2019年7月26日公開の映画『ペット2』。
主役(マックス)声優:日本版/バナナマン設楽統 英語版/ルイ・C・K 監督:クリス・ルノー、ジョナサン・デル・ヴァル
アメリカ合の3Dコンピューターアニメーション・コメディ映画。シリーズ第二作目。
吹き替え版では主要キャストが続投します。加えて新しいキャラクターも登場。
今作のストーリーでは、主人公のマックスだけではなく、スノーボール、ギジェットそれぞれに焦点が当てられています。
この記事では、映画『ペット2』で流れる 曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
公開日 | 作品名 |
2016年 | 映画『ペット』で流れる12曲をシーンごと紹介! |
2019年 | 映画『ペット2』で流れる12曲をシーンごと紹介! |
『ペット2』で流れる曲とは?
予告編
The Killers - All these things I've Done
予告編で流れた曲は、The Killersの『All these things I've Done』です。
ザ・キラーズは、アメリカの4ピースロックバンド。イギリスで最も人気があるアメリカのバンドのひとつです。
本編では流れませんが、キャッチーでノリやすく、口ずさみたくなるオルタナティブ・ロック。
曲名は「私の行った全てのこと」という意味なので、映画の物語(ペットたちの体験ストーリー)をそのまま表していますね!
マックス達の奮闘と共に流れるので、予告編から感動しちゃいます♪
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日本版イメージソング
木村カエラ - BREAKER
日本版のイメージソングは、木村カエラの『BREAKER』です。
木村 カエラは、日本の歌手、ファッションモデル。デビュー15周年を記念して作られたアルバム「いちご」の中の作品。
自身もペットのウサギを飼っているという、カエラさん。
「映画を観て、勇気づけられたり、印象に残ったところを歌詞にしようと思いました」だそうで、
特にサビは今作で様々な事に挑戦するマックス達を想い歌っていらっしゃいます♪
とても元気になれる明るいポップス。
オープニング
JAY-Z ft. Alicia Keys - Empire State Of Mind
オープニングで流れた曲は、JAY-Z ft. Alicia Keysの『Empire State Of Mind』です。
アメリカのラッパー、ソングライターであるジェイ・Zと、同国のシンガーソングライター、女優であるアリシア・キーズのフューチャリング曲。
前作同様、マックスのナレーションで始まるオープニング。
グラミー賞を受賞したローテンポの「Empire State Of Mind」が、幸せなシーンを彩ります。
ここではマックスがどれだけ人間の子どもが苦手なのか…が語られますが、ついにケイティが結婚・出産!
大の苦手な子どもと一緒に暮らして行くことになり、ちょっぴりマックスが可哀想なオープニングです。
リアム・マックス・デュークが打ち解けていくシーン
Stevie Wonder - I Was Made To Love Her
リアム・マックス・デュークが打ち解けていくシーンで流れた曲は、Stevie Wonderの『I Was Made To Love Her』です。
スティーヴィー・ワンダーは、世界的に有名な、アメリカの盲目のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。
代表曲は「Isn't She Lovely」「Sir Duke」など。
手加減の出来ない乳児期を終えリアムが幼児期になると、その可愛さのあまり母性が爆発したマックス。
ここまで一気に話が進むのですが、子どもの成長はそれだけ早いので、
筆者(二児の母)としては感慨深くなったシーンでした!
マックス達が旅行に行くシーン
Jack Antonoff - Me and Julio Down by the Schoolyard
マックス達が旅行に行くシーンで流れた曲は、Jack Antonoffの『Me and Julio Down by the Schoolyard』です。
ジャック・アントノフは、アメリカのソングライター、音楽プロデューサー。
テイラー・スウィフトやラナ・デル・レイといった有名シンガーの作品を手掛けています。
色々な心配を抱え、ストレスで身体をかくようになってしまったマックス。
そんな中、一家で旅行に行くことになり車で牧場へ。疾走感のある描写が観ていて爽快です!
マックス&デュークの心弾む気持ちと、このラテンミュージックが素晴らしくマッチしていますよ♪
マックスが鳥に追いかけられるシーン
The Billy-Bob Banjo Band - Foggy Mountain Breakdown
マックスが鳥に追いかけられるシーンで流れた曲は、The Billy-Bob Banjo Bandの『Foggy Mountain Breakdown』です。
アメリカのカントリーミュージック界の重鎮Earl Scruggsが作曲した、軽快なブルーグラスインストゥルメンタル。
嗅いだことのない場所の臭いにはしゃぐデュークとは対照的に、牧場に馴染めないマックスが突然鳥に追いかけられるドタバタなシーン。
「僕何かしたっけ!?」と慌てて逃げ回るマックスがキュート!
