2022年10月11日から放映されるテレビ『チェンソーマン』。
ジャンプコミックで1000万部以上を売り上げている作品で、原作者は藤本タツキ。『チェンソー悪魔』と共にデビルハンターを務める主人公のデンジの戦いが繰り広げられます。アニメは全12話あり、エンディング曲が毎回変わります。
この記事では、アニメ『チェンソーマン』で流れる音楽13曲をご紹介します。※この記事は各話のネタバレを含みます
『チェンソーマン』で流れる曲とは?
主題歌は米津玄師の『KICK BACK』
米津玄師 - KICK BACK
主題歌やオープニングで流れる曲は、米津玄師の『KICK BACK』です。
作詞・作曲。常田大希(King Gnu / millennium parade)と共にアレンジを仕上げたとのことで、独特なテンポと米津玄師らしい歌い方が特徴!
ベース音から始まり、オープニングの映像では登場人物たちが遊戯を楽しんでいるようでしたが…「幸せになりたい」という歌詞から不穏な雰囲気がしてきますね。
そこからデビルと戦う映像が流れていくのに引き込まれつつ、アクションがカッコいい!
主人公のデンジが幸せになれるのか、見届けていきたくなりました。
第1話「犬とチェンソー」のエンディング
Vaundy - CHAINSAW BLOOD
第1話のエンディング曲は、Vaundyの『CHAINSAW BLOOD』です。
作詞・作曲・編曲はVaundyで、ノリの良いリズムで焦がれるような男性シンガーの歌い方が特徴!
自殺した父親が残した4000万円近くの借金を返すため、子供の頃からデビルハンターとして戦いを始めるデンジ。彼がヤクザに裏切られて大切なポチタと共に殺されてしまうという展開に驚きました。
そんなデンジが頭と両腕から生えたチェンソーによりゾンビたちを倒していく様子は凄まじい!
血しぶきが上がり、チェンソー音も響き渡る…アクションもホラーも楽しめる作品だと思いましたね。果たして彼は「何者」になったのかが気になります!
第2話「東京到着」のエンディング
ずっと真夜中でいいのに。 - 残機
第2話のエンディング曲は、ずっと真夜中でいいのに。の『残機』です。
作詞・作曲は、ACAね。で、ポップな雰囲気のベース音で始まり、女性シンガーの軽快でノリの良い歌が続いていく曲。
マキマやパワーといった女性陣がデンジと関わっていくようになるのを思い出させてくれますね。マキマは優しい感じがしますが公安としてハッキリした態度も示すようで、デンジも少し戸惑っています。
パワーは「魔人」で頭に2本の角があり、自由奔放な雰囲気がありますね。デンジがどちらに対しても下心を忘れないようですが…果たして彼の夢は叶うのでしょうか?
早川アキとの関係性も気になりつつ、デビルハンターの活躍が今後も楽しみです!
第3話「ニャーコの行方」のエンディング
マキシマムザホルモン - 刃渡り2億センチ
第3話のエンディング曲は、マキシマムザホルモンの『刃渡り2億センチ』で、作詞・作曲は、マキシマムザ亮君です。
エンディングでは、真っ赤な背景と共にデーモンやデビルといった単語が聞こえて来て、狂気を感じさせる演出が印象的ですね。
3話で血に染まりながら戦う、チェンソー悪魔の姿のデンジを思い出させてくれるエンディングでしたが、マキシマムザホルモンらしい歌にも注目でしょう。
歌の途中で穏やかなパートがあり、そこでマキマの姿が映されますが彼女も上層部から色々と言われていそうだなと思いました。そうして彼女は期待を込めてデンジとパワーを組ませるのですが…。
パワーは育てていた猫のニャーコを助けたいとデンジに言い、彼は”胸”への執着心のために力を貸すという展開へ!コウモリの悪魔との対峙シーンからも目が離せませんでした。
※この曲は7話の最初にデンジがチェンソーの悪魔となって戦うシーンでも挿入歌として使われます。
また、9話でデンジが戦うシーンでも流れます。
第4話「救出」のエンディング
TOOBOE - 錠剤
第4話のエンディング曲は、TOOBOE(トオボエ)の『錠剤』で、作詞・作曲・編曲は、TOOBOEです。
コウモリの悪魔を倒したデンジですが、ヒルの悪魔に襲われて窮地に陥る第4話!チェンソーの悪魔になれないまま、それでも必死に戦うのが見ものでしたね。
大きなヒルの悪魔は余裕の表情で戦うのですが、早川が助けに来たら瞬殺…彼は狐の悪魔を召喚するのがカッコ良かったです。
パワーを助けたデンジが夢を叶えられるのか見守りたいですね。そして、早川のマンションの一室にデンジとパワーが暮らすようになるのも見どころでしょう。
『錠剤』が流れるエンディングでは独特の音楽に男性シンガーのポップだけど、どこか暗さを感じる歌が特徴。パワーの手描きの絵で構成される演出もポイントです。
第5話「銃の悪魔」のエンディング
syudou - インザバックルーム
第5話のエンディング曲は、syudou の『インザバックルーム』で作詞・作曲・編曲は、syudou です。
パワーによってついに夢を叶えたデンジですが、虚しさを感じていましたね。そんな彼を見てマキマは「銃の悪魔を倒したらなんでも願いを1つ叶える」と約束!
