2023年8月11日公開の映画『ミンナのウタ』はホラー映画で、監督は『呪怨』シリーズで有名な清水崇です。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが本人役で出演し、彼らがラジオ局で見つけた不気味なカセットテープが物語の発端となります。
この記事では、映画『ミンナのウタ』で流れた音楽12曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ミンナのウタ』で流れた曲とは?
カセットテープを見つけたりするシーン
小林つな - さなの歌
カセットテープを見つけたりするシーンで流れた曲は、小林つなの『さなの歌』です。
この歌は映画の序盤でカセットテープを小森が見つけるシーンや玲於が憑りつかれたように鼻歌を歌うシーンなどで途中まで聞こえることが多かったです。中盤くらいでアスカの机の上に合ったカセットテープをプレイヤーで流す際にハッキリと聞き取れましたね。
メンディーが「止めて!」と叫び、鼻歌が聞こえ続けるのが怖かった…。 この後、「かぐや姫」のコンサートの話から逆再生の話題になり、「ミンナノウタ」を逆再生していくのはさらに怖かったです!!
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ラジオ番組が始まるシーン
GENERATIONS - ワンダーラスト
ラジオ番組が始まるシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『ワンダーラスト』です。
ラジオ番組が始まる際に「ジャンジャンジャン!」という音楽と歌が少し流れ、小森が次のリスナーの紹介をしていく際にも後ろで流れていました。ヘッドホンを付けていて雑音らしき音が聞こえるだけ…カセットテープというワードが聞こえて確認しますが届いてなさそうでしたね。
この曲は探偵の権田がGENERATIONSのマネージャーから話を聞きつつ、片寄を呼んでもらって小森が消えてしまう前のことを聞く際にも流れます。曲に合わせてパフォーマンスり付けを練習しているメンバーの姿が印象的でした。※映画の最後のライブ映像でも流れました。
ラジオ番組で新曲を流すシーン
GENERATIONS - NOW or NEVER
ラジオ番組で新曲を流すシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『NOW or NEVER』です。
新曲を促すと「ヘイ!オー!」と繰り返す掛け声のような音が流れます。曲は全ては流れずシーンは変わり、小森を含めたメンバーがエレベーターに乗ろうとしましたが…小森がカセットテープを拾うまでの流れは不気味でしたね。
この曲は2023年3月8日にリリースされた7枚目のアルバム『X』に収録されています。エネルギッシュで疾走感のあるスカパンクのリズムに乗せて、前向きなメッセージが印象的ですよ。
権田がジェネレーションの説明を受けるシーン
GENERATIONS - AGEHA
権田がジェネレーションの説明を受けるシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『AGEHA』です。
GENERATIONSのメンバーの説明を本田が受け始めると同時に歌が流れます。片寄涼太、小森隼、佐野玲於、中務裕太、関口メンディー、数原龍友、そしてリーダーの白濱亜嵐らのライブシーン映像がワンショットずつ流れました。
華やかなライブ映像が印象的な中、小森が姿を消してしまったという不穏な話が…ライブを控えている中、数十億円関わると知って驚くのでした。
権田が家族に電話するシーン
GENERATIONS - Lonely
権田が家族に電話するシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『Lonely』です。
権田が泊まりで張り込みをすることになって家族に電話する際に、カラオケ映像が映し出されました。「ありふれた言葉で落ちた恋から愛に」と歌詞が流れつつ歌も流れていく中、権田は娘とも話しますが…あまり良い関係性ではなさそうでしたね。
途中から娘に「何その鼻歌?」と聞かれ、ホラーな雰囲気が漂うのが怖いですね。
関口メンディーが部屋で音楽を流していたシーン
GENERATIONS - Hard Knock Days
関口メンディーが部屋で音楽を流していたシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『Hard Knock Days』です。
メンディーの部屋から大きな音がしてきたため、メンバーたちは彼の部屋へ。メンディーは大音量で曲を流し、「こうでもしないと変な鼻歌が聞こえて来る」と怯えているようでした。
彼を落ち着かせ、鼻歌について聞きますが…そこからカセットテープが原因ではないかという話になってハラハラしますね。
この曲はメンディーがホテル内廊下をイヤホンで曲を聞きながら歩いている際にも流れます。大きな音にも関わらず、イヤホンを外した彼が口ずさむのはミンナノウタでしたね…。この後のホラー展開も怖かったです!
