2024年11月29日から韓国で放送されたドラマ『トランク』。
別れた妻に偽装結婚させられた男性と、彼に派遣された偽装妻役の女性。
奇妙な共同生活の末、ある事件が巻き起こる…。
韓国のサスペンス・ミステリー・ラブロマンスドラマ。
旅行というと、いつも荷物が驚くほど多くなるbeersyです!
年を重ねるごとにセクシーさが増している、コン・ユ主演のサスペンスドラマ。
期待して視聴しましたが、終えるまでにかな〜り時間がかかってしまいました…。
この記事では、韓国ドラマ『トランク』を鑑賞した筆者が、1話ごとに感想とネタバレ解説をご紹介します。(途中まではネタバレ無しなのでご安心を♪)
『トランク』の評価&感想
- 感動度
- 4
- 脳トレ度
- 5
- 再鑑賞度
- 2
- サプライズ度
- 4
- 話題性
- 4
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』『イカゲーム』のコン・ユ、『なぜオ・スジェなのか』『帝王の娘スベクヒャン』のソ・ヒョンジンの実力派俳優がW主演した本作。
期待値が高かったのですが、始まると眠くて眠くて仕方ない…。
暗い絵面と分かりづらいストーリー展開で、前半は何度も寝落ちしてしまいました;
(筆者は、過去と未来を行ったり来たりするドラマが苦手だからかもしれませんが)
しかもしっかり観ていないと、のちに繋がらないのでもう大変!
ゆえに、中盤からは伏線回収が来て面白くなりました。
「トランク」の本当の意味、登場キャラの本心、それを探り理解するのが本作の醍醐味だと思います。
切ないけれラブロマンスだけれど、頭を使うサスペンスという方がしっくり来るかも?
以下より重要なネタバレを含みます。
『トランク』のネタバレ解説
第1話
ノ・インジ(ソ・ヒョンジン)は、大手ウェディング会社「W&L」の裏稼業である「NM」の次長。
その仕事内容は、金持ち相手に短期間の契約結婚をし、期間限定の「妻」を演じる事だ。
彼女にとって4回目の依頼人である男性が息を引き取ると、「10分前に離婚しました」と医師に伝えてサクっと病院を出る。
そして趣味であるカヤックを楽しんだ後、NMの代表 イ・ソン(オム・ジウォン)に任務終了を報告した。
5回目の依頼人は、音楽プロデューサーのハン・ジョンウォン(コン・ユ)。
彼にはイ・ソヨン(チョン・ユンハ)というインテリア会社経営者の妻がいたが、一方的に離婚され「1年間の契約結婚をしないと、もう会わない」と条件を出されたため、渋々OKした。
ジョンウォンは、幼い頃から一緒にいたソヨンと離れたくなくて何度もすがりつくが、彼女もすでに年下の男性・ジオ(チョ・イゴン)と結婚しており、夫婦生活を満喫している。
ーー
ジョンウォンには前科があり、夜は睡眠薬を飲みクラブで酩酊する事があるため、警察から薬物使用を疑われていた。
喧嘩を起こしたり、家の中にある大きなシャンデリア(ソヨンの父が大事にしていたため、撤去を禁じられている)を怖がったりと、精神的に不安定になっている。
そんなジョンウォンの事を、彼が所属する音楽会社社長のヒョンチョル(ホン・ウジン)はいつも心配している。
ある日ジョンウォンは、ソヨンの後を付け電話をするが無視され、また彼女の車の中にプレゼントした箱が置いてあって逆上し、車の窓を破壊。
警察に捕まると、インジが「妻です」と言って引き取りに来たので、驚く。
インジはソヨンの推薦で派遣され、トランクひとつを持ってジョンウォンの家に来た。
しかしジョンウォンは、淡々と家事をこなし妻を演じるインジをどうしても認められない。
苛立ちが頂点に達し、シャンデリアに缶ビールを投げつけ破壊してしまった。
すると、壊れたシャンデリアがジョンウォンの上に落ちて来たが、インジが身を挺して助けるのだった。
なぜ離婚して契約結婚を?
ソヨンの目的が全くもって分からない…そういう趣味なのだろうか、若い男と結婚してみたかったのか?
ジョンウォンはすぐに崩れてしまいそうな精神の持ち主で、インジは強そう。
ド派手なシャンデリアから守ったように、今後どのように向き合う事になるのか?
