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『借りぐらしのアリエッティ』の挿入歌19曲を解説!

beersy

映画『借りぐらしのアリエッティ』で流れる19曲をシーン別にご紹介!

https://www.ghibli.jp/works/karigurashi/



2010年7月17日公開の映画『借りぐらしのアリエッティ』。

メアリー・ノートンの著書「床下の小人たち」を原作とし翻案・脚色した、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。

人間の屋敷から物を借り、床下でひっそりと生きる小人家族の中の一人・アリエッティと、心臓を患っている少年・翔が触れ合う物語です。

音楽は全て、フランスのシンガーソングライター・ハープ奏者のセシル・コルベルが担当。

この記事では、映画『借りぐらしのアリエッティ』の動画を観る方法と流れる挿入歌19曲をご紹介します。

※以下ネタバレ有り

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『借りぐらしのアリエッティ』で流れる曲とは?

借りぐらしのアリエッティ

https://www.ghibli.jp/works/karigurashi/

オープニング(タイトルクレジット)

オープニング、翔が車に乗っているシーン〜タイトルクレジット〜翔が車を降り、猫のニーヤを見付けるまでのシーンで流れます。

まず目に入るのは、美しい景色と目に優しいグリーン。

冒頭から作品の世界観が全てわかるような演出は、さすがジブリ!といったところでしょうか。

そんな映像にマッチした、爽やかで温かみのある音楽と歌声がすっと心に入って来ます。

 

アリエッティが翔に見付かるシーン

アリエッティが翔に見付かるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Our House Below-Movie Version(床下の我が家)』です。

いきなり翔に見付かっているアリエッティ。えっもうバレてるけど大丈夫!?と心配になるシーン。

「床下の我が家」は軽やかなハープの音色が美しく、アリエッティのひらりとした軽やかな身のこなしにピッタリ♪

自信満々に家へ入って行くところまで流れています。(バッチリ翔に見られてますが)

ここで登場するアクの強い母・ホミリーは必見!ちょっぴり天然なキャラなので、大竹しのぶさんの声がマッチしていますよ!

 

アリエッティが「借り」の準備をするシーン

アリエッティが「借り」の準備をするシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Our House Below-Instrumental Version(床下の我が家)』です。

14歳になり、初めて父・ポッドと「借り」をしに行くため、髪を整え準備をするシーン。

人間エリアへ行くのを楽しみにワクワクしているアリエッティ。

部屋にあるドレッサーが可愛いし、髪をまとめるのがクリップなのがまたキュンとしますね!

ここでは「床下の我が家」のインストバージョンが流れます。

 

アリエッティとポッドがドールハウスに到着するシーン

アリエッティとポッドがドールハウスに到着するシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『The Doll House-Instrumental Version(ドールハウス)』です。

とんでもなく危険な場所を通り、小人のためのドールハウスに到着するシーン。

この場所に辿り着くまでの、粘着テープやクギを駆使した移動方法はまさに小人ならでは。

その「生きるため」のアイデアに、なんだか関心してしまいました!

アリエッティが目をキラキラさせドールハウスを見渡すシーンで流れるのは、ハープの低音と高音を使った、民族音楽のような楽曲です。

 

翔がアリエッティに話し掛けるシーン

翔がアリエッティに話し掛けるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Sho's Lament-instrumental Version1(翔の悲しみ)』です。

アリエッティとポッドが、寝ている翔の横にあるティッシュを借りようとするも、彼に突然声を掛けられてしまい驚くシーン。

観ているこちらがビクッ!!とする、大ピンチです。そして、あんなに苦労して持って来た砂糖がぁっ…!!と思う。笑

暗闇の中、翔の唇だけが映る演出がなんだか不気味で、この男の子がどんな子なのかとてもハラハラさせられます。

ここで流れる哀愁のある楽曲は「翔の悲しみ」ですが、翔より悲しいのはアリエッティかお母さんですよね;

 

アリエッティが家族に黙って翔に会いに行くシーン(主題歌)

アリエッティが家族に黙って翔に会いに行くシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Arrietty's Song-instrumental Version(Arrietty's Song)』です。

ポッドは、翔に姿を見られ落胆するアリエッティを優しく諭しますが、母であるホミリーはギャンギャン喚く。

責任を感じたアリエッティは翔にコンタクトを取ろうと決心し、独断で家を出ます。

葉っぱをつたい、ひらりひらりと翔の部屋まで行くこのシーンは爽快ですよ♪

「Arrietty's Song」は今作の主題歌でもあり、逞しく生きる勇ましいアリエッティにピッタリ。力強くも神秘的な楽曲です。

 

