2024年1月23日から放送の、ファンタジー・ラブコメ連続ドラマ『Eye Love You』
人の目を見ると心が読めるという能力を持った、チョコレートショップ社長の侑里。
恋愛に臆病になっていた彼女は、純真無垢な韓国人留学生のテオと出会う。
- 本宮侑里役:二階堂ふみ(『翔んで埼玉』『ヒミズ』)
- ユン・テオ役:チェ・ジョンヒョプ(『わかっていても』『時速493キロの恋』)
二階堂ふみさんは、日本でも稀有なカメレオン俳優だと確信しているbeersyです!!
大ファンの女優さんと、人懐っこい笑顔がオバの心を揺さぶるチェ・ジョンヒョプさんのドラマとあらば、見ないわけには行かない。
毎話キュンキュンさせてもらおうじゃあないか!!
この記事では、ドラマ『Eye Love You』を鑑賞した筆者が、1話ごとに感想とネタバレ解説をご紹介します。(途中まではネタバレ無しなのでご安心を♪)
『Eye Love You』の評価&感想
- 感動度
- 3
- 脳トレ度
- 4
- 再鑑賞度
- 4
- サプライズ度
- 4
- 話題性
- 5
※現在進行形のドラマなので、評価は変わっていきますよ〜
まず、このドラマの魅力をもりっと上げているのが、ヒロインのユン・テオ役を務める韓国人俳優・チェ・ジョンヒョプさん!!
ソン・ガンさん目当てで、ドラマ『わかっていても』を観ましたが、チェ・ジョンヒョプさんの切ない演技と屈託のない笑顔に、オバ心を射止められました。
彼は、タイや南アフリカに留学していたという事で、英語もペラッペラだそうです。
ソン・ガンさんとは少々タイプが違うけれど、爽やか可愛い系男子で良き…。(うるさい)
てんかんという持病を患いながらも、役柄によっては体重のコントロールもする俳優さんなので、そのひたむきさにも心を打たれました。
また、主人公・侑里も魅力たっぷりなキャラクター。
ある事故をきっかけに、人の心が読めるようになってしまった女性…。よく漫画やアニメなどに出て来る能力ですが、かなり精神的に来るものだと思います。
しかし彼女はうまく能力を使いつつ、齢30歳にして会社の社長にまで上り詰め、自社ブランドの製品を心から愛しています。しかも経営理念も素晴らしいから、社内の風通しも良い。
完璧な女性に見えますが、空腹になるとブチ切れて感じ悪くなるというキャラなので、なんだか親しみやすくもあるんですよね。
そんなキャラクターが、二階堂ふみさんにピッタリ!というかやっぱり演技が素晴らしい…。特に泣くシーンではこちらもグっと来ました。
そして、韓流ドラマ風な演出も見どころポイント。
よく水バシャーとか風ブワーとか見かけますが、そんなインスタ映え〜な盛り上げ方が採用されていました。
侑里とテオは会社の上司と部下という立場になりますが、チョコを扱っているオフィスも可愛くて、カラフルなセットも素敵です!
中川大志さんや、立川志らくさん、杉本哲太さんといった豪華俳優陣も勢揃いの本作。
笑いもあるので、韓流ドラマやファンタジー、ラブコメが好きな人にオススメですよ♪
以下より重要なネタバレを含みます。
『Eye Love You』のネタバレ解説
第1話/僕の事は好きですか?私の心に舞い込んだ年下の純情韓国人
本宮侑里、30歳。
彼女が社長を務めるチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」は、侑里の大学からの友人で専務取締役の花岡彰人と、ショコラティエの池本真尋と3人で立ち上げた会社だ。
環境問題に取り組み、普段廃棄されるカカオの部位を使うなどしたこだわりの製品を揃えており、若い女性を中心に人気を博している。
本社やショップを往復し、日々仕事に励む侑里には秘密があった。
それは、人の目を見つめると、その人の心が読める事。
「人の事がよくわかる」という事で人望のある侑里だったが、出来た彼氏に打ち明けると「怖い…」と思われた苦い経験があり、恋愛とは距離を置いていた。
ある日、いつものように置き配でフードデリバリーを利用し、ビビンバを頼んだところ、袋の中にメモ書きが入っている事に気付く。
見ると「内緒ですが、ピビンバならオンドル食堂のほうがおいしいです」という文章と、可愛いラッコのイラストが描かれていた。
ーー
次の日、侑里は帰宅すると空腹でイライラしていた。彼女には、お腹が空くと怒ってしまうクセがある。
昨日配達員からもらった手紙を見返し、「ピビンバってビビンバの事だよな?」と思いながら、書いてあるオンドル食堂のビビンバを注文した。
自宅前に配達された商品を受け取り、早速食べてみると確かに美味しい。
そして、またしても袋の中の手紙に気付き読むと、今度は「エナジーチャージどうぞ。ここのお店はチヂミも美味しいです」と書かれていたので、我慢できず再度注文ボタンを押した。
今度は、侑里もラッコのイラストと共に、「エナジーチャージ出来ました。ありがとうございました」と書いた手紙を、置き配用のテーブルに置いた。
配達員のユン・テオは、嬉しそうにそれを読み独特なイラストを見て「可愛い!」と笑顔になる。
ーー
激しい雨の日、テオが転んでしまい侑里への配達予定の品がダメになってしまう。
それを謝りに来たテオと、空腹に耐えかね買い物に行こうとした侑里が、マンションのエントランスでぶつかる。
抱きかかえられた侑里は思わずテオの目を見てしまうが、聞こえて来たのは韓国語。韓国語を知らない侑里は、彼が心の中で何を言っているのかわからない。
そしてテオは、怒った表情の侑里に家から手作りのスンドゥブを持って来て渡した。侑里は戸惑うも、それをもらって美味しく食べた。
