2023年9月15日公開の映画『グランツーリスモ』。
日本の名作ゲーム「グランツーリスモ」が実話を基にハリウッド映画化!青年ヤン・マーデンボローは、ゲームのトッププレイヤーからプロレーサーへの夢を追い求めますが…デビュー戦への道のりを描く感動のレーシングアクション作品です。監督はニール・ブロムカンプ。
この記事では、映画『グランツーリスモ』で流れた音楽のうち、13曲をご紹介します。
『グランツーリスモ』を観る方法
『グランツーリスモ』で流れた曲とは?
予告
NAS - Hate Me Now
予告で流れた曲は、NASの『Hate Me Now』です。
以下の予告で男性シンガーのラップが流れ、低音でクールな雰囲気を感じさせますね。カーレースゲーム×実話とのことで、内容や展開も気になる今作!過酷な中、夢へ挑戦していく姿を見守りたくなりそうです。
NASは1973年生まれのアメリカのラッパーで、 アルバム『イルマティック』や『Nas Is Like』、『I Can』などの曲が有名です。
Amazon Music Unlimited
日本語吹替版のテーマ曲
T-SQUARE - CLIMAX
日本語吹替版のテーマ曲は、T-SQUAREの『CLIMAX』です。
軽快なBGMが印象的なテーマ曲で、ゲームのワンシーンを思わせますね。本編ではゲーム制作会社や横浜の日産の会社も映し出されるのに注目ですよ。
インストゥルメンタルバンド「T-SQUARE(ティー・スクェア)」は、1978年にデビューし、 ボーカル曲などの他、『TRUTH』が有名な曲です。
オープニング
Kenny Beats - Hold My Head
オープニングで流れた曲は、Kenny Beatsの『Hold My Head』です。
ヤンがゲーム「グランツーリスモ」を買ってセッティングをするオープニング!ポップな曲と共にワクワクさせるシーンが続いていきますよ。
友達と通話しつつゲーム用のハンドルを取り付けたり、ゲーム画面では集中して車のパーツを選んだり…初めてレースに赴くのも合わせて見守ってくださいね。
ゲームばかりしているヤンを心配する父親とのストーリーもお見逃しなく。
ジャックが車の修理をしているシーン
Black Sabbath - Paranoid
ジャックが車の修理をしているシーンで流れた曲は、Black Sabbathの『Paranoid』です。
ジャック・ソルターはCAPAのメカニックをしており、金ぴかのレース用の車に潜り込んで修理をしていましたね。
その際にブラック・サバスのノリの良いクールな曲を聞いていました。ギターをかき鳴らし、勢い良く歌う男性シンガーが印象的です。
そんなジャックに会いに来たのが日産のダニー…彼は「GTアカデミー」の設立にあたり、指導役をお願いしたいと言うのですが、ジャックの返事と合わせて見守ってくださいね。
ヤンが弟と友達と夜に会って帰るシーン
Tedashii feat. Lecrae - Get Out My Way
ヤンが弟と友達と夜に会って帰るシーンで流れた曲は、Tedashii feat. Lecraeの『Get Out My Way』です。
ヤンは弟に誘われて夜に家を抜け出し、友達たちと会っていましたね。その内の一人がオードリーで、ヤンは彼女に気があるようでした。
2人で話しているシーンは微笑ましかったですが…帰路を辿る際にパトカーに追われることになって大変!その際にダークな雰囲気のラップが流れ、男性シンガーの力強い歌が印象に残りましたね。
父親の車を勝手に持ち出した件も含めて無事に帰れるか心配です。
ヤンが寝る時に音楽を聞くシーン
Kenny G. - Songbird
ヤンが寝る時に音楽を聞くシーンで流れた曲は、Kenny G.の『Songbird』です。
トレーニング続きの夜、緊張して眠れないのか、ヤンはケニー・Gのソプラノサックスの曲を聞いていましたね。切なさも感じる音色と共に伸び伸びとした雰囲気を感じさせる曲が印象的。
そして、近くのチームメイトはヤンのイヤホンから音漏れがあると指摘して、笑っているのも微笑ましいです。選抜も終盤となる中、果たしてヤンはどうなるのでしょうか!?
