2017年3月10日公開の映画『モアナと伝説の海』。
ディズニー作品であり、海が舞台となる物語。モアナという少女が海に出てマウイが盗んだ女神の心を探しに行くのが主なストーリー。Auli'i Cravalho(屋比久知奈)などの歌があり、監督はジョン・マスカー、ロン・クレメンツで、日本の興行収入は51億円ほどでした。
この記事では、映画『モアナと伝説の海』で流れた音楽13曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
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『モアナと伝説の海』で流れた曲とは?
オープニング
Opetaia Foa'i - Tulou Tagaloa
オープニングで流れた曲は、Opetaia Foa'iの『Tulou Tagaloa』です。
幻想的な音楽が鳴り響き、ディズニーのロゴが登場するオープニング。そこに女性シンガーの神秘的な雰囲気を感じさせる歌が続いきます。
映画の冒頭に移ると、モアナのおばあちゃんが女神テ・フィティが命を生み出したという話をしてくれましたね。女神の心を奪い、世界を自分のものにしようとする輩がいたという話を、絵本のようなイラストからアニメーションに変わっていくのが見どころでしょう。
「神の釣り針」を使ってマウイがグリーンの光を放つ石を奪い去り、心を失った女神の代わりにテ・カァが現れて1000年が経ったという物語から引き込まれます。
子供のモアナがウミガメを助けて海に選ばれるシーン
Vai Mahina, Sulata Foai-Amiatu,Matthew Ineleo - An Innocent Warrior
子供のモアナがウミガメを助けて海に選ばれるシーンで流れた曲は、Vai Mahina, Sulata Foai-Amiatu,Matthew Ineleoの『An Innocent Warrior』です。
女性シンガーの力強い歌と共に海の波が引いていくという演出は幻想的ですね。まだ幼いモアナが浜辺で小さなウミガメを助け、きれいな貝殻を集める際に曲が流れ始めます。
波や水の表現と共に素敵な歌声が続いていき、海の中の様子が分かるという印象的なワンシーン。海は波の形状を変えてモアナとコミュニケーションをとり、女神の心となる石を渡そうとするのですが…父が迎えに来て石を落としてしまうため展開が気になりますね。
この曲はエンディングの1曲目でも流れます。
村長の父が島の良さ子供のモアナに歌うシーン
Christopher Jackson, Rachel House, Nicole Scherzinger, Auli'i Cravalho, Louise Bush - Where You Are
村長の父が島の良さ子供のモアナに歌うシーンで流れた曲は、Christopher Jackson, Rachel House, Nicole Scherzinger, Auli'i Cravalho, Louise Bushの『Where You Are』です。
モアナは小さいころから海に出たがりましたが、島の決まりでサンゴ礁より外にはいってはいけないと父は言いましたね。
そうして父は島の良さを島民や母と共に歌う!明るくて楽しそうな雰囲気が伝わってくる中、村長である父の優しさを感じさせます。モアナは期待に応えていくのですが…優しくも好奇心旺盛な彼女のその後に注目ですよ。
この後、おばあちゃんとの歌いつつ、ゆっくりダンスをするシーンも見守りましょう。
モアナがボートに乗って海の向こうへ向かうシーン
Auli'i Cravalho(屋比久知奈) - How Far I'll Go(どこまでも)
モアナがボートに乗って海の向こうへ向かうシーンで流れた曲は、Auli'i Cravalho(屋比久知奈)の『How Far I'll Go(どこまでも)』です。
遠い海にあこがれるモアナが切なげに歌いつつ、徐々にパワフルに声を上げていく!島民たちが楽しそうに暮らす中、モアナも自分の居場所を求めて海に出ようとするのに注目ですよ。
