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映画『赤羽骨子のボディガード』をネタバレ解説。懸賞金を懸けられた幼馴染を守れ!真のボディーガードとは?

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映画『赤羽骨子のボディガード』をネタバレ解説。懸賞金を懸けられた幼馴染を守れ!真のボディーガードとは?

https://youtu.be/k-H56RKHiOo



2024年8月2日に公開された映画『赤羽骨子のボディガード』

日本の学園ラブコメムービー。

大好きな幼馴染が、殺し屋に懸賞金を懸けられてしまった!

ただのヤンキー男子高校生は、彼女を守り抜く事が出来るのかー?

原作は、丹月正光の漫画(週刊少年マガジン2022〜2024年)。

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ボディーガードといえばホイットニー・ヒューストンのbeersyです!

原作が大ヒットし、ラウールさん主演という事で話題となった本作。

青春ドタバタコメディですが、アクションや濃ゆいキャラが最高でした!

この記事では、映画『赤羽骨子のボディガード』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介いたします!

『赤羽骨子のボディガード』の評価&感想

映画『赤羽骨子のボディガード』本予告映像【8.2 ROADSHOW】

  • 感動度
    3
  • 脳トレ度
    3
  • 再鑑賞度
    4
  • サプライズ度
    4
  • 話題性
    5

本作、とにかく登場人物が多い!

でもそれぞれに特徴があって、作者の丹月先生の書き分けが素晴らしいと思いました。

映画は原作をちょっと変えてぎゅっと詰め込んだストーリーで、もちろん全てのキャラが登場するわけではないですが、今回の実写化は大成功だったのではないでしょうか。

ラウールさんの圧倒的存在感に押された感はありますが…。骨子役の出口夏希さんも可愛かった!

そして何より話題となったのが、尽宮正親役の土屋太鳳さん。

『翔んで埼玉』の二階堂ふみさんのように、美しい男性(本作では女性ですが)を演じていました。

土屋さん、宝塚の男役の方々からアドバイスをいただいたそうです。素晴らしい仕上がりでした!

笑えるだけかな?と思いきや深い話もあって、そしてアクションも楽しめるので見応え十分。

元気がない時にオススメしたい一作です!

以下より重要なネタバレを含みます。

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『赤羽骨子のボディガード』のネタバレ

3年4組

威吹荒邦(ラウール)は、幼馴染で正義感の強い赤羽骨子(出口夏希)に片思い中。

するとある日突然、国家安全保障庁(日本のCIA)長官の尽宮正人(遠藤憲一)に呼び出され「赤羽骨子に100億円の懸賞金がかけられたため、ボディーガードをして欲しい」と言われる。

骨子には弁護士の両親がいるが、実は尽宮の子どもであり、母親が亡くなったためやむを得ず養子に出したと言うのだ。

しかし、尽宮がありとあらゆる犯罪組織を潰した事で恨みを買い、骨子は世界中の殺し屋から狙われる羽目に。

それでも尽宮は「骨子には裏の世界を知って欲しくないから、俺の娘という事も狙われているという事も伏せて、そばで守ってくれ」と頼んだ。

そして威吹は、大好きな骨子を守るために素人ながらボディーガードを始める。

コワモテの威吹はクラスメイトから白い目で見られるが、骨子だけは普通に接してくれた。

また、学級委員長の染島澄彦(奥平大兼)はおどおどしつつも威吹を歓迎し、握手をする。

その帰り、染島が不良に絡まれているところを威吹が助け、「これ付けときゃハクが付くだろ」と言ってピアスをあげた。

ーー

しかしその後、ある殺し屋が威吹を罠に嵌め、威吹は多くの敵に攻撃されて大ピンチに。

するとそこへ、染島率いる3年4組のクラスメイト達が集まり、それぞれプロ並みの能力で敵を一網打尽にする。

実は3年4組の面々は、幼い頃から特殊訓練を受けた「尽宮直属・赤羽骨子のボディーガード」であり、中でも厳しい訓練を受け最強となった染島は、クラスのリーダーで司令塔だったのだ。