第2話
5年前、インジの婚約者ソ・ドハ(イ・ギウ)が、男性とベッドを共にしている動画が拡散される。
犯人はインジの母で、「娘が結婚詐欺に遭っています。相手はバイセクシャルで、浮気をしています」と書き込んでいた。
職場にいられなくなったドハは、トランクをひとつだけ持ってインジと暮らした部屋を出て行く。
インジが失意の中、ウェディング会社「W&L」で結婚式場の予約を取り消し、指輪をトイレに放置し帰ろうとすると、W&L副代表のイ・ソンに呼び止められた。
彼女は、同時に「NM社」の代表理事である事を明かし、インジに「期限付きの結婚をする社員を探しています。仕事上での結婚は、破談になった結婚より完璧かもしれない。復讐だと考えても良いかも…」と言って、インジをスカウトした。
ーー
ジョンウォンは、自分を庇って怪我をしたインジを連れて救急病院へ。
そこには父親も入院しているらしいが、父に会いたく無いジョンウォンは「亡くなった時に連絡をしてください。」と医師に告げ去って行く。
その後、少々距離が縮まった2人は、互いの事を話し始める。
インジが「なぜシャンデリアを嫌うの?」と聞くと、ジョンウォンが幼い頃、父親がシャンデリアに監視カメラを付け、母親に暴力を振っており、母はおかしくなってしまったと言う。
「父親は母を人目に付かないよう隠し、病院へ連れて行かなかった。おかしくなった母が人を殺すか死ぬかしそうで、怖くて離れられなかった。自分は父から暴力は受けなかったが、止める事が出来なかった」と明かしたジョンウォンは、そのまま安心したような表情を見せ、眠りについた。
インジが彼のそばに小さいぬいぐるみを置くと、彼のスマホにソヨンからの着信が。
電話に出ると、ソヨンは彼の父親が危篤状態だったが、峠を越したという報告をした。
そしてジョンウォンが薬を飲まずに眠ったと聞くと、面白くない表情を見せるのだった。
翌朝、ジョンウォンがぬいぐるみの事を聞くと、「ワラ人形のようなものです。ベビーパウダーが入っていて、私もあれのおかげで雷が鳴ってもよく眠れたんです」と明かす。
ジョンウォンも「おかげで半年ぶりによく眠れました」と伝えた。
しかしインジが「薬を飲むように薦めたのは彼女なんですね」と言うと、ジョンウォンの表情が曇る。
そして彼は父親の事を聞いて病院へ行き「死ねば良かったのに」と、寝ている父を見下ろして呟いた。
ーー
インジの友人であるシジョン(チョン・ヘジン)は、昔インジのストーカーをしていたオム・テソン(キム・ドンウォン)が、精神病院を退院していた事を知る。
そしてインジとドハが住んでいた部屋に行き、隣に住んでいる顔馴染みのドダムにその事を伝え、憤っていた。
シジョンが帰ったあと、ドダムは誰かにその事を報告する。
同じ頃、高級ブランドのトランクが上がった湖で水死体が発見され、本格的な捜査が始まった。
その現場の野次馬の中に、なぜかジオの姿があった。
一方、ソヨンが茶道の先生・ユシム(キム・ホジョン)とお茶をしていると、「ジョンウォンが元気なのが気に入らないの?繋ぎ止めたくて契約結婚を薦めたのに、あちらがうまく行っていてつまらないのね」と言われる。
ユシムは事情を知っており穏やかに話すが、ソヨンは「私はそんなひねくれていませんよ」と言って微笑んだ。
すると、餅ケーキの特別講師としてある男性が紹介される。それは、オム・テソンだった。
ーー
ジョンウォンが帰ろうとすると、スマホに知らない番号から「ノ・インジを信じますか?」というメールが入る。
電話をかけてみるが繋がらず、戸惑いを隠せずにいた。
一方その頃、ソヨンがジョンウォンの家に現れ、インジが出迎えていた。
ジョンウォンは、なんだかすぐに人を信じてしまいそうですね。危ういイケメンだ…。
ソヨンはジョンウォンを見下し、ジオの事も従えていて、それで自分を保っているように見えますが、過去に何かがありそうな描写がありました。
第3話
インジとソヨンは同じ大学に通っており、互いの事を知っていた。
ソヨンが「なぜ知っているの?」と聞くと、インジは「知り合いの先輩が、あなたから逃れるために自殺したと聞いたので」と答える。
ソヨンは特別な事はせず家を出たが、誰かに電話をかけ「まだやってますか?専門家が必要なので…」と何かを依頼した。
インジはNMの同僚であるユ代理に、失踪中の元夫・ドハを探してもらっている。
彼は現在、ハンガリーのブダペストにいるらしいと聞いた。
ーー
実はソヨンは、以前ジョンウォンの子を妊娠したが、交通事故に遭い流産してしまった。
その時のエコー写真と、ジョンウォンが大事にしていたレコードを発見したため、レストランで渡す事に。