後日侑里はテオに、スンドゥブのお礼にと自社ブランドの石鹸を渡した。たまたまテオはその石鹸で作ったシャボン玉をしていて、親しくなる。
母親を亡くしているテオは、絶滅危惧動物となっているラッコが好きだった。大学では「野生動物保全学」を専攻し研究をしている。
同じ「ラッコ好き」の2人。「〝好き〟は韓国語で〝チョアヘヨ〟と言うんですよ」などといった他愛もない会話をして、その後もフードデリバリーを利用しながら徐々に距離を縮めて行った。
ーー
侑里は12年前、父とラッコを観に行った時、海に落ちて溺れた。
それを父が救ったが、父は脳梗塞を起こし全身麻痺状態に。目しか動かせなくなった父と対面した侑里は号泣して謝るが、父の目を見ると「侑里のせいじゃないよ」と心の声が聞こえる。
そこから侑里の能力は始まり、以来お見舞いに行っては目を見て会話をしていた。
しかし時には、周りからの心無い言葉が聞こえて来てしまって落ち込む事もあるのだった。
ーー
テオは帰宅途中の侑里を見付けて、配達員を辞める事になったと報告する。
しかし侑里はその日、父を担当している看護師の「(侑里の父は)話も出来ないのに、大金を払って」という心の声を聞いてしまい、落ち込んでいた。
テオは、そんな侑里を自分の家(ビル)の屋上へと誘う。2人は大量の落ち葉を掃除していたが、誤って転んだ時に抱き合ってしまい、胸の高鳴りを感じた。
侑里は慌ててビルをあとにするが、テオが自室のベランダから「ご飯を食べましょう。ご飯は好きですか?オムライスは?」などと質問を投げかけて来る。
侑里がどれも「好きです」と答えていると、突然テオが「僕の事は好きですか?」と聞く。
驚いた侑里はテオを見つめると、彼が「チョアヘヨ」…すなわち「好きです」と言っているのが聞こえた。
しかし昔「怖い」と言われた事を思い出した侑里は、やはり恋愛から遠ざかろうとしている。自宅に帰ると、テオからのメモ書きをそっと机の中にしまった。
ーー
後日、侑里が仕事をしていると、彰人がインターンの男性を連れて来た。
なんとそれは、配達員を辞めたテオだった。
テオの笑顔は反則級。ま〜あざといけれど…あんな年下が現れたらコロっといってしまいますよね!!
ストレートに気持ちをぶつけて来る、この若さには付いていけないかもしれませんが。果たして侑里の心は動くのか?
彰人も絶対何か絡んで来そうな予感。こちらはクールで完璧なツンツンタイプ…中川大志さんのイケメンっぷりにも癒されます!
初回を見た感じ、良い塩梅のファンタジー具合が良いですね♪
しかしこれから社内恋愛に発展するとなると、社長の立場の侑里はちょっと大変な事になるかも!?
第2話/禁断のオフィスラブ 発覚不可避の暴走愛
Dolce & Chocolat.に、インターン生として配属されたテオ。
彰人の話では、卒業までの二ヶ月間、インターンとして働いてもらい、何も問題が無ければそのまま本採用となるらしい。
それを聞いた侑里は、以前彰人が「公私混同する人間は、うちの会社には必要ない」と言っていた事を思い出す。
しかしテオは、「侑里さん♪」と言って馴れ馴れしく接して来てしまう。
慌てて「ただのフードデリバリーの配達員さんだから」と誤魔化すが、彰人は何か腑に落ちない表情をしていた。
また、真尋は最近、やたらと韓国の言葉や文化などを気にする侑里を見て、テオの事を気に入っているのではないかと気付く。
会社内外問わず、何も考えず無邪気に近寄って来るテオに困り果てている侑里だったが、彼のストレートな愛情表現に心を乱されていた。
ーー
数日後、侑里はテオに「Dolce & Chocolat.に来た理由」を聞く。
テオが子どもの頃、飯山教授が隣に住んでおり、よく遊んでもらっていた。
両親は離婚しており、母と2人で暮らすテオにとって、教授は父親も同然だった。
しかし、年月が経った頃母が亡くなってしまう。
落ち込むテオに教授が「一緒に日本へ行こう」と言って留学を提案し、環境問題や野生動物についての研究をする事となった。
そして、テオが卒業を控えた頃、教授は「研究をする人間も必要だが、研究結果を形にして世の中に広める人間も必要。人に愛されるテオなら、どちらでも出来る」と就職先についての助言をする。
テオは「研究結果を形にする人間になりたい」と決意し、教授が環境活動を行っている企業「Dolce & Chocolat.」を紹介したのだった。
それを聞いた侑里は、彰人と出会った頃を思い出す。
同じ大学で経営学部に所属しながら、環境系の講義を受けている彼を不思議に思い、何故なのかと話しかけた。
すると彰人は、「環境問題は、ビジネスでこそ解決する可能性がある」と言う。
研究だけで環境問題は解決出来るのか?と日々悩んでいた侑里は、その言葉にハッとさせられた。
それが、Dolce & Chocolat.を開業するきっかけとなったのだ。
侑里は、改めて気持ちを引き締める。
ーー
父の病室に見舞いに行き、いつものように目を見て会話を楽しむ侑里。
その姿を、見舞いに来た飯山教授が見て驚いている。
実は彼は、侑里が海に落ちた時同じ船に乗っていた。
病室の様子をしばらく見ていた教授だったが、血相を変えてその場をあとにする。
ーー
真尋が侑里のために、居酒屋でテオの歓迎会を開いた。
持ち前の明るさで、社員達とも上手に付き合うテオ。反対に侑里は、彰人の鋭い視線を気にしてソワソワしている。
しかし彰人は、お酒が一滴も飲めない。その後たまたま顔にかかったお酒で泥酔し、1人で帰宅してしまった。
