2024年3月29日公開の映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
マッケナグレイス演じるフィービーの成長とゴーストとの戦いが描かれます。ニューヨークを舞台に、家族や新旧のゴーストバスターズが強敵と立ち向かう物語。改造ラジコンやドローンを駆使するシーンや、夏の街が凍りつく迫力ある演出も見どころです。
この記事では、映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』のネタバレ解説を劇場鑑賞してご紹介します!
どんな映画?おすすめポイントを紹介!
ゴーストバスターズ/フローズン・サマー
- 未体験
- 3
- 感情移入
- 3
- 再鑑賞
- 2
- 予測不可
- 4
- サウンド
- 4
マッケナ・グレイス演じるフィービーの心情が伝わってきた!ゴーストとの戦いも見ものな映画
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
ストーリー
フィービーの成長を終える物語が描かれましたね。彼女がまだ子供であることを実感しつつ、ゴーストを相手に仕事することの大変さが伝わってきました。
家族やゴーストに関わる人たちのストーリーも語らてておもしろかったです。
演出
映画の始めにゴーストドラゴンが現れて、空を駆ける姿が凄い!ゴーストを捕えるためにフィービーたちが車で追い掛けたり、改造したラジコンやドローンを駆使していたのが見ものですね。
予告にもあった夏のニューヨークが凍りついていく様を大画面で見ると寒さ・不気味さを間近に感じました。
その作品ならではの切り口
今作の見どころと言えば過去作で活躍したレイやウィンストン、ピーターやジャニーンも一緒に戦うのが良いですね。フィービー一家と共に強敵と戦うのは今作ならではです。新しい仲間と共に、敵に挑むラストは必見!
そして、緑色のドロドロしたスライマー、ミニマシュマロマンといった懐かしのゴーストにも注目ですね。
おすすめポイント
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の続編として、登場人物たちの活躍が多いのが見どころ。フィービーを前とは違った視点で成長物語を紡いでいくのが良かったです。もちろん、ゴーストも見ものですが…あらすじと感想で詳細をお話ししますね。
一方で、10人以上の登場人物がいるから把握するのが大変かも!配信を待ってゆっくり見るのもおすすめですよ。それまでは、1作目を見たりするのもいいかもしれ舞えんね。
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
フィービーと仕事
フィービーは母のキャリーと兄のトレヴァー、元教員のゲイリーと共に「ゴーストバスターズ」として日々を過ごしていました。ニューヨークに現れたゴーストドラゴンを捕らえるため、車に乗って出動する一同。なんとか捕えますが街に被害が出たことで市長に目をつけられてしまいます。
まだ子供のフィービーは仕事をさせてはダメ…そう言われて彼女は一人で過ごすのでした。ある夜、公園でチェスをしていると、メロディと名乗る女の子のゴーストが現れ会話を楽しむフィービー。
しかし、「ダイナーにゴーストが現れた」と退治依頼があった時に、メロディだったことで動揺…フィービーはメロディに光線を向けてしまい、後で謝るのでした。
科学オタクの15歳のフィービー。彼女はゴーストバスターズとしての活動を生きがいにしていたようで、謹慎を言い渡された時にショックが伝わってきましたね。メロディとチェスをしていた時は、友人ができたのではと微笑ましく思いましたが…後半のできごとに色々と考えさせられます。
一方で、トレヴァーがスライマーと対峙したり、レイが真鍮の玉を買い取るというできごとにも注目です。
封印
レイは店で霊に関連するモノを集め、ポッドキャストは彼を手伝っていました。ある日、ナディームが祖母が持っていた真鍮の玉などを売りに来て事態が変わります。
レイは研究所に玉を届け、フィービーたちは施設の見学。霊が取り憑いたモノからゴーストを取り出していき、真鍮の玉の順番がまわってきました。しかし、玉から強力な冷気が発せられ、職員がケガを負う事態が発生。フィービーはポッドキャストと共に玉の解析を試みます。
レイに協力を仰ぎ、玉から発せられる言葉を調べ始めました。図書館の知人にレイは解析を頼むと、玉の封印を解く呪文がゴーストに奪われる事態が発生。玉に封印されていたガラッカがゴーストを操っていたようですが…フィービーはその騒ぎを収める際に図書館のシンボルであるライオンの像を壊してしまって大騒ぎになりました。
真鍮の玉の謎を追う一同!古代の文化などを踏まえて色々なことがわかっていくのが見ものでしたね。ナディームが玉を売りに来たことがキッカケで、封印されていたガラッカの声が聞こえるゴーストたちは操られてしまう…強力なゴースト(暗黒の神とパンフレットに書かれていましたね)であることが伝わってきます。
図書館で駆け回る騒動と共に、物語の行方が気になりました。
団結
母はフィービーに仕事をさせないと言い、ゲイリーも彼女を叱りました。フィービーはメロディに愚痴をこぼし、彼女のように幽体になりたいという話に…そこでフィービーは研究所に忍び込み、機器を動かして二分だけ幽体になることに成功。ガラッカはその隙にフィービーの身体を動かし、封印を解く呪文を唱えさせたのです。
フィービーはメロディに裏切られたこと、ガラッカの封印を解いてしまったことにショックを受けます。母やゲイリーが迎えに来て、みんなでガラッカに挑む決意をしますが…初代ゴーストバスターズの力を借りても苦戦する一同。しかし、ファイアーマスターの力を借り、地下の保管庫にガラッカを封印するために奮闘し、ガラッカを閉じ込めたのです。
凍りついた街の騒動を収めたことで、フィービーや一同は称えられるのでした。
まさかの最後に活躍し始めるのがナディームこと「ファイヤーマスター」でしたね。彼の祖母はきっと勇敢な人だったのかなと思いつつ、ナディームが火を操れるようになるのは驚きでした。
フィービーの機転で強化された武器と合わせて、強力な氷の攻撃をしてくるガラッカと対峙するラストは見もの。鋭いつららのような氷が迫ってくるのが恐ろしかったです。
モノに乗り移って好きに動かすポゼッサー、ちょこんとした見た目で口から何かを吐き出す不気味なピューキー、そして懐かしの図書館のゴーストなど。色々なゴーストが見れたのも良かったなと思いました。
シリーズの中からこちらの映画もオススメ!
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の前の作品にあたる『アフターライフ』と、シリーズ1作目をおすすめ!登場人物やゴーストの活躍が見ものですよ。
ゴーストバスターズ/アフターライフ
2022年に公開された映画。1作目で活躍していたイゴン・スペングラー博士の孫にあたるフィービーがゴーストという存在を知っていく物語が描かれます。兄や母、教員のゲイリー達との関係性や、ポッドキャストと共にゴーストに立ち向かうのに注目ですよ。
鉄を喰らうゴーストを追い詰める上記の予告から、マッケナ・グレイス演じるフィービーの魅力が伝わってきますね。ポッドキャストとのコンビも見てて笑ってしまいます。
他にも懐かしのゴーストが登場したりするので、田舎町での冒険を見守ってくださいね。
ゴーストバスターズ(1984)
心理学者や科学者の男たちがゴースト退治のビジネスを開始!ビル・マーレイ、シガニー・ウィーバーらが出演し、ニューヨークを恐怖に陥れる脅威と戦う物語が描かれます。コメディ要素が多いので笑って見れますよ。
緑色の液体などまき散らすスライマー、破壊神であるゴーザと獣のような姿のゴーストたちが恐ろしい!1作目ならではの時代を感じさせる映画の作りや、強敵が放たれる演出なども見どころです。
ビル・マーレイたちが若いな~と思って見てしまいますね。