新たな夢を追ってデンジが早川たちと共に悪魔を倒しにいくという展開はワクワクします。初めて6人で悪魔退治に向かう中、仲間たちの力が明かされていくのも楽しみでした。
エンディングは、男性シンガーの小気味よい歌と、ループやアートを組み合わせたような演出が印象的。
syudou(しゅどう)は1995年生まれで、『ビターチョコデコレーション』などが有名な曲です。
第6話「デンジを殺せ」のエンディング
Kanaria - 大脳的なランデブー
第6話のエンディング曲は、Kanaria(カナリア) の『大脳的なランデブー』で作詞・作曲・編曲は、Kanaria です。
ホテルの8階から出られなくなってしまったデンジたち6人!永遠の悪魔はデンジを食わせれば他の者はこの空間から出してやると言いますが…その契約のためにコベニと荒井はデンジを殺すべきと主張していく様子はハラハラしますね。
早川は寿命を削って刀を使おうとしますが姫野が反対し、コベニに刺されそうになったデンジを庇うという展開を経て、デンジが決意するのに注目でしょう。
続きが気になる中、リズミカルな曲と男性シンガーの歌と共に螺旋階段や登場人物の絵が流れていくエンディングが印象的。
Kanaria(カナリア)は2002年生まれで、『QUEEN』などの曲が有名です。
第7話「キスの味」のエンディング
ano - ちゅ、多様性。
第7話のエンディング曲は、ano の『ちゅ、多様性。』です。作詞・あの / 真部脩一、作曲・真部脩一です。
永遠の悪魔と戦うことにしたデンジはチェンソーの姿になって、まさか3日も戦い続けるとは驚きでしたね。相手が降参するまで傷つけつつ、血を飲んで回復する…ノーベル賞ものの発見をしたと意気込む姿も忘れられません。
無事に帰還した4課のメンバーがその後、居酒屋で歓迎会をするという平穏なひと時を見せてくれる!姫野とキスの約束をしたデンジですが…エンディングの『ちゅ、多様性。』の歌詞にもある結末を迎えるのが見どころでしょう。
エンディングの映像は、昔のアニメのようで、歌詞が下に流れたり映像を古めにしたりするのが印象的でしたね。あどけなさのある女性シンガーの歌がピッタリ。
ano(あの)は、歌手や女優などを務め、『普変』などが有名です。
第8話「銃声」のエンディング
TK from 凛として時雨 - first death
第8話のエンディング曲は、TK from 凛として時雨の『first death』です。作詞・作曲・編曲は TK です。
酔っ払ったデンジはなぜか姫野の部屋に…マキマのことを思い出す彼から目が離せませんでしたね。平穏なシーンから一転、銃声が鳴り響く展開となるとは驚きです。
デンジがたちが唐突に襲われ、サムライソード、ヘビといった強敵が登場するのですが…早川は呪われた刀を使い、姫野はゴーストの全ての力を使う際のアクションに注目ですね
エンディングでは大人っぽい雰囲気を感じさせる映像にエレキギターで始まるのが印象的。男性シンガーによる切なさとパワフルさを合わせたような歌が続いていきますよ。
TK from 凛として時雨はロックバンドの歌手で、『Unravel』などが有名な曲です。
第9話「京都より」のエンディング
Aimer - Deep down
第9話のエンディング曲は、Aimerの『 Deep down』です。作詞・aimerrhythm、作曲・永澤和真、編曲・玉井健二、百田留衣です。
沢渡という女性がヘビを出すと、姫野のゴーストを丸のみ…その迫力に驚かされ、何より姫野の消滅を信じられない気持ちで見守ることになりました。