染島は威吹の素人っぷりにため息をつくも、次のミッションをクラスメイトに発表する。

それは、威吹に骨子と水族館デートをさせ、殺し屋や黒幕を誘き出して倒すというものだった。

ーー

威吹は骨子とのデートに、任務を忘れそうになるほど浮かれる。

しかし目論見通り殺し屋達が現れ、3年4組はそれぞれ戦った。

威吹がはずみで骨子とキスしそうになると、突然尽宮の長女である尽宮正親(土屋太鳳)が現れ攻撃を開始。

彼女も幼い頃から特殊訓練を受けていたのだが、父・正人は骨子の事ばかりを気にしており、逆恨みしているようだった。

正親の連れて来た、元・尽宮正人のエージェント、鷹見(谷田歩)率いる殺し屋達は凄腕で、水族館に閉じ込められたクラスメイト達も次々と倒れて行く。

しかも正親は、起爆装置入りの飴を取り出し、それが溶けたら水族館中に仕掛けた爆弾が爆発すると言って、飴を口の中に入れた。

爆弾を解除する作業も難航したため、染島はクラスメイト達の命を捨て「僕達の負けだ。骨子の命が1番だから、君は骨子を連れて一緒に脱出しろ」と威吹命じる。

しかし威吹はみんなを見捨てる事が出来ず、余裕ぶっている正親に近づきキスをして、口の中の飴を取り出した。

面食らった正親は「て、撤収〜!!」と言いながら逃げて行き、鷹見達も舌打ちしながら去って行った。

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鷹見役の谷田歩さん、大迫力で本当にチート級の強さ!

遠藤憲一さんにも劣らない顔の怖さ。いや〜好き!

しかし、大叢井巌役の木村昴さんは、どう見ても高校生には見えない。笑

次々に魅力的なキャラと俳優さん方が登場したので、ワクワクしました。

 

裏切り者は誰だ?

染島は命令に背いた威吹を叱責するが、クラスメイト達は威吹を認め歓迎した。

そんな中、正人は威吹に「君のお父さんは鷹見を食い止めようとして殺された。私が殺したようなものだ…すまない」と衝撃の過去を明かす。

しかし、威吹の父親は本当の事を伏せて欲しいと正人に頼んでおり、正人は「彼は優秀なボディーガードだった。君もそうなれる」と威吹を鼓舞。

さらに「どうやら3年4組の中に裏切り者がいるらしい。そいつを突き止めてくれ」と、再びミッションを課した。

ーー

次に殺し屋が来るのは、骨子のダンス部の大会だろうと考えた3年4組は、教室で計画を練っていると骨子に見られてしまう。

しかし骨子は「サプライズ!?見ちゃってごめんね!」と天然を発揮しバレずに済んだ。

すると突然、威吹の前に正親が現れ「威吹荒邦、骨子なんかやめて俺と結婚しろ!」と銃を突きつけて脅迫。

キスをされたせいで、正親は威吹を好きになってしまったらしい。

しかし威吹が「しない!俺は赤羽のほうが何千倍も好みだ!」と言うと正親は泣き崩れ、クラスメイトは「なんだか分からないけど、勝ったみたい?」と呆れた。

そしてどこにも居場所がないという彼女を、威吹が連れて帰り同居する事に。

すると正親は「裏切り者を知ってるんだぞ、だから結婚しろ」と迫る。

驚きつつも威吹は断っていたが、染島から電話がかかって来て「クラスメイトの海代(芝大輔)が刺された」と伝えられ絶句。(海代は詐欺スキルを持つ)

威吹は悩んだ末、骨子を守るため婚姻届にサインしたが、正親は彼の想いを目の当たりにし、犯人が映った動画をスマホで送ると、夜中に家を出て行った。

ーー

翌日、3年4組で緊急ミーティングが行われ、威吹は裏切り者が染島だった事を明かし「なんでこんな事を」と問い詰める。

すると染島は「お前らを使ってやるのはもううんざりだ」と言って、クラスメイトの静止を振り切り鷹見の元へ。

鷹見に現状を伝え、ダンス大会には正人も来るから、目の前で娘を葬ってやりましょうと言った。

骨子を守るためだけに集められた3年4組は、このまま任務を続ける事は無理だと口々に言ってバラバラに。

しかし、骨子と親友になっていた寧(髙橋ひかる)は、彼女に嘘を付いている事が苦しくなり、一緒に出る予定だったダンス大会を辞退すると骨子に伝える。

しかし威吹は、屋上にいた寧を「そばにいて守ってやれるのはお前だろ?お前が赤羽の最後の砦なんだ」と励まし、駆けつけた骨子も寧を抱きしめ、寧は再び骨子を守ろうと決心した。

