2022年4月8日公開の映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』。
アメリカのアクション・コメディ映画『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。
前作から4年後。身も心もボロボロになってしまったブライスの、今度の護衛対象者はキンケイドの妻・ソニア。
超一流ボディガードと最強の殺し屋が、またしても世界を救うべく立ち上がる!
- マイケル・ブライス役:ライアン・レイノルズ
- ダリウス・キンケイド役:サミュエル・L・ジャクソン
- アリストテレス・パパドポラス役:アントニオ・バンデラス
- マイケル・ブライス・シニア役:モーガン・フリーマン
- 監督:パトリック・ヒューズ
この記事では、映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』で流れる音楽13曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
公開日 | シリーズ作品名 |
2017年 | ヒットマンズ・ボディガード |
2022年 | ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード |
『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』を観る方法
『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』で流れる曲とは?
ブライスとソニアが、カブで敵から逃げるシーン
ブライスとソニアが、カブで敵から逃げるシーンで流れた曲は、Dan Smithの『Lining The Track』です。
ダン・スミスは、牧師、クリスチャン・ブルース・アーティスト。ハーモニカ主導のゴスペル・ブルースが魅力的。
相変わらず口の悪いソニアと、心身が蝕まれたブライスが何者かから逃げるシーン。
カウンセリングを受けるブライスも、先生も何を言っているのかよくわかりませんでした。笑
本作はソニアがメインキャラとして組まれているので、ソニアファンとしては嬉しい!演じているサルマ・ハエックはメキシコ系の女優さんで、映画『デスペラード』のヒロインなど、アメリカで活躍しています。
捕えられていたダリウスとソニアが再会するシーン
ソニアと捕えられていたダリウスが再会するシーンで流れた曲は、Lionel Richieの『Hello』です。
ライオネル・リッチーは、アメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー。全世界で1億枚以上のアルバムを売り上げる、ポップス界の重鎮です。
前作でも2人の思い出の歌として流れ、もうこの曲はソニアとダリウスのためにあるような気がします!
チートな戦闘能力のソニアは、さすが凄腕の殺し屋の妻。暴言を吐きながらの大胆なアクションに、ますますファンになっちゃいました♪
ソニアが、車内のミラーを見ながら身だしなみを整えるシーン
ソニアが、車内のミラーを見ながら身だしなみを整えるシーンで流れた曲は、Renato Carosoneの『Tu vuo' fa' l'americano』です。
レナート・カロソーネは、イタリアの音楽家。 20世紀後半にナポリの伝統的な音楽「カンツォーネ・ナポレターナ」を広めました。
何やら不審な動きをするダリウスに食ってかかるソニア。ブライスが喧嘩のとばっちりを受け、思いっきり車に轢かれるシーン。
2人のなすがまま、ブライスがボロボロになって行く様があまりにも可哀想でした。でもそんな様子もギャグたっぷりで笑っちゃいます!
ソニアとブライスが、クラブでウラジミルの手下達と乱闘するシーン
ソニアとブライスが、クラブでウラジミルの手下達と乱闘するシーンで流れた曲は、Rafael Gayosoの『Chanson de la révolution (La Cucaracha)』です。
ラファエル・ガヨーソは、フランスのシンガー、ソングライター、作詞家。
ソニアがカルロの恋人のイギリス人に扮し、ウラジミルとの取引現場に潜入するシーン。
見た目を馬鹿にされたソニアが、ブチ切れラテン語?で冒険を吐いて大暴れ。
「始まるぞ…」と身構えるブライスと、きょとんとしている手下達の表情に笑っちゃいます!
3人がバンでマグヌソンから逃げるシーン
3人がバンでマグヌソンから逃げるシーンで流れた曲は、Tina Turnerの『The Best』です。
ティナ・ターナーは、アメリカの女性歌手、ダンサー、女優。「ロックンロールの女王」とも呼ばれている有名アーティスト。
奪ったバンでカーチェイスが始まるシーン。もはやソニアは「oh!ファッ○!!!」しか言っていないような…。
車・バイク・ヘリコプターが登場する迫力満点のアクションですが、ギャグたっぷりなのも魅力的です!