盛り上がったところで会をお開きにした侑里が会計をしていると、テオが「アイスクリームを買いに行きませんか?」と連絡を入れる。
なんでアイス?と思ったが、その言葉は韓国人男性からの「2人きりになりたいアプローチ」だと書かれたサイトが送られて来た。
侑里は慌てて店をあとにするが、テオが追いかけて来て「アイス買いに行きましょう」と強引に誘う。
しかし侑里は、「私は社長なので、特定の社員と必要以上に仲良くする事は出来ません。テオくんも、やりたい事があってウチに来たんでしょ?何かあったら、入社出来なくなってしまいます」とキッパリ伝えた。
テオは、「僕の事を考えてくれてありがとうございます。会社では、社長とインターン生として接します。でも、外ではもっと2人で会ってくれますよね?」と言う。
赤面して動揺する侑里。彼の心の声(韓国語)が聞こえて来るが、やっぱり何を言っているのか分からない。
テオは続けて「好きになって欲しくてこういう事をしています。僕も26歳の男ですから」と言いながら、侑里を抱き寄せた。
ーー
その頃、彰人は自宅のソファーで寝てしまっていた。
そばには、侑里が微笑んでいる写真が置かれている。
絶対そうだと思いましたが、彰人は侑里の事を想っているのでしょうね…!!
これは切ない片想いフラグが。そしてテオにとっては強敵となりそうです。(甘いのと辛いの、王道ですがどちらもイイ!)
しかし、テオのこの強引さはチェ・ジョンヒョプさんだから許されるものですが、普通に考えたらかなり怖いですよね。もはやストーカー。
ハイ。こんな状況、もちろん※イケメンに限ります※
そして教授、気になりますね。まさか侑里パパと繋がっていたとは…!
第3話/恋がバレたら即解雇 猛烈愛と秘密の約束
テオは侑里に言われた通り、会社内では1人のインターン生として接するが、社長に対するあからさまな冷たい態度に、社内は困惑してしまう。
しかしプライベートでは、朝から侑里に鬼メールをしたり、あざとい写真を送って来たりするので、侑里の心はかき乱されていた。
そんな中、Dolce & Chocolat.に転機が訪れる。
日本最大級のバレンタインイベント「ショコラ・フェスティバル」に、出店するチャンスが巡って来たのだ。
しかし、辞退した店の代わりという立場であるため、イベント開催当日…あと8日以内に、フェス用の限定商品を作らなければならない。
非常に厳しいが、日本中にDolce & Chocolat.を知ってもらえるチャンスという事で、引き受ける事になった。
ーー
飯山教授と、テオの先輩の小野田は、テオに「恋をしました」と打ち明けられる。
盛り上がる2人だったが、テオが「会社の同僚です」と言うと、教授の表情が曇る。
そして、侑里と父・誠が会話をしている光景を思い出し「全身麻痺 会話方法」と検索して調べ始めた。
ーー
侑里は、会社に遅くまで残って新商品の案を練っていた。
お腹が空いて煮詰まっていた時、テオが現れスンドゥブを手渡す。さらに、小さな花束も渡してそそくさと帰って行った。
侑里は、スンドゥブを食べた後にお礼のメールをする。
するとテオから「その花〝リナリア〟の花言葉を調べてください。僕の気持ちです」と返信が来たので調べると、「この恋に気付いて」「幻想」と書いてあった。
侑里はどっちなの!?と思うが、テオはメールのやりとりが嬉しくてもだえていた。
その後しばらく花束を見つめていた侑里は、何かを閃く。
ーー
翌朝、侑里は社員達にエディブルフラワー(食用花)を数種類使用したチョコを提案。
「愛情」「友情」「家族愛」「尊敬」などの花言葉で、相手に想いを伝えられるという商品を思い付いたのだ。
そのアイデアはすぐに採用され、社員一丸となってチョコレートを仕上げて行く。
そしてフェスティバル当日。
店は大好評で、誰かに想いを伝えたい人々が次々と購入して行く。
侑里は時折お客様の心の声を聞きながら、笑顔で接客をしており、彰人と2人で「やっとここまで来たね」と健闘を讃え合った。
テオも素晴らしい語学力を発揮し、海外のお客様にもしっかりと対応している。
そんな中、小野田が会場にやって来た。テオの片想いの相手を見に来たのだ。
しかし、侑里と真尋を紹介され、真尋がテオの相手だと勘違い。そのまま帰ってしまった。真尋は小野田を見て、新しい恋の予感を感じていた。
一方、韓国語が話せる社員で、テオをサポートしている明日香は「愛しています」という花言葉を持つ、バラのチョコを購入した。
ーー
フェスのあと会社に戻った侑里と彰人は、軽食を食べてしばしくつろぐ。
彰人は、デスクに飾られた花を見て「その花のおかげで花言葉を思い付いたのか?」と聞く。
すると侑里は「そうだね。もらったの」と言って微笑んだ。
ーー
フェスは大成功をおさめ、侑里はテオにスンドゥブが入っていたポットを返しに行く。
「テオくんのおかげで、フェスが成功しました。ありがとう」と伝える。
テオは家まで送ると言い、2人は久しぶりに並んで歩いていた。そして、侑里に「会社でも普通にして良いよ」と言われ、テオはとても喜ぶ。
そして、「ご褒美にデートしてください。ごはんを食べましょう」とお願いする。
侑里はOKし、2人は握手をして約束した。
ーー
彰人は、テオが花屋で「ありがとうございました。このお花のおかげで、すごく良い事がありました」とお礼を言っているのを見かける。
そこで、侑里に花を渡したのがテオだと気付いた。
さらに花言葉を調べると「この恋に気付いて」という文があった。
3話目にして、物語が大きく動きましたね!!
