『週刊少年ジャンプ』に1990年12月3日〜1994年7月25日まで掲載されていた漫画を原作とし、1992年から1995年まで放送されていたアニメ『幽☆遊☆白書』。
主人公の浦飯幽助とその仲間達が、霊界探偵として活動する物語。第39回小学館漫画賞受賞作品。
作者は、『HUNTER×HUNTER』なども手掛ける冨樫義博先生。
この記事では、アニメ『幽☆遊☆白書』で流れる歴代主題歌・OP・ED・映画主題歌8曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『幽☆遊☆白書』オープニング
第1話〜第112話
1992年10月10日放送の第1話『死んだらオドロいた』から、1995年1月7日放送の第112話『フォーエバー!幽遊白書』まで、本作全てのオープニングで流れた曲は、馬渡松子の「微笑みの爆弾」です。
馬渡松子さんは日本の歌手。2023年現在は歌手としてではなく、別名義で絵画やデジタルのインスト楽曲提供、ピアニストなど多岐に渡り活躍しています。
幽白といえばこの曲を思い出す方も多いのでは?
OP映像は第67話で一新。第95話でも一部変更されました。
「メチャメチャ 苦しい壁だって ふいになぜか ぶち壊す 勇気とPOWER 湧いてくるのは♪」などのサビは、何年経っても覚えていて歌える名曲です♪
最終回ではEDでも使用されました!
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『幽☆遊☆白書』エンディング
第1話〜第29話
1992年10月10日放送の第1話『死んだらオドロいた』から、1993年5月8日放送の第29話『血の花を咲かす蔵馬!』までのエンディングで流れた曲は、馬渡松子の「ホームワークが終わらない」です。
馬渡松子さんの伸びやかな声が魅力的な、難しい音程の楽曲。蔵馬vs呂屠の対決回まで使用されています。
この回、呂屠を倒したあとの「皮肉だね…悪党の血のほうが、綺麗な花が咲く」は名言!
蔵馬様の美しい戦い方に惚れ惚れするけれど、その美しいお顔に傷が付いてしまう、蔵馬ファン阿鼻叫喚の傑作回です♪
第30話〜第59話
1993年5月15日放送の第30話『未完の奥義・炎殺黒龍波』から、1993年12月4日放送の第59話『戸愚呂兄の無気味な影』までのエンディングで流れた曲は、馬渡松子の「さよならbyebye」です。
1993年7月10日に公開された映画『幽☆遊☆白書』でも使用されました。
第59話では、幽白きっての人気キャラ・戸愚呂兄弟の兄が登場!桑原のコメディシーンと兄の不気味な雰囲気がミスマッチ。
幻海が殺された事を知った桑原が覚醒するも、兄は再生するので勝つ事が出来す、桑原が窮地に立たされる回まで使用されました。
悪夢のようなキャラ・戸愚呂兄ですが、Netflixで公開される実写版では、俳優の滝藤賢一さんが演じますよ♪
第60話〜第83話
1993年12月11日放送の第60話『怒り爆発!桑原の反撃』から、1994年6月4日放送の第83話『残された手段!蔵馬の決断』までのエンディングで流れた曲は、高橋ひろの「アンバランスなKiss」です。
高橋ひろさんは、日本のシンガーソングライター・作曲家。心地よく流れる、哀愁のあるメサビがイイ!筆者が1番好きな幽白ソングです♪
この曲は第83話、仙水に利用された天沼くんと蔵馬の対決を描いた、本作きっての胸糞エピソードまで使用されました。
蔵馬の怒りに満ちた表情には、観ているこちらもやりきれない気持ちにさせられます!!
第84話〜第102話
1994年6月11日放送の第84話『蔵馬の怒り!正体は誰だ?!』から、1994年10月22日放送の第102話『妖狐変化!忍び寄る殺意』までのエンディングで流れた曲は、高橋ひろの「陽がまた輝くとき」です。
平成らしい、エモいメロディが心に来る楽曲。高橋さんの優しい歌声の魅力が、最大限に活かされている曲だと思います!
こちらも、黄泉の軍事参謀になった蔵馬回まで使用。クールで好戦的な妖狐蔵馬のお姿も麗しい…。
義理の弟の話も出て来たりして、蔵馬ファンとしては何度も観たくなるストーリーです♪
第103話〜第111話
1994年10月29日放送の第103話『父の遺言・遠い日の想い』から、1994年12月24日放送の第111話『決着!激闘の果てに』までのエンディングで流れた曲は、馬渡松子の「デイドリーム ジェネレーション」です。
クライマックスへ向かうEDだからか、とても爽やかなメロディとリズムの曲。
幽助と黄泉との戦いに決着がつく、最終話ひとつ前の回まで使用されています。
第111話は原作よりもサッパリと描かれていますが、アニメ版は前編通してバトルシーンが多く、手に汗握って毎週楽しみにしていました!
最終話では、海をバックにした甘酸っぱい映像と共に、「微笑みの爆弾」の2番まで聴く事が出来ますよ♪
『幽☆遊☆白書』で流れる曲(挿入曲)
第112話・蔵馬と桑原が喫茶店で話しているシーン
1995年1月7日放送の第112話『フォーエバー!幽遊白書』で流れた挿入曲は、雪村螢子(天野由梨)の「YELL」です。
※公式の音源は見当たりませんでした。
112話、蔵馬と桑原が喫茶店で話しているシーン、店内で流れているBGMの曲です。
本作のヒロインで、幽助の幼馴染・螢子の声優である天野由梨さんが歌っているキャラソン。
優しく包み込まれるような、愛を感じるバラード。幽助への想いが込められている歌詞がイイ♪
残念ながらCD等も廃盤になっているので、ぜひ配信していただきたい!!
映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の主題歌
映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の主題歌は、Personzの「sayonaraは言わない」です。
Personzは、日本のロックバンド。数々のCMソングやテレビのテーマ曲など、多くの楽曲が映像作品に起用されています。
1994年4月9日に公開された映画版。
オリジナルキャラクターデザインは全て富樫先生が出がけており、原作とは違った「冥界」を舞台にしています。
いつもの4人に加え、螢子や雪菜、幻海などの人気キャラも登場していますよ!