2022年11月11日公開の映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。
マーベル・スタジオの『ブラックパンサー』は全世界興収が13億ドルでしたが、続編となる今作では新たな敵に脅かされることに…ティ・チャラの妹のシュリたちの活躍に注目です。監督はライアン・クーグラー、出演者はレティーシャ・ライトなどです。
この記事では、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で流れる音楽9曲をご紹介します。
※『流れる曲紹介』ではネタバレがあるので、動画視聴後にお楽しみください。
公開日 | シリーズ作品名 |
2018年 | 『ブラックパンサー』の動画配信&流れる音楽 |
2022年 | ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー |
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の予告動画で流れた曲とは?
予告1
Tems - No Woman, No Cry
予告1で流れた曲は、Temsの『No Woman, No Cry』です。
穏やかな歌声で始まり、ゆったりとした音楽が特徴。テムズは1995年生まれのナイジェリアの女性歌手で、『WAIT FOR U ft. Drake, Tems』、『Essence』などが有名な曲です。
この曲は以下のBob Marleyの『No Woman, No Cry』をTemsがカバーし、アルバム「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー:プロローグ」の1曲目でもあります。
Bob Marley - No Woman, No Cry
予告2
Sampa The Great - Never Forget ft. Chef 187, Tio Nason, Mwanjé
予告2で流れた曲は、Sampa The Greatの『Never Forget ft. Chef 187, Tio Nason, Mwanjé』です。
幻想的な声で始まり、ラップやリズミカルな歌が続いていく曲です。
サンパ・ザ・グレートは1993年生まれのザンビアの男性のラッパーで、Chef 187は1986年生まれのアメリカの男性のヒップホップミュージシャンです。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で流れた曲とは?
ティ・チャラの葬式が執り行われるシーン
Baaba MaalMassam - Nyana Wam
ティ・チャラの葬式が執り行われるシーンで流れた曲は、Baaba MaalMassamの『Nyana Wam』です。
病により亡くなったワカンダの国王であり、守護者「ブラックパンサー」だったティ・チャラ。彼の葬式では打楽器や伝統的な踊りがスローモーションで描かれましたね。
シュリは兄の病を治そうと何度も実験を重ね、AIと相談し合うのですが死に目を見届けることができませんでした。
そして、兄妹の母であるラモンダ女王も悲しみを背負っていましたが、1年後の政府からの招集には堂々と立ち振る舞っていたのが印象的です。
探知機を発見したタロカン人が船を襲うシーン
Busiswa - We Know What You Whisper
探知機を発見したタロカン人が船を襲うシーンで流れた曲は、Busiswaの『We Know What You Whisper』です。
最強の鉱石と言われているヴィブラニウムを各国は躍起になって探していましたね。ワカンダから分け与えてもらいたいと考えていたようでしたが、略奪も辞さないようで…そんな中、探知機を使って海底にあるヴィブラニウムを発見する船が現れ、タロカン人が船を襲う!
その際に怪しげで迫ってくるような音楽が流れます。水中に住むタロカン人は音波によって人を操り、船員たちを次々と海に誘っていく…まるでホラーのような光景だったのが印象的です。
ワカンダ王国の首都が映し出されるシーン
Maal - Welcome Home
ワカンダ王国の首都が映し出されるシーンで流れた曲は、Maalの『Welcome Home』です。
遠くまで響くような男性の声が続いていき、気高く叫んでいるようにも聞こえますね。水を叩いて鳴らすような音、太鼓の音がパワフルです。
曲と共にワカンダの街が映し出され、太陽が昇っていくシーンも合わせて印象的。壮大な首都と建物、ハイテクな乗り物や装置など思わず見入ってしまいます。
最近の発展はシュリの研究のたまものであり、存続してきた国の偉大さを感じました。
リリを連れてシュリたちが逃げるシーン
Tobe NwigweFat Nwigwe - They Want It, But No (Film version)
リリを連れてシュリたちが逃げるシーンで流れた曲は、Tobe NwigweFat Nwigweの『They Want It, But No (Film version)』です。
シュリたちがFBIに追われるシーンで女性シンガーのクールな歌が始まります。逃走劇にピッタリな曲で、ラップや差し迫った音楽が印象的。逃走が上手くいくのか気になりつつ、アイアンマンをまねたリリの試作スーツが空高く飛ぶシーンが見もの!
