2025年8月21日にNetflixで公開された映画『ワン・ヒット・ワンダー:君を想う歌』
歌手になるという夢を諦めた女性が、バンドで成功したいという夢を追いかける男性と出会う。
真っ直ぐに突き進む彼と共に歩もうとするが、その笑顔が眩しくなって…。
フィリピンのミュージック・ラブロマンス。

初めて買ったCDはTRFのsurvival dAnceだったbeersyです!
よくある設定なのであまり期待せず視聴しましたが、随所に出て来る歌が爽やかで見応えあり♪
また、ラストに向けては泣いてしまうシーンもあって、良い意味で期待を裏切られました。
この記事では、Netflix映画『ワン・ヒット・ワンダー:君を想う歌』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介いたします!
『ワン・ヒット・ワンダー:君を想う歌』の評価&感想
- 感動度
- 4
- 脳トレ度
- 2
- 再鑑賞度
- 2
- サプライズ度
- 2
- 話題性
- 3
本作で使用されているライブシーンの歌は、主演のスー・ラミレス、カリル・ラモスが実際に歌唱しています。
お二人とも俳優兼歌手という事で、その伸びやかな歌声にはウットリ。
曲も軽快なポップスで、万人受けしそうなメロディでした。
ストーリーは緩やかに進みますが、意外に山あり谷あり!
ラストは創造出来ちゃうのですが、それまでの過程は楽しめました。
夢と恋を両方手に入れる事は難しいのか…?と、切なさ・儚さも感じる事が出来ますよ。
気になった点といえば、本作は1984年から2002年へと移り変わるお話であり、80年代の時のお二人は年齢的にかなり無理があったので、役者は変えた方が良かったのでは?と思いました。笑
112分と短めで挿入曲が多いので、サクっと観たい時、音楽に触れたい時にオススメです!
以下より重要なネタバレを含みます。
『ワン・ヒット・ワンダー:君を想う歌』のネタバレ
夢を追いかける二人
1984年。
ロリーナは歌のコンテストに出場するも、緊張して何も言えなくなり、歌えないままチャンスを逃してしまう。
それは、いつもそばにいてくれた父が亡くなってから、初めてのコンテストだった。
母子家庭の家計は厳しく、母は不法移民となってサンフランシスコに出稼ぎへ。
その後ロリーナは夢を諦め、伯母の家に住みレコード店で働きながら、歌手活動をしている従姉妹のリンリンの付き人をしている。
一方、看板職人の父を持つエントイはバンド活動をしており、今は無名だがラジオで自分の曲を流してもらうのが夢だ。
しかし1984年、コンテストの会場の屋上で、ロリーナが歌っている姿を見て感動。
10年後、偶然彼女の歌を聴き再会すると積極的に声をかけた。
また、エントイは母親を亡くしており、似た境遇の二人はすぐに意気投合。
エントイはロリーナに、「一緒に夢を叶えよう」と言ってバンドに誘った。
ーー
エントイはロリーナを自分のバンド「テッサズ・バンド」に紹介。
メンバーは、ドラムのフランシス、リードギターのOD、ベースのイギー。
早速セッションしてみると、ロリーナは美しい歌声を響かせ、メンバーのモチベーションを上げた。
その後エントイはロリーナにアプローチし、告白をする。
ロリーナは照れながらも、喜んで笑顔を見せた。

