2008年1月19日公開の映画『28週後...』は、フアン・カルロス・フレスナディージョ監督が続編を手がけ、感染拡大から約半年後のロンドンを舞台にしています。街の復興が始まる中、ドン(演:ロバート・カーライル)やその子どもたちが新たな感染の脅威に直面。前作よりスケールが増し、家族の絆や人間の弱さがリアルに描かれています。ジェレミー・レナーやローズ・バーンも出演しています。
この記事では、映画『28週後...』で流れた音楽のうち4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
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映画『28年後...』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!感染者の脅威が増す中、続編が気になる!
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『28週後...』で流れた曲とは?
ドンが家族を見捨てて逃げるシーン
John Murphy - In the House – In a Heartbeat
ドンが家族を見捨てて逃げるシーンで流れた曲は、John Murphyの『In the House – In a Heartbeat』です。
ドンが妻と娘を見捨てて扉を閉め、逃げていく際にテーマ曲が流れます。ボートに乗って必死になる姿と、テーマ曲のかき鳴らす感じが必死さを思わせますね。その後、何週間おきにどうなったかがダイジェストで流れるのが今作のオープニングと言えるでしょう。
シリーズのメインテーマとも言える『In the House – In a Heartbeat』ですが、以下のシーンでも流れました。
医療隊長のシエラはアンディを探すよう手配し、姉のスカーレットを落ち着かせます。不穏な音楽が流れ始め、徐々に勢いを増していく行く感じが印象的でした。外では民間人もろとも射殺の指示があり、逃げ回る人たちが…そんな中、アンディが建物内に避難し、狙撃をしていたドイルが助けに行くまで曲が流れました。
また、この曲はラストでアンディたちがヘリコプターに乗って助かるシーンでも流れます。街並みを見下ろしながらヘリコプターが映し出されて28日後のシーンへ…再び感染者による脅威があったようで、3作目にあたる『28年後…』に続くのかなと思わせるラストとなりました。
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眠っていたフリンをドイルが驚かすシーン
John Murphy - Bullet from a Gun
眠っていたフリンをドイルが驚かすシーンで流れた曲は、John Murphyの『Bullet from a Gun』です。
夜になり、ヘリコプターで監視をしていた軍のフリン。あくびをしながら眠りにつこうとしていたようで、ノリの良い曲と男性ヴォーカルのリズミカルな歌を聞いていました。
天井には子供の写真が貼られているとわかる中、ドイルが驚かしに来るのでした。「良い夢見てたのに起こしやがって」と悪態をつきながら笑ったり、軽口を叩きあったりする感じが良いですね。
アリスとキスをしたドンが感染するシーン
John Murphy - Kiss Of Death
アリスとキスをしたドンが感染するシーンで流れた曲は、John Murphyの『Kiss Of Death』です。
ウィルスに感染していながらも生きていたアリス…隔離された部屋にドンが忍び込み、見捨てたことを謝罪するのでした。そうして2人は「愛してる」と言い合ってキスを…ドンは感染してしまい、苦しそうな表情を浮かべ始めます。
人の最後を思わせるような音楽が流れる中、ドンは血の涙を流し、苦しむ中でレクイエムのような曲が流れ続けます。そのままアリスを殴り、噛み、目を…凄惨なシーンが続きました。