2018年9月21日公開の映画『パパはわるものチャンピオン』。
- 主演:大村孝志(ゴキブリマスク)/棚橋弘至、大村祥太/寺田心
- 監督:藤村享平
- 音楽:渡邊崇
2014年に発売された、作/板橋雅弘・絵/吉田尚令の絵本を原作とした、スポーツ・ドラマ映画。
かつてエースと呼ばれていたプロレスラー・大村孝志が、怪我などでヒールレスラーである「ゴキブリマスク」に転身。
父親にはヒーローでいて欲しい孝志の息子・祥太と、自身のプロレスに疑問を持つ孝志との家族愛が描かれています。
新日本プロレス所属の選手達を始め、レフェリー、リングアナ、実況アナウンサーまでもが本物で、よりリアルな世界観を演出!
また、孝志の妻/木村佳乃、スポーツ記者のミチコ/仲里依紗、編集長/大泉洋、ライオンプロレスの社長/寺脇康文…など、豪華俳優陣が揃っている点にも注目。
※残念ながら、ロックバンド・FLOWのTAKAが作曲した劇中の入場曲の音源はありませんでした;
この記事では、映画『パパはわるものチャンピオン』で使用された音楽7曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『パパはわるものチャンピオン』を聴く
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『パパはわるものチャンピオン』で流れる曲とは?
Z-1クライマックスのトーナメントが発表されるシーン
Z-1クライマックスのトーナメントが発表されるシーンで流れる曲は、横田皇希の『Z-1クライマックス,ミチコ奮闘記』です。
祥太がクラスメイトとプロレスを観に行くシーン。父の正体を知ってしまい、複雑な気持ちで会場入りします。
ここで映し出されるトーナメント、実際は「G-1クライマックス」という新日本プロレスの真夏の祭典!
出場するのはとても栄誉な事で、もちろん棚橋選手も毎年出場していますよ♪
ここでは、本家同様燃えたぎるようなアツいテーマ曲が流れます。
(ミチコ奮闘記は、ミチコが念願のプロレスの記事を書いているシーンで流れます)
Amazon Music Unlimited
ゴキブリマスクがマスクを脱ぐシーン
ゴキブリマスクがマスクを脱ぐシーンで流れる曲は、渡邊崇の『葛藤』です。
自分のプロレスに疑問を持った孝志が、スイートゴリラ丸山(演/真壁刀義)との試合中に自らマスクを脱ぐシーン。
マスクマンには御法度であるマスク脱ぎ。実際に行われると会場はかなり盛り上がりますよ!
劇中では、孝志の苦悩が痛いほど伝わって来るシーンです。
ここでは、マスクを脱いでしまうのか!?とハラハラドキドキ感を煽られる、サイレン音を使用した楽曲が流れます。
祥太の嘘がマナにバレてしまうシーン
祥太の嘘がマナにバレてしまうシーンで流れる曲は、渡邊崇の『ゴキブリマスクの正体』です。
マスクを脱いだゴキブリマスクを観て、つい「パパ…」と口に出してしまった祥太。マナが問い詰めるシーン。
盛り上がる会場で、新日のアナウンサーでお馴染み・野上アナも大興奮します。いつもはイジられキャラなのですが、演技うまいなぁと思いました。笑
ここでは、マスクを脱ぐも、必殺技のフライハイを決められず負けてしまう孝志を表現した、少々切ない曲が流れます。
ドラゴンジョージとゴキブリマスクが戦うシーン
ドラゴンジョージとゴキブリマスクが戦うシーンで流れる曲は、渡邊崇の『闘いへ,ドラゴンジョージvsゴキブリマスク』です。
試合当日、大村孝志ではなくゴキブリマスクとして試合をするシーン。
心配で試合を観には行けない詩織、友達と仲直りした祥太…。孝志を始めとする様々な人物が、それぞれの想いを胸に大会に臨む姿に心が揺さぶられました!
優しいメロディの「闘いへ」は詩織と祥太それぞれのシーン、打楽器の音が力強い「ドラゴンジョージvsゴキブリマスク」は試合中に流れます。
(補足:いつもは笑いを誘う田口選手(ギンバエマスク)の、シリアスな演技に注目!)
死闘の末、ゴキブリマスクが負けるシーン
死闘の末、ゴキブリマスクが負けるシーンで流れる曲は、渡邊崇の『決闘の果て』です。
執念のフライハイを決めるも、ドラゴンジョージの前に屈したゴキブリマスク。感動のクライマックスへと向かうシーン。
ドラゴンジョージ扮するオカダカズチカ選手の、アツいマイクがまた涙を誘う…。
マナちゃんのパパが言った「ゴキブリマスクがドラゴンの力を引き出しているんだ」というセリフに共感。負けても、心に残る試合をするのがプロレスラーだと筆者は思います。
ここでは、哀愁がありつつも温かい、孝志への声援のような楽曲が流れました。
(補足:セコンドにいるヤングライオン(若手レスラー)に注目!残念ながら亡くなった北村選手や、現在大人気のグレート-O-カーン選手がいますよ!)
エンディング
エンディングで流れる曲は、渡邊崇の『パパはわるものチャンピオン』です。
「将来なりたい職業」の絵をプロレスラーに描き変えた祥太。眠る孝志の枕元には祥太お手製のチャンピオンベルトが置かれているシーン。
ブーイングを浴びながら退場するヒールレスラーの、なんと背中の大きい事よ…。
棚橋選手はお子さんもいるので、父親としての立ち振る舞いも上手でした!!
最後に流れる曲は、子どものコーラスが入った、力強く哀愁も感じられる壮大な楽曲です♪
エンドロール
エンディングで流れる曲は、高橋優の『ありがとう』です。
高橋 優は、日本のシンガーソングライター。代表曲は「福笑い」「素晴らしき日常」など。
プロレスのスポーツ映画と思いきや、心にグッと来るハートフルな映画だったので、高橋さんの優しい声と「ありがとう 生きていこう」という歌詞に癒され、じんわりと映画の余韻に浸れました。
筆者は、プロレスラーの命をかけた闘いを、この映画をきっかけにぜひたくさんの人に知ってもらいたいです。
そして、FLOWのTAKAさんが手がけた劇中入場曲のサントラもぜひ…ぜひ発売していただきたい!!!
サウンドトラック
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