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映画『風の谷のナウシカ』で流れる17曲をシーンごと紹介!

beersy

映画『風の谷のナウシカ』で流れる17曲をシーン別にご紹介!

https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/



1984年3月11日公開の映画『風の谷のナウシカ』。

のちにスタジオジブリへと改組する事となった、トップクラフト制作・日本の長編アニメーション映画。

原作は宮崎監督の漫画で、単行本全7巻のうち2巻目の途中までの作品。

映画公開後に連載再開した漫画とは内容が異なっています。

作中では編曲・アレンジされているものが多々あり、全てをご紹介するのは難しいので

この記事では、映画『風の谷のナウシカ』の動画が観られる動画配信と流れる挿入歌17曲をシーンごとにご紹介します。

※以下ネタバレ有り

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『風の谷のナウシカ』で流れる曲とは?

風の谷のナウシカ

https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/

 

オープニング(タイトルクレジット)

オープニング(タイトルクレジット)で流れた曲は、久石譲の『「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜』です。

今では数々のジブリ音楽を手掛けている久石譲。今作で一躍脚光を浴びました。

ユパ・ミラルダが旅をしているシーン。腐海に飲み込まれた村を見て嘆きます。

ユパ様はナウシカでも人気のキャラクター。渋いイケオジ。ナウシカの師でもあり、その剣さばきには惚れ惚れしますよ!

スタッフクレジット、ナウシカが腐海の森に降り立つシーンまで流れます。

 

ユパが王蟲に追いかけられるシーン

ユパが王蟲に追いかけられるシーンで流れた曲は、久石譲の『王蟲の暴走』です。

目が真っ赤な王蟲がユパを追いかけて、ナウシカが助けようとするシーン。

どうにも手が付けられない怒った王蟲を、ナウシカは光弾の閃光と蟲笛のみで落ち着かせ、見事森に帰します。

これにはユパ様も驚き。まずここでナウシカの魅力にハマります!!

緊張感・疾走感・迫力のある楽曲です。

 

ナウシカがメーヴェで飛んで行き、ユパが風の谷へ行くシーン

久石譲 - 虫愛ずる姫

ナウシカがメーヴェで飛んで行き、ユパが風の谷へ行くシーンで流れた曲は、久石譲の『虫愛ずる姫』です。

助けたユパ様と再会を果たし、ルンルンで谷へ向かうナウシカ。メーヴェに乗りたくなるシーンです。

走ってひらりと乗りこなす様が美しく、観ていて爽快なんですよね…!

そんなナウシカ姫にふさわしい、パっと周りに陽が当たるような壮大な楽曲です。

 

ユパ・ナウシカ・ミト、村人達が談笑しているシーン

久石譲 -「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜

ユパ・ナウシカ・ミト、村人達が談笑しているシーンで流れた曲は、久石譲の『「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜』です。

オープニング(タイトルクレジット)でも使用されています。

 

大ババがナウシカに伝説を語るシーン

久石譲 - 風の谷

大ババがナウシカに伝説を語るシーンで流れた曲は、久石譲の『風の谷』です。

ナウシカの父・ジル、ユパ、大ババ、ナウシカがまったりくつろぎながら話しているシーン。

大ババ様何を混ぜ混ぜしているのでしょうか。ジルのための薬?といつも気になります。笑

ここは「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」という伝説が語られる、重要な場面です!

インドの楽器を用いたエスニック風な楽曲。

 

トルメキア軍の船が蟲達に襲われているシーン

トルメキア軍の船が蟲達に襲われているシーンで流れた曲は、久石譲の『王蟲の暴走』です。

ユパが王蟲に追いかけられるシーンでも使用されています。

 

ペジテの姫・ラステルが亡くなるシーン

久石譲 - クシャナの侵略

ペジテの姫・ラステルが亡くなるシーンで流れた曲は、久石譲の『クシャナの侵略』です。

ペジテの姫であるラステルが「積荷を燃やして…」と言い残し、息をひきとるシーン。

必死で助けようとするも、手遅れだとわかった時のナウシカの無念な表情がやりきれないですね。

炎の中で息絶えたラステル姫、今作で一番可哀想なキャラだったと思います。

「クシャナの侵略」は、不条理さを表すかのような哀愁のある楽曲で、作中の至る所で使用されていますよ!