侑里はまんざらでも無くなって来たし、彰人は気付いちゃったし、明日香ちゃんはテオに恋…!?
そして教授も侑里の秘密を探り始めました。何を企んでいるのか?ただの研究オタクなら良いのですが。
今回はバレンタインに向けてのストーリーで、無性にチョコを食べたくなりました♪
第4話/決戦はバレンタイン!嫉妬に燃える交錯愛
侑里とテオは、バレンタインの夜にごはんを食べる約束をする。
しかし当日の朝、納品予定のイチゴが届かず、彰人とテオが直接農家に行って収穫を手伝う事になった。
車中、彰人に「本宮の事が好きなんでしょ?」と聞かれ、テオは慌ててしまう。
その頃侑里は、テオにあげる用にリナリアの花を使ったチョコを、真尋に頼んで作ってもらおうとしていた。
真尋は花言葉を知って、自分も同じチョコを小野田にあげようとする。
しかし研究所では、教授と小野田がテオの好きな人が真尋であると勘違いしており、小野田は「相談に乗ってください」という真尋からの連絡を真に受けテオのために動こうとしていた。
教授は、テオの好きな人が侑里じゃないと知って(勘違いだが)なぜか安堵している。
ーー
彰人とテオは、無事収穫を終えて帰ろうとしたが、農家の主人に「お礼をさせてください」と言われる。
2人が断ろうとすると、奥さんから「今日はバレンタインなんだから!きっと彼女と会うのよ」と言われ、彰人はハッとしてテオを見つめた。
しかしテオは、彰人に侑里との事がバレてしまうと思い「特に予定はありません!」と言ってしまい、誘いに乗る事になる。
それでも何とか東京に戻り、侑里にはお土産のイチゴを手渡した。
一方真尋は、小野田にアプローチをかけていた。
しかし彼は勘違いをしているせいで全く動じない。
チョコは渡したが、「テオをよろしく」と言われてしまい首を傾げた。
ーーー
翌日、侑里がテオにチョコを渡そうとすると、明日香がテオにチョコを渡していた。
それを見て動揺していると、彰人が来て「お前らしくない。いつも冷静だから信頼している」と窘める。
侑里は「それは私が1番分かってるよ」と言って俯いた。
テオにときめいてしまう気持ちを、侑里は一生懸命押し込めている。
ーー
その夜、テオと侑里はバレンタインに出来なかったごはんデートに行く。
そして、明日香にはちゃんとした彼氏がいて、義理チョコをテオを含む男性社員に配っているだけであったと聞き、安堵した。
「ヤキモチですか?」というテオに「違うよ!」と動揺してしまう侑里。
テオが心の中で呟く韓国語が気になり、調べようとしたがなんとかこらえた。
帰り道、テオはいつにも増して愛を伝える。
侑里はついに「テオの事が好きなんだ」と気持ちを認め、リナリアのチョコを渡した。
テオは喜ぶが、いつも自分の耳に手を当てる侑里の仕草が気になっている。
昔読んだ絵本の中に「心の声を聞ける女の子」の物語があり、侑里が同じ仕草をしている事に気づいたのだった。
今回は、全体的に甘酸っぱ〜いお話でした!真尋は良いキャラしてますね。本作のアクセントになっています。
彰人のヤキモチの焼きっぷりがまたイイ!!あからさまですが、果たして侑里はいつ気が付くのか。
テオも侑里の能力に気づいた…?それをどう思うのか!?