追跡ドローンを壊して彼女もそのまま落下してしまうのではとハラハラしました。リリがワカンダに到着し、アイアンハートというスーツを作り出すのも合わせてお楽しみに。
ククルカンが一族について説明するシーン
Quintan - Árboles Bajo El Mar (Film version)
ククルカンが一族について説明するシーンで流れた曲は、Quintanの『Árboles Bajo El Mar (Film version)』です。
ククルカンは母の世代までは地上で暮らしていたと語り、特殊な植物を摂取してから水中で暮らすようになったとのことでしたね。
そんな中、耳がとがって、足首から羽が生えた姿で生まれたのとのこと…地上の者たちが彼の姿を見た際には「悪魔」と称したという話は色々と考えさせられました。
そうして多く年月が経過し、今では海底に帝国を築いたという経緯をシュリに話すククルカン。非道な人ではないのだなと改めて思います。
タロカン帝国をシュリに紹介するシーン
FoudequshGöransson - Con La Brisa (Film version)
タロカン帝国をシュリに紹介するシーンで流れた曲は、FoudequshGöranssonの『Con La Brisa (Film version)』です。
タロカン帝国の人たちは水中で優雅に泳ぎ、店などを開いていましたね。穏やかな暮らしをする人たちを見ていると、ククルカンが民を守りたいと言うのもわかる気がします。
穏やかで響き渡るタイプの歌声で始まり、女性シンガーの魅力的な歌は海底王国の雰囲気にぴったり。水中を自在に泳ぎ回る民たちを思わせ、テンポアップしていく中盤からは活発さも感じました。
ククルカンの考えを聞いてシュリがどのように決意していくか…是非、見守ってくださいね。
エンディング1曲目
Rihanna - Lift Me Up
エンディング1曲目で流れた曲は、Rihannaの『Lift Me Up』です。
女性シンガーの力強く、しっかりと伸ばしていく歌声が印象的。ゆったりとした曲調が続いていきます。気高く生きて来たワカンダの女性たちを思わせますね。
女性陣といえばシュリの母は彼女がさらわれた時にオコエを叱りつけ、家族をみんな奪われた心地だとハッキリ言う姿が印象的でした。
シュリは気高く生きるという意味を考え、ククルカンを殺さないよう選択をとるというラストを迎えましたが…彼女たちの生き様を改めて思い返せる歌でした。
エンディング2曲目
Rihanna - Born Again
エンディング2曲目で流れた曲は、Rihannaの『Born Again』です。
ゆったりと語るような女性シンガーの歌で始まり、曲の後半ではワカンダを思わす伝統的な打楽器・声による音が加わっていくのが特徴。
新たなブラックパンサーの誕生と、ティ・チャラの息子に対する希望を思わせると感じました。
母も兄も失って家族がいなくなってしまった心地のシュリ…しかし、最後に兄の子がいたという事実を知り、新たな希望を見出したのではと改めて思います。
ブラックパンサーの歴史が紡がれていくのか、今後も楽しみですね。
エンディング3曲目
Adn Maya Colectivo, Pat Boy, Yaalen K'uj, All Mayan Winik - Laayli' kuxa'ano'on
エンディング3曲目で流れた曲は、Adn Maya Colectivo, Pat Boy, Yaalen K'uj, All Mayan Winikの『Laayli' kuxa'ano'on』です。
不思議な笛のような音で始まり、男性シンガーによるリズミカルなラップが続いていく曲。ちょっと変わった音楽だと感じつつ、海底王国という新勢力の登場にワクワクさせられたことを思い返せました。
伝統によって栄え、他国との干渉は控えてきたワカンダ。ティ・チャラによってアベンジャーズとしての戦いが公になり、ヴィブラニウムという資源を守ることになるのは大変でしたが、今後も他国との戦いがあるのか見逃せません。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサントラの曲とは?
次の二つは「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー:プロローグ」のサントラの曲です。
サントラの曲2つ目(Amaaraeの『A Body, A Coffin』)
Amaarae - A Body, A Coffin
サントラの曲の2つ目は、Amaaraeの『A Body, A Coffin』です。
女性シンガーによるリズミカルな歌や伸びのある歌などが特徴的な曲。
Amaarae(アマアラエ)は2010年代から活躍しているガーナの歌手で、『SAD GIRLZ LUV MONEY』、『LEAVE ME ALONE』などが有名な曲です。
サントラの曲3つ目(Santa Fe Klanの『Soy』)
Santa Fe Klan - Soy
サントラの曲の3つ目は、Santa Fe Klanの『Soy』です。
低音のリズムと共に男性シンガーによる軽快なラップが奏でられ、スピードを増したり、民族風の雰囲気を表したりするのが特徴的な曲です。
Santa Fe Klan(サンタフェクラン)は1999年生まれのメキシコ出身のラッパーで、『Debo Entender』、『Te Ire A Buscar』が有名な曲です。
サウンドトラック
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