2023年11月10日に劇場公開された『マーベルズ』は、アベンジャーズ最強ヒーローであるキャプテン・マーベルが、過去の因縁から復讐を誓う謎の敵に立ち向かう姿を描きます。
モニカ・ランボーとカマラとのチーム結成模様にも注目ですよ。
キャストはブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニなどが出演し、監督はニア・ダコスタ。
『マーベルズ』を観る方法
どんな映画？おすすめポイントを紹介！
マーベルズ
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 3
- 再鑑賞
- 4
- 予測不可
- 5
- サウンド
- 4
キャロルの因縁の相手との間に何があったのか、彼女のについて深く知れる物語！予想できない展開が多くておもしろかった！
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
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ストーリー
『アベンジャーズ』シリーズで圧倒的な強さを見せてくれたキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースです…そんな彼女にもワケありな物語が用意されているとは驚きでしたね。敵であるダー・ベンとの因縁と決着の行方にも注目です。
演出
キャロル、ランボー、カマラの3人が入れ替わり立ち代わり戦うアクションが見もの！最初から息ピッタリ、というわけではなく、徐々に共闘に慣れていく様子も良かったですね。そうしたアクションシーンは他では見れません！
その作品ならではの切り口
キャロルたち3人が入れ替わりつつも力を合わせるという切り口も良かったですが、宇宙の星を回るという展開、ヤン王子の元で起きる驚きの展開…そしてラストも踏まえると、今作ならではという感じがしました！
おすすめポイント
孤独な戦士とも言えるキャロルですが、そんな彼女いついて深く知りたい人にとってより満足できる作品！どうやってモニカとカマラと協力することになったかにも注目です。
キャロルが圧倒的な強さで戦いまくる！というほどでは無く、ヒューマンドラマも交えながら楽みたい人におすすめですね。また、物語の展開が早く感じる方もいるかもしれません。
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説！
キャプテン・マーベル
宇宙で様々な者たちを助けてきたキャプテン・マーベルことキャロルは、ニック・フューリーから連絡を受けて星の調査に向かいました。そこで裂け目のような空間を見つけ、触れると…カマラの家に飛ばされたのです。
同時刻、カマラは祖母の腕輪が光を放ち、触れた際に宇宙に飛ばされ、そこにいたモニカがキャロルのいた場所に飛ばされた…何が起きたかわからないまま、3人は各々の力を使う度に入れ替わるという事態が判明していきます。
フューリーは共に行動していたモニカとカマラの家へ行き、3人に起きていることを説明。その際にもキャロルと入れ替わったりして事態は変わっていきますが、フューリーはカマラたちを連れて宇宙ステーションに向かいます。
キャロル、モニカ、カマラは力を使うと宇宙にいても位置が入れ替わってしまう！似た系統の力を操ることや、ダー・ベンが腕輪の力で次元に穴を開けたのに触れたことが原因だと言われていましたね。 入れ替わる際の演出や、各々が力を使うアクションが見どころの一つ！どうやって戦っていくのかワクワクさせられます。
ダー・ベン
キャロルはダー・ベンが惑星・ハラの再興のために行動していることや、カマラの腕輪と対になる腕輪を持っていると知ります。その力を利用してスクラル人が暮らす星から資源を奪い、ハラに送っていた…キャロルはその事態を悪化させてしまい、ダー・ベンの次の行き先をカマラの記憶を頼りに調べます。
海の多い惑星・アラドナが狙われると考え、キャロルたちは現地へ。そこは歌と踊りによって意思疎通を図り、ヤン王子はキャロルを丁寧に迎えた…実は彼女は過去に婚姻関係を結んでおり、キャロルは「プリンセス」と呼ばれていたのです。そうしてダー・ベンを迎え撃つ準備を整えましたが、キャロルたちの力を吸収したダー・ベンは空に穴をあけてハラに海の水を送ります。キャロルは守れなかったことを気にし、次は地球を照らす太陽が狙われると考えて向かいました。
アラドナに到着するとキャロルが「プリンセス」と呼ばれて驚きましたね！まさかの展開と共に、歌と踊りのシーンやキャロルが王子とダンスするシーンも…もはやどこに驚いて良いか分からないほどでした。 モニカは子供の頃に「キャロルおばさん」と呼ぶほど、彼女を慕っていましたね。しかし、母親を亡くして独りになり、帰って来ると約束したキャロルは戻らなかった…そうして今ではフューリーの元で働いていたとは驚きですね。キャロルの過去の記憶を踏まえて、モニカが仲を取り戻していくのが良かったです。
最後の戦い
その頃、フューリーは宇宙ステーションのトラブルに見舞われ、船員たちを脱出ポッドに乗せようと努めていました。ネコの見た目をしたグースが繁殖したのを利用して多くの船員を地球に助けつつ、合流したキャロルたちも手伝います。
ダー・ベンが現れたことでキャロルたちは戦いを挑み、カマラが腕輪を奪われて窮地に…ダー・ベンは両手に腕輪を付けて起動させると彼女は崩れるように消えてしまい、別次元につながる裂け目ができてしまいます。モニカはキャロルたちの力を吸収して裂け目を閉じると言って実行しますが…彼女は別次元に取り残されてしまうのでした。
キャロルはモニカを助けようとして間に合いませんでしたが、地球でカマラ達と過ごす際に「彼女は戻ってくる」と信じながら物語は幕を閉じます。
ネコの見た目をしたクラーケンのグースは、体内に人を取り込んでおけるようでしたね。宇宙ステーションの多くの人たちを子猫たちが取り込んでいく様子は思わず笑ってしまいました。 ダー・ベンは腕輪の力を持っているとは言え、キャロルたち3人を相手に戦えるとは凄いですね！彼女はキャロルにハラを滅ぼされも同然と考えており、恨んでいた…キャロルは良かれと思ってハラのAIを壊したとチラッと言っていたのも気になりました。 モニカは別次元に残されて目覚めたら亡き母が目の前に！別次元の母親はXメンに所属しているようでしたが…この展開は果たして続くのかが気になります！ビーストの姿も久しぶりでした。
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映画『マーベルズ』で流れる曲（挿入歌）をシーンで解説！
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『マーベルズ』を踏まえて、以下の2作品も見たくなる&もう一度見たくなることまちがい無し！登場人物たちのおさらいと合わせてご覧ください。
キャプテンマーベル
2019年に公開され、MCU初の女性ヒーロー単独主演となる作品。1990年代を舞台に、記憶を失ったキャプテン・マーベル（役：ブリー・ラーソン）が自身の過去と力を探るのがストーリーです。監督はアンナ・ボーデンとライアン・フレック。
ロサンゼルスに落ちたキャロルは、驚異的な力を持っていてフューリーと出会いつつ冒険を繰り広げる！ 予想外な展開が見どころで、アベンジャーズの誕生につながる物語も魅力ですね。
X-MEN：ファイナル・ディシジョン
X-MENシリーズ第3弾で2006年に公開されました。プロフェッサーを筆頭にX-MENたちがマグニートーたちと対峙！ジーンも含めたストーリーの展開はどういった物語が描かれるのか…この前2作品もぜひ見てみてください。監督はブレット・ラトナー。
この作品では青い身体を持つビーストの活躍も印象的だったなと！見どころは、政府の高官としての彼の知的な面と、戦いでは猛獣のような戦闘スタイルを持つという面の対比ですね。 X-MENの若い頃を描くシリーズと見比べるのもオススメです！