流石に「気味が悪い」とはならなそうですが、今後の展開が気になります♪
第5話/ずっと好きだった…本音に抗う恋の結末
Dolce & Chocolat.は、先日のショコラフェスで取ったアンケートで「環境に優しい」項目が低かった事から、近日行う予定のセミナーでは、そこを強化する事にした。
環境問題に詳しいテオが所属する大学を借り、テオがセミナー参加者達にプレゼンを行う事になる。
ーー
侑里はついに、テオが心の中で言っていた様々な韓国語を調べ始めてしまう。
すると、テオが言っていた韓国語は、実は愛する人に使う言葉ではなかったのでは?と思い、勝手に想われていると勘違いしてた…?と落ち込む。
一方テオは、小野田から「テオの好きな人にチョコをもらったから、お礼を言っておいて」と言われ、更に職場のメンバーには「花岡くんと社長は特別な関係だ」と教えられ、不安になる。
テオも「侑里にとって、特別なのは自分じゃないのか…」と思って落ち込んだ。
様々な偶然が重なって、二人はとんでもなくすれ違ってしまう。
一方、真尋とテオが両想いだと勘違いしている小野田と、小野田を想っている真尋も、互いに壮大な勘違いをし合っていた。
ーー
勘違いしたまま、侑里は勇気を出してテオと会おうとする。
待ち合わせ場所にいるとスマホが鳴ったが、一瞬見てテオに声をかけられそのまま閉まった。
話して行くのち、テオは侑里にキスをする。
侑里は、テオが心の中で「サランヘヨ、愛してる」と言ったのを聞いた。
そして侑里も自分の気持ちを言おうとするが、逃げ帰ってしまう。
ーー
セミナー当日。
部下の相原から「今日使うカカオ豆は、社長に最終確認後に持って来て欲しいとメールをしましたよね?」と言われる。
侑里はテオと会った後、スマホを見返していなかったため会社にカカオ豆を置いてきてしまった。
セミナーは10分後。会社に戻っている時間はない。
その場が凍りつくと、テオと彰人が入って来た。
侑里は即座に、テオではなく彰人に駆け寄って謝る。
テオはそれを見て少々傷つくが、彰人は見事に代案を出しセミナーを成功させた。
ーー
会社に戻り、彰人にお礼を言う侑里。
彰人は「これが俺の仕事だから。あ、あと、別に社内恋愛は禁止じゃないぞ。(侑里がテオを好きなのは)誰だってわかるよ」と笑顔で話す。
侑里が驚いていると、彰人が心の中で「これでいいんだ。ずっと好きだった」と言っているのが聞こえてしまった。
侑里は「能力があるがゆえ、人の事が分からない事はない」と思って生きてきたが、一番近くにいる大切な人の心の中を知らなかった事に愕然とする。
その直後、侑里の帰りを待っていたテオに「僕は侑里さんが好きです。花岡さんの事が好きですか?僕の事は好きじゃないですか?」と聞かれた。
しかし動揺していた侑里は、泣きそうになりながら「ごめんなさい」と伝えてしまった。
これでもか、という程、そこかしこですれ違いのオンパレードが!
教授もテオの相手を真尋だと勘違いしていますし、真尋も小野田に対して脈アリだと思ってしまいました。
しかし今回、なんと言っても花岡株爆上がりでしたね!!!
尊すぎて中川大志さん推しになりました…。(この現象は花男の花沢類役・小栗旬さんの時と同じだ…)
切ない心の内を知ってしまった侑里は、どうするのか?テオも、侑里が彰人を好きだと思ってしまったでしょうね。続きが気になります!!
第6話/恋の最終決断!奇跡の海でアイラブユー
会社での、北海道出張。
突如、相原と真尋が来られなくなり、渦中の3人(侑里、テオ、彰人)で行く事になった。
彰人は、一生懸命侑里とテオを近づけようとする。
しかし2人はギクシャクして、特に侑里はあからさまにテオを避けていた。
3人の北海道出張は、相当に気まずいものとなる。
ーー
テオから「失恋しました」という連絡を受けた飯山は、小野田に彼女(真尋)を説得してくれ!と頼む。
そして真尋と小野田は食事をしながら話すが、やっと今まで勘違いしていた事が分かった。
それを聞いた飯山は、テオの片思いの相手が社長の侑里だと知って慌てる。
ーー
夜、侑里とテオは星空を眺めながら話していた。
しかしテオは「すみません、僕は振られたんですよね」と言って、離れようとする。
侑里が慌てて手を掴むと、テオは「僕をもう振り回さないでください。僕はもう侑里さんを好きじゃないです」と言った。
その時、テオが心の中で言った言葉は、侑里には分からなかった。
ーー
パーティー会場で、テオは「韓国の投資家、ミン・ハナ」と名乗る女性と会う。
その女性は、昔テオに「人の心が聞こえる少女を題材にした絵本」を読んでくれた女性に似ていた。
しかしすぐに居なくなってしまう。
次の日、テオは「ラッコを見に行くので帰らない」と彰人に伝えて、ホテルのロビーに姿を現さなかった。
侑里は、空港へ向かう最中にテオの事を想う。
その様子を見た彰人が、「テオのところに行って」と提案した。
しかし、煮え切らない侑里…。
彰人は「ジャンケンで負けたら行けばいい」と言って勝負をし、いつもは負けるのに勝った。
実は彼は今まで、侑里と何かをかけてジャンケンする時は、侑里が祈るように目を瞑って手を出すのを見てから、後出しをしてわざと負けていたのだ。
今回はわざと勝ちを選び、侑里の背中を押した。
侑里は、「ありがとう」と言って走り出す。
彰人は「何年一緒にいると思ってるんだよ…」と呟き微笑んだ。
ーー
侑里はテオを見つけると、隠して来た想いを叫ぶ。
テオもそれに答えると、2人は抱き合いキスをした。
その頃教授は、韓国語で「心の声 聞こえる 少女」と検索している。
そして、「見つけた…」と呟いた。
勘違いやすれ違いが丸くおさまり(真尋と小野田はどうなるのか!?)、2人がちゃんとした恋人同士になりましたね。
でも!私は!!!それでも!!!!花岡推しです。
切な過ぎていじらしくて、益々ファンが増えた事でしょう…。
次回、第2章交際編。 甘々なストーリーが待っていそうですね!
