2020年3月27日公開の映画『サーホー』。
2015年の映画『バーフバリ』で一躍有名になった俳優・プラバースが再び主演を務める、インドのアクションサスペンス映画。
架空の犯罪都市「ワージー」を牛耳る巨大犯罪組織「ロイ・グループ」の首領が暗殺され、激しい後継者争いが勃発。
アクションだけではなく、インド・ムンバイの警察(アムリタ)との駆け引きや恋愛なども、とても細かく丁寧に描かれています。
※ストーリーは予想外の展開が多いのですが、この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
この記事では、映画『サーホー』で流れる音楽5曲をご紹介します。
『サーホー』で流れる曲とは?
アショークとアムリタが、ナイトクラブに潜入捜査するシーン
アニルッド、ドヴァーニー・バヌシャーリー、タニシュク・バグチ - Psycho Saiyaan
アショークとアムリタが、ナイトクラブに潜入捜査するシーンで流れた曲は、アニルッド 他の『Psycho Saiyaan(狂気の恋人)』です。
アショークに反発し、驚くほどセクシーにキメて来たアムリタ。二人の挑発合戦が、周りの男女を巻き込んだダンスバトルへと繋がって行くシーン。
最初からシリアスなストーリーで登場人物も多く、気が抜けなくてちょっと疲れていたところに、インド映画の醍醐味であるミュージカルシーンが流れます。
二人が圧巻のセクシーダンスを魅せ、80年代を彷彿とさせるギラギラな衣装や、ド派手で壮大な映像に釘付けになりました♪(それはそれで疲れる…)
筆者は『バーフバリ』の「むちむちマッチョなプラバース」にノックアウトされましたが、本作のキリっと絞った「ザ・王道イケメンプラバース」もステキですよ!!
アショークとアムリタが惹かれ合うシーン
ハリチャラン、トゥルシー・クマール- Ye Chota Nuvvunnah
アショークとアムリタが惹かれ合うシーンで流れた曲は、ハリチャラン、トゥルシー・クマールの『Ye Chota Nuvvunnah(君がどこにいても)』です。
アムリタがアショークに幼い頃の辛い想い出を打ち明け、二人は強く惹かれ合い、ほぼプロポーズ?のような形になるシーン。
普通のラブシーンなのですが、ここでまたしてもMV風のミュージカル映像が流れます。
壮大な景色を背景に、ちょっぴりダサいダンスを踊るプラバース様!イケイケの成金みたいな衣装が、バブリーでイイ♪
アムリタ役のシュラッダー・カプールは、恋する女性の熱い想いを見事に表現していますよ!
歌が終わった途端に、突然プロボーズさながらアムリタからの指輪が用意されていて、このスピード感に驚きました。笑
サーホーが、派手なパーティをしているシーン
サーホーが、派手なパーティをしているシーンで流れた曲は、バードシャー、ニーティ・モハンの『Bad Boy』です。
ま・さ・か・の!アムリタが恋をした捜査官アショークが、連続窃盗事件の犯人「サーホー」であったという展開に。
映画開始約90分にして「SAAHO」タイトルがバーンと出てくるとは…。斬新な手法に驚くと同時に、まだまだこれからなのか…と疲労感を覚えました。笑
そして、そんなサーホーがどんな男なのかを表した楽曲「Bad Boy」が流れます。
大金・美女・戦車などをはべらせ、チャラいにも程があるサーホー。
でももうアムリタ同様、私もアナタの虜になっちゃいましたよ…。まさにバッドボーイ!!
サーホーとアムリタが対峙するシーン
サーホーとアムリタが対峙するシーンで流れた曲は、ギブランの『The Romantic Gunfight 』です。
ギブランは本作の音楽を手がけている作曲家で、歌い手の女性の情報は見当たりませんでした;
まんまと騙した女性・アムリタが登場し、焦ってたじろぐ令和のチャラ男・サーホー。
結局は協力し合い、マフィアの攻撃から脱出します。しかしそんなアムリタにも思惑が…!
最初からもうずっと騙し合いで、ド派手なアクションも見どころいっぱい、こちらのお腹もいっぱいになって来ました。
ここでは、揺れ動く二人の男女の心情を歌った、哀愁のある楽曲が流れます。
サーホーとアムリタの絆が深まって行くシーン
サーホーとアムリタの絆が深まって行くシーンで流れた曲は、シュウェタ・モハン 他の『Baby Won't You Tell Me』です。
逆にサーホーを陥れ潜入捜査をするアムリタが、彼への想いを断ち切れず、徐々にアショークへの連絡をしなくなって行くシーン。
潜入捜査である事を忘れサーホーと暮らす幸せな日常と共に、揺れ動く彼女の胸中が丁寧に描かれています。
歌の終盤、フラミンゴの群れの中での二人は狂おしいほどのに愛に満ちていて、映像の美しさとしっとりとしたバラードにも酔いしれてしまいました!
どんでん返しのどんでん返し、ネタバレ絶対厳禁のストーリー。長い時間白熱するので、心身ともに余裕のある時に観てくださいね♪
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