アリエッティが翔と話したあと、父に見付かるシーン

アリエッティが翔と話したあと、父に見付かるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Sho's Lament-instrumental Version1(翔の悲しみ)』です。

翔がアリエッティに話し掛けるシーンで流れた曲を、アップテンポに編曲した楽曲です。

 

屋敷の主人である翔の大叔母が、ドールハウスについて話すシーン

屋敷の主人である翔の大叔母・貞子が、ドールハウスについて話すシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『The Neglected Garden-Instrumental Version(荒れた庭)』です。

ドールハウスは、翔の曽祖父が「いつか小人にプレゼントしたい」とイギリスの職人に作らせたものであると、貞子が翔に説明するシーン。

家政婦のハルと三人でドールハウスを見て、灯りがともるシーンあたりでオープニングの曲に変わります。

可愛らしく美しい、緻密に作られた小さな食器や装飾品の数々は、小人でなくとも欲しくなりますね!

 

スピラーがポッドを助け、家に来るシーン

スピラーがアリエッティのポッドを助け、家に来るシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Spiller-Instrumental Version(スピラー)』です。

見るからにワイルドで原住民のようなスピラーが、足を怪我したポッドを助け、家に連れ帰って来たシーン。

アリエッティとホミリーはおもてなしをしますが、スピラーには食べるものも使うものもしっくり来ず。

同じ小人でも人間のように種族があるのだなぁと思わされました。

太鼓なども使用した民族音楽のような音色が、まさにスピラーを表しています♪

 

アリエッティがスピラーを送るシーン

アリエッティがスピラーを送るシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Rain-Instrumental Version(雨)』です。

仲間がいた事に喜ぶアリエッティ。ワイルドなスピラーに興味津々なシーン。

こう見えて(ガタイも良く逞しいのに)彼、12歳らしいです!

女子に慣れてなさそうな、ぶっきらぼうな感じもまた良き!!

ここで流れる「雨」は、ハープを使用した切ない音色の楽曲です。

 

翔がアリエッティの家を、ドールハウスのもので改造するシーン

翔がアリエッティの家を、ドールハウスのもので改造するシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『The Wild Waltz(ザ・ワイルド・ワルツ)』です。

突然翔の手によりアリエッティ宅の天井が開けられ、中のものがドールハウスのものに交換されるシーン。

そりゃ小人からしたら地震か噴火かと思いますよね。笑

思い付くままに行動する翔も、こう見えて(落ち着き払っているのに)スピラーと同じ12歳だそうです。

小人も観ているこちらも驚かされたこのシーンで流れたのは、音の強弱が面白い曲・その名も「ザ・ワイルド・ワルツ」笑

 

翔がアリエッティと顔を合わせるシーン

翔がアリエッティと顔を合わせるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Sho's Lament-Instrumental Version2(翔の悲しみ)』です。

ついに二人がお互いの目と顔を合わせる…!筆者が今作で一番印象に残っているシーン。

どんな暮らしをしているかを話すアリエッティに、翔が微笑みを浮かべながら「君達は滅びゆく種族なんだよ…」と言い放ちます。

もちろん、手術の事や色々な感情や考えがあっての発言ですが、初見本当にこのサイコパスさに驚きました。笑

ここで流れるのは、翔がアリエッティに話し掛けるシーンで使用した楽曲の、キーを高くしたアレンジバージョンです。

 

ハルがホミリーを見付けるシーン

ハルがホミリーを見付けるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Au Uneasy Feeling(不安な気持ち)』です。

無駄に勘の良いハルに、ハラハラドキドキさせられるシーン。

ついに床下を空けホミリーを発見し、ニタリ顔からの大きな目で「みぃ〜つけた!!」…怖いよう。

大人びていても所詮は12歳…翔のツメの甘さに無念さを感じました。

ここで流れるのは若干ホラーなシーンにピッタリな、不穏な空気が漂う楽曲です。

 

アリエッティと翔がホミリーを探しに行くシーン

アリエッティと翔がホミリーを探しに行くシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『With you(あなたと共に)』です。

