2005年3月5日公開の映画『ミーン・ガールズ』。
主演は「フォーチュン・クッキー」のリンジー・ローハン、「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスです。
転校生のケイディは、慣れない学校生活に戸惑う毎日。とあることをきっかけに、スクール・カースト上位のレジーナたちのグループの一員になります。
映画『ミーン・ガールズ』の挿入歌13曲をシーンごとにご紹介します。
👉 『フォーチュン・クッキー』で流れた音楽15曲をシーンごとに解説!
ミーン・ガールズ サウンドトラック
『ミーン・ガールズ』で流れた曲とは?
ケイディが初めて高校に行くシーン
Boomkat - Rip Her To Shreds
ケイディが初めて高校に行くシーンで流れた曲は、Boomkat(ブームキャット)の『Rip Her To Shreds』です。
転校したことはないのでケイディの心情に共感はできませんが、転職したての頃のランチタイムの気まずさはよくわかります。
すでに出来上がっている人間関係の中に、新しく入っていくのは何かの拷問かと思ってしまいます。
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ケイディが運動中のアーロンを見つめるシーン
Samantha Ronson - Built This Way
ケイディが運動中のアーロンを見つめるシーンで流れた曲は、Samantha Ronson(サマンサ・ロンソン)の『Built This Way』です。
ガールズムービーに引っ張りだこだった時代のリンジー・ローハンは、やっぱり可愛い。リンジー・ローハンの健康的な笑顔とハチャメチャ感が忘れられません。
ケイディたちがレジーナの家に到着するシーン
Kelis - Milkshake
ケイディたちがレジーナの家に到着するシーンで流れた曲は、Kelis(ケリス)の『Milkshake』です。
レジーナのお母さんへのあたりの強さに笑いが出てしまいます。お母さんのメンタルの強さも笑えます。
お母さん役のエイミー・ポーラーはコメディ映画の常連俳優で、2008年の「ベイビーママ」がおすすめです。
レジーナたちが自分の容姿の悪いところを言い合うシーン
Katy Rose - Overdrive
レジーナたちが自分の容姿の悪いところを言い合うシーンで流れた曲は、Katy Rose(ケイティ・ローズ)の『Overdrive』です。
現実世界でも女子のあるあるシーン!「太っている」「ブスだから」などと誰かが言い出したら大変面倒なことになります。暗黙の了解で会話を進めていかなければなりません。
ケイディがハロウィン・パーティーに行くシーン
Peaches - Operate
ケイディがハロウィン・パーティーに行くシーンで流れた曲は、Peaches(ピーチズ)の『Operate』です。
ケイディのようなパターンはハロウィンあるあるですね。ハロウィン・シーズンのパーティーでは、セクシーなキャットスーツやバニーが多かったです。
いかに非日常的でセクシーかが大事なのでしょう。でも10代でキャットスーツは親目線だとちょっぴり悲しい。
ケイディがレジーナへの復讐で小細工するシーン
Blondie - One Way Or Another
ケイディがレジーナへの復讐で小細工するシーンで流れた曲は、Blondie(ブロンディ)の『One Way Or Another』です。
些細な小細工では動じないレジーナ!レジーナの性格は最悪ですが、なぜか憎めない・憧れてしまう不思議。
ダミアンがクリスマスショーで歌うシーン
Christina Aguilera - Beautiful
ダミアンがクリスマスショーで歌うシーンで歌っている曲は、Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)の『Beautiful』です。
仲良しグループで1人だけ特別扱いを受けているのを目の当たりにすると、気になって気になって仕方がありません。グレッチェンのような感情は、10代の頃に何度も感じましたよ(つらい)。
数学クラブがクリスマス・ショーでラップするシーン
Kevin G Rap - The Mathlete Rap
数学クラブがクリスマス・ショーでラップするシーンで流れた曲は、Kevin G Rap(ケビン・ジー・ラップ)の『The Mathlete Rap』です。
何回観ても癖の強いラップシーンです。ケビンの個性的なキャラクターがよくわかりますね。
レジーナたちがジングルベル・ダンスをするシーン
Mean Girlsキャスト - Jingle Bell Rock
レジーナたちがジングルベル・ダンスをするシーンで流れた曲は、Mean Girlsキャストによる『Jingle Bell Rock』です。
『ミーン・ガールズ』の名場面シーン!色々な映画でモチーフにされている有名なシーンです。
BLACKPINKがライブで『Jingle Bell Rock』を踊っていて気を失いそうなくらい可愛かったです。
ケイディの家でパーティーするシーン
Joe Budden - Fire (Yes, Yes Y'all)
ケイディの家でパーティーするシーンで流れた曲は、Joe Budden(ジョー・バドゥン)の『Fire (Yes, Yes Y'all)』です。
さすがアメリカの学生っぽいシーン。身内で集まってちょっとパーティーと言われて、見知らぬ人が家いっぱいに集まるのがすごいですよね。日本では考えられない事象です。
レジーナたちがプロムの準備をするシーン
P!nk - God Is A DJ
レジーナたちがプロムの準備をするシーンで流れた曲は、P!nkの『God Is A DJ』です。
首が折れてもおしゃれ心を忘れないレジーナにあっぱれ!バスのジョークはアメリカ・コメディ映画の定番ネタですが、どの映画でも笑えるポイントがよくわかりません。
プロムで生徒たちが楽しんでいるシーン
N.O.R.E. - Put 'Em Up Feat. Pharrell
プロムで生徒たちが楽しんでいるシーンで流れた曲は、N.O.R.E. (ノリ)の『Put 'Em Up Feat. Pharrell』です。
プロム・キングとプロム・クィーンは、日本でいうミスター&ミセスでしょうか。私の学生時代によくありましたよ。
アメリカのスクール・カーストは過酷すぎて、私だったらそのままホームスクールに戻ってしまいそうです。
エンドロール
The Donnas - Dancing With Myself
エンドロールで流れた曲は、The Donnas(ザ・ドナス)の『Dancing With Myself』です。
『ミーン・ガールズ』は私の中で名作のガールズムービーです!
ル・ポールのショーでは、レジーナたちのようなタイプの人たちを「Plastics(プラスチックス)」って実際に呼んでいました。私も使ってみよう。
筆者の感想
今ではリンジー・ローハンよりも知名度が高くなった、レイチェル・マクアダムスと「マンマ・ミーア」のアマンダ・セイフライドが出演しています。プラスチックたちのキャピキャピ感に憧れて何度も観てしまいます。
『ミーン・ガールズ』は、10代の頃にあった階級社会をアフリカの動物たちに例えて面白おかしく描いている作品です。大人になった今でも結婚や子供、年収など社会的ステータスでマウントを取り合う場面は多いですよね。
女子の悪口ほどたちの悪いものはありません。口は禍の元って本当です。
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サウンドトラック
ミーン・ガールズ サウンドトラック