光輝く海、雲の浮かぶ青空がキレイだと思いつつ、モアナがボートに乗ってサンゴ礁の向こう側へ行くのですが…父の教えを守るべきだと実感していくことになるのです。
連れてきたかわいい子豚が溺れそうになったり、荒波に飲まれたり…ハラハラする展開が続きますよ。
モアナがご先祖様が海を渡ってきたことを知るシーン
Opetaia Foa'i, Lin-Manuel Miranda(渕上祥人,竹内浩明) - We Know the Way(もっと遠くへ )
モアナがご先祖様が海を渡ってきたことを知るシーンで流れた曲は、Opetaia Foa'i, Lin-Manuel Miranda(渕上祥人,竹内浩明)の『We Know the Way(もっと遠くへ )』です。
モアナはおばあちゃんからご先祖様のことを教わるために隠された洞窟へ。そこでモアナが太鼓を鳴らすと、ご先祖様たちが海から来たシーンに移るのです。
仲間を率いるリーダーの歌に、船に乗った者たちが続いていきますよ。海風に乗って海を進んで夜には星を頼りにしていくという船旅には引き込まれますね。
仲間たちが掛け声を上げつつ、男性シンガーがしっかりと歌っていくのが印象的でした。
海に出たモアナが孤島でマウイを見つけるシーン
Dwayne Johnson(尾上松也) - You're Welcome(俺のおかげさ)
海に出たモアナが孤島でマウイを見つけるシーンで流れた曲は、Dwayne Johnson(尾上松也)の『You're Welcome(俺のおかげさ)』です。
モアナがマウイを見つけると彼は「どういたしまして!」と勢いよく歌っていく!人々のために火を盗んだり、太陽を捕まえて昼間を長くしたりと、これまでの栄光を歌って語るのが印象的です。
自信満々なマウイですが、彼が女神の心を盗んだことでモアナの島に危機が迫っていることも考えると果たして…マウイの動く入れ墨、ノリノリな歌とダンスが楽しめますが果たしてモアナと船旅に出てくれるのでしょうか?
巨大なカニのシャイニーがモアナに歌うシーン
Jemaine Clement(ROLLY) - Shiny(シャイニー )
巨大なカニのシャイニーがモアナに歌うシーンで流れた曲は、Jemaine Clement(ROLLY)の『Shiny(シャイニー )』です。
ハサミも甲羅も大きなシャイニー!巨大なカニはモアナに対して歌っていき、好きなものなどを語ります。見かけよりも美声なのが意外でしたが、マウイに神の釣り針を奪われて表情を変えるのにも注目でしょう。
マウイは大きな釣り針を使って自在に変身できるはずでしたが、上手くいかず…それを見たシャイニーは再び陽気に歌い始め、ミラーボールのように光っていた背中のお宝が、夜のネオンのように変わっていくのには目を見張りますよ。
マウイとモアナは無事に脱出できるのでしょうか!?
自信を失ったマウイがモアナに励まされるシーン
Olivia Foa'i, Opetaia Foa'i, Talaga Steve Sale - Logo Te Pate
自信を失ったマウイがモアナに励まされるシーンで流れた曲は、Olivia Foa'i, Opetaia Foa'i, Talaga Steve Saleの『Logo Te Pate』です。
リズミカルな打楽器音と陽気な歌が始まり、モアナに励まされたマウイは釣り針を使って変化の練習を始める!曲が楽し気に流れる中、マウイがおなじみのオオワシの姿に変わって空を飛ぶのが軽快ですね。
そうして大きなクジラの姿に変わり、巨大な水しぶきを上げるのにも注目です。この技が。マウイはこれまでモアナに冷たくしてきましたが、航海術を教えていくようになるのが良いなと思いました。
モアナがおばあちゃんに励まされて2人が歌うシーン
Rachel House, Auli'i Cravalho(夏木マリ,屋比久知奈) - I Am Moana (Song of the Ancestors)
モアナがおばあちゃんに励まされて2人が歌うシーンで流れた曲は、Rachel House, Auli'i Cravalho(夏木マリ,屋比久知奈)の『I Am Moana (Song of the Ancestors)』です。