特異1~4課が殺される中、マキマは無事だった…この後すぐ、京都にて凄惨な光景が広がるので彼女に関して考えが及ばないのがある意味見どころでしょう。
デンジを助けたコベニの涙が続いていきますが、彼女の強さと共に人間らしい感情に色々と考えさせられました。
女性シンガーのAimer(エメ)によるエンディング曲は、切なさを感じる穏やかな曲。姫野のイラストのような絵が流れていくため切なさが増しますね。
彼女の曲では『残響散歌』などが有名です。
第10話「もっとボロボロ」のエンディング
PEOPLE 1 - DOGLAND
第10話のエンディング曲は、PEOPLE 1 の『DOGLAND』作詞・作曲は、Deu。編曲は、Deu Hajime Taguchiです。
早川は仲間の死を悲しんで泣き、新たな決意を固めることになりましたね。
一方、元気になったデンジとパワーは特訓開始!といっても岸辺を相手に何度も殺されるとは驚きです。
力ではかなわないと悟った2人は頭脳戦を仕掛けたり、「超インテリ作戦開始!」とパワーは意気込む姿が印象的でした。
エンディングはモノクロ長のアニメ絵の演出に、とつとつと語るような男性シンガーの歌が続いていきます。そうしてポップさを加えたような歌に変わっていくのが特徴。デンジのイラストや叫ぶ姿も印象に残りました。
「PEOPLE 1」は2019年に結成したバンドで、『常夜燈』などが有名な曲です。
第11話「作戦開始」のエンディング
女王蜂 - バイオレンス
第11話のエンディング曲は、女王蜂 の『バイオレンス』で、作詞・作曲は、薔薇園 アヴ。編曲は女王蜂、塚田耕司です。
モノクロの映像と共にクールな歌と音楽がエンディングで流れ、オシャレな演出も見ものですね。
マキマの真意が分からない点もありますが、ヤクザを相手に堂々としている姿はやはり凄い!彼らの身内の「目」を人質にし、敵の居場所を突き止めていくのが見ものでした。
サメの魔人はテンションが高くて勢いがあり、暴力の魔人は仮面が気になる!女性の姿の蜘蛛の悪魔、そして天使の悪魔…様々な味方と共にサムライソードと沢渡を捜しに行く展開はハラハラさせられます。
未来の悪魔を右目に宿した早川の戦いは目が離せません!はたしてラストとなる12話ではどういった決着がつくのか、最後まで見守りたいと思います。
第12話「日本刀vsチェンソー」のエンディング
Eve - ファイトソング
第12話のエンディング曲は、Eve の『ファイトソング』で、作詞・作曲は、Eve。編曲はNumaです。
早川が姫野のことを思い出し、もうすぐ自分も後を追うと呟きながら戦うのが印象的な序盤。
デンジとサムライソードの戦いは縦横無尽で、時には電車の上に飛び乗って中でも戦うのが見どころです。両腕を切り落とされたデンジの秘策には目を見張りましたね。
最後は早川が姫野あてに「俺たちからあんたへのレクイエムだ」と締めくくるのが印象に残るラストバトルでした。
銃の悪魔への手掛かりを入手した今後が気になる中、テンポのエンディング曲が始まる!デンジ、早川、パワーの楽しそうな暮らしを見やりつつ元気になる曲が流れていきます。
エンディング後は、映像の続きを語るように早川がベランダでタバコを吸い、デンジの不穏な夢が…続編もぜひ、見てみてくなりました!
エンディングスペシャルムービー
『チェンソーマン』オープニング エンディングスペシャルムービー が「MAPPA CHANNEL」で公開!
懐かしの映像を含め、聞き入るのに最適ですね!