2023年8月11日公開の映画『バービー』。
バービーランド―は、すべてが完璧&毎日がハッピーな世界。そこから飛び出すバービーのストーリーが描かれますよ。監督はグレタ・ガーウィグ。出演はマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、シム・リウです。
この記事では、映画『バービー』で流れた音楽12曲をご紹介します。※登場人物やストーリーのネタバレがあります
『バービー』で流れた曲とは?
予告(特報)
The Beach Boys - Fun Fun Fun
予告(特報)で流れた曲は、The Beach Boysの『Fun Fun Fun』です。
軽快なギター音と共に男性シンガーの歌が流れる中、マーゴット・ロビー演じるバービーが人間の世界へ!?
みんなが楽しそうに暮らすバービーランドから飛び出て、何が待っているのかワクワクさせられますね。バービーとケンたちが暮らすバービーランドの様子も気になります。
「ザ・ビーチ・ボーイズ」は、1961年に結成されたアメリカのロックバンドで、『I Get Around』、『Good Vibrations』などが有名な曲です。
ちなみに、アメリカで「バービードール」が発売されたのは1959年ですよ。
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US版本予告
Dua Lipa - Dance The Night
US版本予告で流れた曲は、Dua Lipa の『Dance The Night』です。
バービーが踊っている予告が楽しそう!女性シンガーがのびのび歌うのが印象的で、登場人物であるバービーたちのダンスは見惚れてしまいますね。
映画でも予告動画と同じように序盤のダンスシーンで歌が流れますよ。
デュア・リパは、1995年生まれのイギリスの女性シンガーで、『New Rules』、『 IDGAF』などが有名な曲です。
デュア・リパを聴く方法
予告(ただのケンver.)
Ryan Gosling - I'm Just Ken
ケンを演じるライアン・ゴズリングが「僕はただのケン」と悲しそうに歌うのが印象的な予告!彼が出演する映画『ラ・ラ・ランド』の時の美声を思い出させてくれますね。
上記の動画は本編のシーンを繋げており、歌はラストにかけて使われますよ。ケンがビーチで最後の戦いを始めるのですが…演出の方に気を取られてしまう可能性が高いので、歌は動画などで予習しておいてくださいね。
バービーが目覚めてみんなに挨拶するシーン
Lizzo - Pink
バービーが目覚めてみんなに挨拶するシーンで流れた曲は、Lizzoの『Pink』です。
バービーランドにはたくさんのバービーたちが暮らし、マーゴット・ロビーが演じるブロンドの髪をしたバービーもその一人でした。
彼女が朝、ベッドから目覚める際にポップで明るい曲が流れ、女性シンガーの雰囲気とバービーランドの様子がピッタリだと思いましたね。
バービーの朝の様子を見送りつつ、「PINK」のつづりに合わせた歌詞が流れていくのが楽しそうです。 この後、また別バージョンの曲も流れるのもポイントですよ。
ケンがバービーを家まで見送るシーン
Khalid - Silver Platter
ケンがバービーを家まで見送るシーンで流れた曲は、Khalidの『Silver Platter』です。
ライアン・ゴズリング演じるケンは、バービーにメロメロ。彼女を家まで見送りつつ、夜も一緒にいたいと言いますが…ロマンチックな男性シンガーの歌と共に、良いムードになりましたね。
とは言っても、ケンは彼女にキスはできず終い。バービーはガールズナイトが始まると言って、他のバービーたちと夜を楽しむのでした。 ケンを応援したくなる気もしますが、もう少し見守りましょう。
ヘンテコバービーが過去を語るシーン
GAYLE - butterflies
ヘンテコバービーが過去を語るシーンで流れた曲は、GAYLEの『butterflies』です。
ヘンテコバービーと呼ばれる彼女は壮絶な人形時代を経ていましたね。女の子に物凄い扱いを受ける際に、アップテンポでクレイジーな雰囲気を感じさせる曲が流れました。
女性シンガーのノリノリな歌と共に、女の子がバービー人形に落書きをしたり、髪を火であぶったり…蹴飛ばしておもちゃ箱にシュートするのも踏まえて壮絶だなと思いました。ヘンテコバービーの身なりなどが、人形時代の影響を受けているとわかって納得です。