ーー

威吹は骨子だけでなくクラスメイトをも守るため、寧と特訓を開始する。

その想いを正親から聞いたクラスメイト達は考えを改め、威吹に協力する事になった。

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このあたりの友情、青春、好きなのでもう少し深く描いて欲しかった!

とはいえ、映画でここまで表現出来たのは素晴らしいですね。

威吹とクラスメイト達が団結するシーンには興奮しました!

 

真のボディーガード

ダンス大会当日。

正人は骨子が集中出来るように、SPを付けず側近の鍋沢(安井順平)と共に会場入り。

中はクラスメイト達が散らばり見張っていると、次々と鷹見と殺し屋達が現れ襲いかかった。

威吹は千坂(坂口涼太郎/変装スキルを持つ)と共に鷹見と決闘。

骨子が踊る上では、照明のコードを切ろうとしている殺し屋を正親が仕留めた。

ステージ上では寧が踊りながら見事な応戦を見せるものの、反対側に銃を持った男がいて骨子が殺されそうになる。

すると、刺されたはずの海代が現れ男を倒した。

実は染島が裏切り者を炙り出すため、詐欺師の海代と手を組み探っていたのだ。

犯人は鍋島であり、報告を受けた正人はすぐさま消音の麻酔銃で鍋島を眠らせる。

威吹にもらったピアスをした染島は、インカムでクラスメイト達に「これからの判断はみんなでしてくれ。みんなを信じる」と告げた。

さらに、最強の染島を鍛えたボディーガードは、威吹の父親だった事が明かされた。

ーー

染島は威吹と共に鷹見と戦い始める。

二人は苦戦しつつも、鷹見の古傷を狙って倒す事に成功。

会場内では骨子達のチームが優勝し、戦いを終えて駆けつけたクラスメイト達が祝福した。

正人が帰ろうとすると、骨子が駆け寄り「いつも観に来てくださってますよね!ありがとうございます。以前どこかでお会いしましたか…?」と声をかける。

そこで正人は素性を明かさなかったが、「私とあなたは赤の他人ですが、今日のあなたの姿は一生忘れません」と言って微笑んだ。

骨子が去り、座り込む正人に正親が手を差し伸べる。二人は照れくさそうにしながら、和解した。

ーー

正人は威吹と染島をねぎらい「鷹見の古傷は威吹の父が付けたもの。君たちは彼に守られたんだ」と明かす。

ほとんど父に褒められた事がなかった威吹は、父の笑顔を思い出して微笑んだ。

その後威吹は骨子に「また水族館に行かない?…デートの続き」と言われ浮かれるが、新たな殺し屋達の殺気を感じる。

悪党達はまだ根絶したわけではない。

3年4組はこれからも、赤羽骨子を守るために立ち上がるのだ。

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ラウールさんの手足の長さは国宝級です…。

意外と(失礼)アクションがしっかりとしていて楽しめました!

続編がありそうな雰囲気のラストでしたが、漫画も完結しているのでそれはないかな?

スピンオフ企画が盛り上がっているので、実写版もそれがあると面白いなと思いました。

 

『赤羽骨子のボディガード』が好きな人にオススメの映画

映画『赤羽骨子のボディガード』が好きな人にオススメの映画をピックアップ!

翔んで埼玉

『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開

予告から大きな話題となった『翔んで埼玉』!!

1作目のみならず、2作目も変わらず面白いです。

さんざんディスられた埼玉ですが、この映画のおかげで行きたくなりました。笑

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Netflix作品を中心に漁っている、ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)。子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘)