2009年制作の映画『ブライダル・ウォーズ』。
幼少期からずっと一緒に過ごしてきたリブとエマ。偶然同じ日にプラザホテルでの結婚式の予約が重なってしてしまいます。
ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイ共演のウェディング・コメディ映画です。
映画『ブライダル・ウォーズ』で流れた音楽7曲をご紹介します。
『ブライダル・ウォーズ』を観る方法
『ブライダル・ウォーズ』で流れた曲とは?
オープニング
Colbie Caillat - Somethin' Special
オープニングで流れた曲は、Colbie Caillat(コルビー・キャレイ)の『Somethin' Special』です。
Colbie Caillatはアメリカのシンガーソングライターです。代表曲の「Lucky」は、グラミー賞で最優秀ポップコラボレーション賞を受賞しました。
子どもの宝箱やコラージュグッズがビビットなカラーリングだったりキラキラしたグリッターシールだったりと、日本とアメリカのデザインカルチャーの違いが面白いオープニングですね。
アメリカ風のキラキラした文房具に憧れて、近所のインポートショップで見つけてはわずかなおこづかいで買っていましたが、毎度ペンのインクがカスカスなのです!
オープニングに出てくるクレヨンは滑りが悪いのか、思ったように塗りつぶしができず、結局サクラクレパスになった思い出があります。
Amazon Music Unlimited
結婚式ごっこをする幼い頃のリブとエマのシーン
Natalie Cole - This Will Be(An Everlasting Love)
結婚式ごっこをする幼い頃のリブとエマのシーンで流れた曲は、Natalie Cole(ナタリー・コール)の『This Will Be(An Everlasting Love)』です。
Natalie Coleはナット・キング・コールの娘で、『This Will Be(An Everlasting Love)』でグラミー賞を受賞したシンガーソングライターです。
屋根裏部屋を改装して、理想の結婚式を作る幼い頃のリブとエマ。こっそり覗きに来たエマの父親は微笑ましく見守ります。
大人の女性へと成長したリブとエマは、同級生の披露宴に参加しながら手厳しい結婚式のジャッジメントをします。
結婚式に夢見る二人は、ブーケ・トスも全力で挑みます。ブーケ・トスは誰も取りにいかないときが一番気まずいです。
リブがエマの通うスプレータンニング・サロンで小細工するシーン
Duffy - Rain On Your Parade
リブがエマの通うスプレータンニング・サロンで小細工するシーンで小細工するシーンで流れた曲は、Duffy(ダフィー)の『Rain On Your Parade』です。
イギリスのシンガーソングライターで、『Rain On Your Parade』は2008年のアルバム「ロックフェリー」に収録されています。
結婚式を目前に控えた花嫁は、エステにネイル、ヘアサロンにと大忙しです。エマはウェディングドレスを華やかに、より健康的に見えるようにスプレータンニングのサロンへ通います。
エマのチョコレート作戦に気づいたリブは、仕返しにエマのスプレーカラーをこっそりと変えてしまいます。
夢の結婚式がもうすぐ目の前に!というところで、リブとエマはお互いに妨害してはやり返しの終わりなき戦いを繰り広げます。
そんな簡単に小細工できるのか?と突っ込みどころ満載ですが、容赦ないリブとエマに縮みあがります。
私が親友にやられたら、仕返しの前に発狂して対人恐怖症になってしまいそうです。
結婚式の戦いの中で大切なものを再発見するリブとエマのシーン
Duffy - I'm Scared
結婚式の戦いの中で大切なものを再発見するリブとエマのシーンで流れた曲は、Duffy(ダフィー)の『I'm Scared』です。
Duffyは第51回グラミー賞でベスト・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞しました。
熾烈な戦いをしていたリブとエマですが、次第に自分には何が必要で何が大切なのか気づきはじめます。
リブとエマはお互いに謝ろう歩み寄りますが、些細なことで妨害されてしまいます。
素直になろうとしているのに天が許さないのか、すれ違うリブとエマを応援したくなるシーンです。
リブとエマが式場に向かうシーン
Priscilla Ahn - Dream
リブとエマが式場に向かうシーンで流れた曲は、Priscilla Ahn(プリシラ・アーン)の『Dream』です。
Priscilla Ahnはアメリカのシンガーソングライターで、映画「思い出のマーニー」の主題歌「Fine On The Outside」を作詞・作曲しました。
最後まですれ違ってしまったリブとエマの二人。それぞれ夢のウェディングドレスに着替え、念願の結婚式本番を迎えます。
人生最良の日に親友と仲違いしたままなんて悲しいですね。
複雑な表情で遠くからお互いを見つめ合うリブとエマを見ているのがつらいシーンですが、この後の展開が面白おかしくて笑い転がりますよ。
披露宴でのダンスパーティーシーン
Blood Sweat & Tears - You've Made Me So Very Happy
披露宴でのダンスパーティーシーンで流れた曲は、Blood Sweat & Tears(ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ)の『You've Made Me So Very Happy』です。
『You've Made Me So Very Happy』は、1967年にブレンダ・ホロウェイがリリースした曲です。
アメリカのジャズロックバンドのBlood Sweat & Tearsが『You've Made Me So Very Happy』をカバーし、大ヒットしました。
なんだかんだ言って丸く収まったリブとエマは、披露宴のダンスパーティーで思い思いに楽しみます。
ネイサンはちょい役でしかでていませんが、好感度高し!爽やかなイケメンですね。
エマを長年思い続けたつらい片思い期間だったのかしら?と想像が膨らみます。
エンディング
Estelle - Pretty Please(Love Me)
エンディングで流れた曲は、Estelle(エステル)の『Pretty Please(Love Me)』です。
『Pretty Please(Love Me)』は2008年にリリースされました。代表曲「American Boy」でグラミー賞を受賞。
ドタバタ劇な結婚式から時が過ぎて、リブとエマはホテルのラウンジで再会します。
どうやらネイサンとリブはうまくいったようでホッとしました。報われた片思い!(私の空想です。)
リブとエマ二人揃ってハッピーなニュースでエンディングを迎えます。リブとエマの二人なら、また新たなライフステージでひと悶着が起きそうですね。
筆者の感想
女子同士のえげつない嫌がらせの数々や性格の悪さを少しマイルドに凝縮した映画が『ブライダル・ウォーズ』です。
結婚式というビッグイベントを前にしたら、何十年来の親友なんてどこへそこ。自分の理想通りに結婚式を行うためには、手段を選びません。
ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイのそれぞれの魅力がつまっているストーリーなので、悪質な嫌がらせも笑いに昇華できます。
エマとフレッチの喧嘩する内容は、リアリティがありつらいシーンでした。お互いにどこまで変化を受け入れられるのか、どれだけ本音で話せるのかが長続きのコツのような気がします。
友達・恋愛関係なく、同じ人とずっと一緒に過ごしていると衝突は起きるものです。ぶつかり合う度に大切な存在に気づいて、絆を深めたいものですね。
映画『ブライダル・ウォーズ』を観た後は、故郷の親友に無性に会いたくなります。