3人が、ブライスの義父の家から隠れ家へ向かうシーン
ザ・ジェイズは、アメリカのバンド。ソウル、カントリー・ウエスタンを融合させた、クロスオーバー・ポップを多く発表しています。
ブライスの義父が授けたジャガーで、3人が陽気にドライブしながら隠れ家へ行くシーン。
ここでモーガン・フリーマンが登場!めっちゃいい人じゃん…と思ったのも束の間、衝撃の事実が判明します。
彼は撮影当時なんと84歳!クライマックスでは、驚きの戦闘アクションを披露していますよ♪
ブライスとダリウスが、アリストテレスの屋敷から逃げるシーン
ブライスとダリウスが、アリストテレスの屋敷から逃げるシーンで流れた曲は、Anthony Hamiltonの『Love Is An Angry Thing』です。
アンソニー・ハミルトンは、アメリカのR&Bシンガー。正統派・王道のR&Bアーティスト。
ソニアがアリストテレスの元カノで、記憶喪失だった…?あれだけ愛していたダリウスを裏切るシーン。
シリアスな表情を浮かべるソニアですが、どうしても違和感が拭えません!でもとても切なくて、本シリーズで1番胸が締め付けられました;
切ない歌詞が魅力的な、美しいR&Bが心にグっと来ますね。
ブライスが、義父のジャガーを燃やすシーン
ブライスが、義父のジャガーを燃やすシーンで流れた曲は、Lukas Nelson & Promise of the Realの『Find Yourself』です。
ルーカス・ネルソン&プロミス・オブ・ザ・リアルは、アメリカのカントリー・ロックグループ。
メンバーのルーカスは、映画『アリー/スター誕生』の音楽をプロデュースしており、ジャックのバンドとして出演しました。
ダリウスに続きブライスも、義父に裏切られて意気消沈するシーン。
乱闘が起きているバーで、2人並んで話をしている姿はもはや親友!全てを失った2人のやさぐれ具合、流れる曲もまったり哀愁があってイイ♪
ブライスとダリウスが、バーから車で逃げるシーン
ブライスとダリウスが、バーから車で逃げるシーンで流れた曲は、Chevelleの『Self destructor』です。
シェヴェルは、アメリカのロックバンド。オルタナティヴメタル、ポスト・グランジ、ハードロック、ニュー・メタルなどの楽曲をリリースしています。
ソニアからの電話があり誤解が解け、襲撃を受けながらカーチェイスするシーン。
ワルになって覚醒したブライス!不死身のダリウスですが、実はブライスも不死身ですよね。笑
あまりの激しいドライブテクに思わずシートベルトをするダリウスが面白いし、激しい楽曲がマッチしていて筆者お気に入りのシーンです!
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーン①
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーンで流れた一曲目は、The Romanticsの『What I Like About You』です。
ザ・ロマンティックスは、アメリカのロックバンド。「トーキング・イン・ユア・スリープ」という曲が、大ヒットを記録しました。
憧れのエリート・ボディガードであるマグヌソンを、やっとの事で倒すシーン。
ジュークボックスからこの曲が流れた際にブライスが「違う!」と言いますが、このバンドは「一発屋」と呼ばれているので、それを揶揄したブラックジョークなのでしょうね。そんな細かい選曲と演出には脱帽です!
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーン②
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーンで流れた二曲目は、Rebecca Blackの『Friday』です。
レベッカ・ブラックはアメリカのポップ歌手。 この楽曲のMVがYouTubで爆発的なヒットを記録し、一躍有名人となりました。
こちらも「一発屋」と言われ酷く中傷されてしまったそうですが、ニコニコめっちゃ可愛いレベッカと王道なポップソング、筆者は好きです!
でも、ブライスはこちらも(いわくつきのアーティストなので?)「違う!」と言い放っていますよ。笑
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーン③
ブライスが、マグヌソンをジュークボックスに打ち付けるシーンで流れた三曲目は、Ace of Baseの『The Sign』です。
エイス・オブ・ベイスは、スウェーデンの音楽グループ。 ヴォーカルの女性2人+男性2人というメンバー構成で、ダンスミュージックを多く発表しています。
やっとブライスのお気に入りの曲が流れて、ボコボコのマグヌソンから手を離すシーン。
前作の「キンケイドに張り合い、ブライスが歌い出すシーン」でも使用されました。
本シリーズの音楽を担当した、アイスランドの作曲家・アトリ・オーヴァーソンの好みでもあるのでしょうか…?笑
エンディング〜エンドロール
Tim Maia - Do Leme ao Pontal
エンディング〜エンドロールで流れた曲は、Tim Maiaの『Do Leme ao Pontal』です。
チン・マイアはブラジルのミュージシャン、ソングライター。ブラジルのポップミュージック界の重鎮で、アメリカン・ソウルやファンク、ロック、サンバを融合させた「サンバランソ」というスタイルを確立しました。
ラストはある意味衝撃のオチ!?で締めくくられ、続編作るならどうなっちゃうの?と心配になりました!!
最初は、前作でヒロインを演じたルーセルが一切出て来ず、あれだけの危険を冒しながら世界を救ったのにこの仕打ち?といささか驚きましたが、それは置いといて…。ゆるりと3人の破茶滅茶なストーリーを楽しみましょう!
そして、エンドロール最後のおまけ映像では、クライマックスに一瞬で命を落としたインターポールの2名(ブライスとダリウスの囮になったギャリーとヨハン)が追悼されており、唯一スッキリしなかった部分が解消されてとても感動&爆笑しました!!
サウンドトラック
Netflix『ヒットマンズ・ボディガード』で流れる14曲を紹介!
続きを見る
映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』で流れる13曲を紹介!
続きを見る