『週刊少年ジャンプ』に2009年から2014年まで掲載されていた漫画を原作とし、2012年から2015年まで3期に渡り放送されていたアニメ『黒子のバスケ』。
最強・帝光中学校バスケットボール部。「キセキの世代」と呼ばれるメンバーの中に、記録が何も無い「幻の6人目」がいた。
影の薄い主人公・黒子テツヤと、熱血漢で目立つ火神大我を含む誠凛高校バスケ部が、キセキの世代のメンバーが所属するチームに立ち向かっていく、青春スポーツ物語です。
この記事では、アニメ『黒子のバスケ』で流れる歴代主題歌・OP・ED・映画主題歌18曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『黒子のバスケ』』で流れる曲(オープニング)
第1Q - 第13Q(第1期)
第1Q『黒子はボクです』から、第13Q『信じてました』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「Can Do」です。
GRANRODEOは、KISHOWとe-ZUKAの二名からなる日本の音楽ユニット。
ノールックパス、連携プレーなど黒子の魅力がたっぷりと詰まったOP映像。もちろんキセキの世代の面々も集合しています!
キャッチーなメロディで誰でもノレちゃうようなロックが、アツいスポーツアニメらしくて良き♪
誠凛と秀徳のゲームが終わる回まで使用されています。最初から燃えるような試合で面白すぎました…緑間ファンもここで増えましたね!
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第14Q - 第25Q(第1期)
第14Q『そっくりだね』から、第25Q『オレとおまえのバスケ』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「RIMFIRE」です。
黄瀬・緑間・青峰の三名に加え、最初のOPでは描かれなかった紫原・赤司が登場する、原作ファンには胸アツなOP。
男子歓喜、セクシー&キュートな桃井ちゃんも出て来ますよ!やっぱりこういうわかりやすいセクシーカットもないと、少年漫画らしくない気がする。笑
以前の曲よりもロック色が濃く、激しさを増すゲームが多いシーズンにマッチした楽曲で、海常と桐皇の試合が終わる回まで使用されています。
第26Q - 第38Q(第2期)
第26Q『こんな所で会うとはな』から、第38Q『今度はもう絶対に』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「The Other self」です。
キセキの世代の帝光時代、まったり仲良しなシーンが一瞬観られるOP。高校に上がってからはバラバラになってしまった事を思うと、切なくもなりますね。
ゾーンに入った青峰・火神のパワフルな対決や、赤司ファンにはたまらない「天帝の眼」もちらっと描かれています!
疾走感のあるリズムとパワフルな歌声が魅力的な、第二期最初の主題歌。イグナイトパス・廻が登場する回まで使用されました。
第39Q - 第50Q(第2期)
第39Q『ムダな努力だ』から、第50Q『勝つ!』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「変幻自在のマジカルスター」です。
朝日をバックにシュート練をする黒子と、爽やかな歌声で始まる曲が魅力的なOP。
THE・少年スポーツアニメという雰囲気のロックが、なんとなくエモさもあって良き♪な楽曲です。
カラーも明るく前向きな気持ちになれる映像ですが、途中の氷室vs火神のカットには「二人どうなっちゃうの?」とちょっとドキドキしました!
多分キセキの世代で一番個性的な紫原の、少年らしい一面が観られる「誠凛vs陽泉戦」の最終話まで使用されています。
第51Q - 第62Q(第3期)
第51Q『全力でやってるだけなんで』から、第62Q『最高の選手です』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「Punky Funky Love」です。
誠凛の面々、キセキの世代が華麗な技を次々と繰り出す、躍動感の溢れる第三期のOP。
使用されている曲もスピード感のあるキャッチーなメロディで、ワクワク感を煽られます♪
51話からの海常vs福田総合学園では、黒バスきっての悪役キャラ・灰崎が登場!62話では、誠凛vs海常の試合終了まで描かれました。
灰崎の「技術を次々に奪う能力」を、黄瀬の「完全無欠の模倣」で制すという、もはや何が何だかわからないスピード展開。
でも、灰崎のサイコパスっぷりにはかなりゾワっとしました。(一番ゾワっとするのは赤司…)
第63Q - 第66Q(第3期)
第63Q『青い空の日』から、第66Q『勝利ってなんですか?』までのオープニングで流れた曲は、小野賢章の「Punky Funky Love」です。
小野賢章は、本作主人公も黒子テツヤの声を務めている声優。ハリー・ポッターの吹き替えなども担当しています。
黒子が帝光時代に何があったかを語る、帝光回想編。切ない最後を迎えた帝光の過去が、ついに全て明かされます。
まだ幼い表情で、スレていないキセキの世代達が揃うOPにまたしてもファン歓喜!
