2023年4月21日配信開始のApple TV+配信映画『ゴーステッド』は、クリス・エヴァンスとアナ・デ・アルマスが主演するロマンティック・アクション・コメディです。監督はデクスター・フレッチャー。平凡な青年コール(エヴァンス)は、偶然出会った魅力的な女性セイディ(デ・アルマス)に一目惚れし、彼女を追ってロンドンへ!彼女の正体が明かされる中、命を狙われる中で危険な冒険を繰り広げます。
この記事では、Apple TV+配信映画『ゴーステッド』で流れた音楽14曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
Apple TV+配信映画『ゴーステッド』で流れた曲とは?
コールが野菜を売るシーン
Portugal. The Man - Feel It Still
コールが野菜を売るシーンで流れた曲は、Portugal. The Manの『Feel It Still』です。
映画が始まってセイディが車に乗っているシーンを経て、農家のコールのシーンへ。無農薬の野菜を売っている際に女性ヴォーカルのポップな雰囲気がある曲が流れていましたね。
サイケデリック・ポップ、ファンク、オルタナティブ・ロック、ソウルなどの要素を融合させた独特のサウンドが特徴でした。良い感じの曲とは対照的に、コールの切ない失恋話で盛り上がります。
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セイディとコールがコーヒーを買いに行くシーン
Wilco - Love Is Everywhere (Beware)
セイディとコールがコーヒーを買いに行くシーンで流れた曲は、Wilcoの『Love Is Everywhere (Beware)』です。
コールはセイディとケンカしながらもベゴニアの花を売ることに…エドナの助言があって、コールがセイディの元に急ぎ、デートに誘います。断られたかと思いきや、コーヒーを飲みに行く姿がは見守りたくなりますね。
穏やかな音楽と共に車で移動を始め、しっとりとした歌が続いていきました。水路を歩き、歴史が好きなコールが話をしていくのが良いなと思いました。
コールがセイディと階段を駆け上がるシーン
Chaka Khan - Like Sugar
コールがセイディと階段を駆け上がるシーンで流れた曲は、Chaka Khanの『Like Sugar』です。
コールは自分が勝ったらセイディの怖いものを教えてと言いつつ、階段を駆け上がるという勝負を始めます。「ヨーイドン!」の合図と共に、女性ヴォーカルの勢いのある歌が始まりますよ。
長い階段を駆け足で上っていく2人がすごいなと思いつつ、セイディが勝つのが見ものです。ギャラリーでモネの絵を見たり、セイディが母の話をしたり見守りたくなりますね。
2人がデートを続けるシーン
Deborah Karry - Heart of Glass
2人がデートを続けるシーンで流れた曲は、Deborah Karryの『Heart of Glass』です。
デートは夜も続き、飲みに行こうということでセイディのおすすめの店へ。女性ヴォーカルの「フーウ~♪」という盛り上がる歌と共に、楽しそうに歓声を上げる観客たちが映し出されました。
セイディが上記の動画のBlondieの歌を歌っていたようですね。ロックカラオケを楽しみながら、コールも歌うよう促すのでした。
セイディとコールがキスをするシーン
Alabama Shakes - Sound & Color
セイディとコールがキスをするシーンで流れた曲は、Alabama Shakesの『Sound & Color』です。
セイディはコールにキスをし、そのまま良い雰囲気のシーンが続きました。ロマンチックな曲とメロティックな男性ヴォーカルの歌が流れつつ、2人は歩いていきます。
温かみのある曲と力強い歌声が際立ち、ファンクの要素を感じさせ、聴く者を引き込みますね。丸一日一緒だった2人ですが、キスを経て、ドアの向こうに行くセイディのシーンが印象的です。
セイディがコールを招き入れるシーン
Dua Lipa - Pretty Please
セイディがコールを招き入れるシーンで流れた曲は、Dua Lipaの『Pretty Please』です。
セイディが家に帰るのを見送ったコールは何かを考えている様子でしたね。ノリの良い曲が流れる中、「サボテンになれ」とコールが自身に言い聞かせているのが見ものです。
セイディがドアを開けてコールを招き入れつつ、2人とも恋仲を満喫していくのでした。コールは車に乗ってご機嫌なシーンまで歌が続いていきました。
コールがメッセージを確認するシーン
The Traveling Wilburys - Last Night
コールがメッセージを確認するシーンで流れた曲は、The Traveling Wilburysの『Last Night』です。
帰宅したコールは両親からセイディの話を聞かれウキウキ。一方で妹は辛辣なのが見どころですね。コールはメッセージを送る回数がいつも多いとのことですが…蜂の世話をしながら「最高のデート」のメッセージを確認していく際に「ラストナイト♪」と男性ヴォーカルの歌が続いていきますよ。
