2021年5月21日公開の映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』。
監督は香月秀之。高畑淳子演じる千賀子が、夫(演:橋爪功)との老後や家族の問題に向き合いながら、趣味のコーラスを通じて生きがいを見つけていく人間ドラマです。大村崑、剛力彩芽らも出演し、人生100年時代の笑いと温かさを描きます。
この記事では、映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』で流れた音楽のうち4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』で流れた曲とは?
千賀子が合唱の練習をするシーン
チューリップ - 虹とスニーカーの頃
千賀子が合唱の練習をするシーンで流れた曲は、チューリップの『虹とスニーカーの頃』です。
千賀子は健康コーラスに参加しており、20人以上の参加者さんと一緒に歌います。コーラスならではのハーモニーを奏でつつ、指揮者の男性からも勢いを感じさせました。”歌は健康の源”とのことで、言い趣味なんだろうなと思いました。
4人でケーキとコーヒーを囲み、「わかるわかる」と相槌を打ちながら夫の愚痴をこぼします。一方、健康麻将よつば会で夫たち4人がマージャンをしながら愚痴をこぼしているのも面白いですね。※この曲は次のコーラスの練習時にも流れます
Amazon Music Unlimited
1ヶ月無料
さらに、Amazon Music Unlimitedで「Audible」のオーディオブックがつき1冊、追加費用なしで楽しめるように!!
金婚式で合唱が始まるシーン
チューリップ - 心の旅
金婚式で合唱が始まるシーンで流れた曲は、チューリップの『心の旅』です。
大原夫妻の金婚式が進み、千賀子のコーラスグループによる合唱が始まって、ピアノの音と共に歌の披露がありました。音の重なりを感じさせる中、千賀子の活き活きとした感じが印象的。
私服で練習するのと異なり、白と黒の衣装を揃えながら歌うとまた違った良さを感じさせましたね。「僕は汽車の中~」という歌詞で終わり、拍手されるという一連のシーンが長めに撮影されていたのも特徴的でした。
大原夫妻のメモリアル映像が流れるシーン
チューリップ - 青春の影
大原夫妻のメモリアル映像が流れるシーンで流れた曲は、チューリップの『青春の影』です。
メモリアル映像が流れ始めると真一と千賀子の産まれたと年から始まります。白黒写真やナレーションと共に映像が進み、夫妻の出会いなども映し出された後『青春の影』が流れました。
二人のデートの写真などと合わせて、しっとりとした男性ヴォーカルの歌が流れるのは青春を感じさせますね。スケートやボーリング、マージャンなどを楽しんでいた思い出が印象深いです。
昭和46年に結婚した後の暮らしも経て曲の終わりとなるのが良いなと思いました。
エンディング
財津和夫 - 切手のないおくりもの
エンディングで流れた曲は、財津和夫の『切手のないおくりもの』です。
金婚式が終わって大原夫妻は笑顔で会場を見やり、結婚式のことを思い出していたようですね。愛と許すことをテーマにした物語が終わり、エンディングへ。「私からあなたへこの歌を届けよう」と歌が始まり、優しい雰囲気の曲が流れていきました。
この曲は、1977年にNHKの音楽番組『歌はともだち』で歌われ、当時から母親や小学生を中心に人気となりました。