東京ディズニーランドの夜をきらびやかな光とおなじみの音楽で彩る『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』。
2001年からスタートし、様々な箇所をリニューアルしながら2017年に現在(記事作成時点)のパレードの形となりました。
この記事では現在開催中の『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームのすべての使用楽曲』を元ディズニーキャストが一挙紹介します。
フロートには100万個の電飾が使われているだけでなく、LEDライトや光ファイバーなどの最新技術が使用されているんですよ!
コロナ禍で2020年の2月から2021年11月まで約1年8ヶ月の休止期間がありましたが、その後は完全版でゲストを楽しませています。
また、クリスマスのイベントが開催されている期間はクリスマスバージョンになり、サンタクロースのコスチュームを着たミッキーたちが登場するのです。
20年以上多くのゲストに愛されている東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツですが、多くのディズニーソングが使われているのをご存知ですか?
フロートごとに様々な曲が流れますが、その数なんと40曲以上!
一緒に見ていきましょう。
オープニング
エレクトリカルパレード・ドリームライツのオープンニングには『ブルーフェアリー』、『光の騎士』、『ミッキーのドリームライツ・トレイン』の3つのフロートが登場します。
ピノキオに登場する『ブルーフェアリー』のフロートは羽やドレスが青く輝きとても美しいです。
『光の騎士』は光り輝く白馬に乗った騎士がとてもかっこいいんです!
『ミッキーのドリームライツ・トレイン』は汽車の形をした巨大なフロートです。
グーフィーが運転席に、ミッキーとミニーは後方に立ち、私たちゲストに手を振ってくれます。
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バロック・ホウダウ
エレクトリカルパレード・ドリームライツといえばこの曲をイメージする方も多いのでは?
エレクトリック・ファンファーレというファンファーレが鳴ると気持ちが一気に高揚しますよね。
バロック・ホウダウはエレクトリカルパレード・ドリームライツのメインテーマとも言えます。
ふしぎの国のアリス
続いて登場するのは『アリスとチシャネコ』のフロートです。
チシャネコのしっぽの上のティーカップにちょこんと座るアリスがとても可愛いですよね!
フロートの前にはマーチングバンド風のコスチュームのダンサーさん、後ろには可愛らしいお花のコスチュームのダンサーさんも。
フロートは1台のみですが、この短い時間に5曲も使用されているんですよ。
ゴールデン・アフタヌーン
東京ディズニーランドのエントランスでもよく流れている曲ですね!
お誕生日じゃない日のうた
お茶会のシーンでマッドハッターと3月うさぎが歌っている曲です。
この曲は35周年のお昼のパレード、ドリーミング・アップ!でも使われていました。
ふしぎの国のアリス
ふしぎの国のアリスのメインテーマです。
ふしぎの国のアリスと言うとこの曲を思い浮かべる方も多いかと思いかもしれません。
アリスがふしぎの国から逃げようとするシーンで流れます。
私だけの世界
アリスの心の中の不思議な世界観を歌った曲です。
「私の夢の国 それは不思議の世界よ」という歌詞が印象的ですね。
トゥワズ・ブリリグ
アリスと出会った時にチシャネコが歌っている曲です。
ジャズのような陽気な曲で、聞いていると愉快な気持ちになりますね。
ディズニー・フェアリーズ
映画ティンカー・ベルに登場する小さな妖精たち、ディズニー・フェアリーズのフロートが続きます。
コロナ禍バージョンのエレクトリカルパレード・ドリームライツではカットされていましたが、現在はこのフロートも見れますよ。
お花がの色がカラフルに変化するとてもチャーミングなフロートです。
フライ・トゥ・ユア・ハート
歌詞も曲調も優しいけれど力強く、勇気をもらえるような素敵な曲です。
妖精のうた
春を届ける妖精達の国に生まれたティンカーベル。
この曲も暖かく、春のような雰囲気ですよね!
ピートとドラゴン
次にやってくるのは『ピートとドラゴン』のフロートです。
『ピートとドラゴン』は1977年にアメリカで上映されましたが、日本では劇場公開されなかったので「幻のディズニー映画」とも呼ばれています。
孤児院の少年ピートと火を噴いたり透明な姿になれるドラゴン・エリオットが様々な困難を勇気をもって乗り越えていく、優しさや友情を描いたストーリーです。
現在はディズニープラスで作品を観ることができます。
ブラズル・ダズル・デイ
こちらもドリーミング・アップ!でもアレンジして使われていた楽曲です。
それはむずかしい
ゆったりとした曲調で穏やかな気持ちになれる曲です。
ピーターパン
ピーターパンやウェンディ、フック船長、ミスタースミーを乗せたフロート『ピーターパンの海賊船』の登場です!
