2002年6月15日公開の映画『ブレイド2』。
ギレルモ・デル・トロ監督によるヴァンパイア・アクション映画のシリーズ2作目。前作に引き続き、半人半ヴァンパイアのブレイド(演:ウェズリー・スナイプス)が、新たな敵「リーパーズ」と対峙します。
この記事では、映画『ブレイド2』で流れた音楽13曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ブレイド2』で流れた曲とは?
ブレイドがウィスラーを助けに行くシーン
Crazy Russian Folk ‘n’ Roll Band Limpopo - Kalinka (Traditional Russian Folk Song)
ブレイドがウィスラーを助けに行くシーンで流れた曲は、Crazy Russian Folk ‘n’ Roll Band Limpopoの『Kalinka (Traditional Russian Folk Song)』です。
チェコ共和国のプラハ、パリ血液銀行が映し出され、ブレイドの語りのシーンへ。1作目から2年後を描き、ウィスラーを追っているとのことでしたね。
行方を知っているヴァンパイアを見つけて敵のアジトに行くと、ノリの良い音楽が流れていました。小気味よいリズムが少し聞こえてくる中、ブレイドが人質を盾にしつつ鉛玉を防ぐのが見ものです。
Amazon Music Unlimited
ブレイドがスカッドの元へ行くシーン
Redman & Gorillaz - Gorillaz On My Mind
ブレイドがスカッドの元へ行くシーンで流れた曲は、Redman & Gorillazの『Gorillaz On My Mind』です。
ウィスラーを助け出したブレイドは彼をかついで車へ。そのままスカッドの元に行くと、ノリの良い曲が流れていました。ヒップホップな曲であり、エッジの効いたビートとエネルギッシュな感じが印象的です。
水槽で保存状態にしてあったというウィスラーに対し、スカッドは殺すべきだと言いますが…ブレイドは彼を助けようとしていましたね。1作目のシーンを思い出すブレイドの姿も心に残ります。
ウィスラーにスカッドが自己紹介するシーン
Bubba Sparxxx & The Crystal Method - PHDream
ウィスラーにスカッドが自己紹介するシーンで流れた曲は、Bubba Sparxxx & The Crystal Methodの『PHDream』です。
ウィスラーが復活し、スカッドが溶接のような作業をしている方へ。リズムの良い曲が流れる中、スカッドが軽い感じで自己紹介します。
「ズンタタ ズンタタ」と心地良い音楽が流れる中、車の改造の件で揉めたかとおもいきや…侵入者が現れる!ウィスラーが銃を取り、スカッドが「勝手に使うな」と言うやりとりと合わせて緊張感がありますね。アクションも必見!
ブレイドたちがクラブに入っていくシーン
The Roots & BT - Tao Of The Machine
ブレイドたちがクラブに入っていくシーンで流れた曲は、The Roots & BTの『Tao Of The Machine』です。
ブレイドが「繁盛しているな」と言うと同時にノリの良い曲が始まる!男性シンガーのクールな歌はリズムが良く、ダンスミュージックにピッタリですね。
光が点滅するフロアには200~300のヴァンパイアが踊って楽しんでいた…ブレイドが密かに仕掛けを施したり、仲間と連絡を取ったりするのにも注目ですよ。
ブレイドたちがクラブで待機するシーン
Voodoo And Serano - Blood Is Pumping (Cold Blood)
ブレイドたちがクラブで待機するシーンで流れた曲は、Voodoo And Seranoの『Blood Is Pumping (Cold Blood)』です。
ブレイドがスカッドに連絡し、ウィスラーは雨の降る中で大変そうでしたね。そんなシーンからクラブの状況に戻り、ブレイドを認めたくない者たちとのやり取りにハラハラさせられますね。
エネルギッシュなハードトランスの曲が流れる中、地下に怪しげな影が…強烈なビートと高揚感を感じさせる曲と共にワクワクさせられます。
外で監視しているスカッドが連絡を入れるシーン
Fabolous / Jadakiss & Danny Saber - We Be Like This
外で監視しているスカッドが連絡を入れるシーンで流れた曲は、Fabolous / Jadakiss & Danny Saberの『We Be Like This』です。
クラブの外の車でタバコを吸いながら監視をしていたスカッド。ハードなヒップホップビートに特徴的なラップの曲を聞きながら、クリスピークリームドーナツを開けて「腹減った」と言う姿は場を緩ませてくれますね。
日の出まであと30分だとブレイドたちに伝えてクラブの状況が映し出されます。緊迫した雰囲気とクラブの陽気さ、スカッドの振る舞いの3つが合わさってどうなるか分からない感じが良いですね!