第7話/燃える恋の初デート!激白…私の秘密の力
付き合ってから初めてのデート。
侑里とテオは、スーパー銭湯に来ていた。お互いの浴衣を選び、岩盤浴をして楽しむ。
途中、明日香に遭遇したがなんとか顔を隠し乗り切った。
ーー
真尋は、ついに勘違いばかりしている小野田に告白をした。
しかし、本当に何も気づいていなかった彼は「あなたを恋愛対象としては見ていませんでした」と言って振る。
真尋は泣きながら侑里の家に行き、慰めてもらおうとした。
「侑里さんは、彼氏に振られた事はあるんですか?」と聞くと、侑里は「うん…」と言ったきり、秘密(心の声が読める事)を打ち明けて振られた事を言えずに俯く。
真尋はそんな侑里を見て「いつまで経っても何も打ち明けてくれない」と言って帰ろうとしたが、侑里は引き止めてついに真実を話した。
そして実際に、真尋の言う事を全て当てて能力を見せてみる。
すると、真尋は心で「怖い…」と言って、帰ってしまった。
次の日、会社でもギクシャクする2人。
テオは、元気のない侑里を励まし、喧嘩をした真尋と仲直りをするようにと言って、背中を押した。
ーー
1人で会社に残っていた真尋に、侑里は「真尋を失うのが怖くて言えなかった」と泣きながら謝る。
真尋も、逃げてしまった事を後悔して謝り「何があっても侑里さんは侑里さんです!」
「テオくんにも言ってないんでしょ?友達と恋人では違うから言わなくていい。私が侑里さんを守ります!」と宣言。
2人は抱き合って涙を流し、友情を深め合った。
ーー
侑里とテオは、一緒に夜ご飯を作って食べるため買い物をして来たが、買い忘れたものがありテオがスーパーに戻った。
鍵を預かり先にテオの部屋に入った侑里は、何気なくあたりを見渡す。そして、本棚にある絵本を手に取った。
その本は韓国語だったが、表紙の少女は耳に手をあてている。
そう、侑里が人の声を聞く時にするポーズのように…。
気になった侑里は、翻訳アプリで題名を読む。
その本の題名は「心が聞こえる少女」で、作者は「ミン・ハナ」だった。
中身を読むと、まるで侑里とテオの出会いが描かれているかのように、リンクしている。
そして最後に「2人には、様々な不幸が訪れます。それは、少女に与えられた運命でした」とあった。
侑里は「何これ…」と不安に駆られる。
待ちに待ったラブラブ回!ですが、彰人の表情が切ない〜
真尋の男顔負けのサバサバっぷりには、こちらが惚れてしまいそうでした。本当に良い子だなぁ。
そして不気味な絵本。
教授も同じ絵本を手に入れましたが、一体どういうつもりなのでしょうか。
テオに、侑里との事で「付き合いを考え直してくれませんか」とまで言った彼が、2人の障害となってしまうのか!?
第8話/迫り来る究極の選択…運命の恋と父娘愛
侑里は「心が聞こえる少女」を最後まで読もうと思ったが、ネットで調べるとすでに絶版になっており、もう手に入れる事は出来ない。
ストーリーが、テオと自分にリンクしているのが気になったので、真尋に協力してもらいテオの部屋の絵本を写真に撮ろうとした。
テオと食事の約束を取り付けた二人がテオの家に行くと、そこに小野田も合流する。
小野田は意を決したように、真尋に「あなたの事を知りたいから、質問をさせて下さい」と言って真尋を研究し始めた。
真尋を振った小野田ではあったが、彼なりに歩み寄ろうとしているらしい。
テオは、そんな2人の空気を読み侑里を外へと連れ出した。
食事会が終わって帰ろうとすると、真尋が、テオと侑里がいない間に小野田の目を盗んで、あの本の数ページを写真に撮ったと言う。
真尋が撮ったページには、こう書いてあった。
「能力を消したいですか?その方法は、愛する人と33秒間目を合わせるという事。でも急がないと、1番大切なものを無くしますよ…」
能力を消せば秘密を抱えずに済むが、誠とは話せなくなる…。侑里は悩んだ。
ーー
次の日、侑里の会社に衝撃が走る。
出資してくれる予定だった「VCP」が、経営破綻したというニュースが流れたのだ。
そうなると、Dolce & Chocolat.の資金繰りが悪化してしまう。
流石の彰人も慌てて、色々な会社や出資家に連絡をし始める。
侑里もバタバタしていると、父・誠の病院から連絡があり、容態が悪化したのですぐに来てくださいと言われた。
侑里は、絵本の中のように次から次へと起こる不幸に、愕然とした。
病院へ駆け付けると、誠は幸いにも一命を取り留め、意識を取り戻した。
ホっとした侑里は、絵本の話を打ち明ける。
すると誠は「能力が無くなってもゆりの声は僕に届くから、試してみよう」と言って33秒間見つめ合った。
しかし、能力は消えなかった。
一方、彰人の元に、韓国から電話がかかって来る。
出てみると、先日のパーティーで会った「ミン・ハナ」という女性で、出資を申し出てくれた。
彼女のオフィスには、自分が描いたあの絵本が飾ってある。
ーー
「心が聞こえる少女」の絵本を手に入れ、全てを読んだ飯山はテオを呼び出し、仕事で北海道に行った時に体験した話をし始める。
漁船の事故が起きた当時、飯山も船に乗っていた。
そして、ラッコを助けようとした女性(侑里)と父親(誠)が気になって、誠が入院している病院へ行き、ラッコを救ってくれた事についてのお礼を伝えた。
寝たきり状態の誠を見て心配した飯山は、その後もお見舞いを続ける。
その後、侑里と誠が目で会話をしているのを目撃し、侑里の秘密に気が付いたのだった。
そして飯山は、テオに「君の父親として言います。侑里さんには君が知らない秘密があるから、別れて欲しい」と話す。
