2019年10月25日公開の映画『ジェミニマン』。
- 主演:ウィル・スミス
- 監督:アン・リー
- 音楽:ローン・バルフ
DIA(アメリカ国防情報局)のレジェンドスナイパー・ヘンリーが引退しようとすると、何故か政府から命を狙われる事態に。
その際、自分に瓜二つの若きスナイパーに狙われ調べると、実はその人物はヘンリーのクローン人間だった。
良心の呵責に苛まれた51歳の凄腕スナイパーと、兵隊として育てられたクローン人間の葛藤を描いた、アメリカのSFアクション映画です。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督と、『アルマゲドン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作を担当したジェリー・ブラッカイマーがタッグを組み、レジェンド俳優ウィル・スミスが一人二役を演じ話題となりました。
この記事では、映画『ジェミニマン』で流れる3曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『ジェミニマン』で流れる曲とは?
ヘンリーとダニーがバー「ペリカン・ポイント」で話をするシーン
ヘンリーとダニーがバー「ペリカン・ポイント」で話をするシーンで流れる曲は、Douglas Cameronの『Afterthought』です。
ダグラス・キャメロンは、アメリカの歌手。
情報操作され一般人を殺めてしまったヘンリー。自身が乗ったレンタルボートに盗聴器を見付け、船場の受付にいるダニーがDIAである事を突き止めるシーン。
凄腕スナイパーのいきなりの大ピンチ!OPからジワジワと恐怖を感じます。
ダニー役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のハントレス役でも有名。
正体がDIAという事で、華麗なアクションを観せてくれるのだと期待大!
ここでは海辺のバーにピッタリな、アコースティックギターを用いた爽やかな楽曲が流れます。
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ヘンリー・ダニー・バロンがブタペストに行くシーン
ヘンリー・ダニー・バロンがブタペストに行くシーンで流れる曲は、Ray Charlesの『I Got A Woman』です。
レイ・チャールズは、アメリカの盲目のR&B歌手、ピアニスト、作曲家。「ソウルミュージック」の第一人者。
情報屋のユーリに会うため、ヘンリーの古くからの友人・バロンの自家用ジェット機でブタペストへ向かうシーン。
バロンを演じたのは『ドクター・ストレンジ』シリーズのウォン役で有名な、ベネディクト・ウォン。
どの作品も、名バイプレイヤーとして存在感を放っていますよね!
ここでは、エルヴィス・プレスリーやビートルズがカバーした名曲が流れます。
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ヘンリーとパターソンが、バーで話すシーン
ヘンリーとパターソンが、バーで話すシーンで流れる曲は、James Dunnの『Cards On The Table』です。
ジェームス・ダンは、アメリカのシンガーソングライター。代表アルバムは「The Long Ride Home」など。
全てがおさまり、ヘンリーがパターソンを尋ねます。彼をイマイチ信用出来ませんでしたが、最後に仲間だったと分かってホッとしました。
脚本が現実に起こりそうな内容で面白く、ラストはめでたしめでたし!でスカっとしましたが、何故か興行は振るわなかったそうです。
でも、ウィルの難しい一人二役の演技力は見もので、若きクローン「ジュニア」のメーキャップや、迫力のアクション映像には大満足でした♪