端に終わってビックリ。笑)
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