歌声も爽やかでとても良き…。たった3話分でしか使用されていないレア曲ですが、まさに青春の香りがして耳に残ります♪
第67Q - 第75Q(第3期)
第67Q『決勝戦試合開始!!』から、第75Q『何度でも』までのオープニングで流れた曲は、GRANRODEOの「メモリーズ」です。
最終シーズンのOP冒頭のメインを飾るのは、誠凛の主将である日向。今までのハイライトをバックにした彼を観て、ここでもう泣きそうになった筆者。笑
だってそうですよ、経験しましたがやっぱり主将ってのは大変なんです。そんな彼を最終回のメインにしたのは当然の事だと思いました。
対する洛山の面々も一人一人紹介されており、もうOPでお腹いっぱいになりそう!
今作ほぼ全てのOPを担当したGRANRODEO、最後も最高にアガるロックで仕上げていました♪
『黒子のバスケ』』で流れる曲(エンディング)
第1Q - 第13Q(第1期)
第1Q『黒子はボクです』から、第13Q『信じてました』までのエンディングで流れた曲は、ヒャダインの「Start it right away」です。
ヒャダイン(前山田 健一)は、日本の男性ミュージシャン、音楽プロデューサー、作詞・作曲・編曲家。
ゲーム感の強いOPと比べ、誠凛高校のチーム色が濃いデザインとなったED映像。
こちらもキャッチーなメロディかつ応援ソングのような歌詞で、黒子たちを鼓舞している雰囲気となっています♪
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第14Q - 第25Q(第1期)
第14Q『そっくりだね』から、第25Q『オレとおまえのバスケ』までのエンディングで流れた曲は、OLDCODEXの「カタルリズム」です。
OLDCODEXは、声優の鈴木達央がアーティストとして活動するため始動したバンド。
コミカルな描写が一切無く、シリアスなイラストが多いED。(緑間くんのネイルケアシーンはちょっと笑いどころかも?笑)
冒頭の、表情が見えずユニフォームのナンバーだけ見える演出、素敵過ぎる…!
人気声優(だった?)鈴木達央さんがソウルフルに歌い上げていて、クールな印象の楽曲です。
第26Q - 第38Q(第2期)
第26Q『こんな所で会うとはな』から、第38Q『今度はもう絶対に』までのエンディングで流れた曲は、OLDCODEXの「WALK」です。
誠凛高校vs○○という構図がハッキリと描かれている、コミカルなカットも少々入ったED。
キャッチーなメロディとアガるロックが気分爽快!ヘドバンや手拍子などが使用されており、カラオケで盛り上がる事必至な楽曲です。
火神の兄貴分である氷室とナゾに包まれていた紫原の登場で、物語が盛り上がって行く!
この氷室と火神の過去と現在が描かれるストーリーは、運動している者なら氷室の気持ちがとても理解出来ますし、個人的に切なくてアツくて大好きです。
第39Q - 第50Q(第2期)
第39Q『ムダな努力だ』から、第50Q『勝つ!』までのエンディングで流れた曲は、小野賢章の「FANTASTIC TUNE」です。
曲の最後の集合シーンでは誠凛がアウェーのユニフォームを着ていて、哀愁のあるロックが絶妙にマッチ!
青峰の不敵な笑みから始まるEDは、対戦中の海常と、これから対戦する陽泉にフィーチャーしています。
初戦から激しい戦いで、ウィンターカップの厳しさが伺えますね!手に汗握るシーンの連続でした。
バスケをしている身からすると、多分青峰が一番リアルというか、ここまで出来る人はプロにいます。(ぶん投げるのはやらないだろうけど)
第51Q - 第62Q(第3期)
第51Q『全力でやってるだけなんで』から、第62Q『最高の選手です』までのエンディングで流れた曲は、Fo'xTailsの「GLITTER DAYS」です。
Fo'xTailsは、日本の4人組ロックバンド。5年ほどで解散してしまいましたが、訴えかけるようなメロディアスな楽曲が印象に残りました。
第三期最初のEDは、キャラクター達のオフショットがたんまりと描かれておりファン歓喜の内容となっています。
(特に赤司のバイオリン姿にはヨダレしか出ない)
OPで流れたとしても違和感の無い、疾走感あり&耳馴染みの良いメロディがとっても爽やか〜♪
熱戦を繰り広げたあとのクールダウンにも最適!ドライブ中にも聴きたくなる楽曲です。
第63Q - 第66Q(第3期)
第63Q『青い空の日』から、第66Q『勝利ってなんですか?』までのエンディングで流れた曲は、SCREEN modeの「アンビバレンス」です。
SCREEN modeは、日本の音楽ユニット。様々なアニメの主題歌を手掛けており、2022年では「ウルトラマンデッカー」のOP曲も担当。
筆者がこの漫画天才だなと思ったのは、この回想編です。伏線回収というか、「キセキの世代」現状の関係性全てが納得の行く過去でした。
特に赤司が変わってしまった理由などは秀逸。驚きもリアルさもあって、最高に深く練られたストーリーには脱帽です!!