しかし、エコー写真の裏には青い薬が貼り付けられており、ソヨンは「最悪の瞬間が詰まった記念品。薬を飲ませたいんじゃないけれど、この状況に耐えてほしいの」と言った。
NMの規約では、夫婦となる2人で1週間の慣らし生活をしたあと、結婚式を挙げる事になっている。
もちろんそれは公式では無く、期限付きの契約結婚だ。
インジが怪我をしたため少し遅れたが、ジョンウォンも例外無く新郎となり結婚式が行われる。
その夜、ジョンウォンは悪夢を見てうなされていたが、おぼろげにインジの声が聞こえた。
彼女は彼を安心させようとする言葉を発しており、翌朝ジョンウォンが聞いてみるとやはり一緒にいたとの事。
ジョンウォンは寝室に入られた事に戸惑うが、インジは「マニュアルでは、結婚式のあとからは寝室を共にする決まりがある」と言う。
彼女と少し打ち解けていたジョンウォンだったが、流石に怒りをあらわにし大反対。
インジは淡々と「分かりました。何か他の方法を考えます」と言った。
その後彼女は、ジョンウォンが隠れながら飲んでいる様々な薬を取り出し、誰かに電話をして調べるように伝える。
ーー
ソヨンがシャンデリアを業者に変えさせるため、ジョンウォンの家に来た。
インジとピリついた空気が漂っているところに、ソヨンと共にお餅ケーキ教室に通ったヒョンチョルの妻・ユナが「主人がお世話になっています。結婚祝いに」と言って、特注の餅ケーキを持って来る。
それを見たインジは一瞬凍りついた。
自分にストーカーをしているオム・テソンのものだと理解したのだ。
ソヨンは彼女の表情が固まったのを、見逃さなかった。
ーーーー
未来。
刑事達は、高級トランクの持ち主を突き止めた。
ジョンウォンは、トランクを前にキム刑事から事情聴取を受ており「家から高級トランクが無くなっても気付かないんですね。被害者が持っていたものです。持ち主とはどのような関係ですか?」と聞かれる。
ジョンウォンが「夫です。妻が使ってました」と答えると、「どの奥さん?」と聞かれ、刑事を見つめながら黙った。
ーーーー
ジョンウォンとインジは、別々のベッドではあるが同じ寝室で寝る事に。
インジがソヨンのシャンデリアについて「あなたに高価なものだと記憶させたくないので、安く売りさばいてやろうと思いました」と言ってくれたため、ジョンウォンは少し嬉しくなる。
そしてインジは、原則タブーとされている、派遣妻のプライベートな話(前職の話)をし始めた。
彼女は、タンゴやワルツのダンスの先生をしていた事や、趣味は明け方にカヤックに乗る事だと明かす。
ジョンウォンは意外な一面を知り興味を持ち、インジの寝顔を見ながら微笑んだ。
ーー
ソヨンが強引にインジに約束し、夫であるジオと共に再び家を訪れる。
しかしその会食は、ソヨン達がマウントを取り、ジョンウォンを苛立たせるような事ばかり話す気分の悪いものだった。
最終的に、ソヨンがシャンデリアを怖がるジョンウォンに「子供みたい。そこが欠点よ」と言い放つ。
するとインジが「やっぱりあんなもの、ガラクタとして売れば良かった。人には決して癒えない傷があるもの。軽々しく言わないで」と静かに怒りをあらわにした。
2人が帰宅したあと、ジョンウォンはインジの片付けを手伝う。
話しているうちにダンスをする流れになり、インジがジョンウォンの手を優しく取り、和やかに踊り始めた。
ジョンウォンはインジを見つめ、突然キスをする。
そして2人が見つめ合っているのを、ソヨンが家のモニターで見ていた。
ソヨンがプロに注文したシャンデリアには、隠しカメラが付けられていたのだ。
うわ〜なんとも悪趣味な…。ずっとソヨンにドン引き。
ジョンウォンはもうインジを好きになってしまったのか?赤ちゃんのように頼ろうとしているのか。
テソンも一体何を企んでいるのか…。
第4話
5年前。
インジはゲイバーにいるドハを連れ出し、家路に着く。
ドハが「挨拶出来たよ、ありがとう。結婚が君の望みだから大丈夫。でも100歳まで生きるとして、俺と暮らすのは嫌じゃ無いか?」と聞くと、インジは「70歳になったら解放してあげるから、その後30年は男と暮らせばいい」と言った。
ドハは「孤独な人は淘汰される。生まれ変わるのはよそう」と寂しそうに言うと、インジは「あなたが隠れなくて済むように、私が守ってあげる」と微笑みながら腕を組む。
ーー
ジョンウォンはインジと寝たいと思い始めていたが、それが恋とは思えず、そんな感情を持つ事自体に嫌気がさす。
しかし帰りの遅い彼女を心配になってメールしたり、夜はよく眠れるようになったりと、かなり気持ちが変わっていた。