クラブでターゲットを見かけるシーン
Cypress Hill & Roni Size - Child Of The Wild West
クラブでターゲットを見かけるシーンで流れた曲は、Cypress Hill & Roni Sizeの『Child Of The Wild West』です。
クラブではドラムンベースとヒップホップが融合したスタイルの曲が流れます。エネルギッシュで重厚なビートが特徴的な曲と共に、ヴァンパイアたちが踊り続けていましたが…その中にターゲットが一瞬だけ見えるのはハラハラしますね。
スカッドの車にも異常が発生し始め、ウィスラーの姿が消えるという展開と合わせて事態が大きく変わっていきます。
ウィスラーとスカッドが武器を作るシーン
Ice Cube & Paul Oakenfold - Right Here, Right Now
ウィスラーとスカッドが武器を作るシーンで流れた曲は、Ice Cube & Paul Oakenfoldの『Right Here, Right Now』です。
ウィスラーとスカッドが強い光を放つ手りゅう弾のような武器を作り上げ、ノリノリな音楽が流れ始める!ブレイドたちが戦いの準備をしていくシーンが全体的に映し出されるのがクールです。
力強い男性シンガーによる歌と、低音響く曲調が印象的。リーパーズを誘き出す算段と、強力な爆弾を用意する様はこの後の展開が楽しみになりますね。
復活したブレイドが敵と戦うシーン
The Crystal Method - The Name Of The Game
復活したブレイドが敵と戦うシーンで流れた曲は、The Crystal Methodの『The Name Of The Game』です。
裏切りにより窮地に陥ったブレイドとウィスラー!機転を利かせて窮地を脱し、回復したブレイドが敵と戦う際に「マザー!」という曲が流れましたね。
武装した者たちを相手に肉弾戦を繰り広げ、スピーディーな動きが凄い!低音が響くノリの良い曲がピッタリですね。ひと段落して曲も終わり、最後に一番絡んできた敵を真っ二つにするのがカッコ良かったです。
ブレイドがロンドンへ行くシーン
Buppy - Mind What You Say
ブレイドがロンドンへ行くシーンで流れた曲は、Buppyの『Mind What You Say』です。
ブレイドの別れのシーンを経てロンドンでのワンシーンが描かれましたね。全体的にレゲエの要素が取り入れられたリズムが特徴的な音楽が店で流れていました。
一定のテンポと音で流れていく曲はクセになります。そこでブレイドが追っていた男(最初のシーンから無事だったヴァンパイアですね)がお金を払い、店の奥の部屋で待っていたブレイドに刺殺される…「俺を忘れて無いよな?」と言うブレイド、最後までカッコイイです!
エンディング1曲目
Mos Def & Massive Attack - I Against I
エンディング1曲目で流れた曲は、Mos Def & Massive Attackの『I Against I』です。
トリップホップとヒップホップの融合が特徴的な曲です。Massive AttackとMos Defの特徴的な音楽と鋭いリリックが組み合わさり、ダークで重厚な雰囲気を表していますね。
映画『ブレイド2』のホラーチックな雰囲気にピッタリでした。重いビートと緊張感を感じさせる音楽を聞きつつ、スタッフロールを眺める感じでした。※この曲はブレイドたちがクラブに入っていくスローシーンでも使われました
エンディング2曲目
Eve & Fatboy Slim - Cowboy
エンディング2曲目で流れた曲は、Eve & Fatboy Slimの『Cowboy』です。
エンディング2曲目は、Eveの力強いラップが特徴的。エレクトロニカとヒップホップが融合した曲は、Fatboy Slimのブレイクビートと合わせて聞き心地の良さがありました。
アップテンポでエネルギッシュなビートと共に、ヴァンパイアたちの躍動感のある動きなどを思い出させてくれます。
エンディング3曲目
Trina / Rah-Digga & Groove Armade - Gangsta Queens
エンディング3曲目で流れた曲は、Trina / Rah-Digga & Groove Armadeの『Gangsta Queens』です。
ヒップホップとエレクトロニックミュージックの要素を融合させた曲が3曲目に流れました。Groove Armadaがプロデュースしたこの曲は、重いベースラインとシンセサイザーのサウンドが特徴的ですね。
TrinaとRah-Diggaのパワフルなラップが加わり、力強いリズムを奏でます。エネルギーあふれる曲は普通に聞いてて元気になります。