開園40周年を迎えた東京ディズニーランドでは「色あざやかな、ハーモニーの世界へ」がテーマのお昼のパレード『ディズニー・ハーモニー・イン・カラー』が開催されています。
カラフルなコスチュームを着たミッキーたちをはじめ、ピクサーの大人気作品トイストーリーのキャラクターやディズニープリンセス達が56名、キャラクターたちを乗せて移動するフロートは全12台登場するとっても豪華なパレードなんです!
35周年のパレード「ドリーミング・アップ!」は、コロナ禍の影響で残念ながら全ダンサーさんと一部のキャラクターの出演がカットされていたこともあり、40周年の「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」は、やっとディズニーのパレードが帰ってきた…!と感動の声も多く上がっています。
「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」は7つのユニットで構成されていて、ユニットごとにアレンジされている楽曲も要チェックポイントです。
この記事では『ディズニー・ハーモニー・イン・カラーで使用されている楽曲』について、元ディズニーキャストが実際にディズニーランドでパレードを見に行ってまとめました。
色とりどりの夢の世界へ
先頭はティンカーベルを乗せたカラフルなフロートです。
その後に徒歩で白雪姫と7人の小人たち、続いてアリスと双子のトゥイードルダム、トゥイードルディーがやってきます。
40周年のテーマソング『リビング・イン・カラー』に『ハイ・ホー/白雪姫』や『夢はひそかに/シンデレラ』、『星に願いを/ピノキオ』がミックスされていますよ!
『きみもとべるよ!/ピーターパン』や、映画ティンカー・ベルの主題歌『Fry To Your Heart』も1フレーズのみ流れています。
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リビング・イン・カラー
キャッチーで耳に残るリズムで、自然と体が動いてしまうようなノリの良いディズニーランドのパレード!という感じの曲です。
先頭で踊るダンサーさんたちの弾けるような笑顔に元気をもらえます。
ハイ・ホー
パレードでは白雪姫を先頭に7人の小人たちが曲に合わせて1列で行進してきます。
ちょっと列をはみ出すおとぼけや、のんびりと歩くねぼすけなど個性豊かな小人たちの動きがとっても楽しいですよ。
夢はひそかに
シンデレラで流れるロマンチックな曲ですが、明るい『リビング・イン・カラー』とミックスされてアップテンポな『夢はひそかに』を聞くことができます!
星に願いを
『星に願いを』もゆったりとした曲ですが、後に続くユニットやフロートに期待をもてるようなアレンジがされていますよ。
きみもとべるよ!
ピーターパンでおなじみの曲ですね。
使われているのは「You can fly」の1フレーズですがこの部分は初めて曲を聞いた時にもすぐに『きみもとべるよ!』だ!と分かりました。
Fry To Your Heart
こちらも1フレーズのみ使われています。
『Fry To Your Heart』にも「You can fly」という歌詞があるんですよ。
新しい自分
うさぎ初の警察官になるという夢を叶えたジュディと、晴れて警察官になったキツネのニックが『トライ・エヴリシング/ズートピア』の軽快な楽曲に合わせて登場します。
ズートピア警察署受付係のクロウハウザーは丸っとしたフォルムがとてもチャーミングですよね。
フロートはズートピアの街並みをイメージしたデザインとなっていて、両サイドのダンサーさんのダイナミックなパフォーマンスは必見です!
リビング・イン・カラー
このユニットでは曲の変わり目に使われていて、違和感なくスムーズに『Fry To Your Heart』から『トライ・エヴリシング』に流れていきます。
トライ・エヴリシング
映画ではガゼルという人気アーティストがこの曲を歌っていますね。
ジュディとニックの「トライ・エヴリシング!」というセリフが可愛いです!
聞いているだけで前向きになり、新しいことにチャレンジしたい気持ちにさせてくれます。
わくわくする冒険
伝説の鳥ケヴィンのフロートにカールじいさんやダグ、ラッセルが乗って登場します。
カールじいさんのお家やカラフルな風船の装飾を見ていると映画の世界に入り込んだ気分になれますよ!
ケヴィンの小鳥たちが歩き回る姿や、ラッセルと同じボーイスカウトのコスチュームを着たダンサーさん達の動きもユニークです。
リズミカルでこのユニットにぴったりな『The Spirit of Adventure/カールじいさんの空飛ぶ家』の楽曲が使用されています。
リビング・イン・カラーリビング・イン・カラー
トランペットのパートがありジャズのような雰囲気がカールじいさんのイメージにぴったり。
カールじいさんやラッセル、ダグのセリフだけでなくケヴィンの鳴き声も聞こえてきますよ!
The Spirit of Adventure
最初はラッセルに「危ないぞ!」と注意をしていたカールじいさんですが、後のセリフでは「冒険はそこにある!」と言っています。
年をとってもわくわくするような体験、ドキドキする冒険をしたカールじいさんは素敵です!