一方、インジは会社から、ジョンウォンの薬が抗うつ薬や睡眠薬だったという調査結果を聞かされる。
また、彼の書斎を掃除をしていると、本棚から箱に入った拳銃を見つけ驚いた。
その後、スーパーに行くとジオに会い、お茶に誘われてカフェへ。
実はジオもインジと同じNMの社員であったが、彼は「ソヨンと結婚し続けたいから、同盟を組まない?」と言う。
インジはそっけない態度をとり、店を出ようとするが「僕は味方ですよ。うまくやりましょう」と言われ怪訝に思った。
ーー
インジはジョンウォンと、彼の父親の病室で食事をしていると「私があなたのお父さんを殺すから、あなたには私の母を殺してもらおうかな」と言う。
ジョンウォンが理由を聞くと「結婚を台無しにしたから。しかも相手を殺したの」と言われ、驚いた。
その後2人が仲良く洗濯物を畳んでいる様子を、ソヨンが盗み見して苛立っている…。
ーー
翌日、インジはユに「妊娠した子供を産む事にした」と言われる。
それは会社との契約違反であり、多額の違約金を支払わねばならないため、インジは反対するが彼女の決意は固い。
そしてユは、ドハを調べる際に利用していた情報屋の名刺を渡し「彼は生きており、韓国関連の貿易会社を辞めた後、ツアーガイドをしたり水槽を売っているようです。あの人は、きっといつか戻って来ると思う。それが次長の元とは言えませんが」と伝えた。
ーー
ジョンウォンはインジを映画に誘い、ソワソワしながら返事を待っていた。
するとヒョンチョルが、「父の誕生日会に行くと、餅工房の男(オム・テソン)が妻に頼まれたケーキを持って来て〝ハン・ジョンウォンが作る音楽のファンです〟と言ってた。まさか先輩のファンに会うなんてね」とジョンウォンに伝える。
そんな会話をしていると、ソヨンが現れ食事に誘われるが、インジの事を想い予定があるからと断った。
インジと映画を観た帰り道、ジョンウォンは「あなたと寝たいと思っています。今これを言うのは、言わないと何でも無くなってしまいそうだから。あなたを好きだからなのかは分からない。ただ単に『女だからそう思うだけ』であって欲しい」と本音を伝える。
インジは微笑みながら「そうなんですね」とだけ返事をしたが、その夜は2人とも寝付けなかった。
一方ソヨンは、苛立ってジオに当たり「あなたは私の思い通りに動いて。少なくとも1年は私のものよ!」と言うが、ジオは「見苦しい。好きでも心は僕のものだ」と言って冷たくあしらう。
ーーーー
未来。警察署。
変死体の身元が、オム・テソンであったと判明する。
致命傷は胸のあたりだが、足にも傷があった。
テソンを調べると、ストーカーの罪で前科7犯となっていた事、その相手がインジだという事が判明した。
ーー
ソヨンはインジの車にわざとぶつかり、「私がジョンウォンにあなたを紹介したの」と明かす。
インジはゾっとして「なぜ彼にそこまでの事をするの?」と聞くと、ソヨンは「カエルとサソリの話を知ってる?サソリは助けてくれたはずのカエルを刺して、でもそれは本能だから仕方ない事だと言ったの。あなたが彼のために朝食を用意して、魚を食べさせる。私に出来ない事をしてくれてありがとう。1年間幸せにしてあげて。これがジョンウォンへの罰であり、休暇なの」と笑顔で話した。
インジはその夜悪夢を見てしまい、ジョンウォンの部屋へ行く。
そしてキスをすると彼を押し倒し、洋服を脱いだ。
なんかもう人間関係がめちゃくちゃ!負のオーラがずっと続いていますね。
ヒョンチョルとユナだけが少し明るくしてくれてる。笑
未来ではテソンが遺体で発見、これはインジかジョンウォンの関与を疑わざるを得ません。
第5話
ジョンウォンが、うなされながら寝ているインジを撫でていると、彼女のスマホにシジョンから「オム・テソンを見かけた。ガス銃買っておこうか?」とメールが入っているのを発見。
心配になって、その後起きたインジに聞くと「5年前からストーカー被害に遭ってるの。でもこれは個人の問題だから、あなたは何もしなくていい」と突っぱねた。
その頃テソンは、客を装ってソヨンに近付き「インジに手を出したらダメだ。俺の事はNMに聞け。手を引かなきゃどうなるのかもな」と脅して去って行く。
ーー
ソヨンは、ユナといる時に突然お腹が痛くなり緊急入院する。
目を覚ますとインジがいて「子宮は残せたけれど、卵巣の片方を摘出したのよ。もう片方の卵巣も、治療が必要」と言う。
ユナは子供の世話があるためジョンウォンに電話をしたが、彼はスマホを置いてでかけておりインジが出たらしい。
そんな状態でもマウントを取って、感じの悪い態度をするソヨンだったが、インジに排尿の管が取れていると指摘され屈辱を受けた。