しかしすでにテオは、侑里の秘密を知っていた。
飯山が驚きながら「君はこの物語の結末を知っているのですか?」と聞くと、テオは「知っています。でも、それでも僕は侑里さんを愛し続けます」と宣言する。
そして「僕は、ユン・テオですから」と言って微笑んだ。
ーー
飯山は誠の元へ行き「自分と、侑里さんの恋人であるテオくんが、侑里さんの能力を知っています」と話す。
誠は、飯山が病室を出た直後入って来た侑里に、その事を伝えた。
え!?え!?テオくん、なんとなく侑里の秘密には気付いているんだろうな…とは思いましたが!!
ラッコなの?あの時助けてくれた…みたいなツルの恩返し的な?笑
最後の「ユン・テオですから」というセリフも意味深でしたよね。気になって調べてみましたが(多分みんなしてる)
韓国語では「大きな魚」、ギリシャ語では「神」、また「テオ」に似ている「テオドロス」という言葉には、「神からの贈り物」という意味があるそうで…。
絵本には星が描かれていますし、テオくんキラキラ星歌ってたし、あまりにも運命的過ぎる侑里との出会い方を見ても、神様からの贈り物なのではないか、としか思えません!!!
でもそうなると、人間である侑里とは…まさか悲しい結末に?絵本の最後はどうなるのさ!!!
ただのラブコメファンタジーだと思ったら、こんなにも考察が捗るとは。
クライマックスに向けて、ますます目が離せませんね!
第9話/隠し続けた愛の結末…2人で選ぶ生きる道
飯山は、誠に「侑里さんとお付き合いをしているテオくんは、能力の事を知っています。何か良く無い事が起きるかもしれないから、別れさせて欲しいのですが…」と話す。
それを聞いた侑里が真尋に相談すると、真尋は「社長面談で、テオくんの心の中の言葉を翻訳しましょう!」と提案した。
しかし計画は難航。侑里が聞いた韓国語を文字にして真尋に送り、真尋が翻訳アプリを使って調べるも、うまく訳すことが出来ない。
そして真尋は、侑里に「お泊まり作戦を決行しましょう!私は飯山教授に会って来ます!」と伝えた。
ーー
その頃彰人は、ミン・ハナと投資の話をまとめていた。
彰人が社長を紹介しますと言って会社へ連れて行くと、ハナは侑里を見かけ「テオくん、私の能力の事を本当に知っているのかな?」という言葉を聞いてしまった。
ハナは慌てて「今日は帰ります」と言って会社を出る。
しかしその後、おうちデートをしようと、手を繋ぎ歩いて行くテオと侑里の事を、陰から見つめているのだった。
ーー
侑里が料理を作り、テオが用意したお揃いのパジャマを着て、おうちデートを楽しむ2人。
途中で侑里が、読書などの会話から「能力を手に入れられるとしたら何かいい?」と聞いて、自分の力の話を出そうとする。
そして「人の声が聞ける能力は…?」と聞いた瞬間、テオは「帰ります!」と言って帰ってしまった。
次の日、侑里は彰人から「韓国の投資家、ミン・ハナさんから良い答えがもらえそうだ」という報告を受ける。
侑里は、テオの家にある絵本の中から、ハナの名刺が出て来た事を思い出し「知り合い…?」と驚いた。
ーー
会社から出て来るテオを、ハナが捕まえる。
ハナは「大きくなったね」と言い、テオは「やっぱりお姉さんだ!どうしてここに?」と久しぶりの再会を喜んだ。
実は2人は、北海道に住んでいた時にご近所だったらしい。
ハナはテオに「本宮さんは私と同じ力を持っているのに、あなたは恋人になったの?本の結末を知っているなら、一緒にいちゃダメよ」と警告する。
しかしテオは「本の結末がどうであれ、侑里さんとは絶対に別れません」と断言してその場を去った。
次の日、ハナはDolce & Chocolat.に行き、彰人に「本宮社長に渡したくて」と言ってあの絵本を差し出した。
そして「これは私の話なんです」と言って、何かを伝える。
ーー
その夜、彰人は侑里の家を訪ねた。
ドアを開け「どうしたの?」と不思議そうな侑里に、彰人が心で話しかけると、侑里はつい反応してしまう。
それで能力の事を知った彰人は、侑里に「ミンさんからだ」と言って絵本を渡した。
侑里は絵本のページをめくって行く。絵本の結末はこうだった。
「少女は、愛する人のもとへと急ぎました」
「しかし、運命は2人を待ってはくれませんでした」
「少年は、夜空に輝く星となりました」
「少年は心の中で、愛していますと叫びましたが、その声は少女には届きませんでした」
ハナは彰人に「この本は、私と恋人に実際に起きた出来事なんです」と伝えていた。
そして、彰人がハナの出身大学の事を調べると、ハナの恋人は22年前に亡くなっていた事が判明した。
侑里は「テオくん、全部知っていたんだ」と呟き、テオの家に行く。
ーー
侑里は「テオくんに出会って自分に芽生えた感情に驚いた。テオくんのおかげだよ」と言い「テオくん大好き。だから、別れよう」と伝える。
テオは心の中で「気付いたのですね」と問いかけ、侑里は頷いた。
それでもテオは「侑里さん、大好きです」と言って侑里の手を握る。
しかし、侑里はそれを解いて泣きながら家を出て行った。
そして横断歩道で立ち止まり、つい光り輝く星を見つめる侑里。
そこへ突然、バイクが来る。
すると、テオが「危ない!」と言って駆け寄って来た。
えぇー!!テオくんラッコじゃなかったの!!(違う)
絵本の結末が明かされましたが、なんとなく想像通りではありました…。
なんでそういう事になってしまうのか?運命は変えられるのでしょうか!?