亡くなったおばあちゃんがエイの姿になってモアナを追いかけてきて、彼女を励ましてくれましたね。テ・カァによりマウイの大切な神の釣り針にヒビが入り、一人にされてしまったモアナ…。
涙を流す彼女に対しおばあちゃんは重たい責任を負わせてしまったと話すのには引き込まれましたね。そうして「家族の誇り」とこぼすように歌うおばあちゃんですが、モアナに心の声に耳を澄ませるよう伝えるのが印象的。
モアナも語り掛けるように歌い始めるのに注目です。
モアナがテ・カァに女神の心をを差し出すシーン
Auli'i Cravalho, Vai Mahina, Olivia Foa'i, Opetaia Foa'i, Matthew Ineleo(屋比久知奈) - Know Who You Are(自分をみつめて)
モアナがテ・カァに女神の心をを差し出すシーンで流れた曲は、Auli'i Cravalho, Vai Mahina, Olivia Foa'i, Opetaia Foa'i, Matthew Ineleo(屋比久知奈)の『Know Who You Are(自分をみつめて)』です。
心を無くした火と大地の神であるテ・カァに対し、女神の石を掲げるモアナ!海によって道を切り開かれ、スローモーションになる演出は引き込まれますね。
モアナは堂々と歩いていき、テ・カァと対峙…それでもモアナは穏やかに歌いかけ、テ・カァに「本当の自分になって」と語りかけるのでした。
テ・カァは静かに近寄ってモアナが石をあてると、なんと女神の姿に!モアナがテ・カァとテ・フィティの関連性を見出すのも凄いなと思いました。
島に戻ったモアナが仲間と航海をするシーン
Lin-Manuel Miranda, Opetaia Foa'i - We Know the Way (Finale)
島に戻ったモアナが仲間と航海をするシーンで流れた曲は、Lin-Manuel Miranda, Opetaia Foa'iの『We Know the Way (Finale)』です。
モアナは父や仲間たちに航海術を教えつつ、みんなで大きな木のボートに乗って海を走っていく姿は壮観ですね。オオワシの姿のマウイも飛んでくる中、ハッピーエンドを感じさせるラストでした。
モアナの父も子供の頃に海に出て、その際に友人を亡くしたことからモアナに厳しくしていたようでしたが…彼女が女神の心を返して島を救ったことを知り、安心できたのでしょうね。
今後は島と海と共にみんなが生きていくのだろうなと感じさせました。
エンディング1曲目
Alessia Cara(加藤ミリヤ) - How Far I'll Go(どこまでも)
エンディング1曲目で流れた曲は、Alessia Cara(加藤ミリヤ)の『How Far I'll Go(どこまでも)』です。
遠くまで響き渡るような女性シンガーの歌と、徐々にボリュームを上げていくミュージックが印象的となるエンディングですね。
打ち寄せる波、自然あふれる島の様子など作中の映像美を改めて思い出させてくれる曲だと思いました。のびのびとした島民の暮らしや、モアナの海へのあこがれを踏まえて自由を感じさせてくれる作品にピッタリな歌です。
『How Far I'll Go(どこまでも)』は、映画の中でモアナが初めて航海に行く際にも流れ、同じ曲を加藤ミリヤが歌っています。
エンディング2曲目
Jordan Fisher,Lin-Manuel Miranda - You're Welcome
エンディング2曲目で流れた曲は、Jordan Fisher,Lin-Manuel Mirandaの『You're Welcome』です。
爽やかな男性シンガーが「You're Welcome」と歌っていくのがエンディングの2曲目です。マウイが映画の中で歌っていたのと同じ曲を歌っていましたね。
新人アーティストのジョーダン・フィッシャーとリン=マニュエル・ミランダが声を響かせ、ラップパートも歌っていくのが印象的。どこまでも続く空と海を思わせつつ、爽快な航海のシーンを感じさせるなと思いました。
サウンドトラック
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