ーー
その後ジョンウォンが病室を訪れると、ソヨンは「以前、炎症しているから避妊リングを外すよう言われたのに、妊娠したくなくて外さなかった。医者の言う事を聞けば良かったけれど、これでもっと妊娠しづらくなるから良かったわ」と言った。
そしてジョンウォンを見据え「あなた、まだ子供が欲しいの?あなたは親になっちゃダメよ」と言う。
実は、妊娠中のソヨンが事故に遭った際、ジョンウォンが「子供から助けてください」と言っていた事を、ソヨンは知っていた。
ーー
ジョンウォンの家にテソンが現れたので、ジョンウォンは彼を家に招き入れ話し合おうとする。
インジは渋々テソンに茶を出し目の前に座ったが、嬉々として話す彼の事は一切見ようとしなかった。
ジョンウォンはテソンをタバコに誘い、「もうインジに関わるな」と忠告するが、テソンは「彼女を知らないくせに…ノ・インジを信じるんですか?」と言ったため、ジョンウォンは不審メールの送信者はテソンだったと気付く。
さらにテソンは「彼女に愛してもらえるとでも?彼女は、あんたが母親を殺した事を知っているのか?」と言って笑った。
ジョンウォンは逆上し、テソンの首を絞め始める。
ーー
自分の部屋に避難していたインジがリビングに降りると、もうテソンはおらず、ジョンウォンは「帰ったよ」と言って力無く微笑んだ。
インジがジョンウォンを抱きしめると、ソヨンとの間に起こった事を話し始める。
彼は妊娠10ヶ月のソヨンが、フラフラと自ら車道に入り事故に遭ったのを目撃していたが、彼女は「貧血を起こした」と証言し、警察も事故で処理。
しかしジョンウォンは、彼女は産みたくないがために子供を殺したと理解し、未だ激しく罪悪感を感じている。
なぜなら、子供が出来れば、自分が「息子」ではなく「父親」として生きられる…そう思っていたからだった。
そして「もうソヨンから逃れたいと思って、医者に子供を助けてくれと言ったんだ」と言う。
しかしインジは「あなたは現実を見ていない。助けたいんじゃなくて、殺したいと思ったんでしょう」と言った。
ーー
その後、今度はインジが語り始める。
テソンはインジの目の前で、NMの警備員の首の骨を折ったと言う。
しかもその警備員は「キーパー」と呼ばれる、特殊な訓練を受けた精鋭だった。
そんな人間でも歯が立たない屈強な彼は、インジの周りの人を傷つける事で、インジを支配しようとしている。
一方ソヨンも、NMのソンからその事を聞いていた。
NMは会社の事を公に出来ないため、殺されたキーパーの遺族と話し合い無理やり示談にしたらしい。
テソンはそれに味をしめやりたい放題であり、インジは彼の襲撃に備えて柔術を取得した。
ソンは、ソヨンにも「今なさっている事をやめるか、柔術を習ってください」と他人事のように助言する。
ーー
ジョンウォンの父が亡くなり葬儀が行われるが、NMの規定によりインジは冠婚葬祭には参加出来ないと言う。
そのため、ソヨンが喪服を着てジョンウォンの近くにいる事に。
彼女はまたしても「この薬は中毒性が無いから安心よ。今飲んでいるのが弱ければこれを飲んでね」と言って薬を渡す。
その後、ジョンウォンに帰っていいと突き放されたが、ソヨンは「今のあなたに必要なのはインジさんじゃなくて私」と言って、彼の表情を曇らせた。
しかしソヨンがトイレに行くとインジが待ち構えており、「ジョンウォンさんに構わないで。あなたは契約結婚をするためにこの1年を捨てたの。前に子供も捨てたのよね」と言う。
怒ったソヨンが手をあげるが、柔術使いのインジは逆に腕を掴み「この結婚は成功させる。彼は違う人生を歩むのよ。もう帰って、さもないとあなたの事を全て彼に話す。私がどこまで知ってるか、気にならない?」と脅した。
その後の葬儀は、喪主のジョンウォンとインジが2人で執り行った。
ーー
葬儀の帰り、ジョンウォンとインジはデートした。
とても楽しい時間を過ごしていたが、ジョンウォンが「父親が死んだのにいいのかな」と呟く。
インジは「全ての親が追悼されて当然なわけでは無いわ」と言い、母親の事を聞かれ「母は娘がバイセクシャルに騙されてると言って、結婚の10日前に動画を配信し、婚約者を社会的に抹殺した。その後は彼から5年も連絡がない」と明かした。
ジョンウォンは少々慌てて「彼を待っているの?…もし、あなたを手放したくなったらどうすればいい?」と聞く。
ーー
父の納骨式にはソヨンとジオも参列。
そして4人が集まったところで、ソヨンはインジに突然「契約は終わりよ。彼と離婚して」と言った。
ソヨンも辛い過去があったのか。だから歪んでしまった?ならなぜ妊娠を継続したのか?