あと、ミン・ハナさんがテオの結構年上っていう事にも違和感を感じました。見た目が若すぎる…!笑
そして彰人。侑里の能力を知ったのに、なお力を尽くし心配するお姿。
ここまで来ても、彼の好感度は上がりまくりです!
早く続きが観たいー!!
第10話/完結~ありのままの心で見つめ合う愛の奇跡
テオが侑里を間一髪バイクから助ける。
2人とも無事で、テオが侑里を家まで送って行くが、二人はそのまま別れてしまった。
翌日、テオは会社に退職届を提出し、ソウルに帰ってしまう。
飯山には「僕に何かあったら、侑里さんが責任を感じてしまう」と言って、研究室にも戻らなかった。
ーー
真尋と彰人は侑里を励まし、絵本の「能力を消す方法」を試してみてはどうかと提案する。
しかし、以前誠と試した時は、能力が消える事はなかった。
そして、彰人がミンに「あの方法は事実なのですか?」と聞いてみると「あの方法はアイヌの言い伝えを記しただけで、希望的なもの。実際に試した事はありません」と言われてしまった。
一方、真尋は飯山の研究室に行き、能力を消す方法はないのかと飯山と小野田を問い詰める。
すると小野田が、以前飯山が研究していたアイヌの資料の中に、細かい方法が書かれているかもしれない…と思い出した。
その資料を早速翻訳してみると、絵本には無かった「〝星空の下で〟33秒間目を合わせる」という文章が見つかった。
それを聞いた侑里は、誠に「能力を無くそうと思う」と決断した事を伝える。誠は、そんな侑里を讃え、励ました。
ーー
彰人は、ミンとの契約のためにソウルへ行く。
その際、テオにも会って「帰ってこい」と言い、日本行きの飛行機のチケットを渡した。
侑里が韓国へ行こうと、スーツケースを転がしながら走っていると、目の前にテオが現れる。
侑里はテオに駆け寄り泣きついて「テオくんが大好き。もう離れたくない!」と言った。テオもそれを受け止める。
その夜、2人は星空の下で向かい合う。
侑里が「あの時はなんて言っていたの?」と、今まで聞いて来た韓国語の意味を聞いた。
テオは、今度は日本語で侑里に伝えて行く。
しかし、あと少しで33秒という所で、テオは突然侑里を抱きしめ「今の侑里さんが好きだから、変わるのは嫌です。能力は消さないでいい」と言った。
そして「愛してる」「サランヘヨ」と言い合った二人は、キスを交わす。
ーー
1年後。
侑里とテオは幸せに暮らしていた。
誠も元気で、まばたきを使って飯山との会話を楽しむ。
真尋と小野田もラブラブで、小野田からのプロポーズも成功した。
そんな中、彰人はミンと仕事のやりとりをしながら、昨年の事を思い出す。
実はあの時、彰人はミンの恋人の死因を調べていたのだ。
そしてソウルに向かった際、ミンに「彼の死因は、虚血性心疾患でした。生前から心臓病を患っていたので、亡くなったのは、能力のせいでもあなたのせいでもないんです」と話し、彼女の心を軽くした。
ーー
絵本の残酷な結末は、事実では無かった。
侑里とテオは、これからもずっと見つめ合い、愛し合って生きて行く。
……思ったより、フツーに終わってしまったなという印象…。
私が勝手に盛り上がっていただけですが。(テオがラッコだの神だの失礼いたしました…)
とはいえ、最後の「テオの心の中の韓国語」が明かされたのは面白かったですね!
今まで、侑里の気持ちになってあえて検索はしませんでしたが、答え合わせのようで楽しめました。
個人的には、小野田×真尋カップルの愛し合い方が独特で笑えましたし、とにかく彰人には幸せになって欲しい!と願うばかり…。
皆んな個性的でキャスティングもバッチリ、ストーリーよりも登場キャラが魅力的な作品でした!
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