コミカルなシーンに、バンジョー・マンドリン・ギターなどの楽器が奏でるインストがピッタリです♪
ギジェットがクロエに相談するシーン
Antonio Carlos Jobim - Garota de Ipanema
ギジェットがクロエに相談するシーンで流れた曲は、Antonio Carlos Jobimの『Garota de Ipanema』です。
アントニオ・カルロス・ジョビンは、ブラジルの作曲家。多くのボサノヴァ歌手が彼の楽曲をカバーし、広く影響を及ぼしました。
マックスから託された、ミツバチくん(ボール)を猫に獲られてしまったギジェットは、クロエに猫になる術を教えてもらいに行きます。
クロエの部屋ではゆったりとしたボサノヴァが流れており、心からリラックスしている様子。
いつもは冷静沈着なムチムチセクシー猫のクロエですが、マタタビ効果でノドは鳴るわトロンとしてるわで…可愛過ぎてもう…!
演じている永作博美さんのセクシーな声も素敵です♪
スノーボールとデイジーが歩いているシーン
Coolio - Fantastic Voyage
スノーボールとデイジーが歩いているシーンで流れた曲は、Coolioの『Fantastic Voyage』です。
クーリオは、アメリカのラッパー、ミュージシャン、俳優。この曲の他に「Gangsta’s Paradise」「TK」などが有名。
見事オオカミたちの猛攻をかいくぐり、ホワイトタイガーの赤ちゃんフーを助ける事に成功。デイジーが勇敢で素敵!
夜の街を、猫のようにじゃれてイタズラをしながらはしゃぐフーと、
任務成功!とノリノリで歩くスノーボールに癒されるシーンでは、ノリノリのバンガー・チューンなヒップホップが流れます♪
ギジェットと猫達が、おばあちゃんの車に乗り込むシーン
ZZ TOP - La Grange
ギジェットと猫達が、おばあちゃんの車に乗り込むシーンで流れた曲は、ZZ TOPの『La Grange』です。
ジージー・トップは、アメリカのスリーピース・ロック・バンド。アメリカ南部を代表する国民的グループで「Legs」「Sleeping Bag」などが有名。
ひょんな事から猫達のトップに君臨したギジェットは、彼らとおばあちゃんを連れてマックスとスノーボールを加勢しに出発!
サングラスをしてクラシックカーに乗る(運転は猫 笑)ファンキーなおばあちゃんと、
「ロックの殿堂」入りを果たしたおじいちゃんバンドZZ TOPの大ヒット曲が、最高にクールなシーンです♪
おばあちゃんの車でセルゲイを吹っ飛ばすシーン
M.O.P. - Ante Up
おばあちゃんの車でセルゲイを吹っ飛ばすシーンで流れた曲は、M.O.P.の『Ante Up』です。
エムオーピーは、アメリカのヒップホップ、ハードコア・ユニット。「World Famous」「Cold As Ice」などがヒットしました。
三匹と一頭の絶体絶命のピンチ…!を救ったのは、ギジェット率いるおばあちゃんの車。
セルゲイを派手に吹っ飛ばすシーンには、心底スカっとしました♪
また、ゴリゴリのヒップホップを流しながら、ドヤ顔で窓から顔を出すおばあちゃんにはキュンとしますよ。笑
エンディング〜スタッフクレジット
LunchMoney Lewis feat. Aminé - It's Gonna Be A Lovely Day (The Secret Life of Pets 2)
エンディング〜スタッフクレジットで流れた曲は、LunchMoney Lewis feat. Aminéの『It's Gonna Be A Lovely Day (The Secret Life of Pets 2)』です。
ランチマネー・ルイスは、アメリカのR&B・ヒップホップシンガー。アミーネは、同国のラッパー、ソングライター。
フーを飼ってくれる人いるのかな?と、とても心配でしたが、無事におばあちゃんの元へ。
おばあちゃん飼育費用大丈夫なのかな…とまたしても考えなくて良い事を考えてしまう。笑
スタッフクレジットでは、キャッチーで爽やかなポップスと共に、ペットと子どもが触れ合う映像が流れ涙腺崩壊しました…!
エンドロール後のおまけ映像
Kevin Hart - Panda
エンドロール後のおまけ映像で流れた曲は、Kevin Hartの『Panda』です。
感動のエンディングのあと突然に流れたのは、スノーボールがヒップホップを歌うおまけ映像。
英語版はアメリカの俳優・コメディアンであるケヴィン・ハート、吹き替え版は日本のレジェンド声優中尾隆聖さんが歌っています。
実はこの歌、デザイナーというアメリカのラッパー兼ソングライターの楽曲をオマージュしたもの。
こちらが本家の「Panda」↓
Desiigner - Panda
ゴリゴリのクールなヒップホップ。大ヒットを記録したそうです♪
パンダ!!というフレーズが覚え易いですよね!
筆者の感想
今作は、主役のマックスだけではなく、他のキャラクター達も別々の場所・理由で奮闘し、最後にそれぞれのストーリーがひとつになるという、面白い脚本がポイント。
声優陣も引き続き豪華ですが、個人的にはルースター役の内藤剛志さんのシブい声にウットリしました!(捜査一課長がチラ付きましたが笑)
挿入歌は、時代もジャンルも超えて様々な楽曲が流れるのでとても楽しい♪
一作目よりもこちらのほうが見応えアリ、子どもも大人も楽しめる作品だと思います!
サウンドトラック
ペット2 サウンドトラック
映画『ペット』で流れる12曲をシーンごとにご紹介!
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