2024年9月20日公開の映画『トランスフォーマー/ONE』は、オプティマス・プライムとメガトロンがまだ友人であった頃を描く作品です。サイバトロン星での戦いの起源や、彼らがどのようにして宿敵となったのかが詳しく描かれます。
エンディング曲はQuavo, Ty Dolla $ign, ARE WE DREAMINGの『If I Fall』です。
トランスフォーマー/ONE
- 未体験
- 4
- 感情移入
- 4
- 再鑑賞
- 3
- 予測不可
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- サウンド
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オプティマスとメガトロンが親友どうしだったシーンが印象に残る映画!アクションも凄い!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
『トランスフォーマー/ONE』は人気?どんな人が観ている?
川崎の映画館に日曜の夜に観ました!20人くらいの男女が鑑賞しており、男性の方が比率は多かったですね。他の回も空席が圧倒的に多かったですが…他に注目作が多かったり、吹替のみの上映しかなかったからでしょうか?
吹替は字幕を追わなくても見れる分、演出などが楽しめて良かったですが!トランスフォーマーの映画やアニメなど、関連作品を知らなくても楽しめるので口コミを通じて人気になってくれると良いなと思います。
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
金属生命体であるオライオンは後のオプティマスプライム、D-16は後のメガトロン…つまり2人の過去が描かれるのが今作の主なストーリーです。ネタバレを含めて結末まで内容を確認しましょう!(感想で簡単な解説も紹介します)
オライオンとD-16
サイバトロン星の地下都市「アイアコン」にて、オライオンは保管庫に潜入していました。この星の歴史から「マトリクス」の行方を探していましが、警備に見つかってしまい慌てて逃走…トランスフォーム(変形)できない彼はD-16の助けを借りてなんとか助かります。
オライオンとD-16は親友どうし。マトリクスが失われたことで、エネルギー源「エネルゴン」を採掘する労働者としてずっと働いていたのです。リーダーの女性。エリータの指示で採掘を進めていましたが、採掘場が崩壊しかけて仲間が窮地に…オライオンは仲間を見捨てませんでした。
地下都市の英雄・センチネルは地上の探索を終え、レースを開きます。オライオンはD-16と見に行くと、準備していた装備を付けてレースに参加。D-16も巻き込まれる中、トップも狙えるかと思われましたが…良い成績は収められませんでした。レース後、センチネルは二人を賞賛し、D-16は喜びます。
そこにダークウィングが現れ、恨みを買っていたオライオンはD-16と共に地下50階に連れてかれてしまいます。B-127は2人が来たことに喜びつつ、廃棄された物を見せました。オライオンはマトリクスの在り処を示す地図を見つけ、3人は地上へ向かいます。
金属生命体のオライオンたちはロボットのような見た目でしたね。彼らを生み出すサイバトロン星自体も生きているようで、採掘場を作ってもすぐに復元してしまうという設定がおもしろかったです。
オライオンたちの友情が描かれつつ、レースに出た際のアクションにワクワク!見逃せない展開が続きました。B-127(後のバンブルビー)と出会い、マトリクス探しに向かう3人に注目ですよ。
地上
貨物列車に乗る際にエリータに見つかり、地上に出た列車から投げ出される4人。オライオンはエリータに説明し、マトリクスを探しに向かうことになります。
地図が示す先に倒された英雄のプライムたちの姿が…アルファトライオンの起動ができたため、何があったか尋ねました。センチネルが裏切ったことでプライムたちは全滅し、マトリクスも消失した…オライオンたちはセンチネルの取引現場を目の当たりにしたのです。
アルファトライオンはオライオンたちをトランスフォームできるようにし、追っ手を引きつけます。しかし、オライオンたちは親衛隊のスタースクリームに捕まってしまうのでした。