 

ナウシカがウシアブを蟲笛で森へ帰すシーン

久石譲 - 虫愛ずる姫

ナウシカがウシアブを蟲笛で森へ帰すシーンで流れた曲は、久石譲の『虫愛ずる姫』です。

ナウシカがメーヴェで飛んで行き、ユパが風の谷へ行くシーンでも使用されています。

 

ウシアブを帰す際、王蟲が来ていた事を知るシーン

久石譲 - 腐海にて

ウシアブを帰す際、王蟲が来ていた事を知るシーンで流れた曲は、久石譲の『腐海にて』です。

ウシアブを帰したものの、王蟲が向かって来ていたのだと知りゾっとするシーン。楽曲の冒頭だけ流れます。

このウシアブという蟲は仲間を呼び寄せるため、王蟲は襲撃しに来ようとしていたのでしょう。

もし、もう少し帰すのが遅かったら…とゾっとするシーンです。

静かな音が、不気味さを増長させていますね。

 

ユパ・ミトが巨神兵の卵を見付けるシーン

久石譲 - 蘇る巨神兵

ユパ・ミトが巨神兵の卵を見付けるシーンで流れた曲は、久石譲の『蘇る巨神兵』です。

見るからにグロテスクな卵を発見、ユパとミトが世界を火で焼き尽くした「巨神兵」について話すシーン。

子どもの頃はこれが怖くて怖くて薄目で観ていた記憶。若干のトラウマ。笑

巨神兵を語る上で重要な「火の七日間」というキーワードが出て来るのもこの場面。

二曲からなる「蘇る巨神兵」後半の「テレ・テーレ」という、不気味な不協和音部分が使用されています。

 

トルメキア軍が襲撃しに来るシーン

久石譲 - 戦闘

トルメキア軍が襲撃しに来るシーンで流れた曲は、久石譲の『戦闘』です。

突然侵略しに来たトルメキア軍。病床にいたナウシカの父・ジルを殺害します。

剣しか持ってない病人を撃つなんてこんな酷い事、ある?

ブチ切れたナウシカが現場にいた軍人達を一網打尽にしますが、ユパが身を呈してそれを治めます。

左手にはナウシカの剣がグサリ。なのに一瞬で相手の喉に剣を差し入れてるのがステキ過ぎる…!

「戦闘」という曲名の通り、激しく臨場感のある楽曲です。

 

クシャナが侵略の目的を話し、ナウシカが村人達を宥めるシーン

久石譲 - クシャナの侵略

クシャナが侵略の目的を話し、ナウシカが村人達を宥めるシーンで流れた曲は、久石譲の『クシャナの侵略』です。

ペジテの姫・ラステルが亡くなるシーンでも使用されています。

 

ユパがナウシカの「秘密の部屋」に行くシーン

久石譲 - 腐海にて

ユパがナウシカの「秘密の部屋」に行くシーンで流れた曲は、久石譲の『腐海にて』です。

ウシアブを帰す際、王蟲が来ていた事を知るシーンでも使用されています。

 

ナウシカが王蟲と触れ合うシーン

久石譲 - 王蟲との交流

ナウシカが王蟲と触れ合うシーンで流れた曲は、久石譲の『王蟲との交流』です。

王蟲から黄色の触手が出て来て、ナウシカが包まれるシーン。

「ラン♪ランララランランラン♪」と、ここで流れる曲は有名ですね!

実はこの歌、久石譲さんの娘・麻衣さん(当時4歳)が歌っています。可愛らしい歌声ですが、現在は立派に歌手として活動されています♪

 

ナウシカが腐海の底を見回るシーン

久石譲 -「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜

ナウシカが腐海の底を見回るシーンで流れた曲は、久石譲の『「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜』です。

オープニング(タイトルクレジット)でも使用されています。

 

腐海の森を焼きはらうシーン

久石譲 - クシャナの侵略

腐海の森を焼きはらうシーンで流れた曲は、久石譲の『クシャナの侵略』です。

ペジテの姫・ラステルが亡くなるシーンでも使用されています。

 

風の谷の村民達がトルメキア軍に逆襲するシーン

久石譲 - 土鬼軍の逆襲

風の谷の村民達がトルメキア軍に逆襲するシーンで流れた曲は、久石譲の『土鬼軍の逆襲』です。

ユパ様に負けない人気キャラであるおじいちゃん達が、戦車を乗っ取り逆襲するシーン。

「はよせんかい〜」「わかっとるがな〜」「これかな?(戦車のボタンポチー)」あげく「わしゃギックリ腰」

ほんとここは結構ドキドキの場面なのに笑ってしまう、今作でも大好きなシーンです!

疾走感のある楽曲で、トルメキアに捕虜のように使われていた村民達の逆襲を盛り上げます。

 

ペジテが壊滅しているのを発見するシーン

久石譲 - ペジテの全滅

ペジテが壊滅しているのを発見するシーンで流れた曲は、久石譲の『ペジテの全滅』です。

ナウシカがアスベルと共にペジテへ向かうも、蟲達により壊滅しているのを見て愕然とするシーンです。

蟲達(特に王蟲)の凄さを目の当たりにすると、恐ろしいですね。

「トン…ト・ト…」という打楽器のみの楽曲が、背筋を凍らせます。

気の毒なペジテですが、実はとんでもなく残忍な作戦を立てているのでした。

 

ナウシカがペジテの男達に捕らわれるシーン

久石譲 - クシャナの侵略

ナウシカがペジテの男達に捕らわれるシーンで流れた曲は、久石譲の『クシャナの侵略』です。

ペジテの姫・ラステルが亡くなるシーンでも使用されています。

 

ナウシカが攻撃を受けながら風の谷へ向かうシーン

久石譲 - メーヴェとコルベットの戦い

ナウシカが攻撃を受けながら風の谷へ向かうシーンで流れた曲は、久石譲の『クシャナの侵略』です。

アシベル・ラステルの母や女性達の協力により、ナウシカが脱出するシーン。

とても臨場感のあるシーンでハラハラドキドキの連続となり、楽曲もハイテンポで空中戦にピッタリ!

