2024年11月27日に公開されたNetflix映画『リトル・シークレット・イン・クリスマス』
喧嘩別れをした2人の、新しい恋人が兄妹だった!
意図せずクリスマスを一緒に過ごす事になった男女は、付き合っていた事を隠し遠そうとするが…。
リンジー・ローハン主演の、クリスマス・ラブコメムービー。
クリスマスムービーでほっこりしたいbeersyです!
リンジーといえば、2022年のネトフリ映画『フォーリング・フォー・クリスマス』で久々に主演を務め、話題となりました。
近年、クリスマスはネトフリでリンジー観なきゃ!という風潮になっているような…!?
この記事では、Netflix映画『リトル・シークレット・イン・クリスマス』を鑑賞した筆者の感想やあらすじ、ネタバレ解説をご紹介いたします!
『リトル・シークレット・イン・クリスマス』の評価&感想
- 感動度
- 3
- 脳トレ度
- 2
- 再鑑賞度
- 3
- サプライズ度
- 3
- 話題性
- 3
クリスマス、寒くなって来ると、お約束のわちゃわちゃラブコメが観たくなります。
筆者は奇跡を描いたファンタジーものが好きですが、本作は元彼元カノ同士の恋人達が、癖のある家の兄妹だった!というドタバタ必死の作品。
ファンタジー感は無く、そして夢のあるお話でもないです。
個人的には、主人公・エイヴリーに突っかかる義母のエリカ(クリスティン・チェノウェス)がとても良かった!小柄なのにものすごい威圧感…!!
しかしキャラが立っているのは彼女だけで、他キャラの印象があまりにも無かった。
主人公のお相手役・ローガンのイアン・ハーディングも影が薄かったなぁ。
とはいえ、ネトフリのクリスマス映画は別に凝ってなくても良いんですよね。
まったり何も考えずに視聴したい冬の日には、ピッタリの映画でした。
以下より重要なネタバレを含みます。
『リトル・シークレット・イン・クリスマス』のネタバレ
再会
エイヴリー(リンジー・ローハン)とローガン(イアン・ハーディング)は幼い頃に出会い、大人になって友情が愛に変わって行った。
エイヴリーの母は亡くなったが、ローガンと共に悲しみを乗り越える。
しかし、エイヴリーが仕事でイギリスに引っ越す事になり、ローガンは憮然としていた。
そしてお別れパーティーの最中に言い合いになり、最悪な喧嘩別れをするのであった。
ーー
10年後、クリスマスの数日前。
エイヴリーとローガンにはそれぞれ新しい恋人がおり、各々の実家に行く事に。
エイヴリーの恋人はキャメロン(ジョン・ルドニスキー)、ローガンの恋人はキャシー(ケイティー・ベイカー)と言うが、実は2人は富裕層であるモーガン家の兄妹だった。
互いの義実家に到着し、鉢合わせた2人は驚きつつも、初対面を装う。
しかしエイヴリーは義母であるエリカ(クリスティン・チェノウェス)に嫌味ばかりを言われ、またキャメロンの幼馴染のソフィー(アシュリー・サントス)が現れたりして、居心地の悪さを感じていた。
一方建設業界で働いているローガンは手柄を必要としており、エリカに紹介されたソフィーの父・スタン(ティム・メドウス)の構想を聞いて、商業施設の提案書を送ると約束する。
ーー
ローガンとエイヴリーは、モーガン家が画家を呼び、毎年恒例の家族の肖像画を描かせている際、もみの木を買って来て欲しいと頼まれる。
ローガンはエイヴリーがエリカとうまく行っていない事に気付き、「エリカに好かれるよう協力する。その代わり、スタンに出す入札提案書の作成を手伝って欲しい」と提案した。
エイヴリーは義実家に溶け込みたいと思い、その提案を承諾し握手を交わした。
「エリカの肖像画がずっと若いまま」リンジーのように笑っちゃいました!(そこだけホラーっぽく描かれてるし)
何もかもにケチを付けて来る、こんな義母は嫌だ〜!!
