2023年7月15日公開の映画『ハイ・ヒート その女諜報員』。元KGBの女性シェフのアナが、開店間もない店をマフィアに襲撃され、夫レイを巻き込む騒動が繰り広げられます。
厨房と駐車場を舞台に、スパイならではの技と機転で敵を退ける痛快アクション作品。監督はザック・ゴールデン、主演はオルガ・キュリレンコです。
この記事では、映画『ハイ・ヒート その女諜報員』で流れた音楽のうち4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ハイ・ヒート その女諜報員』で流れた曲とは?
アナが厨房を仕切る映画の冒頭
Max DiCarlo - Jazz 3
アナが厨房を仕切る映画の冒頭で流れた曲は、Max DiCarloの『Jazz 3』です。
映画が始まると、レストラン「エトワール・ルージュ」の厨房のシーンで始まります。慌ただしく回る厨房を仕切るのはシェフのアナ。おしゃれな店内も映し出される中、フレンチの雰囲気にピッタリなジャズ風の曲が流れました。
明るめの“古き良きジャズ”調の曲は、トランペットなどの金管楽器が元気よく鳴り響いて軽快でしたね。アナとレイは夫婦で、共同経営者であるとわかる中、物語は進んでいきますよ。
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厨房に来た男2人をアナが倒すシーン
NATASHA - Kalinka
厨房に来た男2人をアナが倒すシーンで流れた曲は、NATASHAの『Kalinka』です。
店じまいをした夜にアナは料理の準備をしていましたが、物音に気付いて警戒。赤と青のジャージを着た男2人が厨房でガソリンを撒き、今にも火を付けようとするのを目撃しました。
アナは店の電気を落とし、暗い厨房で男二人をあっという間に倒します。その際に有名なロシア民謡「カリンカ」のカバー曲が流れました。明るくて勢いがあり、「カリンカ」というフレーズを繰り返しました。速めの曲で、サビは段々スピード感が増すのが定番です。
※上記の動画は原曲のピアノのみの演奏です
アナが厨房に来た男と戦うシーン
※現時点ではこの曲を動画/映像で確認できる公認のものは公開されていないようです(曲名はエンドロールで紹介されていました)
Kayleigh Goldsworthy & Joe Godino - Not Your Baby
アナが厨房に来た男と戦うシーンで流れた曲は、Kayleigh Goldsworthy & Joe Godinoの『Not Your Baby』です。
マッサージ師ともう一人の男が厨房に忍びこむと、すぐにアナが対応!銃を構えた男に対し、アナはすぐに無効化していきました。
男と揉み合う際にヴォーカルが前に出るロック寄りのポップな曲が流れます。ギターとドラムがはっきり鳴って、力強いのが印象的。ギターを激しく鳴らす主張の強さは、激しい攻防を思わせますね。
エンディング
Dirt Surfers - Dug U Out
エンディングで流れた曲は、Dirt Surfersの『Dug U Out』です。
アナは親友のミミと和解し、ミミもまた夫婦の仲を取り戻して良かったなと思えた映画のラスト。アナとレイが食事をするシーンで終わると、エンディングに移ります。
歪んだギターとタイトなドラムのガレージとパンク寄りの曲でした。スピード感と勢いがあってスカッとするタイプですね。男性ヴォーカルによる一直線に突き進むような歌もカッコ良かったです。