そして、ここでユパ様がペジテの人達を助けに登場。無敵の斬鉄剣を持つ五右衛門も真っ青の二刀流。

トルメキア軍の「つ、強い…」という一言が全てを物語っています!!

 

仔王蟲が触手でナウシカの足を治すシーン

久石譲 - 蘇る巨神兵

仔王蟲が触手でナウシカの足を治すシーンで流れた曲は、久石譲の『蘇る巨神兵』です。

仔王蟲を守ろうとしたナウシカが酸の海でさらに傷付き、それを仔王蟲がたどたどしく治そうとするシーン。

憎いはずの人間であるナウシカを、一生懸命いたわろうとする仔王蟲の優しさ。

どこまでも慈愛に満ち溢れているナウシカ。

痛々しい一人と一匹の深い愛が伝わって来るシーンですね。

ここで流れるのは「蘇る巨神兵」の前半部分。哀愁のある優しい楽曲が、観ている者の心を締め付けます。

 

トルメキア軍が攻撃を開始するシーン

久石譲 - 巨神兵〜トルメキア軍〜クシャナ殿下

トルメキア軍が攻撃を開始するシーンで流れた曲は、久石譲の『巨神兵〜トルメキア軍〜クシャナ殿下』です。

クシャナの号令により、トルメキア軍が船に立てこもる風の谷の村民に向かい、攻撃を開始するシーン。

こうして不条理な戦争は始まるのだな…と痛感させられる、トルメキアの攻撃ですね。

不穏で迫力のある楽曲がハラハラさせます。

しかしクシャナ殿下も意外と人気のあるキャラクターで、あの「エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏が彼女をメインにして続編を作ろうとしていたとか…!

 

王蟲が触手でナウシカを治すシーン

久石譲 - ナウシカ・レクイエム

王蟲が触手でナウシカを治すシーンで流れた曲は、久石譲の『ナウシカ・レクイエム』です。

囮となっていた仔王蟲を怒り狂う王蟲の群れへ帰し、身を以て怒りを沈めたナウシカ。

「我を失っててごめんねぇ;」と言わんばかりの王蟲達の触手に、心底安心しました!

下で仔王蟲もちろちろ触手を出しているのがまた可愛い。

物語のラスト、ナウシカの「よかった」が聴けて本当に良かった!!

 

エンディング

久石譲 - 鳥の人

エンディングで流れた曲は、久石譲の『鳥の人』です。

「虫愛ずる人」を編曲したバージョン。こちらも壮大でエンディングにピッタリ。

王蟲に怪我を治してもらい、立ち上がるナウシカ。ゆっくりと触手で作られた金色の草原を歩くシーンです。

ここで大ババ様の、カっと目が開く瞬間が観られますよ。言い伝えは誠であった〜!!

王蟲達もすんなり帰り、アスベルも一緒になってワイワイ喜んでいるのが、ほっこりするエンディングでした♪

 

スタッフクレジット

久石譲 -「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜

エンディングで流れた曲は、久石譲の『「風の谷のナウシカ」〜オープニング〜』です。

オープニング(タイトルクレジット)でも使用されています。

 

シンボルテーマソング

安田成美 -「風の谷のナウシカ」

今作のシンボルテーマソングは、安田成美の『風の谷のナウシカ』です。

きっと知らない方が多いであろうこの曲は、安田成美のデビュー曲。

当時テレビCMでよく流れていたそうで、筆者の兄がCDを持っていました。私もとても好きな歌でした。

宮崎駿監督が作品との乖離を懸念したという事で、作中では一切流れません。ですが、歌詞はナウシカそのもの。

拙く歌う安田さんの歌声は一周回って味があると思いますが、監督には受け付けなかったようです;

 

筆者のレビュー・評価

日本が誇るジブリの名作の中のひとつ「風の谷のナウシカ」は、日本テレビ系列の金曜ロードショーの常連で、何世代にも渡って親しまれている名作ですよね。

ナウシカの純粋さ、勇敢な心、慈悲に満ちた心…どれも持っていないので筆者は今でもずっと憧れています…。笑

原作はもっともっと長くて難しく、社会問題に切り込んだ読み応えのある漫画。

アニメはちょうどよく終わっているので、子どもでも楽しめますよ!(虫が苦手な人は多分一生ムリですが)

挿入曲に関しては、迫力のあるサウンドが多く映像を観なくても臨場感を味わえます。

同じく未使用の安田成美さんの「風の谷のナウシカ」もぜひ聴いてみてくださいね♪

 

プレイリスト

サウンドトラック

 

イメージアルバム

 

カテゴリー - 挿入歌・サントラ
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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)