ジョンウォンの喜ぶ顔を見ていて言い出せなかったのだろうか。
母性のない女性にとっては、とても辛い事だと思いますが、だったら結婚する前に言えば良かったのに…謎。
NMもまぁ酷い会社ですね。もうテソンを抹殺するしか方法はないのでは…?
第6話
ソヨンは「お察しの通り、私たちもNM婚だったの。こちらの都合で終わらせるから、慰謝料は双方に支払うわ」と、あっけらかんと言う。
呆れ果てたジョンウォンはその場を去り、ジオも驚いた表情を見せた。
ーー
ジョンウォンはインジに笑顔を振りまくようになり、夜も彼女の寝顔を見て眠りにつく。
しかし、突然インジに布団を被せ首を絞める…という悪夢を見てしまい、汗だくになって息を切らした。
一方インジはシジョンから、「ドダムに『ドハの部屋に何者かが入り、金魚を殺しているみたい』と言われてカメラを設置したら、男が映ってた」と言って動画を見せられる。
帽子を深く被った男が、水槽に粉を入れて金魚を殺そうとしていた。
インジはその男がジョンウォンに見えて、首を振る。
ーー
ジョンウォンの元にテソンが来て、インジとの出会いを語り始める。
インジとは、餅ケーキのレッスンで知り合った。
ドハとはお似合いだと思っていたが、結婚直前に男性との性的動画が流出し、インジを残して失踪。
インジは1人で、会社の事など事態の収集に努め、その後は家族も感情も捨てて孤独に生きて来た。
テソンは、彼女の根性、強さを崇拝していると明かす。
ーー
ソヨンはジョンウォンに「インジと離婚すれば私たちは元に戻れる。薬はきちんと飲んでね」と言うが、ジョンウォンは「君は薬で解決出来るのか?なぜ気が変わったんだよ!」と憤る。
一方インジはソヨンの家に行くと、ジオがソヨンの書斎を教えてくれた。ジオはインジに協力する気のようだ。
そこでインジは、シャンデリアの監視カメラの存在に気付き驚愕するが、そこにリアルタイムのジョンウォンが映っており、一生懸命ディナーの準備をして、インジに「いつ帰って来る?」と嬉しそうにメールをしているのを見て、愛おしくなる。
帰宅後楽しく食事を済ませたが、監視カメラの事を思うと涙が出て来てしまった。
しかしその後、シジョンから「ソヨンの薬の入手ルートが分かった」と連絡が入る。
ーー
翌日、ソヨンはジョンウォンから「薬はまだある?」とメールが入り、ウキウキしながら、待ち合わせ場所の自身が手掛けている建築現場へ。
するとそこにはインジがいて「彼に関わるなと言いに来た。覚醒剤と変わらない薬を彼に渡す理由は何?」と聞く。
ソヨンは「話す義理はないわ」と言うが、インジに「薬を入手するために、あなたが薬の常習者を雇っている事を、あなたの顧客は知っているの?」と言われたため、インジに掴みかかる。
しかしやはりインジがソヨンを押さえつけ「父親と同じ場所に監視カメラをを付けるなんて、どんな神経をしてるの!?彼を手にいれるために薬を与えて、掌で転がして神にでもなった気分なの!?」と叫び、2人は乱闘になった。
最終的にソヨンが倒されたが、彼女は「私達の人生よ!!関係無いでしょ!!!」と叫んで泣いた。
さらにその後、テソンが今度はソヨンのオフィスに来て、監視カメラの事を知ったと伝え脅そうとする。
ソヨンはペン立てに入っている、刃が少し出ているカッターナイフを見つめる。
ーー
未来。警察署。
ユナがオ刑事とキム刑事から事情聴取を受けており、テソンについての情報を話す。
そして「ソヨンさんも嫌ってたし、なんだか脅迫されていたみたいでした」と明かした。
また、キム刑事はジョンウォンの過去を知っている刑事に話を聞き、彼が母親の自殺後薬物に頼り、それが「御曹司が合成大麻で逮捕」とニュースになった事があったと知る。
その麻薬はかなり特殊なもので、今は入手困難らしい。
刑事はずっと彼を疑っているが、物証が出て来ないんだとため息を吐いていた。
ーー
インジがドハの部屋の掃除をしていると、倒したはずの写真立てが直されており、ドハが戻って来ているのでは…と思い始める。
一方テソンは、ジョンウォンに「インジが手に入らないならば、2人で消滅するつもりでいる」と物騒な事を伝えた。
