2024年5月8日にオーストラリア出身の歌手、Sia(シーア)が8年ぶりとなるソロ・ポップアルバム『Reasonable Woman』をリリース。
日本国内版CDも発売され、「Did Me A Favor」というボーナストラックが含まれている。
また、Amazonでは限定先着順で24cm×24cmのメガジャケットが付属。
今作『Reasonable Woman』は数多くのアーティストがコラボしていることも特徴的。シーアとコラボしたアーティストについて解説していく。
Sia(シーア)新アルバム『Reasonable Woman』リリース!
国内盤のリリースは2024年5月8日で、デジタル配信は5月3日となっている。
全16曲の楽曲タイトルは発表されており、2021年以来約2年ぶりとなる新曲『Gimme Love』、カイリー・ミノーグとコラボした『Dance Alone』はすでに公開済みだ。
Sia - Gimme Love
Sia and Kylie Minogue - Dance Alone
『Reasonable Woman』の収録曲は以下の通り。
- Little Wing
- Immortal Queen (feat. ChakaKhan)
- Dance Alone (Sia and KylieMinogue)
- I Had A Heart
- Gimme Love
- Nowhere To Be
- Towards The Sun
- Incredible (feat. Labrinth)
- Champion (feat. Tierra Whack,Kaliii, Jimmy Jolliff)
- I Forgive You
- Wanna Be Known
- One Night
- Fame Won't Love You (feat.Paris Hilton)
- Go On
- Rock and Balloon
- Did Me A Favor(国内盤CDボーナストラック)
カイリー・ミノーグをはじめ、チャカ・カーン、パリス・ヒルトン、ティエラ・ワック、ラブリンス、カリー、ジミー・ジョリフなどがゲスト・ボーカリストとして参加している。
これまでのシーアとのコラボ実績や各アーティストの人気曲を解説していく。
KylieMinogue(カイリー・ミノーグ)
シーアとカイリー・ミノーグがボーカルコラボで楽曲をリリースするのは今作『Dance Alone』が初。
Sia and Kylie Minogue - Dance Alone
1968年5月28日に生まれ、シーアと同じオーストラリア出身のシンガーソングライターで女優のカイリー・ミノーグ。
37年間、エピソード数は8903エピソードまで続いたオーストラリアのテレビドラマ「ネイバーズ(Neighbours)」に出演し、その後に歌手として活動もしている。
オーストラリアの女性アーティストとして最も多くのレコードを売り上げた人物であり、世界中で8000万枚以上のレコードを販売。
人気曲には、『Can't Get You Out Of My Head』があり、Youtubeでは4億再生を超えている。
Kylie Minogue - Can't Get You Out Of My Head
ChakaKhan(チャカ・カーン)
『Immortal Queen』でシーアとコラボしているのは、1953年3月23日生まれ、アメリカのシンガーソングライターのChakaKhan(チャカ・カーン)。
「ファンクの女王」とも言われており、グラミー賞は10回受賞。R&B、ファンク、ソウル、ジャズ、ディスコ、ポップなど幅広いジャンルに影響を与えるアーティストだ。
Chaka Khan - Like Sugar
『Like Sugar』は、DJグループのMajor Lazer(メジャー・レイザー)に当時所属していたイギリスのDJ Switch(スイッチ)とコラボした楽曲。
彼女のYoutubeで最も再生回数を記録している人気曲である。
シーアとのコラボでどんな化学反応が発生しているのか楽しみでならない。
Paris Hilton(パリス・ヒルトン)
一度は名前を聞いたことがあるかもしれない、『Fame Won't Love You』でシーアとコラボしたParis Hilton(パリス・ヒルトン)。
1981年2月17日アメリカ出身、歌手やインフルエンサー、DJ、デザイナー、レコーディングアーティスト、慈善家、女優、モデルなどとして活動している。
ヒルトンホテルの創設者であるコンラッド・ヒルトンの曾孫(孫の子供)としても有名。
人気曲には、「Nothing In This World」や「Good Time (Explicit) ft. Lil Wayne」があり、ポップからEDMまで幅が広いためシーアとのコラボはどんなテイストになっているのか楽しみだ。
Paris Hilton - Good Time (Explicit) ft. Lil Wayne
Tierra Whack(ティエラ・ワック)
1995年8月15日アメリカ出身のラッパー、Tierra Whack(ティエラ・ワック)は「Champion」でシーアとコラボ。
アルバム『Whack World』は、全15曲がすべて1分程度という短い楽曲でありながら、ヒップホップやR&B、ポップ、カントリーなど様々なジャンルの楽曲を盛り込んだこれまでにない表現のアルバムとなっており話題になった。
以下Youtube動画は『Whack World』のすべてが1本で視聴できる。
Tierra Whack - Whack World
Labrinth(ラブリンス)
イギリス出身、ミュージシャンや歌手、ラッパー、ソングライター、レコードプロデューサーとして活躍するラビリンス。
エド・シーランやカニエ・ウェスト、ビヨンセ、ザ・ウィークエンドなどのアーティストの楽曲にクレジットされており、2018年にはシーアとディプロと結成した「LSD」のメンバーとしても活躍している。
今アルバムに収録されている『Incredible』のゲストボーカルとして参加し、過去にもシーアとコラボしていることから最も楽しみな新曲だ。
LSD - Thunderclouds (Official Video) ft. Sia, Diplo, Labrinth
Kaliii(カリー)
2000年7月29日に生まれ、アメリカのラッパーKaliii(カリー)。
2020年11月にTikTokで「Do a Bitch」が人気を集め、翌年にデビューミックステープ「This Why They Mad Now」をリリース。
また、2023年7月には、K-popグループFifty Fiftyとコラボした「Barbie Dreams」は、映画『バービー』のサントラに収録されている今とっても注目度の高いアーティストだ。
Kaliii - Do A Bitch
FIFTY FIFTY - Barbie Dreams (feat. Kaliii)
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今作でコラボするシーアとの楽曲『Champion』には、カリーとティエラ・ワックの女性ラッパーが二人がいるため、シーアとどんな楽曲が生まれたのか早く聞きたいところだ。
Jimmy Jolliff(ジミー・ジョリフ)
シーアが監督、脚本を担当した映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』にウェディングDJとして出演しており、今作のアルバムに終了されている『Champion』以外にもシーアとの関わりがある。
しかし、ジミー・ジョリフについて際立った情報が見つからなかったため、アルバム『Reasonable Woman』のリリースを待ちたい。