親衛隊たちに対し、D-16は強さを見せつけて味方にしたかと思われましたが、センチネルの手下が強襲。D-16とB-127が連れてかれます。オライオンはリーダーと共に親衛隊の仲間たちに呼びかけ、センチネルを倒す計画を立てました。地下に戻ったオライオンは労働者に呼びかけ、大勢の味方を得ます。
地上は何もない中、星を襲った外星人の宇宙船が警戒していましたね。センチネルが彼らと交渉し、地下都市では英雄扱いされていた…そんな裏切りを知ったら、D-16のように憎しみが増すのもわかります。
トランスフォームできるようになったオライオンたちですが、すぐには変形できず慌ててしまう様がおもしろかったです。乗り物に変形したり、武器を放ったり、アクションに注目ですね。
マトリクスは星に認められた物しか手にできないことと合わせて、今後の展開がどうなるのか見ものです。
決着
エリータは貨物列車ごとセンチネルがいたタワーに突っ込み戦いを開始。D-16が一騎打ちをしている間にオライオンは民にセンチネルの悪事を公表しました。
D-16はセンチネルを許さず、破壊しようしましたが…オライオンは間に入って止めようとします。D-16の攻撃を受けたオライオンは星の中核へ落下…すると、星の意思によりオライオンはマトリクスを受け取り、オプティマスとして復活したのです。
センチネルを倒したD-16と、オプティマスが戦い、オプティマスが勝利。センチネルと親衛隊は追放されました。オプティマスはトランスフォームできるようになった労働者や民と共に地下都市を治めます。
エンディング後、メガトロンとなったD-16が親衛隊と共に地上で声を上げていましたね。オプティマスとの対立までの過程は悲しさも覚えました。
最後の戦いでは、センチネル倒したり、新たな力を得たオライオンことオプティマスが戦ったりするのが見どころ!特にオプティマスは片手が斧に変形して盾のようにも使うのがカッコ良かったです。メガトロンの片腕も凄かったですね。
CGアニメーションである今作の続きが描かたら良いなと思いました。
※エンディング曲はQuavo, Ty Dolla $ign, ARE WE DREAMINGの『If I Fall』でした!歌&動画は以下のとおりです。伸び伸びとした感じや、ラップがカッコいいです!
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実写版の映画『トランスフォーマー』の1作目も導入としておすすめですが、オプティマスたちの活躍も多い以下の2作品もおすすめします!
トランスフォーマー/リベンジ
『トランスフォーマー/リベンジ』は、2009年に公開されたマイケル・ベイ監督によるシリーズ第2作目の映画。1作目でオプティマスとメガトロンの戦いを描き、2作目でも再戦を描きます。
前作に続き、主演はシャイア・ラブーフがサム・ウィットウィッキー役を務め、ミーガン・フォックスも引き続き出演。オートボットとディセプティコンも数多く登場します。
さらにスケールアップしたアクションと壮大な戦闘シーンが見どころ!オプティマス・プライムは、メガトロンとフォールンと壮絶な戦いを繰り広げます。
潜入が得意な小型な金属生命体、巨大で迫力のあるものまで様々な金属生命体が見れます。サムの大学生活の始まりと、戦いに巻き込まれていく様子にも注目ですよ。
そして、エジプトのシーンは『トランスフォーマー/ONE』のシーンを思い出すことでしょう。
トランスフォーマー/最後の騎士王
『トランスフォーマー/最後の騎士王』は、2017年に公開されたマイケル・ベイ監督によるシリーズ第5作目の映画。マーク・ウォールバーグが主演となって2作目にあたります。オプティマス・プライムが再び登場する一方で、ディセプティコンのリーダーであるメガトロンも新たな計画を企てますが…オートボットとディセプティコンの戦いは、中世の伝説とも絡み合い、アーサー王の時代にまで遡ります。
見どころは、シリーズの中でも最も壮大なスケールのアクションと、歴史をテーマにした物語の展開!オプティマス・プライムがかつての仲間を裏切るという衝撃的な展開、メガトロンの再戦など緊迫感も満載です。
アーサー王や円卓の騎士にまつわる伝説がストーリーに組み込まれ、トランスフォーマーたちの歴史的な秘密が次々と明らかになります。異なる時代を超えて繰り広げられる戦闘シーンや、壮大なロケーション撮影も見どころの一つです。