その後テソンがドハの部屋に行ったが、シジョンが鍵の暗証番号を変えたので中には入れなくなっている。
苛立ってドアを蹴ると、中から人が出て来たので「インジ〜♪」と声をかけた。
しかし、その人物は素早く動きテソンの足を刺す。
テソンは慌てて逃げ出すが、ナイフを持ってそれを見つめているのはドハだった。
その直後、外にいたインジが戻って来ると、廊下に点々と結婚がありドハの部屋へと向かっている。
インジは緊張しながら、ドアノブに手をかけた。
ソヨンもテソンに巻き込まれましたね。
もう誰がテソン殺しの犯人になってもおかしく無い状況に…。
でもなんか色々あり過ぎて、テソンが死んだ事はどうでも良くなって来ました。
そんな事より、インジとジュンウォン、ソヨンの関係の行方が気になる。
第7話
インジが部屋に入るとすでに誰もいなかったが、血のついたナイフだけが落ちていた。
するとジョンウォンが駆けつけ、インジが傷ついたのだと思い血相を変える。
しかしインジはそれを制し「私はマニュアルに沿って仕事をしているだけ。ここは私の部屋。入り込まないで!」と冷たく突き放した。
ドハが戻って来ている。インジは確信するのだった。
ーー
ドハはテソンを追いかけ、屋上に追い詰める。
実はテソンが、インジの母親にあの動画を送りつけた張本人だったのだ。
ドハはテソンの首元にナイフをあて「お前を殺して俺も消えれば済む。今度現れたら殺すぞ」と脅し、テソンの身体を壁に叩きつけると去って行く。
その後テソンは、血だらけで薬局に入るが、通報されそうになり薬剤師を殺害した。
ーー
ジョンウォンは、インジがドハを待っている事に嫉妬する。
少し喧嘩をしてしまったが、ジョンウォンが仲直りをしようと料理を準備していると、ソヨンが現れ「インジさんが来たのは偶然だと思ってる?」と、自分が2人を引き合わせた事を明かした。
昔、インジと偶然会った際、ジョンウォンが彼女を目で追っていたのが気に入らなかったのだ。
だからソヨンは、インジが買ったものと同じ高級トランクも購入した。
ジョンウォンは「そんな理由で…?壊れているのは俺だと思っていたが、君の方だったな」と、呆れ顔で言う。
ソヨンが帰ろうとすると、道でインジと出くわしたので、また「偽物のくせに」と悪態をつく。
しかしインジは「偽物が本物になりそうで、不安になってここに来たんでしょう?」と言い放ち、黙らせた。
ーー
インジがドハに会うため部屋へ行き、手料理を作っていると、ドハが帰宅する。
互いに抱えて来た想いをぶちまけ、今更ではあるが綺麗なお別れをして、宙ぶらりんだった2人の関係を終わらせた。
そして帰宅後、インジはジョンウォンの前で思い切り泣く。
ジョンウォンは「インジさんが泣けて良かった」と言って微笑んだ。
2人の温かい時間が流れる中、インジはNMの調査で「テソンがジョンウォンに接触している」と聞く。
そしてテソンからの電話に出て、話し合おうとしたが全く話にならなかった。
しかも彼は「ドハに足を刺されたよ。そのおかげで関係無い人を殺しちゃった」と明かす。
その後インジが襲われそうになったところに、ジョンウォンが現れ殴りかかった。
ーー
ジョンウォンは、テソンに備え家の中に防犯カメラを付けようとしたが、業者から「シャンデリアにプロが付けた監視カメラがある」と教えられ、憤りながらソヨンの家へ。
気付いたジオがソヨンに電話をし「急いで戻って。彼に君のした事がバレた」と伝えるが、ジョンウォンはソヨンの書斎でPCを開く。
そこには2人の生活が記録されており、中にはインジがテーブルで泣いているシーンもあった。
ジョンウォンは怒りに震え、拳を握りしめる。
ーー
未来。警察署。
インジがキム刑事から「ソ・ドハ、ハン・ジョンウォン。オム・テソンは、あなたの周りの人物と関わっていた。考えたんですよ、誰が1番オムに消えて欲しかったか…。あなた、あの日は何をしていましたか?」と、テソンが殺害された日の事を聞かれる。
するとインジは「湖にいました」と答える。
頭の中で、湖で銃を撃った事がよぎった。
ジワジワと真実に近づいて来ましたね。でもインジが殺したというのはあまりにも普通…。
テソンを殺した真犯人は誰なのか?