テッサズ・バンドの年齢層やキャラが幅広くて面白い!(大麻はダメよ)
ロリーナとエントイのハーモニーが美しくて、もっと聴いていたくなりました。
エントイの押しが強くて、もう告白するんだ〜と驚きましたが、テンポが良くサクサク進んで視聴しやすいですね。
葛藤
ロリーナとエントイは恋人同士となり、互いの家族を紹介する。
ラブラブな中、バンドメンバーと共に楽曲制作をして、アルバムを完成させた。
しかし、デモテープをラジオ局にバラ撒くが一向に曲が流れない。
そこでメンバーはライブをしようと決め、そこにリンリンの敏腕プロデューサー・サントスにも来てもらう事に。
しかしロリーナは1984年のコンテストがトラウマとなっており、不安がよぎっていた。
ーー
ロリーナは、母からの電話で「サンフランシスコに来れば一緒に暮らせて、かつ大学にも通える事になった」と言われる。
また伯母には「バンド活動は、本当にあなたのやりたい事なの?」と聞かれ、何も答えられず悩み始める。
さらに、リンリンがファンに詰め寄られて怪我をし、また新聞にネガティブな記事を書かれているのを見て、表に出る事に怖気付いてしまった。
そんな状態でライブ会場へ行き、マイクの前に立ったが…やはりロリーナは歌えず、急遽エントイが一人で歌う事に。
居た堪れなくなったロリーナは会場を出て、エントイとの想い出を振り返っていた。
ーー
テッサズ・バンドは見事サントスに認められ、マネージメント契約を結ぶ事に成功。
しかしロリーナは、「大学に戻って母とまた暮らしたい。いつからか、静かな生活を送る事が夢になっていたのだけれど、エントイを愛したから、本当の夢を胸に閉まっていた。本当にごめんなさい」と明かした。
エントイは食い下がったが、二人は別れる事になり、涙を流しながら別々の道を歩む事になった。

このタイミングで…と思いましたが、大学で学ぶという事も立派な夢ですよね。
お母さん子でもありますし、これは辛い選択となってしまった…。
エントイも無理強いせず、泣きながら引き下がるのを観て、とても心が苦しくなりました。
これからの夢
エントイは、フランシスに「ロリーナに捨てられた」と伝えるが、フランシスは「ロリーナはお前にベタ惚れだったろう?交際を続ければバンド活動に専念出来なくなる。お前が夢を追えるように別れたんだろう」と助言。
それを聞いたエントイはロリーナに電話するが、彼女は出ず「私はいなくなる身。期待を持たせるだけだから」と心配する伯母に言い、話し合う事はしなかった。
会う事を諦めたエントイは、ロリーナのために「僕は君のもの 君は僕のもの」という曲を書く。
それは彼の想いをありったけ詰め込んだ、「いつまでも待っているよ」と言うラブレターだった。
ーー
ロリーナがサンフランシスコへ旅立つ日。
テッサズ・バンドは地方巡業へ向かっていたが、彼らの曲がラジオから流れる。
ロリーナは、リュックの中に「僕は君のもの 君は僕のもの」の歌詞が書かれた、エントイからの手紙を見つけた。
そして、空港の売店のスピーカーから流れて来た、その曲を聴いて号泣。
エントイの家に電話をし、エントイの父に「必ず帰るから待っていて、愛してる、ごめんなさいと伝えてください」と話した。
ーー
「僕は君のもの 君は僕のもの」は大ヒットを記録し、テッサズ・バンドは一躍有名バンドとなる。
しかし人気絶頂の中、エントイの父が亡くなった。
最期の手紙には「この世に永遠はない。でも愛する人を諦める事はない。自分の世界を築くんだ」と書かれていた。
ーー
2002年。
ロリーナは母と共に、超有名人となったリンリンのコンサートへ。
するとリンリンは、テッサズ・バンドの「僕は君のもの 君は僕のもの」のリメイクを歌った。
さらにロリーナを舞台に上げ、この曲を歌わせる。
ロリーナは戸惑いながらもトラウマを克服し、涙を流しながら見事に歌い上げた。
すると観客席にエントイが現れ、互いに駆け寄り抱き合って、キスを交わす。
再会した二人は変わらぬ想いを確認し合い、またテッサズ・バンドのメンバーと共に、新たな道を進むのだった。

突然エントイのお父さんが亡くなって驚き。
この流れ必要なくない?と思いましたが、あからさまな泣かせに来るストーリーにやられました;
そしてラストは、互いの夢を尊重し、信じて待ってからの再会…。
リンリンの歌唱で盛り上がった際のキスシーンは素敵でした!
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ソラニン
自由を手に入れるためにOLを辞めた女性と、夢を追い続ける男性が恋に落ちる。しかし二人に悲劇が…。
ふわっと楽しめる映画かと思いきや、原作者が浅野いにおさんという事でかなり重いストーリーになっています。
それでも心に優しくじんわりと愛が広がる、不思議な作品!