2024年1月12日公開の『アクアマン 失われた王国』は、アーサーと彼の弟オームの成長と絆、家族の大切さが描かれますよ。
海底と地上を行き来する壮大な冒険、目まぐるしいアクションシーン、そしてブラックマンタの脅威を踏まえて感想を紹介!
前作を見ていない方でも楽しめる内容なので、鑑賞後にはネタバレや結末も見てみてくださいね。
どんな映画?おすすめポイントを紹介!
アクアマン 失われた王国
- 未体験
- 4
- 感情移入
- 3
- 再鑑賞
- 3
- 予測不可
- 3
- サウンド
- 4
アーサーたち兄弟の活躍と家族の大切さにしみじみ…そして、失われた王国の恐ろしさにヒヤヒヤ!って感じの映画でした!アクションも凄かったです。
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
ストーリー
シンプルな目的のストーリーの中で、いろいろな場所に行くというのがおもしろい!アーサーとオームの関係が良くなるのも見どころでしたね。
ブラックマンタとシン博士の動向が所々で語られるため、失われた王国との関連も気になりましたよ。
演出
海中で敵を追う時のスピード感や、タコの見た目の乗り物の活躍シーンが多くて「この演出はすごい!」と思いました。
砂原やジャングルに行っての冒険、強敵との戦いなど目の離せないシーンもたくさん!アーサーに笑わされることが多いのもポイントですね。
その作品ならではの切り口
アトランティスの王であり、地上の人たちも大切にするアーサー。彼ならではの優しさが際立ち、弟のオームに対する思いも伝わってきますよ!2人のコンビネーションは見逃せません。
失われた王国の設定や描き方は、ホラーテイストな部分もあって今作ならではだったなと思いました。
映画『アクアマン 失われた王国』で流れる3曲をシーンごと解説!
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おすすめポイント
前作を知らなくても、映画の冒頭でおさらいがあって安心!アーサーの魅力を感じつつ、弟のオームとの関係性を見守りたくなることでしょう。
一方で、前作ほど「海中の演出がすごい!」とはならないかも!アトランティスを初めて見た時のインパクトは越えられませんが、地上を色々とまわる楽しさがありますよ。
*虫が苦手な人はちょっと注意かもです!
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
アーサー(アクアマン)
王になったアーサーはメラとの間に子をもうけ、父の元で赤ん坊と過ごすことも多くありました。国の政治的な話に参加することもありましたが…アーサーは身体を動かす方が好きだったのです。
そうした折、ブラックマンタはシン博士と「失われた王国」を発見し、ブラックトライデントに触れたことで古代のテクロノジーの知見を得ます。
同時に失われた王国の王の意識に乗っ取られることに…ブラックマンタはアーサーへの復讐心だけでなく、地球ごと脅かす計画をし始めるのでした。計画のために古代に使われていたエネルギーを求め、アトランティスの倉庫から盗み出すブラックマンタ。見つかってしまった彼らは国に逃げ込み、メラは止めようとして重傷を負います。
そこにアーサーが駆けつけ、敵を追い払いますが…奪われたものの大きさに怒りを覚えるのでした。
Steppenwolfの『Born to Be Wild』が流れる冒頭で、1作目で起きたことやアーサーが可愛い息子のオムツを変えるシーンが描かれるのが良いですね。ほのぼのしました!
そんなアーサーに父親を殺された過去を持つブラックマンタは、ブラックトライデントに触れたことで強大な力と知恵を授かりましたが…果たしてどういった展開が繰り広げられるのか注目です!
オームとアーサー
ブラックマンタを見つけるべく、アーサーは弟のオームを頼ることにします。砂原の監獄に容れられていたオームを逃がすべく、アーサーは光学迷彩機能の付いたスーツを使って潜入成功。しかし、見つかってしまっため、看守に追われることに…。
オームと共になんとか逃げたアーサーは、海賊が集まる店で情報を得ることにします。仲介屋の機嫌を損ねつつも、アーサーたちはブラックマンタの手掛かりを得て「悪魔の巣窟」と呼ばれる島へ。
熱帯雨林のような場所で、モンスターのような昆虫に襲われながらも敵地への潜入を果たしました。シン博士はブラックマンタが地球を脅かすとわかり、アーサーたちに助けを求めます。しかし、敵の攻撃にあって苦戦を強いられるアーサーたち…仲間が助けに来たことでなんとか無事でしたが、失われた王国の者たちの復活が迫っていました。
地上を脅かし、海底王国からも多くの恨みを買っていたオーム。そんな彼はブラックマンタと取引していたことで、アーサーは頼るべきだと考えていましたね。窮地にはそうした判断ができるのはアーサーの良さだと感じました。
砂原の監獄の看守たちが強かったり、ジャングルのような島では巨大な昆虫が襲ってきたり、ハラハラする展開が続きます!
ブラックマンタの策略
ブラックマンタはアーサーの子をさらい、失われた王国の王を解放しようとします。アーサーと仲間たちは彼らを止めるため、敵と戦うことに…間一髪、息子を助けたアーサーですが、彼の血により王の封印が解かれてしまいました。
オームが敵の術にかかって窮地に陥るアーサー…しかし、真剣に説得することでオームを取り戻します。アーサーはトライデントを放って王を倒し、崩れ行く王国こら脱出。
これまでの罪は重かったオームですが、アーサーは彼を死んだことにして逃がすのでした。古代のエネルギーにより熱せられていた地球ですが、アーサーは地上の人々と協力してより良い環境を作ろうと動き出します。
ブラックマンタがアーサーの父を刺し、息子を奪うという展開にハラハラさせられましたね!幸い、父親は無事だったとわかるラストに安堵できました。
失われた王国の魔物のようなものたちも協力で、アーサーの仲間たちが奮闘するシーンは応援したくなりましたね。他にもアーサーが海の生き物を呼んで敵のソニック砲を無効化するという案が凄かった!シャチなどが超音波を発して敵を上回るのがおもしろかったです。
最後の戦いはオームへの呼びかけによって勝利を収めていくという展開が良いなと思いました。
こちらもオススメ!
兄弟で強敵に立ち向かうヒーロー映画や、水中の演出が素晴らしい映画を1つずつ紹介!
マイティ・ソー バトルロイヤル
2017年に公開されたシリーズ3作目。クリス・ヘムズワースがソーを演じ、イタズラの神のロキをトム・ヒドルストンが演じます。彼ら兄弟がヘラという強敵と立ち向かうことになるのですが…闘技場での戦い、新たな仲間なども得ていくストーリーに注目です。
雷神のソーとハルクの豪快なアクション、ヘラの強敵っぷりが見ものとなる映画!一方で、ユーモアのあるシーンも多いので笑って見れますね。
裏切りが得意なロキと、彼を必要だと言って協力させていくソーの兄弟関係の変化も見守ってくださいね。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
『アバター』の続編であり、ジェームズ・キャメロン監督による2022年公開の映画。元海兵隊員のジェイク・サリーは、ナヴィ族の一員となって妻ネイティリとの間に子供たちができて平穏に暮らしていました。そんな彼らが“海の部族”の元に移り、海での生活を始めていきます。
水中でのパフォーマンスや海洋生物が独創的でリアルなのも魅力的!映画とは思えない映像美も楽しめますよ。
水上でのアクションも凄いですが、ジェイクたちの家族愛に感動させられることでしょう。