ホミリーが家からいなくなった事に気付いたアリエッティが、翔に助けを求め、共に探しに行くシーン。

翔は、先ほどのサイコパスな笑顔から一転優しい笑顔で「一緒に探そう」と手を差し伸べます。

二人の絆が深まって行くこの場面で流れる「あなたと共に」は、部屋から脱出しピンチを切り抜けるシーンにマッチした、小気味の良いテンポの楽曲。

たくさん動いて一生懸命走る翔、身体は大丈夫なのかと心配になってしまいますね。

 

二人が屋敷を探すシーン

二人が屋敷を探すシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『The House is in Silence(静寂の屋敷)』です。

屋敷をくまなく探す二人。広く静寂した中をハルに見つからないよう捜索するシーン。

話すのも走るものゆったりとした翔は、独特の雰囲気と魅力がありますよね!12歳だけど。

ここで流れる「静寂の屋敷」は少々哀愁のある楽曲ですが、ハープの音色には優しさも感じられます。

 

アリエッティがホミリーを見付けるシーン

アリエッティが翔に見付かるシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Sho's Song-Instrumental Version(翔の歌)』です。

閉じ込めたはずの翔がキッチンにいて、ハルが驚くシーン。

その挙動からホミリーがパントリーにいると確信した翔は、アリエッティにそれとなく居場所を伝えます。

上手にハルの気をひく翔が素晴らしい。

家政婦ならでは(?)の鋭い眼差しを切り抜けなければならない、このハラハラドキドキの場面では、

力強い音色の楽器を用いた勇ましい曲が使用されています!

 

ハルが貞子に小人の存在をアピールするシーン

ハルが貞子に小人の存在をアピールするシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Precious Memories(大切な思い出)』です。

ハルは、小人がいる事を周囲に知って欲しくて証拠を見せようとしますが、ホミリー救出後それらを全て片付けていた翔。

信じてもらえず地団駄を踏むハルの動きがまたホラー。樹木希林さんの声優、ドンハマリでしたね!!

貞子が、ホミリーが残したティーポットのミントの香りから小人の存在を知りますが、物腰柔らかく喜びます。

「大切な思い出」は先ほどから一転、貞子と翔のほっこりしたシーンにマッチした、優しくゆったりとしたメロディー。

 

アリエッティ一家が険しい道のりを辿り、引っ越そうとしているシーン

アリエッティ一家が険しい道のりを辿り、引っ越そうとしているシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Rain-Instrumental Version(雨)』です。

アリエッティがスピラーを送るシーンでも使用されています。

 

翔がアリエッティに会うため走るシーン

翔がアリエッティに会うため走るシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『Goodbye My Friend-Instrumental(グッバイ・マイ・フレンド)』です。

猫のニーヤが、翔にアリエッティが旅立つ事を知らせるシーン。なんてお利口さん!

「耳をすませば」のムーンと「猫の恩返し」のムタ、そしてこのニーヤはなんか似ているなと思ったら、以前スタジオで飼われていた「牛子(ウシコ)」というにゃんこがモデルになっているそうです♪

ジブリ作品では猫キャラが欠かせませんが、きっと、宮崎監督を含めスタッフの身近な存在なのでしょうね!

 

アリエッティと翔がお別れの挨拶をするシーン

アリエッティと翔がお別れの挨拶をするシーンで流れた曲は、セシル・コルベルの『I Will Never Forget You(あなたを決して忘れない)』です。

再会した二人が、お別れをする切ないシーン。アリエッティが、翔に髪留めにしていたクリップを渡すシーンには涙です。

また、「君は僕の心臓の一部だ」という、まるでプロポーズのような翔のセリフにはドキドキしました♪

しっとりと哀愁のある曲ですが、二人の「これからも力強く生きて行く」という決意を表しているようにも思える楽曲です!

 

エンディング(スタッフクレジット)

Arrietty's Song / Cecile Corbel ( セシル・コルベル )

エンディング(スタッフクレジット)で流れた曲は、セシル・コルベルの『Arrietty's Song(Arrietty's Song)』です。

翔と別れ、スピラーの運転する船で新しい地へと旅立つアリエッティ一家。

途中、スピラーがアリエッティにラズベリーを渡してラブを感じましたが、小人の種族が滅びないよう、ぜひとも二人には仲良くなって欲しいですね!

ここでは、主題歌である「Arrietty's Song」が流れます。

セシル・コルベルさんの、優しく美しい歌声に癒されるエンディングでした♪

 

サウンドトラック

『借りぐらしのアリエッティ』を聴く

 

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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者さんが増えたら嬉しいです(?)