ジョンウォンは、同情もありソヨンから離れられなかったのもあるのでしょうね。
監視カメラを知ったからには、もう修復は不可能。
ドハとインジの別れも切なかった。
「なぜ僕を、君と一緒にいられなくしたんだ」という言葉が、彼の胸中を表していました。
第8話(最終話)
ジョンウォンは家に帰ると、シャンデリアを落として破壊し、幼い頃母親の自殺を手伝った事(骨折した母親が首吊り用のロープを結べなかったため、ジョンウォンが結んだ事)を思い出していた。
ソヨンが慌ててジョンウォンの家に来たが、やはり開き直って「私よりも子供を助けてと言ったんでしょ?私だって自分にゾっとしたけど、母性が無いんだから仕方ない。母親を殺したあなたと、子供を殺した私。2人で罪を背負って生きましょう」と言う。
ジョンウォンは「だからってなぜ父さんと同じ事をしたんだ?どうかしてる。罰は受けるが、もう君とはいられない」と言ってその場を去った。
その後帰宅したインジは、怖されたシャンデリアを見てジョンウォンを探しに行き、突然旅行に誘う。
幸せな時間を過ごし、ジョンウォンは「ずっと一緒にいよう」と告白したが、インジは「勘違いしないで。離婚しましょう、契約は終わりよ」と受け入れなかった。
その後インジはいなくなったが、ジョンウォンはなんとかして彼女に会おうとドハの家に行ったり、NMに電話をかけたりする。
インジは、NMに退職を申し出ていた。
一方テソンは、ジョンウォンの家に出入りする業者に扮し、家からインジのトランクを持ち出す。
そしてインジに電話で「破壊出来ないし暗証番号がないと開かないな。この中には偽装結婚の契約書が入っているんだろ?これを世間にばら撒いたらどうなるかなぁ」と脅し、呼び出そうとした。
ーー
ソヨンは、青い薬を飲み自殺未遂を起こす。
ジオは「またこんな事があったら困る。家に帰してやれ!」と怒り、回復して退院したソヨンはウキウキでジョンウォンの家に帰る。
しかしジョンウォンは「君をここに置くのは思い知らせるためだ。もう元には戻れない」と再度突き放した。
ーー
テソンはインジを人気のない湖畔に連れて行き、トランクを開けさせるが、なぜか開かない。
彼は苛立ちながら「ジョンウォンを殺せば俺を見てくれるな?」と言って、ジョンウォンを呼び出した。
そしてやって来たジョンウォンと揉み合いになるが、インジがジョンウォンの部屋から持ち出した銃を撃つ。
テソンは転びトランクを持ちながら走り出し、ボートに乗って逃走した。
ジョンウォンとインジは車でその場を離れるが、実は銃の中身は実弾が入っておらず、空砲だったとジョンウォンが明かす。
そして「僕が君も自分も守ります」と伝えるが、インジは涙を流しながら呆然とし「もううんざり。終わらせたいの…」と言って車を降りて行ってしまった。
その頃、テソンのボートが止まってしまい慌てていると、何者かがボートで近づき、フェンシングの剣でテソンの胸を突く。
テソンはトランクを持ったまま、湖に沈んで行った。
ーー
テソンを刺した男は、ジオだった。
NMに依頼されたのもあるが、ジオはテソンに殺されたキーパーの後輩で、その時動けず逃げてしまった事を悔いていたのだ。
家に戻ったソヨンにその事を告白し「この結婚が好きだった」と言って、自首をしに行く。
ーー
未来。警察署。
そこまでの話を聞いたキム刑事は、トランクの中身を確認するようにと言って、ソヨンにトランクを渡す。
その中にはベビーグッズが並べられており、ソヨンは涙を流した。
テソンが持っていたトランクは、彼女のものだったのだ。
ーー
NMを退職したインジは、ドダムに挨拶をしに行く。
実はドダムは、NMに雇われておりインジの監視役だった。
インジは「次の担当者とも仲良くしてください」と言い残し、去って行く。
ジョンウォンは、家を取り壊す事にした。
そしてインジに「僕たち、運命かもしれないですよね?2回、偶然会えたら一緒にいてください」と提案する。
インジは「ありがとう。ハン・ジョンウォンさん」と言って微笑んだ。
ーー
ジオは、オム・テソンの殺害容疑で逮捕された。
ソヨンは、ジョンウォンに「ジオと契約を更新する。最高の弁護士もつけるわ。あなたとの事は、私が悪かったと思う事にする。その方がプライドを守れるから…」と別れを告げた。
ーー
ジョンウォンは猫を飼い始め、インジも犬を飼い自由な自分の生活を始めた。それぞれ何でもない日々を送っている。
ある日、インジがホラー映画を観に行くと、エンドロールで「音楽:ハン・ジョンウォン」と流れて来て、笑顔になった。
そしてその後、あの高級トランクを安値で売り、さっぱりとした気分で街中を歩く。
すると、ジョンウォンとバッタリ再会。
ジョンウォン「元気でしたか?…1回目の偶然ですね」
インジ「あと1回ですね」
そうやりとりをした2人は、微笑み合った。
ジオが犯人だった!確かに、最初のほう湖に様子を見に来ていましたね。
でもなんだかどうでもいい。笑
ジョンウォン、インジ、ソヨンの人間性に振り回された感覚になりました。
「トランク」はそれぞれの閉ざされた心の中…という意味合いもあるのかな。
ジョンウォンとインジは、きっとまた再会する事でしょうね!