2019年2月8日公開の映画『アクアマン』。
ジェームズ・ワン監督によるアクションアドベンチャー映画。海底王国アトランティスの王位継承者アーサー・カリー(アクアマン)が、地上世界と海底世界の対立を解決し、真のリーダーとして成長する物語です。
この記事では、映画『アクアマン』で流れた音楽8曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『アクアマン』で流れた曲とは?
アトランナがテレビに矛を投げるシーン
Stingray
アトランナがテレビに矛を投げるシーンで流れた曲は、『Stingray』です。
灯台守のトムがアトランティスの女王のアトランナを見つけて介抱し、彼女が目覚めた時にテレビが流れていましたね。勇ましいラッパ音のような音が流れ、アトランナの矛が刺さるというビックリするシーンです。
『スティングレイ(Stingray)』は、1964年に制作されたイギリスの子供向けSFテレビ。2060年代を舞台に、地球の海を警備する世界を舞台に、潜水艦とスティングレイとその乗組員の冒険を描いています。
Amazon Music Unlimited
トムとアトランナが灯台でキスをするシーン
Sigur Ros - Sæglópur
トムとアトランナが灯台でキスをするシーンで流れた曲は、Sigur Rosの『Sæglópur』です。
穏やかで声を響かせていく男性シンガーの歌が流れる中、アトランナたちのロマンチックなシーンへ。雪の降る中、灯台でトムとアトランナがキスをし、彼女の過去やその後のできごとをダイジェストに描いていくのが良いですね。
産まれたばかりの息子を「アーサー」と名付けようと言ったり、少し大きくなったアーサーに矛の力やアトランティスについて語るアトランナ…平穏な日々の終焉は唐突でしたね。
アーサーとトムがバーで酒を飲むシーン
The Blancos - Know My Name
アーサーとトムがバーで酒を飲むシーンで流れた曲は、The Blancosの『Know My Name』です。
大人になったアーサーは海の平和を守り、トムと朝飯を食べるという平穏なワンシーンも。彼らが向かった先のバーで、しっかりとリズムを刻む男性シンガーのカッコいい歌が流れましたね。酒を飲む親子が映し出され、ニュースではアクアマンという存在について語られていきますよ。
決意などをテーマにしたパワフルなトラックで、「Don't ever forget where you come from」という歌詞は、成功や認識の中でも自分自身に忠実であることの重要性を示唆しているのが印象的です。
アーサーが客と記念撮影するシーン
Greta Van Fleet - Safari Song
アーサーが客と記念撮影するシーンで流れた曲は、Greta Van Fleetの『Safari Song』です。
アーサーは母が殺されたことを気にし、トムが励ます…そこに刺青をした大男が声をかけてくるのでハラハラ!何かと思いきや、一緒に写真を撮りたいと言い、そのままノリの良い曲と共に楽しそうなシーンが続いていきますよ。
ダイナミックでエネルギッシュなロックサウンドが特徴で、強烈なボーカルや鮮やかなギターリフが聞きどころですね。そうして写真が映し出されていく楽しいシーンでした。
メラとアーサーがサハラに向かうシーン
Pitbull Featuring Rhea - Ocean To Ocean
メラとアーサーがサハラに向かうシーンで流れた曲は、Pitbull Featuring Rheaの『Ocean To Ocean』です。
海から陸に上がったメラとアーサー。西サハラ上空を飛行機で飛ぶまでのワンシーンで、ノリの良い勢いのある曲が流れました。歌も楽しそうな雰囲気があり、冒険の始まりを思わせますね。
飛行機でメラがアーサーに大切な話をし、政略結婚などについて考えさせられる中、2人の仲が深まっていくのに注目です。オームがアーサー達の動向を追っているのも気になります!
デイビットがスーツを改良するシーン
Depeche Mode - It’s No Good (Charlie Clouser Remix)
デイビットがスーツを改良するシーンで流れた曲は、Depeche Modeの『It’s No Good (Charlie Clouser Remix)』です。
強力な武器をオームから受け取ったデイビット!男性シンガーのゆったりとした歌が流れる中、白い装甲を黒く塗り、さらに強化して「ブラックマンタ」としていくのが見どころですね。
赤い大きな両目の部分から強力なレーザーを放つのでハラハラします!脅威のスーツをまとったブラックマンタの教習に備えてください!
シチリアで穏やかなひと時を過ごすシーン
Roy Orbison - She’s A Mystery To Me
シチリアで穏やかなひと時を過ごすシーンで流れた曲は、Roy Orbisonの『She’s A Mystery To Me』です。
穏やかな男性シーンがーの歌と共に、ゆったりとした雰囲気を思わせる曲が流れていくシチリア上陸時。アトランナは地上の人たちが行き交うのを見たり、花や果物の良さを感じ取ったり…アーサーが見守っていくのも合わせてステキなシーンとなりましたね。
バラを食べてしまうのは驚きましたが、アトランナが噴水の水を操って子供を喜ばせたり、ピノキオが絵本の話だとわかって呆れるのも良いですね。
エンディング
Skylar Grey - Everything I Need
エンディングで流れた曲は、Skylar Greyの『Everything I Need』です。
アーサーが母・アトランナと再会できたり、弟のオームと決着をつけていく物語は壮大だった!海中も幻想的で演出へのこだわりを思わせましたね。
うしてエンディングでは海のシーンと共にスタッフ紹介が流れます。女性シンガーの穏やかなで広がりを感じさせる歌声、物語を思わせる歌詞が良いですね。
映画を通して家族や恋仲などの愛、悲しい犠牲、アーサーの運命といったテーマを思わせる曲でした。