この曲はレース前に聞いたりもしますよ。
ヤンがレース前に音楽を聞くシーン
Enya - Orinoco Flow
ヤンがレース前に音楽を聞くシーンで流れた曲は、Enyaの『Orinoco Flow』です。
ヤンがレース前に部屋で待機する際にエンヤの曲を聞いていましたね。優しい雰囲気の曲とリズムに乗った女性シンガーの歌は緊張感を癒してくれるようでした。
トレーニング中やゲームとは違って本物のレースとなると…やはり緊張せずにはいられません。
この曲は、エンディング前に今作の元になったヤンについての説明シーンでも流れます。
FIAのライセンスのためレースに出場していくシーン
Iggy Pop & The Stooges - Search & Destroy
FIAのライセンスのためレースに出場していくシーンで流れた曲は、Iggy Pop & The Stoogesの『Search & Destroy』です。
ヤンがFIFのライセンスを得るため、6つのレースに出場することに…4位までに入る必要がある中、立て続けに順位が振るわないのはハラハラしますね。
そのレースと結果が次々と映し出されるシーンでロックな曲が流れました。激しい曲調と合わせてノリの良さを感じつつ、ライセンス取得はまだまだ先になりそうという感じがしましたね。
ジャックがロビーで音楽を聞いているシーン
Black Sabbath - War Pigs
ジャックがロビーで音楽を聞いているシーンで流れた曲は、Black Sabbathの『War Pigs』です。
ブラック・サバスが好きなジャックは、ヤンをホテルのロビーで待つ際に低音を響かせる曲を聞いていましたね。
ギター音と男性シンガーの力す良い曲が印象的で、高級そうなホテルとは合わないかもと思えるほどでした。
ヤンはジャックが昔の音楽プレイヤーを使っている理由を聞いたり、東京に行きたいと言ったりするのに注目ですよ。
ヤンたちが日本に到着するシーン
Courtney Bell - Celebrate (Bonus Track)
ヤンたちが日本に到着するシーンで流れた曲は、Courtney Bellの『Celebrate (Bonus Track)』です。
ヤンはダニーに連れられて日本へ!その際にアップテンポなラップが流れつつ、ノリの良さを感じさせました。
ゲーム「グランツーリスモ」の製作者の山内 一典の元に行くと、ゲームの製作のワンシーンを垣間見れましたね。
ヤンが「ありがとう」と日本語で言うのも新鮮だなと思いつつ、インタビューや記念撮影をしていく…すっかり有名人だなという感じがして、成長を思わせます。
渋谷や新宿などを観光するシーン
Restricted - Big Jet Plane
渋谷や新宿などを観光するシーンで流れた曲は、Restrictedの『Big Jet Plane』です。
インタビューを終えたヤンはオードリーと二人で東京観光へ!渋谷や新宿の街並みが映し出される中、歩いたり寿司を食べたりと楽しそうなヤンたち。
「ヘイ イエー」という明るい曲のBGMがピッタリで、ポップな感じもしましたね。ヤンは新宿で音楽プレイヤー(ソニーのウォークマンだったかなと!)を買ったり、飲み屋街に立ち寄ったりするのも親近感を感じさせることでしょう。
ヤンとオードリーがクラブで楽しむシーン
[Pepas (Tiësto Remix) - Farruko & Tiësto
ヤンとオードリーがクラブで楽しむシーンで流れた曲は、Pepas (Tiësto Remix)の『Farruko & Tiësto』です。
観光を終えたヤンとオードリーはクラブにへ!様々な光で照らされつつ、ノリの良いクラブならではの音楽が流れましたね。踊って楽しむ人たちの中でヤンとオードリーも楽しみつつ…より仲を深めていくのが印象的。
オードリーはこの後、ヤンに連絡して励ましてくれたり、レースの応援に来てくれたり…大事な存在だったなと改めて思いました。
ジャックの過去を聞いてヤンが車を運転するシーン
Bon Iver - Wash.
ジャックの過去を聞いてヤンが車を運転するシーンで流れた曲は、Bon Iverの『Wash.』です。
ヤンはレース中の不慮の事故を経て、ショックを受けていましたね。もうレースには戻らないのかなと思いつつ、ジャックは彼を連れてドライブをします。
そうしてル・マンのレースの際にクラッシュしたと話すジャック…事故後、選手には戻れなかったという話を聞いたヤンは帰り際に車を運転するのでした。
その際に穏やかな曲が流れ、男性シンガーの伸びやかな声が響き渡ります。ヤンの心を変えていくような雰囲気が印象的ですね。
【ネタバレあり】映画『グランツーリスモ』を観た人が予習&感想を解説!
続きを見る
サウンドトラック