バービーたちがリアルワールドへ向かうシーン
Tame Impala - Journey To The Real World
バービーたちがリアルワールドへ向かうシーンで流れた曲は、Tame Impalaの『Journey To The Real World』です。
バービーランドからリアルワールドへ向かうバービーとケン!車から宇宙船、自転車、キャンピングカー、スノーモービルなどなど、移り変わるように移動シーンが続いていく際に曲が流れます。
最初は穏やかでレトロな雰囲気なBGMで、女性シンガーのゆったりとした歌が加わっていくのが特徴ですね。リアルワールドに到着するまでのひと時を感じさせました。
バービーとケンが服を盗んだりするシーン
Ava Max - Choose Your Fighter
バービーとケンが服を盗んだりするシーンで流れた曲は、Ava Maxの『Choose Your Fighter』です。
リアルワールドに到着したバービーとケン!黄色いローラーブレードと派手な服を着た2人は注目の的でしたね。
男たちはバービーにいやらしい対応をし、バービーは思わずグーパンをするという流れは笑ってしまいます。警察のお世話になって出てきた2人ですが、服を盗んだことでまた警察へ…そうした一連の騒動の際に力強い女性シンガーの曲が流れたのが印象的ですね。
バービーがマテル社から逃げるシーン
Charli XCX - Speed Drive
バービーがマテル社から逃げるシーンで流れた曲は、Charli XCXの『Speed Drive』です。
バービーはマテル社に呼ばれて、CEOの男性に会うことができましたね。彼は重役たちと共に高層階でバービーを迎えますが…バービー人形用の大きな箱に彼女も入って欲しいと言うのです。
バービーは始めは受け入れようとしつつ、トイレに行くフリをして逃走!下の階でCEOたちと追いかけっこをし、ビルから逃げる際に曲が流れます。ノリの良い曲と女性シンガーのアップテンポな歌はドタバタ劇にピッタリだなと思いました。
ケンたちがバービーランドを仕切ろうとしているシーン
Sam Smith - Man I Am
ケンたちがバービーランドを仕切ろうとしているシーンで流れた曲は、Sam Smithの『Man I Am』です。
バービーランドに戻ったバービーですが、ケンが自分の国にしようと一致団結しているとは驚きですね。リアルワールドで男性社会のことを知ったケン…ビーチやそれぞれの家で楽しむケンたちが映し出されるシーンで、男性シンガーのクールな歌が流れます。
女性の歌が多い中、貴重なワンシーンですね。 カッコいい歌が流れつつ、バービーはケンの行動にショックを受けるのがやるせないです。
ケンがギターを弾きつつ歌うシーン
Matchbox Twenty/Ryan Gosling - Push
ケンがギターを弾きつつ歌うシーンで流れた曲は、Matchbox Twenty/Ryan Goslingの『Push』です。
ケンは順調に自分の王国を作り進める中、バービーは人形だった自分と遊んでいた女性・グロリアとその娘のサーシャと協力して作戦を練る!洗脳されていたバービーたちを取り戻しつつ、ケンには「付き合いたい」と言うことで上手く誘い出します。
ケンはバービーのためにギターを弾きつつ情熱的に歌い、ビーチには他のケンとバービーたちの姿が…みんな良い感じのカップルにも見えましたが、これがバービーの作戦だったのです。この後の展開にも要注目ですよ。
エンディング
Nicki Minaj & Ice Spice - Barbie World (with Aqua)
エンディングで流れた曲は、Nicki Minaj & Ice Spiceの『Barbie World (with Aqua)』です。
女性シンガーによるラップがカッコいい曲!流れるようなBGMと共に、エンディングはクールに締めくくる感じが良いですね。
バービーから女性の生き方を学んだ気がしつつ、彼女の冒険の終わり方も良かったなと改めて思ったエンディングでした。
バービー人形は丁寧に使いつつ、遊ぶようにしたいなとも思った本作。人形と人間の繋がりを感じさせましたね。
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