2024年9月27日公開の映画『ビートルジュース ビートルジュース』。
死後の世界とつながる独特なダークコメディが描かれます。1988年の名作をベースにした続編にあたり、不気味で奇想天外なキャラクターたちが繰り広げるストーリーに注目です。
この記事では、映画『ビートルジュース ビートルジュース』で流れた音楽6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
映画『ビートルジュース ビートルジュース』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!死後の世界やホラーな演出が凄い
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『ビートルジュース ビートルジュース』で流れた曲とは?
清掃人が音楽を聞いて掃除しているシーン
Jimmy Buffet - Margaritaville
清掃人が音楽を聞いて掃除しているシーンで流れた曲は、Jimmy Buffetの『Margaritaville』です。
アーティストのデリアは自身を使った絵などを制作し、他のアーティストに絵の依頼をしていましたね。怒らせてしまってその男性は去ってしまいましたが…そのままマンホールの穴に落下して亡くなってしまうのは驚きです。
男性が行き着いた先で清掃人に道を聞き、その際に清掃人が音楽を聞いてましたね。穏やかな感じの音が少し聞こえる中、死後の世界の受付?などのシーンが続いていくのに注目です!
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ドロレスが組み上がっていくシーン
Bee Gees - Tragedy
ドロレスが組み上がっていくシーンで流れた曲は、Bee Geesの『Tragedy』です。
ビートルジュースが人間だった頃の元妻にあたるドロレス。彼女は保管庫にバラバラにされた状態で箱詰めされていましたが…清掃人の事故をキッカケに復活を果たす!バラバラの身体が動き回り、手や足、顔が組み上がっていくのはダークコメディらしさがありましたね。
彼女の復活のシーンで軽快なリズムの賑やかな歌が流れます。明るい感じもしますが、命を吸い取るドロレス、怖い!強い!目が離せませんよ。
デリアの夫の葬式のシーン
Alfie Davis & The Sylvia Young Theatre School Choir - Day-O (The Banana Boat Song)
デリアの夫のシーンで流れた曲は、Alfie Davis & The Sylvia Young Theatre School Choirの『Day-O (The Banana Boat Song)』です。
デリアは夫が事故死したことを悲しみ、娘のリディアも孫のアストリッドもショックだったようですね。教会の神父たちによって葬式が進められる中、子供たちがコーラスで「Day-O」を歌っていました。
高い声を響かせ、みんなで合唱…歌詞が字幕で書かれていましたが、「こんな歌詞なのかな?」と思ったシーンでした。
家を売るため、荷造りをすることになる中、屋根裏には町の模型が合ったのが印象的。ここで再びビートルジュースが登場するシーンにも注目です!
アストリッドが自転車で街を走るシーン
Mazzy Star - Cry, Cry
アストリッドが自転車で街を走るシーンで流れた曲は、Mazzy Starの『Cry, Cry』です。
リディアがローリーに結婚を迫られ、断ろうとしましたが…根負けし、彼を愛していることもあり、ハロウィンの日に結婚式を挙げることに同意してしまいましたね。それに呆れたアストリッドは自転車で街へ。
ゆったりとした音楽と共に女性ボーカルの気だるそうな、のんびりとした雰囲気の歌が流れました。感傷的な気分にさせられつつ、アストリッドの新たな出会いがある展開にも注目です。
アストリッドがソウルトレインに乗せられるシーン
Soul Train Theme (Scat Version) - The Soul Train Gang
アストリッドがソウルトレインに乗せられるシーンで流れた曲は、Soul Train Theme (Scat Version)の『The Soul Train Gang』です。
「ソウルトレイン」と呼ばれる列車に乗るとあの世行き!ノリノリの車掌とゴーストたちが歌い踊るシーンは華やかでした。リズムの良い明るい曲が流れつつ、ゴーストたちがディスコスタイルの衣装を着てダンスをするのは楽しそうですね。
アストリッドが列車に乗せられて死んでしまうのかとハラハラしました!
※歌い踊るシーンの演出は1970年代の有名な音楽番組「Soul Train」のパロディだったようです
ビートルジュースが式を挙げるシーン
Richard Harris - MacArthur Park
ビートルジュースが式を挙げるシーンで流れた曲は、Richard Harrisの『MacArthur Park』です。
ビートルジュースはリディアと挙式するため、歌で盛り上げる!アストリッドたちも強制的に参加させられる中、ビートルジュースなりに盛大な演出を見せました。
歌とダンスが合わさった、ダークコメディ作品らしい演出でしたね。ウエディングケーキが溶けていくような演出はビックリでしたが!
過ぎ去った恋愛に対する複雑な感情を象徴する歌詞がピッタリ。 リチャード・ハリスが1968年にリリースした有名なこの曲は、ドラマティックな構成が特徴的。曲の長さは7分以上と長めで、挙式中は演奏者の姿もありました。