フロートの後方にいるダグの表情も可愛いので見てみてくださいね。
未知の世界へ
弓矢を持ったメリダがフロートの前を堂々と歩き、フロートの先頭は勇敢に海を渡るモアナ、中間部は塔から髪を下ろすラプンツェル、後方は大きなひまわりと風をイメージしたフロートにポカホンタスがいます。
それぞれの大切な想いや勇気をもって未知の世界へ進んで行きます。
ラプンツェルが宙を舞うとゲストから「わぁーっ!」と大きな歓声があがりますよ。
リビング・イン・カラー
『タッチ・ザ・スカイ/メリダとおそろしの森』、『どこまでも ~How Far I’ll Go~/モアナと伝説の海』、『自由への扉/塔の上のラプンツェル』、『川の向こうで/ポカホンタス』と、各プリンセスのパートでメドレーのように曲が変わりますがかっこよくまとまっています。
タッチ・ザ・スカイ
ダンサーさんに囲まれても目立つオレンジ色の髪の毛が印象的なメリダ。
映画同様かっこよく弓を引きます。
どこまでも ~How Far I’ll Go~
青空に映える船を操り未知の世界へ漕ぎ出すモアナはとても勇敢ですよね!
爽やかな曲調もモアナのイメージにぴったりです。
自由への扉
「塔から出てはいけない」という母親の言葉を断ち切り、自ら外へ飛び出して行くラプンツェルの不安や期待が入り交じった場面を表現しています。
魔法の髪を使って自由に動き回るラプンツェルはとても楽しそうです!
川の向こうで
運が良ければウィンガポーという手のひらを相手に向け、外回りに円を描き、手のひらを空に向け外側へ動かすポカホンタスたちの挨拶をしてくれるかもしれません。
フロートにいるミーコも可愛いです!
家族のきずな
死者の国とこの世を繋ぐオレンジ色の花びらが鮮やかなフロートではリメンバーミーのミゲルがギターを弾いてパレードを盛り上げます。
もちろんミゲルの大切な家族も一緒です。
『The World Es Mi Familia/リメンバーミー』は明るい曲調、『音楽はいつまでも/リメンバーミー』は聞いているだけでハッピーになれる素敵な曲ですね。
続いてインクレディブル・ファミリーのスーパーヒーローたちがやってきます。
ボブ、大きなジャックジャックやヘレン、ヴァイオレット、ダッシュと家族全員大集合しています。
リビング・イン・カラー
ここでは南米のカーニバルのような陽気な雰囲気の『リビング・イン・カラー』となっています。
The World Es Mi Familia
ミゲルのフロートの前で踊るダンサーさんたちは「オラ!」とスペイン語(映画の舞台メキシコの共用語)で挨拶をしてくれます。
フロートの上部にはダンテやヘクター、後方のメリーゴーランドには死者の国にいる家族もいますよ。
音楽はいつまでも
楽しそうにギターを弾くミゲルが家族や私たちゲストと音楽の楽しさを共有してくれます。
この曲を聞いていると優しい気持ちになれますよね。
スーパー・クレジット
アレンジがとてもかっこいいですよね。
フロートの前をボブがゲストに手を振ったりポーズを決めながら登場します。
最高の仲間とともに
ウッディ、バズ・ライトイヤーは映画にも出てくるラジコンカーで、ヴァネロペとラルフは少し不格好ですが2人の思い出がたくさん詰まったレーシングカーで登場します。
『We Belong Together/トイ・ストーリー』と『レック・イット、レック・イット・ラルフ /シュガーラッシュ』が使われているのでよーく聞いてみてくださいね。
続いて登場するのはハニー・レモン、フレッド、ワサビ、ゴー・ゴー、ベイマックスのフロートにはヒロが乗っています。
ベイマックスが抱っこしている猫のモチの表情に癒されますね。
リビング・イン・カラー
機械音のような『リビング・イン・カラー』が聞けるのはこのユニットだけです!
We Belong Together
1フレーズのみ使用されています。
ユニットは違いますが『スーパー・クレジット』とミックスされています。
レック・イット、レック・イット・ラルフ
こちらも1フレーズのみなので聞き逃し注意!
『スーパー・クレジット』とのミックスですが、ベイマックスのフロートが近づくと一気に未来感が増します。
インモータルズ
ヒロに向かってこぶしを突き上げると「バララララララ」のポーズをしてくれることも!
フレッドとワサビの動きもコミカルで楽しいですよ。
すべての夢が叶えるハーモニー
最後のユニットの先頭はプリンセスとプリンス。
シンデレラとチャーミング王子、続いてベルとアダム王子、ジャスミンとアラジンがうっとりするような素敵なダンスを披露してくれたりゲストに笑顔を向けてくれたりしながらやってきます。
ベルのパートナーは野獣の姿ではなくアダム王子の姿でパレードに登場します。
そして色とりどりの花びらが風車のように回るフロートにはミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、チップ、デール、グーフィー、プルートと、おなじみの仲間たちが!
思わずミッキーたちと一緒に歌いたくなる『Living in color』の「ナ・ナ・ナ・ナ・7色!」のフレーズが印象的ですよね。
フロートの後ろにはクララベル、ホーレス、マリー、ベルリオーズ、トゥルーズ、ピノキオ、ゼペット、ジミニーと、たくさんのキャラクターが続きます。
手に持っているフラッグもカラフルでとってもキュートです。
リビング・イン・カラー
ハーモニー・イン・カラーというテーマの通り、たくさんのディズニーソングが使われていて、それが一つになって素敵なハーモニーとなっています。
どのフロートも鮮やかで見ていて本当に幸せな気持ちになれるパレードです。
たくさんのキャラクターが登場し、大人も子どもも楽しめる内容ですのでディズニーランドへ遊びに行った際はぜひチェックしてみてくださいね!
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