2021年7月16日公開の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』。
世の中の男性たちに鉄槌を下す復讐の天使を描いた作品です。
ゴージャズで魅力的な主人公のキャシーが、毎晩不可解な行動を起こす理由とは?
第93回アカデミー賞で作品部門や主演女優部門など5部門にノミネートされました。
映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』で流れた曲をご紹介します。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』を観る方法
『プロミシング・ヤング・ウーマン』で流れた曲とは?
クラブで男たちが踊りまくるシーン
Charli XCX - Boys
クラブで男たちが踊りまくるシーンで流れた曲は、Charli XCX(チャーリー・XCX)の『Boys』です。
画面いっぱいに広がる男性の下半身がインパクト抜群!
『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、コメディ映画やドラマで大人気の俳優が多く登場しますよ。
見た目は優しそうで、誠実そうな男性も…がポイントです。
サラリーマン男3人がソファーで酔っぱらっているキャシーを見るシーン
Maya B - Selenas
サラリーマン男3人がソファーで酔っぱらっているキャシーを見るシーンで流れた曲は、Maya B(マヤB)の『Selenas』です。
早速、アダムにサム!出演作品では誠実でおちゃめなキャラクターが多い二人ですが、本作ではゲスい行動に悲しくなります。
実際、一人で理性的な行動をとれないほど酔う人は、男女問わず多いですよね。自分の身は自分で守らなければ!
オープニング
DeathbyRomy - It's Raining Men
オープニングで流れた曲は、DeathbyRomy(デスバイロミー) の『It's Raining Men』です。
オープニングのデザインはポップでキュートなのに、キャシーの行動は狂気を感じさせるもの。
工事現場の作業員たちのヤジも、無視できるものではありますが、許容していいものか?
キャシーがバイト先のカフェで読書するシーン
Donna Missal - Nothing's Gonna Hurt You Baby
キャシーがバイト先のカフェで読書するシーンで流れた曲は、Donna Missal (ドナ・ミサール)の『Nothing's Gonna Hurt You Baby』です。
キャシーのリラックス感のある編み上げヘアと、ジーンズコーデは目でスクリーンショット!可愛すぎます!
怠惰なキャシーとパステルカラーのアンバランスさが中毒になりますね。
男が無理矢理キャシーに薬を吸わせるシーン
Jacqueline Taïeb - Petite Fille D'amour
男が無理矢理キャシーに薬を吸わせるシーンで流れた曲は、Jacqueline Taïeb(ジャクリーヌ・タイエブ)の『Petite Fille D'amour』です。
優しい言葉かと思いきや、ゲスい行動に言葉しかない男。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、テンプレな悪い男が一切出てこないのが面白いところで、リアルなところだと思います。
バイト先のバックヤードでキャシーと店長が恋バナするシーン
Lily & Madeleine - Can't Help The Way I Feel
バイト先のバックヤードでキャシーと店長が恋バナするシーンで流れた曲は、Lily & Madeleine(リリィ・アンド・マデリン)の『Can't Help The Way I Feel』です。
何か闇を抱えてそうなキャシーの、ルンルンと鼻歌まじりにしている様子にほっこり。
店長の釘の刺し方もうわっと下ネタ満載!
キャシーが車中からとある女子生徒に話しかけるシーン
Cyn - Uh-Oh
キャシーが車中からとある女子生徒に話しかけるシーンで流れた曲は、Cyn(スィン)の『Uh-Oh』です。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、色々な面から性犯罪について言及している作品です。
女子生徒に話しかけるシーンの後のシーンで「怖い!」となってしまいました。
キャシーの無の表情から淡々と打ち込む強烈なパンチに胸が痛くなります。
キャシーとライアンがデートを楽しむシーン
Paris Hilton - Stars Are Blind
キャシーとライアンがデートを楽しむシーンで流れた曲は、Paris Hilton(パリス・ヒルトン)の『Stars Are Blind』です。
心の奥深くで復讐の炎を燃やしていたキャシーを優しく包み込むライアン。
二人の甘い空気感に、思わずラブストーリーだったのか!となりましたが、絶対に何かあると嫌な感情に包まれます。
同級生から見せられたビデオに衝撃を受けるキャシーのシーン
Walter Schumann - Pearl's Dream
同級生から見せられたビデオに衝撃を受けるキャシーのシーンで流れた曲は、Walter Schumann(ウォルター・シューマン)の『Pearl's Dream』です。
まず初めに、同級生はいい気味です。やったことの恐怖を経験できてよかった!
キャシーの身に付けているパステルカラーやラブリーな家具と、失望感に溢れるキャシーとのコントラストが印象的なシーンです。
とくに、パステルレインボーカラーのネイル。
キャシーがナースのコスプレで小屋に向かうシーン
Britney Spears - Toxic
キャシーがナースのコスプレで小屋に向かうシーンで流れた曲の原曲は、Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の『Toxic』です。
バイオリンの旋律が最高にかっこいい『Toxic』!洋楽好きなら誰もが聴いたことのある大ヒット曲。
心をズタズタに切り刻むような不穏な『Toxic』に合わせて、キャシーの復讐心がじわじわと伝わってきます。
キャシーが男たちに酒を流し込むシーン
DeathbyRomy - Come And Play With Me
キャシーが男たちに酒を流し込むシーンで流れた曲は、DeathbyRomy(デスバイロミー)の『Come And Play With Me』です。
キャシーがこれからどんな復讐を果たすのかドキドキするシーン!
本シーンでもコメディ俳優がいつも通りにやらかしてくれます。最後のベッドシーンでは驚愕!
友人の結婚式でライアンがキャシーからのメッセージを受け取るシーン
Juice Newton - Angel Of The Morning
友人の結婚式でライアンがキャシーからのメッセージを受け取るシーンで流れた曲は、Juice Newton(ジュース・ニュートン)の『Angel Of The Morning』です。
悪いことを悪いと思っていない、見ていただけ、善人の皮を被った普通の人が一番たちが悪いですね。
ライアンがせめてニーナの事件で証言していたり警察に通報していたりすればよかったのに。若気の至りなんて言葉では片付けられません。
最後のベッドシーンから結婚式のシーンまで、頭に焼き付いて離れません。
エンドロール
FLETCHER - Last Laugh
エンドロールで流れた曲は、FLETCHER(フレッチャー)の『Last Laugh』です。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』は人によって鬱映画、ありきたりな映画と色々分かれる映画ですが、Tomは痛快映画でした。
あと数年後、10年後と時間を置いて観てみたい作品です。面白いだけでは終わらない!
映画でメインカラーで使用されているパステルカラーと負の感情のギャップが病みつきになります。
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