カントリー風な感じが農家の日常と合っているなと思いつつ、浮かない顔のコールを見守りましょう。
コールがロンドンに向かうシーン
Blur - There’s No Other Way
コールがロンドンに向かうシーンで流れた曲は、Blurの『There’s No Other Way』です。
コールはぜんそく用の吸入器をセイディに預かってもらっていたのを思い出し、吸入器の場所をGPSで確認!ロンドンにいるとわかり、母の後押しもあって向かうことに…ロンドンの街並みが映し出される中、軽快な曲が流れます。
コールはロマンチックな演出をしたいと運転手(バーン・ゴーマンが演じててビックリです)に説明しつつ、セイディの元に向かうのでした。
セイディが車を運転してコールと逃げるシーン
The Knack - My Sharona
セイディが車を運転してコールと逃げるシーンで流れた曲は、The Knackの『My Sharona』です。
コールは「タックスマン」であると誤解される中、セイディが助けに来た!凶悪な悪人の尋問を受ける寸前に現れるのがカッコイイですね。彼女がスパイであると判明する中、車で逃げることに…その際にノリの良い軽快な曲が流れ始めます。
コールが「誘拐だ!拷問だ!」と情けない声を上げるのには笑ってしまいますね。男性ヴォーカルの「フー!」という盛り上がる歌と共に、敵がスローモーションで飛んでいってしまったり、2人がケンカしたりするシーンが描かれるのもポイントです。
コールを交渉材料に使うシーン
The Beatles - Taxman
コールを交渉材料に使うシーンで流れた曲は、The Beatlesの『Taxman』です。
セイディに気絶させられたコール…目覚めると目の前に男がおり「タクスマーン♪」と歌いながらコールを殴りつけました。「ヤ~♪」と乗り気のまま、セルディと交渉を済ませます。コールをタックスマンだと思い込む男たちの行動に注目ですよ。
「Taxman」は、1966年にリリースされ、ファンキーなギターリフとエネルギッシュなリズムが特徴です。当時のイギリスでは富裕層に最大95%の高い税率が課されており、「Taxman」は税務官をテーマにし、政治的メッセージを込めて作られました。※この曲は映画の後半でコールのピンチにセイディが華麗に現れる際にも流れます
飛行機内で戦うシーン
Jet - Are You Gonna Be My Girl
飛行機内で戦うシーンで流れた曲は、Jetの『Are You Gonna Be My Girl』です。
コールの電話の待ち受け画面はセイディが寝ている時の写真だった…これがキッカケで悪人に関係がバレてしまい窮地に!
そんな中、セイディは敵を騙しつつ、気絶させる手腕はさすがでした。コールも頑張って敵と戦う中、イケイケな音楽が流れます。男性ヴォーカルのクールな歌が続く中、セイディも戦っていくのが見ものですね。
順調に戦っていったかと思いきや、セイディが刺されたり、飛行機から脱出したり、目が離せない展開が続きます。
セイディが車を逆走させて逃げるシーン
Charli XCX - Baby
セイディが車を逆走させて逃げるシーンで流れた曲は、Charli XCXの『Baby』です。
高級なお店で多くの人たちと過ごすレヴェックの元にコールたちを逃がしたという報告が…クールな女性シンガーの歌が流れる中、楽しそうな雰囲気が一転しましたね。買い手を怒らせたら命は無いと凄むのが印象的です。
イギリスのポップアーティストのCharli XCXによるこの曲は、1980年代のポストディスコやダンスポップの要素を取り入れています。エレクトロファンクの影響も感じられるサウンドが魅力ですね。
セイディがレヴェックに賞金を懸けるシーン
Mark Ronson feat. Bruno Mars - Uptown Funk
セイディがレヴェックに賞金を懸けるシーンで流れた曲は、Mark Ronson feat. Bruno Marsの『Uptown Funk』です。
金を受け取ったセイディはレヴェックに賞金を懸け、互いに銃を向け合う展開にハラハラ!そうして戦いが始まる中、男性ヴォーカルの歌が流れます。思わずステップを踏みたくなるようなリズムと強弱にある音楽が良いですね。
フロアが回転し始める中、セイディの元にジョナスが声を掛けますが…ライアン・レイノルズが演じてて驚きですね。その他にも、 アンソニー・マッキー、 セバスチャン・スタンらがカメオ出演しているシーンもあったのがおもしろかったです(笑)
エンディング
Dua Lipa - Love Again
エンディングで流れた曲は、Dua Lipaの『Love Again』です。
セイディば武器商人を捕え、コールは専門的な学びを経て2人はデートへ。女性ヴォーカルの軽快な歌が流れる中、夜景が映し出されつつエンディングとなりました。キャスト名などが映し出されつつ、おしゃれな演出が伝わってきましたね。
レトロとモダンが融合した感覚的なサウンドが魅力な曲が印象的です。弦楽器のドラマチックなイントロが懐かしい映画のような情景を思い起こさせつつ、ビートの効いたリズムやエレクトロ要素が現代的なダンスフロアを連想させました。