このフロートの注目ポイントは海賊船の帆。
海賊のドクロが映し出されたり、金色に輝いたりと柄が変わって目が離せなくなりますよ!
きみもとべるよ!
ピーターパンと一緒にネバーランドへ行くシーンで流れた曲です。
パーク内やパレードなど様々なところで聞けますよ!
フック船長はエレガント
「ヨーホー!」というのは日本語で「ヤッホー」や「おーい」という意味。
カリブ海で海賊が隆盛した時期にこの言葉を使った曲が多いようです。
カリブの海賊やパイレーツ・オブ・カリビアンなどで海賊たちがよく「ヨーホー!」と歌っていますよね!
リーダーにつづけ
インディアンを捕まえようとするジョンやマイケルたちが歌う曲です。
一緒に冒険に出かけたくなるような明るく楽しい曲ですよね。
ワニをひやかすな
フック船長が苦手とするチクタクワニをイメージするような時計の針の音が入っているのがユニークですよ。
右から2番目の星
ゆったりとした曲調でロマンチックな雰囲気もあります。
トイ・ストーリー
続いては『トイ・ストーリー』の賑やかなフロート。
ウッディ、バズ・ライトイヤー、ジェシーが仲良く乗っています。
フロートにはポテトヘッドやスリンキー・ドッグ、ハムなどおなじみの仲間たちもたくさんいるので、他には誰がいるか探してみてくださいね!
このフロートでは『トイ・ストーリー』の楽曲が2曲使用されています。
君はともだち
『トイ・ストーリー』映画でこの曲は冒頭で流れることがほとんどです。
ウッディが持ち主であるアンディやボニーと遊んでいるシーンで使われているので、ウッディと持ち主の歌とも言えますし、映画のストーリー的にはおもちゃ同士の絆の歌とも考えられますよね。
僕らはひとつ
『トイ・ストーリー3』のエンディングで使われている曲です。
明るい曲調ですが、離ればなれになっても君はぼくの一部という映画の内容にも合った曲となっています。
アラジン
アラジンのユニットではランプの魔人ジーニーのフロートと、美しいアグラバー宮殿をイメージしたフロートでアラジンとジャスミンが登場します。
ジーニーは曲に合わせて様々なディズニーキャラクターに変身するんです!
見ていてワクワクするフロートとなっていますよ。
ここではメドレーのようにディズニーソングが9曲も使われています。
フレンド・ライク・ミー
ジーニーの曲と言えばこれ!
映画ではアラジンと出会ったシーンでジーニーが歌います。
きみもとべるよ!
海賊船のフロートでも使用されているこちらの曲。
ジーニーがピーターパンに変身した際に使われています。
ワニをひやかすな
この曲もアレンジされて、ジーニーがフック船長の手下であるミスタースミーに変身した際に流れますよ。
トランプのマーチ
ふしぎの国のアリスの曲です。
ジーニーがトランプ兵に変身した際に流れます。
ニモの卵
ファインディング・ニモの曲も使われています。
フロートにニモが登場した際に流れます。
星に願いを
ジーニーがピノキオに変身した際に流れます。
アロハ・オエ
リロ&スティッチで使われている曲です。
ジーニーがアロハシャツを着るシーンで流れます。
アリ王子のお通り
アラジンとジャスミンのフロートで使用されている曲です。
アラジンがアリ王子としてジャスミンに会いに宮殿へ向かうシーンの曲ですね。
アラビアン・ナイト
アラジンのメインテーマ曲です。
ミステリアスな砂漠の国をイメージできる曲ですよね。
塔の上のラプンツェル
ラプンツェルが暮らしていた塔がモチーフになっています。
光り輝く魔法の花とラプンツェルの髪がフロートの周りを囲んでいて幻想的です。
後方にはたくさんのランタンも飛んでいますよ。
運が良ければラプンツェルとユージーンがランタンに手を添えて空へ飛ばすシーンが見られるかもしれません。
このフロート以降はディズニープリンセスたちがたくさん登場します。
魔法の花
曲に合わせてラプンツェルの髪が黄金に光り輝きます!