権田が車で流す1曲目
GENERATIONS - PIERROT
権田が車で流す1曲目で流れた曲は、GENERATIONSの『PIERROT』です。
2日目の火曜日となり、権田が車を運転するシーンにて曲がハッキリと流れます。みんなが憑りつかれたように歌っている曲を探すため、車の音楽を変えてみますが…GENERATIONSの曲ではないとわかっていきますよ。
この曲は静かに始まる中、エレクトロニックでアグレッシブなビートが流れ始めていきます。思いを伝えるような曲調が印象的ですね。
権田が車で流す2曲目
GENERATIONS - Sing it Loud
権田が車で流す2曲目で流れた曲は、GENERATIONSの『Sing it Loud』です。
権田が車で2曲目を流し、「これじゃないな…」と首をかしげながら次の曲を流します。少し遠い感じで曲が流れました。
この曲はドラマ『警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル』の主題歌として使用されましたね。疾走感あふれるサウンドとキャッチーなフレーズが特徴で、リスナーを非日常へと誘うようなエネルギッシュな雰囲気がありますよ。
権田が車で流す3曲目
GENERATIONS - Love You More
権田が車で流す3曲目で流れた曲は、GENERATIONSの『Love You More』です。
権田が車で3曲目を流すと「絶対違う」と言い、マネージャーに「あんな曲、無かったと思います」と言われました。(少し遠い感じで曲が流れていました)
この楽曲は、サマンサタバサのCMソングとして起用され、甘くロマンチックな雰囲気が特徴的。柔らかなメロディーラインと穏やかなテンポで構成されており、恋人への深い愛情と幸福感を表現していますよ。
裕太が部屋で音楽を聞いているシーン
GENERATIONS - A New Chronicle
裕太が部屋で音楽を聞いているシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『A New Chronicle』です。
中務裕太は部屋でヘッドホンを付けて音楽を聞きながら、布団にくるまるようにして座っていました。すると、ドアの向こうに、さなのお母さんの姿が…?幻覚を見ているのかとも思われましたが、うつろな感じで返事をしていくのも怖かったですね。
そのまま近付いていき、何かが起きたような演出がありました。そうしてメンディーや裕太が消えてしまうという展開はハラハラします!
GENERATIONSがライブをするシーン
GENERATIONS - PARTY7 -GENEjaNIGHT-
GENERATIONSがライブをするシーンで流れた曲は、GENERATIONSの『PARTY7 -GENEjaNIGHT-』です。
GENERATIONS from EXILE TRIBEは、デビュー10周年を迎えた2023年に、全国アリーナツアー「GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 "THE BEST"」を開催しました。その時のライブ映像が曲と共に流れましたね。
映画のラストではメンバーが無事だったことが分かりましたが…不穏さが残ってましたね!ひとまず、誰も消えることなく終えられたのは良かったです!
エンディング
GENERATIONS - ミンナノウタ
エンディングで流れた曲は、GENERATIONSの『ミンナノウタ』です。
エンディングではミステリアスかつダークなサウンドが特徴的な曲が流れましたね。重いベースラインや不気味な効果音が散りばめられ、ホラー映画の不安感や恐怖感が見事に表現されています。
囁くように「聞こえてる」という歌詞などを繰り返しつつ、ビックリする感じのホラーな歌い方も印象的! 映画の最後にピッタリな怖さを感じさせる歌でした。