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映画『コン・エアー』で流れた挿入曲をシーンごとに紹介

とまと

『コン・エアー』で流れた挿入曲をシーンごとに紹介

https://youtu.be/xlF3y26DJX0



1997年10月25日公開の映画『コン・エアー』

囚人犯専用護送機が囚人にハイジャックされるスカイ・アクション映画です。ニコラス・ケイジやジョン・マルコヴィッチなど豪華スターの共演や『How Do I Live』が第70回アカデミー歌曲賞にノミネートされたことでも話題となりました。

この記事では、映画『コン・エアー』で流れた音楽6曲をご紹介します。

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『コン・エアー』で流れた曲とは?

ポーが妻と再会するシーン

Trisha Yearwood - How Do I Live

ポーが妻と再会するシーンで流れた曲は、Trisha Yearwoodの『How Do I Live』です。

名誉除隊した米国陸軍レンジャー軍曹、キャメロン・ポーは故郷のアラバマ州モービルに戻り、妊娠中の妻トリシアと再会します。奥さんのことを「ハミングバード(ハチドリ)」と呼び、とても大切にしていましたね!

この映画のために米・シンガーソングライター、ダイアン・ウォーレンが1997年に書いた曲で、リアン・ライムスとトリーシャ・イヤウッドが歌う二つのバージョンがリリースされサウンドトラックに収録されています。

この曲は、エンドロール(2曲目)でも使われています。

 

サイラスが替え歌を歌いヴィンスを怒らせるシーン

Carolina in the Morning (Remastered)

Walter Donaldson、Gus Kahn - Carolina In The Morning

サイラスが替え歌を歌いヴィンスを怒らせるシーンで流れた曲は、Walter Donaldson、Gus Kahnの『Carolina In The Morning』です。

カーソンシティでの作戦に成功した後、サイラスが替え歌でヴィンスを馬鹿にして怒らせていましたね!

ブロードウェイのレヴュー(ミュージカル) 『The Passing Show』(1922)のために、ガス・カーン(作詞)とウォルター・ドナルドソン(作曲)が作りました。アル・ジョルソン、ビング・クロスビーなど様々な人気アーティストがこの曲を歌いヒットさせたことから、人気のスタンダード・ナンバーになりました。

ここでは世界初のトーキー作品『ジャズ・シンガー』(1927)の主演俳優として知られる歌手アル・ジョルソンの演奏をご紹介します!

 

空から死体が降ってくるシーン

The Theme from "A Summer Place"

Percy Faith And His Orchestra - Theme from A Summer Place (Instrumental)

空から死体が降ってくるシーンで流れた曲は、Percy Faith And His Orchestraの『Theme from A Summer Place』です。

平和な雰囲気のこの曲が、奥さん曰く「うん」がついている夫婦の車に死体が降ってくるシーンで流れてくるというのが面白いですね!

『風と共に去りぬ』の音楽を担当したことで知られる作曲家マックス・スタイナーが、1959年に公開された米・青春映画『避暑地の出来事(原題:A Summer Place)』の主題歌として作った曲です。

Percy Faith And His Orchestraが1959年にシングルリリースした際には、1960年に9週連続全米ヒットチャートの1位を記録し、1961年のグラミー賞を受賞しました。グラミー賞を映画主題歌およびインストゥルメンタル曲が受賞したのはこれが初だったそうです!

 

拳銃を持ったドッグが歌っている曲

Swing Low Sweet Chariot

Traditional - Swing Low, Sweet Chariot

拳銃を持ったドッグが歌っている曲は、『Swing Low, Sweet Chariot』です。

ラーナー飛行場に到着後、人質を殺害しようとするシーンでドッグが歌っていました。

この曲は、南北戦争終戦から6ヵ月後にテネシー州ナッシュビルに創立された歴史的黒人大学フィスク大学が資金集めのために組織したアカペラアンサンブル『Fisk Jubilee Singers』が地下鉄道に沿って巡業し、アメリカ各地に広めたといわれている黒人霊歌です。『しずかに揺れよ、懐かしのチャリオット』や『静かに揺れよ、懐かしの戦車よ』などの邦題で知られています。

 

ガーランド・グリーンがラーナー飛行場で少女と歌う曲

He's Got the Whole World in His Hands

Traditional - He’s Got the Whole World In His Hands

ガーランド・グリーンがラーナー飛行場で少女と歌う曲は、『He’s Got the Whole World In His Hands』です。

「自分は病気で、効く薬はない」というガーランド・グリーンに、少女が一緒に歌おう!と提案する曲です。

『He’s Got The Whole World In His Hands(邦題:全てを御手に)』は、1927年に讃美歌『Spirituals Triumphant, Old and New』として出版されたゴスペル・ソングです。1957年、13歳の英国歌手ローリー・ロンドンがアップテンポ・バージョンでリリースしたシングルは100万部以上を売り上げ、国際的なヒットを記録しました。

 

囚人たちが飛行機内に流していた曲

Lynyrd Skynyrd - Sweet Home Alabama - Live At The Florida Theatre / 2015

Lynyrd Skynyrd - Sweet Home Alabama

囚人たちが飛行機内に流していた曲は、Lynyrd Skynyrdの『Sweet Home Alabama』です。

ラーナー飛行場を飛び立った囚人たちが音楽を流して踊り楽し夢シーンで流れている曲です。エンディングでも使われています。

1964年に米・フロリダ州で結成されたサザン・ロックバンド、レーナード・スキナードの2ndアルバム『セカンド・ヘルピング』 (1974) でリリースされた曲です。 同年にシングル・カットされ、バンドにとって初のヒット曲となりました。

スティーヴ・ブシェミ演じるガーランドが『この曲は飛行機事故で死んだグループのヒット曲だ』と皮肉を言ってましたね。

カテゴリー - 挿入歌・サントラ
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洋画大好きライターのとまとです!好きな恋愛映画はLost in translationとJackie Brown。いやいやBleederも捨てがたい…。ちょっぴりビターなストーリーに激弱です。
音楽は「U2よりNirvanaが好き」に共感しまくるグランジ好き。アイラブコートニーラブ♡
毛布を被って映画を観るのがトマトスタイル、映画館よりお家で観たい派です!動画サブスク万歳!