輝く未来
映画ではユージンとボートに乗りランタンを眺めるシーンで流れます。
ラプンツェルの夢が叶うシーンで感動的ですよね。
自由への扉
ラプンツェルが毎日同じ1日を過ごしながら歌う曲です。
曲の最後の「外の世界を見に行きたいの…」という歌詞が切ないですよね。
シンデレラ
光り輝く馬車に乗ってシンデレラが、その後を追うようにチャーミング王子の乗った舞踏会(ボールルーム)のフロートが続きます。
馬車のフロートのシンデレラは本当に美しく本当にロマンチックです。
舞踏会のフロートではドレスやタキシードを身にまとったダンサーさんたちの優雅なダンスが見られます。
チャーミング王子は私たちにお辞儀をしたり手を振りながら登場します。
ビビディ・バビディ・ブー
魔法の呪文「ビビディ・バビディ・ブー」。
映画ではこの曲を歌いながらフェアリーゴッドマザーがシンデレラに魔法をかけてくれます。
夢はひそかに
シンデレラが乗る馬車のフロートでも舞踏会のフロートでも使用されています。
つらい毎日を送りながらも夢は叶うと信じ続けるシンデレラのけなげな姿が印象的です。
シンデレラ
シンデレラのメインテーマ曲です。
この曲も両方のフロートで使用されていますよ。
仕事のうた
朝から晩まで働かされるシンデレラの仕事を手伝う友達のネズミや小鳥たちにが歌う可愛らしい曲です。
宮殿での舞踏会
お城での舞踏会をイメージした華やかな曲ですね。
これが恋かしら
シンデレラとチャーミング王子のダンスシーンで使われています。
ロマンチックでうっとりしてしまいます。
美女と野獣
続いて登場するのは美女と野獣に登場するルミエールの小さなフロート、『ビー・アワー・ゲスト』です。
積み上げられた食器の上でダンスを踊るようにルミエールがくるくると回る楽しいフロートですよ!
その後にはベルとビーストを乗せた『ステンドグラス・ローズ』というフロートが。
両サイドには物語のキーアイテムであるバラの描かれたステンドグラスが輝きます。
ベルの黄色いドレスもとても豪華な作りとなっています。
ひとりぼっちの晩餐会
ルミエールのフロートで使用されています。
東京ディズニーランドの人気アトラクション美女と野獣"魔法のものがたり"やミッキーのフィルハーマジックでも聞ける楽しい曲です。
美女と野獣
美女と野獣のテーマ曲です。
映画ではベルとビーストが心を通わせホールでダンスを踊る際にも流れるとても素敵な曲です。
愛の芽生え
お互いが相手への気持ちを自覚したシーンで流れる曲です。
プロローグ
物語の最初でアダム王子が野獣の姿になってしまった理由を説明するシーンで使われています。
アナと雪の女王
エルサが作った氷のお城をイメージしたフロートは、音楽に合わせてお城が光り輝きます。
前方にはオラフ、映画でエルサが駆け上る階段にはエルサとアナが仲良く並んでいますよ。
仲の良い姉妹に戻れてエルサもアナもとても嬉しそうです。
このフロートではアナと雪の女王で使用された大人気の楽曲が4曲も使われていますよ。
レット・イット・ゴー
「ありのままの姿見せるのよ」という歌詞が印象的で、映画上映時に大きな話題となった曲です。
エルサが自由に生きていくことを決意した時に歌いました。
生まれてはじめて
素敵な出会いに期待するアナと、魔法の力がばれないように気を張っているエルサ。
それぞれの想いが対比された曲です。
雪だるまつくろう
幼い頃のある事故がきっかけで自分の部屋に閉じこもってしまったエルサへアナが歌う曲です。
大人になり悲しいことがあった時にも扉の前でこの曲を歌うアナの姿が切なかったです。
あこがれの夏
雪だるまなのに夏にあこがれるオラフが歌う曲です。
明るく陽気な曲調がオラフのイメージにぴったりですよね。
フィナーレ
東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツのフィナーレを飾るのは『ショーボート』、『エアシップ』、『ザ・ムーン』、『ザ・サン』の4つの豪華なフロートです。
『ショーボート』のフロート前方にはおしゃれなコスチュームを着たドナルドとデイジー、後方には3匹のこぶた(ファイファー・ピッグ、フィドラー・ピッグ、プラクティカル・ピッグ)が乗っていますよ。
『エアシップ』のフロートではパイロットのようなコスチュームのチップとデールが登場!
『ザ・ムーン』のフロートには大きな月が輝き、ピノキオ、ジミニー・クリケット、ゼペットとスティッチ、リロとたくさんのキャラクターを見られるんです。
『ザ・サン』のフロートには輝く太陽がついていて、ホセ・キャリオカ、パンチート、プルート、マリーの4人が乗っています。
小さな世界
イッツ・ア・スモールワールドでおなじみの曲ですよね。
小さな子どもから大人までみんなが知っているこの曲はまさにフィナーレにぴったりな曲となっています。
この記事では東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツの使用楽曲を紹介しました。
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キャラクターやダンサーさんはもちろん、フロートの装飾や音楽にも注目して見てみてくださいね!
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