ソフィーも何か裏がありそう…。
重なる嘘、迎えるクリスマス
エイヴリーは、誤って末っ子のカラム(ジェイク・ブレナン)のコートに入っていた大麻成分入りのグミを食べてしまい、ハイになりながらモーガン家と教会へ。
そこで朗読をする事になったが、幻覚が見えてしまい聖書を閉じて自分なりの言葉で話をした。
エリカは恥をかかされたと頭を抱えたが、教会内はいつもとは違ったフランクな朗読に大盛り上がり。
神父もとても喜び、「また来てください」と絶賛してエリカを驚かせた。
その夜、まだハイなエイヴリーがキッチンのチョコクッキーを大量に食べてしまう。
しかし、それは周りに配る用の、エリカお手製のクッキーだったため、エイヴリーはローガンにエリカの気を逸らしてもらい、ペットの犬であるヴェロニカの口の周りにクッキーを擦り付け、ヴェロニカが食べてしまったと叫んだ。
するとエリカは大パニックに陥り、小型犬にチョコは禁物だと言って、エイヴリーと動物病院へ駆け込む。
ーー
チョコクッキーを大量に食べたと聞いた獣医は「緊急を要するから、全てを吐かせ液体で体内を洗浄し、活性炭を食べさせ毒素を回らないようにする処置を行います」と言った。
エイヴリーは慌てて「エリカにとっては見てるのも辛い処置だから、私が付き添うわ」と言って診察室からエリカを追い出し、獣医に本当の事を話して偽装を協力してもらう。
無事に嘘の処置が終わった後、エイヴリーはたっぷりとお金を取られてしまったが、エリカからは「ヴェロニカも勇敢だったけれど、エイヴリーも勇敢で付き添ってくれた。助けてくれてありがとう!」と感謝された。
しかし、ローガンが「まずいよ」と言ってエイヴリーに詰め寄ると、彼女は「付き合ってた頃より子供になったわね」と悪びれもせず言い返す。
2人が言い合いをしていると、カラムが部屋の外にいて全てを聞かれてしまった。
そして彼は、エイヴリーの電話番号を聞き出し酒を買ってくるように命じる。
その後も送迎など、エイヴリーとローガンを脅して好きに使うのだった。
ーー
エイヴリーの実家は、父が売りに出す事になっている。
鍵がないと不動産屋から連絡が入り、エイヴリーが手の空いていたローガンと共に戻ると、亡き母との想い出がたくさん詰まった部屋を見てつい涙を流してしまった。
ローガンに「君が買えば良いじゃないか」と言われたが、エイヴリーは「父は退職したからお金が必要なの。困らせたくないわ」と言う。
そしてしばらく2人でリビングに座り、ここで過ごした日々を思い出すのだった。
ーー
クリスマスイブ。
サプライズでローガンの母と祖母が登場すると、祖母がエイヴリーの名前を呼んでしまい、エイヴリーとローガンが恋人同士だった事が露見する。
またカラムによって、エイヴリーがクッキーを食べた事が暴露されてしまい、さらにはスタンの妻がエリカの夫と不倫している事や、キャメロンとソフィーが浮気した事も発覚。
パーティーはメチャクチャになってしまい、散々なクリスマスイブとなった。
次から次へと嘘を重ね、そしてついにクリスマスに全てが暴露して爆発!
まさかの親が不倫していたとは…!う〜んクリスマスらしいドタバタ。
でも1番可哀想なのはキャシーだなぁ。スタンもお気の毒。
また、末っ子の悪ガキ・カラム役を演じているジェイク・ブレナンは、テレビドラマ版『リッチー・リッチ』の主人公を演じていたそうです。
今回も小憎たらしい演技をしていました。笑
もう一度…
エイヴリーはキャメロンと別れ、家に戻って来た。
すると父が来て、実家の鍵を渡し「お前の家にしなさい。欲しいなら言えば良かったのに。でも生活があるから、家賃はもらうぞ?」と言って笑う。
エイヴリーは、実家が無くなるのが寂しいと思っている事を、女友達が父に伝えたのだと思ったが、ローガンが話していたようだ。
父は「ローガンは良いやつだ。彼の成功を祈っているよ」と呟いた。
その後エイヴリーは、スタンへの提案書をまとめモーガン家を訪れる。
インターホンに出たエリカは怒っていたが、エイブリーは謝罪し「これをスタンに渡して。渡してくれないと、渡すまで毎日家に来るわ」と言って提案書を置いて行った。
ーー
新年。
ローガンはスタンに認められ、大きい仕事を手に入れた。
エリカはきちんと提案書を彼に渡しており、「エイヴリーに家に来ないでと伝えて」と言っていたらしい。
ローガンはエイヴリーが裏で動いてくれた事を知り、微笑んだ。
ーー
一方エイヴリーは、実家に引っ越して無事に住む事になり、父と共にご近所さんを呼んでパーティーを開いていた。
するとそこにローガンが現れ、エイヴリーに「去年のクリスマスは最悪だった。でも君に会えたから意味があった。もう一度やり直すチャンスが欲しい」と告白する。
2人は以前パーティーで大喧嘩を公開してしまったが、今回はやり直す事になり、温かい拍手を浴びながらキスを交わした。
ーー
一年後、エリカとスタンはお付き合いを始めており、エリカはエイヴリーに手作りのクッキーをプレゼントしてウィンクする。
そしてラブラブなローガンとエイヴリーは、結婚式を挙げる事に。
2人は離れた時間もあったが、幸せな夫婦生活を送る事になった。
めでたしめでたし!スタンも新たな伴侶を見つけて良かった。
キャシーだけが不憫ではあるものの、彼女なら良い人がすぐに見つかりそうですね。
絵本のおとぎ話のような演出も可愛かった!中身はドロドロだけど。笑
もうちょとクリスマス色が欲しかったですが、定番の面白さでした。
『リトル・シークレット・イン・クリスマス』が好きな人にオススメの映画
映画『リトル・シークレット・イン・クリスマス』が好きな人にオススメの、クリスマスをテーマにしたドラマ作品をピックアップ。
ホーム・フォー・クリスマス
ノルウェーのクリスマス・ラブコメドラマ。
独身のヨハンネが、家族に「彼氏がいる」と嘘を付いてしまい大慌てで相手を探す!
コミカルな演技と、美しいクリスマスの街並みを堪能出来るドラマです。