1950年9月26日公開のアニメ映画『白雪姫』。
- 主役声優/白雪姫:アドリアナ・カセロッティ(日本語吹替:富沢志満)
- 監督:デイヴィッド・ハンド
- 音楽:フランク・チャーチル、レイ・ハーライン、ポール・J・スミス
原作は「グリム童話」の『白雪姫』で、ディズニーの長編映画第1作目であり、世界初の長編アニメーション映画です。
フルアニメで作成されたセル画の枚数は25万枚にも上り、6,100万ドルの収益を上げた傑作となりました。
初代ディズニープリンセスとなった白雪姫は、現在でも根強い人気があります。
この記事では、アニメ映画『白雪姫』で流れる8曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
公開日 | 関連作品名 |
1950年 | アニメ『白雪姫』 |
2012年 | 映画『白雪姫と鏡の女王』の主題歌/エンディング曲をご紹介! |
『白雪姫』で流れる曲とは?
白雪姫が井戸に向かって歌うシーン
白雪姫が井戸に向かって歌うシーンで流れる曲は、アドリアナ・カセロッティ、ハリー・ストックウェルの『I'm Wishing/私の願い』です。
継母の女王が魔法の鏡に「世界で一番美しいのは白雪姫です」と言われ激怒。
何も知らずにボロを着せられ掃除をする白雪姫が「望みの叶う井戸」に向かって歌うオープニング。
ディズニー初のプリンセスは、キュートな見た目ながらも溢れんばかりの気品と、可愛らしい歌声が魅力的ですよね♪
白雪姫の細かな仕草まで滑らかなフルアニメの技術には脱帽です!!
白雪姫と王子様が出会うシーン
白雪姫と王子様が出会うシーンで流れる曲は、アドリアナ・カセロッティ、ハリー・ストックウェルの『one song/ワン・ソング』です。
白雪姫の歌声を聴いた王子様が「トゥデェエエ〜〜イ♪」と、いきなり登場するシーン。
初期のディズニーアニメは、プリンセスと王子様がすぐに恋に堕ちるので面白い。笑
お城に逃げ込んだ白雪姫を口説く、大胆な愛の歌を歌います。
白雪姫のキスを小鳥が王子様に届けるカットは、とても可愛くていつ観てもほっこり♪
白雪姫が森に逃げ込むシーン
白雪姫が森に逃げ込むシーンで流れる曲は、アドリアナ・カセロッティ、ハリー・ストックウェルの『With a Smile and a Song/歌とほほえみと』です。
手下の狩人が白雪姫を殺めることが出来ず「走って逃げて!」と促し、たどり着いた森の奥で動物達と出会うシーン。
この狩人、「俺には(殺すことが)出来ない」と泣く時に、白雪姫のドレスの裾で顔を拭くのが地味に笑えるポイント。笑
こういう細かいジョークが効いているのも、ディズニーアニメの魅力のひとつですね♪
白雪姫が前向きになろうと歌う美しい声を聞いて、森中の動物達が寄って来て甘えます。
白雪姫と動物達が小人の小屋を掃除するシーン
白雪姫と動物達が小人の小屋を掃除するシーンで流れる曲は、アドリアナ・カセロッティの『Whistle While You Work/口笛ふいて働こう』です。
アライグマが洗濯をしたり、リスがふわふわのしっぽをほうきにして掃いたりと、白雪姫と動物達が楽しそうに掃除するキュートなシーン。
白雪姫の家事スキルの高さに驚き!可愛らしいのに何も出来ないお姫様では無いところも、このプリンセスの魅力のひとつですね♪
小鳥達と軽やかに歌うメロディで、口ずさみながら家事をすると捗りそう!
小人達が家に帰るシーン
英語版
コーラス - Heigh-Ho
日本語版
小人達が家に帰るシーンで流れる曲は、七人の小人達の『Heigh-Ho/ハイ・ホー』です。
宝石の採掘をしている小人達が「ハイ・ホー♪」の掛け声を合図に帰宅するシーン。
キラキラ光る宝の山が素敵!小さい身体ながら、しっかりとした仕事をしているのに驚きです。宝石の管理状況はずさんですが笑
この曲は「いつか王子様が」同様今でも人気の歌で、今作では小人達が帰宅する際、仕事に行く際にも使用されていますよ♪
小人達が顔を洗うシーン
小人達が顔を洗うシーンで流れる曲は、七人の小人達の『Blludle-Uddle-Um-Dum/ブラドル・アドル・アム・ダム』です。
白雪姫特製の美味しそうなスープを食べる前に手を洗うように言われ、顔も頭も綺麗にするシーン。
この時、メインボーカルの先生があまり洗っていないのがおもしろポイント♪
帽子を取ると誰が誰だかわからないですが、それぞれキャラに合った洗い方がキュートです。特におとぼけに笑いました!
「ブルルルル」と歌を聴くだけでも洗っている様子がわかる、とても楽しい楽曲です。
白雪姫と小人達が踊るシーン
白雪姫と小人達が踊るシーンで流れる曲は、七人の小人達の『The Silly Song(The Dwarfs' Yodel Song)/小人達のヨーデル』です。
小人達がそれぞれ演奏をして、パーティをするシーン。おこりんぼがオルガンの達人で、ギャップ萌え!
窓からは森の動物達ものぞいていて、楽しそうにリズムをとっています。
充実した楽器が用意されているのを観ると、常日頃から音楽を大事にしているのでしょうね♪
「ヨロレイ〜♪」と真似出来ないヨーデルと、ジョークの効いた歌詞が面白い楽曲です。
白雪姫が小人達にお話をするシーン
白雪姫が小人達にお話をするシーンで流れる曲は、アドリアナ・カセロッティの『Someday My Prince Will Come/いつか王子様が』です。
パーティもひと段落した頃、小人達が白雪姫に「愛のお話しを聞かせて」とお願いし、白雪姫が自身の恋の話をするシーン。
今でも歌われるこの曲は、ディズニー史に残る名曲のひとつ。白雪姫の、王子様への想いがたっぷりと詰まっています。
世界初の長編フルアニメという事ですが、白雪姫の優雅な立ち振る舞い、王子様&小人達vs女王が展開する迫力のバトルシーンなど、どのカットをとっても画期的な作品であったと言えますね!
何年経っても愛される初代プリンセス物語、ぜひ名曲と共に観てください♪
サウンドトラック
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