切ない帝光回想編のEDで流れるのは、今作初のロックバラード。黒子の心情をよく表していますね。
第67Q - 第75Q(第3期)
第67Q『決勝戦試合開始!!』から、第75Q『何度でも』までのエンディングで流れた曲は、OLDCODEXの「Lantana」です。
ついに決着の時!最後の最後に原点に戻り「僕は影だ」とチームを勝利に導いた黒子。もう拍手しかありません!
今作はどのキャラクターも立っていて、過去が丁寧に描かれていて、本当に誰を推しにしたら良いか悩みすぎる素晴らしい作品でした。
たくさん出て来るそれぞれのオフショットにもほっこり♪ 最終話までのEDは哀愁のあるロックでした。
また、ラストのシュートシーンでは、第一期最初のOPで使用された「Can Do」が流れますよ!最高に盛り上がりました。
『黒子のバスケ』で流れる曲(映画)
ウインターカップ総集編(オープニング)
ウインターカップ総集編のオープニングは、OLDCODEXの「The Experience」です。(SPECIAL TIP-OFF ACTテーマ曲)
映画のOP、キャラクター達がストリートバスケをしているシーンで使用されているのがこの楽曲。
ハードコア・ロックに乗せたキャラ達の動きが超クール!!ドリブルをしているカットは、三部作全て登場キャラが違うので全部観て頂きたい。
主題歌「Scribble, and Beyond」のカップリング曲として収録されている人気の歌です♪
このOPの雰囲気に近い「フリースタイルバスケ」が観られる大会もあるので、ぜひ検索してみてください!!
フリースタイルバスケはこんな感じです↓
ウインターカップ総集編(主題歌・エンドロール)
ウインターカップ総集編の主題歌・エンドロールで流れる曲は、OLDCODEXの「Scribble, and Beyond」です。
アニメのウィンターカップあたりをまるっと三本の映画にまとめてしまったのが、この「黒子のバスケ ウインターカップ総集編」です。
本編を観ていなくとも楽しめる、内容の濃いいいとこ取りの三本仕立てとなっていますよ!(でもやっぱり本編でじっくりと味わうのがオススメ♪)
こちらの主題歌はエンドロールで使用されており、今までよりもかなりハードロックな楽曲。
熱いウィンターカップをさらに盛り上げてくれますよ!
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(挿入歌)
劇場版 黒子のバスケ LAST GAMEの挿入歌は、小野賢章の「Against The Wind」です。
爽やかで耳馴染みの良いロック。甘い歌声がやっぱりイイ…♪
ゾーンに入った青峰と火神が相手をおさえ、赤司を起点に黒子がシュートを打つシーンあたりまで流れます。
よく聴くと、歌詞にはチーム名「VORPAL SWORD」が入っているんですよね!
チームが一丸となって攻めて行く場面で盛り上げてくれる楽曲ですが、このあともまたナッシュの反撃が始まります。
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(主題歌・エンドロール)
劇場版 黒子のバスケ LAST GAMEの主題歌・エンドロールで流れる曲は、GRANRODEOの「Glorious days」です。
映画ほぼ全てが試合シーンという、激アツで疲れる映画を締めくくるのはキャッチーなロック。
さすがGRANRODEO、黒子の世界観にピッタリな楽曲を作り上げました!
歌詞には、アニメ版のOP「Can Do」や「変幻自在マジカルスター」という言葉が出て来るのでファン歓喜♪
最後にはオマケ映像もあるので、エンドロールをまるっと楽しんでくださいね。